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TON2
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オーディオ全盛時、長岡教から始めてカレコレ40年強。今は改宗してのんびりやってます。

マイルーム

暗中模索の迷走ルーム
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借家(マンション) / 書斎兼用 / オーディオルーム / ~8畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
2021/7 現在 一年ちょっと前に横配置に変更、 アナログ機器用(レコードプレーヤー)とデジタル機器用(CDT、NAS、NWP等)の2システム体制とする アナログ用システム Ly…
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日記

もうあんまりシャーーーーって言わないと思うんですが

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2022年03月27日

大変ご無沙汰しております、桜の季節になりましたが花粉症全開のTON2です。ここ数ヶ月仕事で時間がなく、皆さんの日記をゆっくり拝見することができず、コメントもできませんでしたが、少し時間が取れたので、気になった事やらアレコレを日記にしてみました。

(気になった事)
nightwish_daisuさんの3月16日の日記「MCカートリッジの負荷は何Ωが最適なのか?」において。
C2は使ったこともないし、理論や計算とか難しいことはわからないのでそれについてはノーコメントですが、
特に気になるのは、

(1)日記真ん中あたりに、MM入力47kΩ受けの内容で「例外で、入力インピーダンスを1GΩで受けるFidelix社LEGGIERO(レジェーロ)というのもあります。」という件がありますが、1GΩで受けているのは、MC入力の方で、MM入力は47kΩ受けです。

もちろん100Ωと1GΩの切り替えはできますし、その効果はFidelix社のHPやLEGGIEROの取説に書いてありますので、興味のある方はご覧ください。
ただし、カートリッジやシステムによっては盛大なハム音が出る場合もありますのでご用心の程。
私もビックリしました。

(2)もっと深刻なのが、終盤【結論】の少し前にある「そもそも レコードって「シャーーーー」ってノイズが乗るもので SNではデジタルに太刀打ちできない。SN比の数dBの悪化なんてレコード板のコンディション差に比べたらそれこそ塵にも等しいくらいの差かもしれないのです。知らんけど。」ってとこ。

確かにデジタルのSN比には歯が立たないですが、未だレコードは常に「シャーーーー」ていうノイズがあるものだという認識があるようですね。

どこかの法律事務所のCMには、レコードかけたらまるで昔の電話機のようにFレンジが急に狭くなってしまう場面もありますね。それと同じような認識なんですね。

1980年代のゴッキュパのプリメインアンプにおまけでついていたようなMCヘッドアンプだったらそうだったかもしれませんが、その当時のそこそこの価格のプリアンプや今の単独のイコライザーだと、そんなに言うほどのノイズ感はないので、頭の中をアップデートして頂きたいものです。(全部聴いたわけじゃないので、それこそ知らんけど~、です)

ですが、何の証拠もないのにグタグタ言っても誰も納得してもらえないので、私のアナログシステムで検証してみました。

計測に使用したのは、自身のスマホ(GOOGLE PIXEL4a)でアプリは、「サウンドスペクトルアナライザー」

(表示例)アプリのスクリーンショット

計測時の自室の環境雑音は、58dB~60dB。
つないでいる機材は、ほぼマイルームのアナログシステム通り(SY-Λ88Ⅱ+AYRE VX-5 Twenty+Accord+TD316SWMK2)

私の駄耳でのノイズ(シャーーー音)の表現方法は、0 (聴こえない)< かすか < 微量 < 少し < 少し大 < シャー音 < ザー音  として表現しています
通常聴く音量はカートリッジの出力にもよりますが、Volume位置で8時~11時くらい(上記のアプリでは、90dB程度まで)
数値は常に変動するので大体の位置を読んでいます。

【針をレコード盤に載せていない状態での計測】いわゆる静特性というやつでしょうか。

まず何もつながっていないTAPE1端子から。(未入力=デジタル系のノイズ量と仮定しています。)
Volume位置:9時(0)、12時(0)、3時(0)、Max(かすか):メーター値はすべて58~60dBで環境雑音と変化なしに見える。

次にプリ付属フォノイコから
MC10Ω入力:LYRA KLEOS+SG2.1J
Volume位置:9時(0)、12時(0)、3時(かすか、59~60dB)、Max(少し、61~62dB)

MC100Ω入力:LYRA KLEOS+SG2.1J
Volume位置:9時(0)、12時(0)、3時(少し、60~62dB)、Max(少し大、62~64dB)

MM47kΩ入力:VICTOR U-1E(針再生品)+AC4000+TP-L1改
Volume位置:9時(0)、12時(0)、3時(0)、Max(微量、58~60dB)

