日記
自作DLNAサーバ開発日誌2
2016年09月14日

開発前にお約束の目標などを明確にしようと思います。
1.目標とすること
(1)10万曲以上の音楽を扱えること。そもそもの開発動機ですが、最近はHDD(ハードディスク)も安く、TSUTAYAなどのレンタル料金も安いです。興味あるアーティストの曲を1曲借りるのでも、10枚1000円を借りてしまい、10枚×10曲で100曲と劇的に増えます。消すのも忍びなく、曲数は増える一方です。えぇぇ、ストーリーミングで十分じゃないの、という方は読み進める必要がないかもしれません。という私もAppleMusicに加入しているのですが、ひいきのアーティストがいない場合もあり困ります。
(2)ハードウェアからは無音のこと。パソコンは雑音が多いです。CPUや電源のファンなど回っています。ファンレスにこだわりたいと思ってます。HDDもカリカリ、コリコリと音がするのですが、ここは高いので我慢します(余裕がある方はSSDで解消できます)。ただ、どれもそれほど大きな音ではなく、クーラーしている部屋では気にならない程度の大きさではあります。
(3)サクサク感があり、使いやすいこと。何をやるにしても、もっさりしてしまうのは、いまいちで、サクサクと動いてほしい。小気味よい操作性を求めたいところです。たとえば、電源を入れたら直ぐに使える。音楽を登録したら直ぐに聴けるなど。また、LANケーブルを指せば、直ぐに使える簡単な形を目指したいと思ってます。
2.目標としないこと
聴けたら良い。音楽以外の写真やVideoの機能は、そのままにしておきます。機能を停止はしませんが、動作確認もしません。また、聴くことに関係ない不具合には目をつぶります。さらに加えて、ネットワークオーディオ環境は様々ありますが、itunesで取り込んで、DLNAサーバへ転送して聴く環境で固定します。
などなど自作なので自分の好みの環境で作ってしまいます。ただ、自作なので誰でも自分の好みに仕上げることが可能です。
レス一覧
-
まっさんさん
10万曲は個人が扱う範囲としては妥当かと思います。
私はストリーミングを支持しますが、ローカルコンテンツと共存できないと厳しいですね。
ファンレスは理想的ですが、ノンストップ運用しがちなサーバーの場合は特に耐久性が心配にもなります。個人的には大型静音ファンで実用になるかと。
ストレージは、コストと低発熱・静音性の面で2.5inchHDDの選択肢もあるかと。SSDよりもHDDのほうが音が良いと仰るかたもいますし。
サクサク感は重要ですよね。ただ、DLNA等のネットワークオーディオの場合はサーバーだけで解決できる問題ではないとも思います。
自動監視と速やかなデータベース更新も大切ですよね。曲を追加しても、すぐにリストに現れなければ快適性が損なわれますもんね。
「iTunesで取り込み」とはリッピングの事と推測しますが、ここは汎用性を持たせたほうが良いように思います。Sambaなどはサポートされるのでしょうか。NASに転送したコンテンツのタグ編集やバックアップ等の事も考えると是非欲しいところです。
byバーガンディミスト at2016-09-14 22:06
-
バーガンディミストさん、すごいです。すべて見透かされてます。
DLNAサーバの「データベース更新」は一番のキモなんです。ここが一番CPUを必要とするところで、弁当箱程度のNASサーバのCPUでは貧弱すぎるため、データベース登録に時間がかかります。そのため提供ベンダは音楽の上限を1万曲と制限していると思われます。この課題を解決するには、ハードを強化するか、ソフトを改良するか、どちらかになります。今回は両方を行ってます。
DLNAサーバと「Samba」の連携もできるようにしました。SAMBA連携させると、とても便利なんです。もちろんftpでも転送できます。ついでに、DLNAサーバとWebサーバ「Apache」と連携しています。これも便利です。
びっくりしました。いまから書こうと思っていることを、当てられました。これから執筆が困ったなぁ。といっても、気にせず書いていきますので、どしどしお願いします。
byまっ at2016-09-14 22:35
-
まっさん
すごいなど、とんでもありません。恐縮してしまいます。(笑)
私の突っ込みは気になさらず、どんどんお書きください。
byバーガンディミスト at2016-09-14 22:56
-
こんばんわ、Yamamoto2002さん
一気に3500枚のCDをリッピングするのは大変ですね。私はレンタルCDや中古CDを集めていくうちに、徐々に溜まってしまいました。ただ、一度音楽データにしてしまうと、物理的なCDより扱いやすいですよね。
ところで、リッピングした34000曲はどのように整理されていますでしょうか。問題ない範囲で教えていただけると参考になります。
byまっ at2016-09-15 20:36
-
まっさん
私は2万曲台ですが、管理方法は概ね過去の日記に書いてます。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/4106/20160825/52515/
実際にはCueSheetが埋め込まれていて曲単位のアクセスも可能です。
フォルダ階層を浅く出来、ファイル数も圧倒的に少なくなることが大きなメリットです。約2千ファイルで約2万曲の管理ができています。
CueSheetやAlbumArtも音楽ファイルに埋め込むことでファイルアクセス負荷は減らせていると思います。
リッピングはCDがソースですから、1CDを1ファイルにするのは理に適っているとも考えています。
ただし、DLNAネットワーク再生の場合、CueSheet対応はあまり無いように思います。そんな理由も含め、DLNAをメインには使っていません。
byバーガンディミスト at2016-09-16 09:42
-
こんばんわ。バーガンディミストさん。
cue形式という仕組みもあるのですね。勉強になります。
私は自作前までは、cueと同じような仕組みのm3uを使ってました。
これも1つのファイルに複数の音楽データを書く方式です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/M3U
itunesでは作ってくれないので、wav,m4aが入ったディレクトリから、
m3uファイルを自動的に作る簡単なエクセルマクロで利用してました。
ただ、やっぱり面倒で、音楽データを直接読み込めるDLNAサーバを
自作しました。itunesで読み込んだデータをDLNAサーバにマウスで
ドラッグ&ドロップすれば、すぐに聞けるようになるので楽です。
マウスのドラッグ&ドロップがSamba連携の部分です。
Cue形式を試そうとしたのですが、私のマランツのネットワーク
プレイヤでは対応してないようです。プレイリストは、m3u、wplの
2つだけのようです。残念。
byまっ at2016-09-16 22:04
-
こんばんわ、Yamamoto2002さん。
すいません私の聴き方が悪くて。
34000曲をどのように管理されていますか?
ソフトウェア構成やハードウェア構成を教えて
いただけると勉強になります。
byまっ at2016-09-16 22:08
-
おはようございます、Yamamoto2002さん。
なんと、アプリまで開発されているとは、
私もソフトウェア技術者の端くれなので、
アプリ開発については興味津々です。
今後も情報交換させてください。
byまっ at2016-09-17 10:55