日記
Apple TVを4K化したら、結構大ごとになってしまったの巻
2020年04月26日
消費税が10%になる前に慌ただしくご家庭の映像鑑賞環境を4K化した(消費税Up直前に、いろいろと悪い虫が働いて4K化を一気に実現するの巻)ものの、映画鑑賞のメインソースである頼みのWOWOWが4K放送を始めるまでにはまだしばらく時間がかかるようだし、そもそもウチのマンションで左旋の放送が観られるのか、始まってみないとよく分からない(管理組合に聞いたら大丈夫なはずって言ってるんだけど、全然当てにならない^^;)し、お高いからそうそうUHDのソフトなんて買えないし、という訳で今まで使っていた旧型Apple TVをApple TV 4Kにリプレースすることにしたのです。
実を言うと、これまで使っていたApple TV HDを買ったのは2年ほど前で、それ以前に使っていたChromecastの使い勝手がイマイチだったからなのですが、その時点で既に現行モデルのApple TV 4Kって売っていたんですよね。ただ、その当時は拙宅の映像環境は未だ4K化されていなかったし、どうせこれを使って観るのはDAZNのサッカーの試合とか、パソコン画面のミラーリングぐらいだから、次の世代に買い替えるときに4Kにすればいいや、と思ったのです。ところが、それから2年経ったけど依然として世代交代しないままApple TV 4Kを購入。くやしーヽ(;▽;)ノ
気を取り直してApple TV 4Kを使い始めてみると、HiViなんかで高く評価されているのも伊達ではなく、確かにこれまで使っていた旧タイプよりずっと画質がいい、ような気がする。あと、SDRの映像でも何でも4K HDRにアップコンバートして出力してくれるので、4K UHDを観るとき以外にはあまり発動してくれなかったJVCのプロジェクターのFrame Adapt HDR機能を活用できるようになったのが、最も得した気分になれた点かも。実際の効能がどの程度かは、よく分からないですが(^^ゞ。
ということで調子に乗って、新国立劇場の期間限定ストリーミングの映像(Macbook ProからAirPlayでApple TV 4Kに送り出したもの)と、前にNHK BSPで放送された映像を比較してみました。演目は「トゥーランドット」です。

こちらがストリーミングの映像。

で、こちらが放送を録画(3倍)したものです。なんか色がだいぶ違う^^;。
比べると3倍録画でも、さすがにBSで放送されたものの方が高精細な感じ。でも、このむちゃくちゃ明るいのと暗いのが混在している場面で、かなりApple TV 4Kも健闘しているように感じます。電源ケーブルを替えるとかなり画質が向上するという記事を読んで、交換してみたのも効果が有ったのかも。