TUNER入力:FR-1MK2+FR-64S+TP-L1改+LEGGIERO(フォノイコ)
Volume位置:9時(0)、12時(微量、58~60dB)、3時(少し、59~61dB)、Max(少し大、62~64dB)ブー音もあり

AUX入力:LYRA DELOS+0-SideForce+TP-L1改+PH-3d(フォノイコ)
Volume位置:9時(0)、12時(少し、60~61dB)、3時(シャー音、65~66dB)、Max(ザー音、73~75dB)

と、通常音量ではシャー音のノイズはほぼ聞こえないのは明らかなのですが、実際にレコード盤に針を載せて計測しないとフェアじゃないと言うか、ソコは大いに突っ込まれそうですね。
だけど無音溝があるレコードは持っていないし、止まったレコード盤に針を載せただけじゃ、これまた突っ込まれそうだし。


で、『閑話休題』(言葉の使い方あってるだろうか?)

色々調べてみると、日本オーディオ協会からオーディオチェックレコードなるものを発見。(会員ではありません)
B面最後に無音溝があるし、インサイドフォース チェック用のツルツル面もある。他にも色んな信号が入っているが、測定器を持っていないので使えるのは周波数スイープ信号くらい。結構お高いけど、こいつを買ってみた。
これだけで送料¥990は勿体無いので、他にもYouTubeのオーディオルネッサンスでよく掛かっている、何でもかんでも雨のせい、にする曲(雨の鼓動:井筒香奈江、45rpm、他2曲だけ)と音のリファレンスシリーズ(Hi-Res Audio、USBメモリ)というのも買ってみた。


やれやれ下らない事にまた出費してしまった。(>_<)

「雨の鼓動」は、YouTubeと比較して自分のアナログシステムがどんな感じで鳴るのか、興味があったのですが、良い悪いは別にして、各楽器のエコーが上手く録れていて、なかなか良い録音かなぁと思う。少なくともYouTubeで聴くより格段に良い。

USBメモリの方は、SoundGenicの後ろに刺して取り込んだりしたんですが、自分のシステムが悪いのか、44.1kHz16bitや96kHz24bitでは何ともないのに、192kHz32bitでは、「プツッ、プツッ」と頻繁にノイズが出て、嫌な感じ。Gustard A18もHDL-RA3HGも768kHz32bitまで対応って書いたあるのになぜ?(何が悪いのかわかる方教えて下さい)
収録されている曲、特に琵琶や尺八などの邦楽は中々良い雰囲気の演奏です。(いづれも薄口批評ですみません  m(._.)m )
レコードは両方ともちょっと反っていて気分は悪いが、自作の外周スタビライザーで再生には影響なし。

P.S : 追記(5/6)プツッ、プツッというノイズはUSBメモリ自体に入っていたもので、その後丁重なご対応をして頂き、ノイズのないものと交換してもらえた。めでたし、めでたし。


で、本題に戻る。

上記オーディオチェックレコードの無音溝部分を利用して、再度計測。
でも、さすがにレコード盤に針を下ろしてVolume MAXにすると、SPぶっ飛ばしそうで怖いので、3時まででご勘弁願います。レコードはHamminguruのレコードクリーナーで洗浄済みです。

【針をレコード盤に載せて回転させた状態(無音溝再生)】こっちが動特性になるんでしょうね。

MC10Ω入力:LYRA KLEOS+SG2.1J
Volume位置:9時(かすか)、12時(少し、62dBくらい)、3時(ザー音、73dBくらい)

MC100Ω入力:LYRA KLEOS+SG2.1J
Volume位置:9時(かすか)、12時(少し大、63dBくらい)、3時(ザー音、75dBくらい)

MM47kΩ入力:VICTOR U-1E(針再生品)+AC4000+TP-L1改
Volume位置:9時(0)、12時(微量、60dBくらい)、3時(シャー音、67dBくらい)

TUNER入力:FR-1MK2+FR-64S+TP-L1改+LEGGIERO(フォノイコ)
Volume位置:9時(0)、12時(微量、60dBくらい)、3時(少し大、65dBくらい)

AUX入力:LYRA DELOS+0-SideForce+TP-L1改+PH-3d(フォノイコ)
Volume位置:9時(0)、12時(少し大、63dBくらい)、3時(ザー音、74dBくらい)

