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オーディオに興味を持ってからいつの間にか40年。 波はありましたが、細々と続けています。 この趣味って奥が深くて本当に面白いですね。 <現有システム> ネットワークプレイヤー:Volumi…

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日記

オープンバッフルスピーカー2号機②(Lii audioのスピーカーユニット)  

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2021年03月13日

次期メインスピーカーの設計にあたり、半年くらいは悩みまくりました。前回設計を公表した10インチダブルウーハー型オープンバッフルは、頭に描いていた多くの設計の中から最終選考に残ったものですが、なんだか決め手に欠けるというか、華がないというか。

そこで、特徴が尖ったものを作ろうと決意しました。大失敗する可能性もそれなりにありますが、失敗も成果の一つ、とにかく挑戦してみることにしました。

ちなみに、私がこれから購入するスピーカーユニットについては、メーカーだけは決めています。

中国の杭州にあるLii audio社です。

Lii audioの歴史は浅く、まだ創業5年程度です。少数のスタッフ達が手作りでユニットを作り上げているガレージメーカーのようです。



これはフラッグシップのSilver10という25cmフルレンジの画像です。
このメーカーのユニットの長所は、なんといっても“美しさ”でしょう。特に白色コーンタイプ(往年のCORAL FLAT-8に似てるかな)が好きです。フロントのルックスは勿論のこと、後ろ姿も良いです。特にCrystal10やSilver10の3本足フレームの造形には惚れ惚れします。エッジが薄いのでフレームの構造が、前から透けて見えるのもなかなか。

ユニット群は高QTSのオープンバッフル用が中心です。ただ、バスレフやバックロードに向いている低QTSのものも存在します。

ユニットのルックスや物量はもちろんのこと、音もVoxativやAERにひけをとらないとの声もあり、にも関わらず値段がそこまで高価ではないのが魅力です。

色々探してみましたが、Crystal-10+W-15の空気録音の出来がまぁまぁ良いです。
(もちろん空気録音の是非がそのまま装置の是非には繋がりません)

高域の指向性が狭いのは25cmフルレンジで仕方ないにしても、よくできたオープンバッフルにみられるような全域に生命感溢れる音と思います。
このスピーカーシステムの、設計コンセプトがこちらのページにありますのでご覧ください。

http://www.modelpromo.nl/The%20Liiondias%20Open%20Baffle%20Speaker.htm

オランダのLeonHuijgenさんはその道では結構有名なスピーカーデザイナーらしいです(Facebookも面白いですよ。今はLii audioにはまってらっしゃるようです)。PureAudioProjectのスピーカー群に対して、オプションで換装することができる、通称「Leonidas Crossover」は彼の設計だったりします。

実際のネットワーク構成は極めてシンプルな直列型であり、彼の感性と耳だけで定数を決めており、測定は二の次なようです(vituixCADでシミュレーションすると酷いですから)。ほぼ耳だけで定数を決めるのは彼のこだわりかもしれません。


LiionidasOB

精度の高い設計図は以下のURLから入手可能です。
http://www.modelpromo.nl/audio-dandy/reviews/Liionidas%20Open%20Baffle%20Platform/Liionidas%20OB%20-%20Finished%20Design%20for%20Lii%20Audio[5504].zip
(クリックするとZipファイルがダウンロードされます)。

もし、製作するのが面倒ならばキャビネットとクロスオーバーはLii audioのHPでも購入できます。キャビネットはペアで800ドルとこれも破格です。
独断と偏見で言い切りますが、W-15+Silver10(Crystal10)+専用キャビネット(ペアで約2600ドル)は世界的に見ても最もCPの高いHifiスピーカーシステムの1つでしょう。



Lii audioの唯一の完成品スピーカー(Silver-10Reference)も非常に魅力的です。サイズがW600×H1190×D495で56kgの物量。半端な木工技術では製作不可能なキャビネットと鏡面仕上げ。輸送費が高くついたとしても、税込トータル40万円に収まるでしょうから、これも驚異的なCPといえるでしょう。



Crystal6やSilver8等も魅力的なのですが…
今、私が目をつけているのは18inch(46cm)フルレンジの F-18です。
18inchの“ウーハー”ならばプロ用に結構存在します。そうではなくて、18inchの“フルレンジ”です。ヴィンテージにしか存在しなかったタイプのものですが、F-18は2020年後半に発表されたパリパリの新製品です。

このユニットに目をつけたのは、アメリカのDECWAREというガレージメーカーにて、15inchのF-15フルレンジを使ったオープンバッフルの音が絶賛されていたのがきっかけです。



そこで、DECWAREが扱っている樽型オープンバッフルのデザインコンセプトをコピーさせてもらい、私の7畳リスニングルームに合うようにサイズダウンして、F-18を搭載することを考えています。

「F-15が絶賛されていたのだから、実績のみつからないF-18じゃなく、F-15の方が無難じゃない?46cmフルレンジなんてまともに鳴るわけないでしょ。部屋も狭いし。」という心の声があります。
そこで、一応、Lii audio社に“どっちがいいの?”と尋ねてみました。すると社長のLeoさんから…

「最も大きな違いはサウンドステージのスケール。F-18はF-15よりも大きなステージとイメージが実現できる。音は似た傾向。部屋が大きいならば、大きい方を選んだ方が良いよ。」

というお返事を頂きました。
まぁ、部屋は狭いですけれど、こう言われたらF-18を選ぶしかありません。オープンバッフルの低域が小さな部屋でも飽和しにくいのは実証済みだし…。

まぁ、一筋縄ではいかないでしょうね。
ただ、46cm口径だから難しいというわけではなく、もっと小口径であったとしても、フルレンジスピーカー一発という構成自体が難易度の相当高いプロジェクトと認識しています。
8cm口径のAlpair5V3でもTWをつけないと物足りなく感じたので、高い確率でこれにもスーパーTWは追加することにはなるでしょう。

取り敢えず、VituixCADでシミュレーションしたこのスピーカーシステムのStepResponseをお見せします。採用するネットワークはBSC回路を変形したものです。



“仮想的な”結果だけは、かのStereoPhile誌のどこを探してもこれを超えるものが見つからないくらいには、素晴らしいです。
StepResponseで綺麗な三角形を作るには、“ワイドレンジ型フルレンジユニット一発使いで、周波数特性の飛び出しているところをネットワークで潰してフラットにする”のが一番簡単そうです。ただ、この三角形の美しさが、必ずしも良い音の根拠にはならないことは十分承知しているつもりです。

次回にキャビネットとネットワークの詳細をUPします。

次回の日記→

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  1. taketoさん、おはようございます。

    F-18はめっちゃ大口径ですね〜、凄いことになりそうで楽しみです。
    taketoさんに影響されて私もエロナーデ製作に邁進中なので完成したら相互オフ会しましょうね!
    ネットワークはマニアックなフィルターの組み合わせなんでしょうねー。
    次回日記で勉強させて頂きます♪

    byCENYA at2021-03-14 08:49

  2. CENYAさん、レス有難うございます。
    影響を受けているのは私の方ですね。
    CENYA邸のようなワイドレンジ高精度音場は恐らく無理ですが、何か1点でも強みのある音にしたいと考えてます。
    相互オフ会、楽しみにしてます。

    bytaketo at2021-03-14 10:39

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