で、去年の秋から、アップル製品を買うと1年間Apple TV+がタダで観られるというキャンペーンをやっているので、当然ながらそちらも観ています。海外ドラマを吹き替えで観るのが全然好きになれないので、WOWOWでも一切観ていなかったのですが、音声や字幕の設定を自由に変えられるので、俄然沢山観るようになりました。Netflixなんかの方が量的には遙かにいろいろなものが観られるわけですから、確率で考えても面白いものがいくつも有るんだと想像していますが、Apple TV+はとにかくウルトラ高画質だし、音声はDolby Atmosが基本だから、AVオタ的にはなかなか美味しいサービスだと感じています。特に「For All Mankind」というドラマは猛烈に面白くて、非常に感激しました。
しかし好事魔多し。最近はストリーミングでいろいろ楽しんでいる人が多いのか、早朝ぐらいには100Mbpsぐらいの速度が出るところ、夜になると酷いときには5Mbps程度まで落ち込んでしまって、とてもじゃないけど4K映像のストリーミングなど無理な状態になっていることが分かりました。いろいろ調べてみると、今まで使っていたLANケーブルはCAT5という古代の規格のものでした。それを最近主流のCAT7とかのものに替えれば多少はマシになるかと思い、早速通販で購入して交換(←すぐにケーブル交換に頼るオーオタ脳^^;)。とは言え、ボトルネックはそこではないので、すごく改善されることは無く(・・;)。ただ、家の中のネットワークでのNASとの通信などは遙かに高速になりました。
そこで更に調べてみると、どうやら拙宅でバックアップ用途も兼ねて使っているApple Time Capsule(まだ縦型になる前の古い平べったいタイプ)がPPPoE方式にしか対応していないので遅いらしい。今まではONU-Time Capsule-宅内配線-HUB-Apple TV 4K/Macbook Proほかという伝送経路にしていて、ソフトバンクからもらっていたルーターはONUからパラで繋いでいてサブ的にしか使っていなかったのですが、Time Capsuleをソフトバンク謹製のルーターの下流においてみることにしました。PPPoE接続からブリッジモードに変更し、ルーティングは上流に任せることになります。
これでやってみると、あら不思議、夜のいちばん混んでいそうな時間帯でも170〜180Mbpsぐらいの速度が出るようになりました。早朝だと最大で300Mbps出ており、全くストレス無く4K映像のストリーミングが楽しめるようになりました。これで一安心です\(^O^)/
いやはや、かれこれ30年以上のアップル信者なのですが、この関係の製品をアップルが止めてしまったのには、それなりの理由が有るってことなんですねえ。いい勉強になりました(´∀`)。
レス一覧
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YouTubeには、4K動画多いですよ。
自分でもYouYube動画作って公開していますけど、撮る素材の関係で自分はHD。
ただ、4K対応カメラが安価に手に入るのには驚きました。
というわけで、最近はYouTube三昧(たまにAmazonプライムビデオ)です。
by百十番 at2020-04-26 23:05
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百十番さん、こんにちは。どうもYouTubeって画質がすごくいいイメージが無かったんですが、取り急ぎ「4K」というワードで検索してみると引っかかってきますね。
なのですが、Macのブラウザ上でyoutube.comにアクセスして、なんとかかんとか4Kみたいな名前の動画を選んでみると、2160pを選べるんですが、同じことをApple TV 4K上のYouTubeアプリでやってみても、1080p以上の選択肢が出てこないのですが、これって何故なのでしょう? ファイル名には4Kと書いてある(夜景みたいなやつとか)のですが。
何かワタシ、また盛大な勘違いをしていますでしょうか?
byGEA01171 at2020-04-27 04:03
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Apple TV 4K のYouTube公式アプリが4K再生に対応していないので、1080pまでしか見れません。
Apple TV 4K が発売された当時からこの問題がありましたが、いまだに対応してないんですね。
MacからYouTubeの4K動画をApple TV 4KにAirPlayすることは可能です。
byレパード at2020-04-28 00:57
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レパードさん、こんにちは。レスポンスありがとうございます。知らなかったので驚いてぐぐってみたら、
https://corriente.top/post-49833/
という記事が見つかりました。もう2年半前のものですが、それから何も変わっていないのですね(嘆息)。アップルらしいと言えばアップルらしいですが、MacOS上のブラウザではどうだったかと改めて確認してみると、同じ4K動画でもSafariだと最大で1080pまでしか選択肢が無いのが、Chromeだと2160pまで選べるって、何じゃこりゃ(@_@)。
要はVP9というYouTubeだけが採用しているコーデックとHEVCの縄張り争いということのようですが、早いこと次世代規格であるAV1というやつにみんな揃って移行して欲しいものです。その場合にはApple TV 4Kもそれ用のチップを実装したニューモデルになるのでしょうが。
byGEA01171 at2020-04-28 10:35
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GEA01171さん
いやぁー コロナ 収まりませんね~
世の中が沈み込んでいる最中 ホクホク顔なのが 動画配信を生業(なりわい)にしてる各社。 ステイホームでは 当然の結果か・・・ オリンピック需要で大型TVは広まり それらには当たり前のように 動画配信に対応! インターネット環境が無いお宅を探すのが大変なくらいインフラも整備済み。 ポチッ!と契約さえすれば見放題ですからね・・・
雑誌で特集をされて 各社の良いところ・悪いところを見比べたとき AppleTVが優れている事は分かりました。 とは言え、中々踏み切れず(笑) 偶然にAmazonの会員に成った事でプライムビデオの利用だけです。
BS4kも時々オモシロイ内容があるので残してはいますが 1年以上経過した今でも音沙汰が無いのがmpeg4AAC対応。 先日録った映画も画質こそ素晴らしいが 音声に関しては煮えきらない状況で モヤモヤしています。 年末にはwowow4kも開局するものの 今のままでは契約も考えないと (-_-;) 同額くらいでNETFLIXが見れそうですからね・・・ こっちは4k作品も多く DD+ですがAtmosも多い。
何がネックなのでしょうね? 22.2chで揉めてるのでしょうか? 何かしらの変換で対応は期待していても時間掛かりすぎ! 少なくてもオリンピックには間に合わせる気が無かったのでしょうね(泣)
byアコスの住人 at2020-04-29 09:43
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私は、アマゾンファイアースティック(4Kではない古い方)を使っていて、TVはHDなので、YouTube動画も、4Kで見る場合は、PC(windows10)となります。
PCモニターは、2560×1440なので、4Kではないですが、HDよりは高精細で見られます。
4Kモニター買おうとしたのですが、字が小さく使い辛いので(大きいサイズ買わないと)設置場所の広さの関係で上記のモノにしました。
私は、YouTubeで動画を公開もしているので、少し試したりもしましたが、同じ動画でも編集段階(もっというと撮影段階)から4kにしているものは、デバイスが4K非対応でも、かなりきれいにみられると思います。
ハイレゾ再生でも似たようなことが言えると思いますが、デバイスの段階でダウンコンバートしようとも、元の規格が高い方が良い結果が多いと思います。
by百十番 at2020-05-06 17:27