日記
低音難聴
2021年09月29日
7月の終わりころ、テレビのニュースを見ていると音がおかしいことが気が付きました。
男性アナウンサーの声が聴きづらいのです。しかも右と左の音がアンバランス。
耳を左右塞ぎながら確かめてみると左耳を塞ぎ右耳だけで聴くと声が明らかに小さくなっています。
また、オーディオ専用室に入りドアを閉めてほぼ無音状態になると右耳のほうから耳鳴りがします。羽音のようなキーンという音。
そこで改めて耳がおかしいとなり、すぐに耳鼻科クリニックへ行ってみました。
その時に測定した検査結果です。オージオグラムというものですね。

声と楽器の周波数域も合わせて上書きしてみました。
赤線右耳が左耳と比較して明らかに下がっていました。
先生がいうには30dBのラインが異常なしの下限とのこと。
男性の声の周波数でのレベルが極端に落ちていました。
診断結果は「低音難聴」。先生から「治りやすいですよ」と言ってくれてホッとしました。
先生が言うには、適度な運動、投薬、頭部の耳に関するツボマッサージが有効とのこと。
処方された薬は、
・体内の水分の巡りをよくする漢方薬
・血液の循環を良くする薬
・臓器組織の血液量を増加させる薬
・ビタミンB12 末梢神経の働きをよくするため
の4種類。
またつぼマッサージは、耳裏、耳付け根、こめかみのツボ押しと耳をつまんでぐるぐる回すというもの。
1週間薬を飲んでマッサージを朝昼晩行いました。
またリモート勤務を続けていてまったく運動しておらず、暑い夏のさなかでもあり家にこもっていたのもよくなかったようです。そこでウォーキングも2日に1回くらいの割合で始めました。
その後、再度診察検査してもらった結果、左右ほぼ元に戻っていました。
耳鳴りもなくなり、アナウンサーの音も左右同じレベルで聞こえるようになりました。
実は今回よくなるまで、オーディオ機器には電源を入れる気も起きないくらいに落ち込んでしまいました。
私の場合は無事元に戻ることができましたのでよかったです。
体の健康が耳の健康にもつながること、オーディオ趣味も健康が大切だということもよくわかりました。
皆さん、耳を大切に。
レス一覧
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よかった ヽ(^o^)丿
これも コロナ禍による影響なんですね。
自分は コロナ禍と言えど ほぼ変化は無く 多少の自由は利きませんが 普通に暮らせています。 もちろん感染して仕舞うと身も蓋もないので注意は怠れませんが (^_-)
強制可変(補聴器)の必要が無くて良かったですね。 まぁー 油断せぬ様 お気を付け下さい。
回復祝いには何をお聴きになったのでしょうか? 先ずはシットリ系からでしょうね (^^♪
byアコスの住人 at2021-10-01 12:14
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ギコリンさん、はじめまして
昨年夏ごろ、全く同じ病気に罹患しました。先生曰く、運動不足に原因があることは明白で、リモートワーカーに爆発的に広まっているとのことでした。処方された薬も(おそらく)まったく一緒です(あのビタミンB12のチューブに入ったゼリーは強烈に不味かったなあ)。おっしゃる通り、我々オーディオファイルはとくに耳の調子が悪くなると気力が衰えてしまいますので気を付けていきたいところです。
by柳緑花紅 at2021-10-01 15:24
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アコスさん
レスありがとうございます。
ほんとこんな病気になるとは思ってもいなかったです。
目も大事ですが、耳もおろそかにしていると怖いです。
日頃から気を付けるしかないですね。
回復祝いですが、正直、恐る恐るオケものでした。右耳でしたので通常右に定位するコントラバスなどの低音楽器が聞こえてくるのか不安でした。
回復してよかったです。
byギコリン at2021-10-01 17:01
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柳緑花紅さん、こちらこそ初めまして。
同じ病気にかかられたのですか!増えているとは知らなかったです。
先生から、まず始めに治りやすいですよと言われた時は、まずほっとしたのを覚えています。
ただ治りやすいのであれば、また同じ症状にかかりやすいのかなとも思っています。
運動は必要ですね。10分間の体操(Youtube見ながら)、スクワットやウォーキング(1時間くらい)を毎日どれかするようにしています。
柳緑花紅さんも、お大事に。
byギコリン at2021-10-01 17:10
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ギコリンさん、遅レス申し訳ありません。
私も左耳のハイ落ち難聴で耳専門医で診察してもらいましたが「加齢」の一言で華麗?に片付けられてしまいました。
診察の際に失敗したのは「時々戻ることがある」と言わなかったことで何か処方してもらえば良かったと反省してます。
それと「回線チェックの仕事(と趣味)で通話品質を確認する機会が多い」と付け加えれば良かったかと‥「4000Hz聴こえますね」と言われたことから医師からは相手の話さえ聴こえていれば良いのかと思われたのかも知れません。
現在、左耳の調子が良くて下のサイトでチェックすると左耳でも12000Hzまで聴こえます。(右耳は大切にして塞いでます。)
https://www.youtube.com/watch?v=5qKVKui1_RE
患者側としても。きっちり戦略を練って行かないと医師から軽んじられてしまうようで、次回、リベンジしてみます。
byたかけん at2021-12-01 04:44
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