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オーディオに興味を持ってからいつの間にか40年。 波はありましたが、細々と続けています。 この趣味って奥が深くて本当に面白いですね。 <現有システム> ネットワークプレイヤー:Volumi…

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オープンバッフルスピーカー2号機③(ユニットとバッフル)

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2021年03月19日

今回はユニットとバッフルの解説をしていきます。

前回紹介したように、Lii audio f-18はその名のとおり、18インチのフルレンジです。
メーカーがTSパラメタを紹介していますが、sdの119.46cm²やmmsの51.848gは明らかな間違いですね。一体何の数字なんでしょう?オープンバッフルなので構いませんけど。

1つ言えるのは、QTSが0.935なので、現実的な大きさの箱に入れると制動不足でボコボコな音になりそうなこと。F-18はオープンバッフル専用ユニットと言って良いかと思います。



これが周波数特性です。400Hzにある谷は、典型的な”中域の谷”と言われるものです。簡単に言うと振動板がボイスコイルの動きについてこれず、逆相に動いている部分です。ここより下の帯域がピストン帯域で、ここより上の帯域が分割振動帯域になります。

分割振動帯域は振動板の癖が音色に乗りやすい傾向があります。ちなみに分割振動しないフルレンジなど存在せず、フルレンジの可否はいかに素材の音色を目立たなくするかにかかっていると思います。
このユニットは高域まで出力することを目的として、46cm口径としてはボイスコイルが小さく出来ています。また、高域のレベル低下とビーム化する指向性対策としてサブコーンがつけられています。

(サブコーンといえば…遥か昔、高校生の頃、当時の自分としては清水舞台レベルの出費でサブコーン付きフルレンジを購入し、あまりの紙っぽい音色に以来長く続くサブコーントラウマになりました。今回、そのトラウマが治ることを心から願っています。)

周波数特性としては、このように400Hzを境にして、あたかも2種類のユニットが同居しているように見えます。これをどうバランスさせるかがポイントになるかと思います。

バッフルの形状はdecwareが販売している樽型とします。DIYユーザー向けに詳細が公開されているので、模倣するのは簡単でした。しかし、decwareのものはデッドコピーするにはあまりにも大きすぎて、私の小さなリスニングルームにとっては、物理的にも視覚的にも持て余してしまいます。
そこでサイズダウンを図ることにしました。
また、日本の木工業者にカットを依頼する関係上、元の設計のinchをmmに変更する必要もありました。



この形状の場合に問題なのは左右の弧の大きさです。
私は、以下の3点をどうしてもキリの良い数字(cm単位の整数)にしたかったのです。
・弧の半径
・弧の中心点と上辺までの高さ
・上辺と底辺の端を結ぶ直線と弧の中心を結ぶ直線の距離

で、ピタゴラスの定理を調査した結果、17:8:15を見つけました。しかも、これはdecwareオリジナルの比率とよく似ています。
実際は、この比率に5を掛けたサイズにしています。
つまり、高さは80cm、弧の半径は85cm、上辺と底辺の端を結ぶ直線と弧の中心を結ぶ直線の距離は75cmとしました。この数字は非常に美しいので満足しています。

横幅についてはユニットサイズと板取を考慮して、最大60cm以内に収めたく、上辺と底辺の長さは38cmにしました。ユニット取付穴の中心点の位置を上辺から38cmとしたのは、これも数字を美しくしたかったのが目的です。
図をご覧になるとイメージして頂けるかと思います。

バッフルの厚みは3cm、ユニットの装着方法はリアマウントです。デザイン的にリアマウントがお気に入りです。ユニット取付穴は、ただの筒にすると悪影響がありそうなので、開口に10mmのRをつけています。
また、ユニットとバッフルの非接触構造(詳細後日)を試したいこともあり、その場合にはフランジの前面についているガスケットを活用できるので、リアマウントは有利だったりもします。





バッフルの特性は以上です。上がオープンバッフル、下が密閉型のバッフル特性です。オープンバッフルの低域のレベル低下が一目瞭然です。そして、レベル低下のみならず、400Hz付近にピークまであります。
実は、ユニットの持つ400Hzの谷を、オープンバッフルの持つ400Hzのピークで相殺することが狙いです。我ながら素晴らしいアイディアだと思っています。



大きさの感覚がわかりにくいかもしれませんので、いらすとやを拝借しました。この少年の身長は150㎝です。左右のスピーカーを描いていますが、我が家でのセッティング間隔もこのくらいです。

長くなったので、ネットワーク編は次回にUP予定です。

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  1. taketo さん、こんばんは。

    組み合わせた後の測定値が楽しみですね。
    特性だけ見るとスッキリふわっと高域寄りな感じになるのでしょうか。
    ネットワークでバッフルステップ回路を組んで10dBくらい落とすのかしら?

    そういえばCW-250A×2個余ってるのですが使います?

    byCENYA at2021-03-19 23:21

  2. CENYAさん、レス有難うございます。仰るとおり、バッフルステップ、しかもかなり強力なものが必要となります。それに少しだけ捻りを入れる予定です。音はどうでしょうね。私は全域で解像度を“落として”少しオフマイク気味な音色に調整しようと考えています。
    部屋とセッティングの影響は甚大なので、シミュレーションはしておくものの、パーツの定数はユニットを組み込んでから決めるつもりです。
    CW-250Aの件有難うございます。嬉しいです。これは売る前にしばらく貸して頂けるイメージでしょうか?

    bytaketo at2021-03-20 00:12

  3. いつもお世話になっているのでそっくり差し上げるイメージです。
    ネジを外して中身を開けてるし、足も替えているので売りに出すのはよくないですからね。
    有効に活用して頂けそうな方に差し上げようかと思っています。
    片方はジャンク品レベルです。
    それでもよければ、という事で。

    byCENYA at2021-03-20 00:35

  4. CENYAさん、驚きました。
    有難うございます。
    色々質問がありまして、明日にでもLINEさせて下さいませ。

    bytaketo at2021-03-20 00:56

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