以上、SN比はソコソコ落ちましたね。
爆音好きの方にはノイズが多くて向かないかもしれませんが、私の通常音量では、ほとんど気にならないくらいのレベルです。

因みに今回使用した私の現役フォノイコは、新しいものでも2014年発売のLEGGIERO、あとは2008年発売のPh3d、さらに古く1981年発売のプリSY-Λ88Ⅱのフォノイコ部と新しいものはありません。
まぁ、レコードのノイズって、フォノイコのSN比やカートリッジの出力と相性、特にレコード盤の状態によるのですが、しっかり洗浄さえしていれば、「そもそも レコードって「シャーーーー」ってノイズが乗るもので‥」という認識を改めて頂く材料にはなるんじゃないかと思いますが、いかがなものでしょうか?
まだちょっと弱いのかなぁ。


(別件バウァー)

新しいカートリッジをヤフオクで安価で手に入れました。
往年の名機 VICTOR U-1E です。その昔、兄が所有していたんですが、私は使ったことがありません。
猛者の人がカンチレバーを継ぎ足した針折れ再生品を出品していました。一聴良い感じなんですが、中高域が奥まってパッとしないように聴こえるので、JICOの同じVICTOR用で同じ楕円針のDT-Z1Eの台座部分を削って、また足りない所は両面テープで補修して作ってみました。(替え針の方が倍くらい高かったなぁ〜)
中高域が張り出し、新鮮な感じになりました。只今常設して絶賛試聴中です。




それから、アコリバのRR-777もヤフオクで中古を新品の半額くらいで手に入れました。前々から興味はあったのですが、中々人気があるようで、オクでも結構高くなっていつも諦めるのに、今回は上手く隙間に入ったというか、落札できました。

まゆつば物で効果がない、又は逆効果、とのレビューもありますが、使ってみて私の駄耳では、個々の楽器が上手く分離し、解像度も上がったように聞こえましたので、これも常設して絶賛試聴中です。



付属のACアダプターは使わずにポータブルバッテリーからYAMAHAのPA-6、FX-AUDIOのPetit Susie、Petit Tank、市販の安定化回路を通してつないでいます。
YAMAHAのPA-6と市販の安定化回路は、以前SoundGenicに使っていましたが、そっちの方はOlioSpecのGaN採用DCアダプターにしました。

正面のLEDが眩しすぎるので、ナットとナットカバーで隠してみました。


終わり

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レス一覧

  1. TON 2さんこんばんは。
    確かに、ここ最近のいいフォノイコライザーなら流石に余程高能率のスピーカーかヘッドフォンでキリキリで聴かない限り普通のリスニング環気にならないと思います。
    うちのNagraは真空管ですが、これまた静かでビックリで何というか本当に使ってみないと分からないなと思います。

    bycuerex at2022-03-29 21:58

  2. cuerexさん、レスありがとうございます。

    Nagraでの情報ありがとうございます。
    私の先入観では、真空管式の方がトランジスター式よりSN比では不利だと思っていましたが、静かで気にならないくらいのレベルという事でさらに自信が持てました。

    レコードは常にノイズがあるという認識をお持ちの方に、そのような迷信を払拭して頂く機会になれば、と思っています。

    byTON2 at2022-03-29 23:32

  3. TON2さん、こんばんは。

    拙宅の自作真空管プリは無帰還ですが、通常音量10時では無音で、フルボリュームでもサーという熱擾乱ノイズ?が少し聞こえる程度です。

    真空管アンプのノイズ大小は、何といっても球の選択次第だとは思います。

    それにしても最近のメーカー製石アンプは、Trや抵抗の品質が上ったのか上手く選択しているのかは分かりませんが、気になるようなノイズは出さないようです。

    ただ古い録音のレコードでは、マスターテープのヒスノイズが気になることはありますね。

    byED at2022-03-30 22:22

  4. 一部間違った表現がありましたので削除して再レス致します。
    EDさん、レスありがとうございます。

    同じような印象を持って頂いていて嬉しいです。
    真空管式に対する私の勝手な先入観で、気の悪い思いをさてしまったようでしたらすみません。
    どちらの方式でも使用している部品(核となるものだけじゃなく全体)の質による、と言う事でしょうね。

    しかしレコードに録音されているノイズはどうしようもありませんね〜。
    それこそ、リマスタリングでもしてもらって、新たに買い直さないと。

    その点、新しい方式であるストリーミングなどの音楽配信は旧録音でもリマスタリングされやすいですから、デジタルのSN比の良さが目立ち、それが印象に残って、「レコードにはそもそも…」という認識になるのかなぁ、と想像してしまいます。

    byTON2 at2022-03-31 14:13

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