日記
ノイズカットトランスその意外な裏の顔
2021年03月16日
私は決してオーディオマニアなどではありません。
それは皆さんを差し置いて私がマニアですなどとは言えないからでもあります。
そんな私ですがオーディオ?は一番長く続いている趣味です。
音との格闘といいましょうか・・・。
途中、「オーディオはカネか!!」と投げ槍になって放り出し、
挫折して10年以上の空白期間はあるものの、
足掛けもう30年以上になりました。
今夜はそんな歴史と、ノイズカットトランスを重ねて語ってみましょう。
思い起こせばバブル期には既に、オーディオの100V電源のノイズは大きく問題化されていてCSEからクリーン電源が発売されていました。
ACエナコムなど安価なアクセサリーがよく売れていたと思います。
最近のコンセントに挿すだけのアクセサリーのはしりですね。
そんな当時の雑誌です。
左からMJ誌1999年、ステレオサウンド2002年、CDマガジン1989年です。特に意味はありません。近くにあったものをテキトーに引っ張り出しました。本当はバブル終焉後の1993~1994年のステレオサウンドが読み物としては面白いのですが・・・今はどこに行ったかありません。
80年代、エーチャンが若いです。

ノスタルジーに浸ってしまいますが、そろそろ本題。
皆さん、テクニカルブレーンの
TB-1000とかTB-500ってご存知ですか?
知っているという人はマニアかもしれません。
ちゃんと Philewebのデータベースにもありますからね。
https://www.phileweb.com/ec/?p=8622
はい、ノイズカットトランスです。
私の記憶がどこから来たものか分かりませんが、たしかテクニカルブレーンがノイズカットトランスTB-1000を売り出し始めたのは1984年頃だったと思います。この1984年を裏付けるソースはテクニカルブレーンのホームページにありました。MJ誌2013年8月号の記事「テクニカルブレーンの歩み(1)」にその記載がありました。(2021/03/22:ソースを失念していた記述からソースが見つかったのでソースへのURLリンクに変更しました。文脈の繋がりがおかしいのはその為です。)(電研精機研究所が量産品のカタログ販売は始めたのが1982年なので目の付けどころが早いです。)
こちら↓は2000年代に入ってからの綺麗な写真です。
もう分かりましたね?
電研精機研究所のノイズカットトランスの外観などをカスタムして
オーディオ用として販売していたのが、
テクニカルブレーンのノイズカットトランス、
TBから始まる品番のベーシック?シリーズなのでした。
ステレオサウンドの読者さんなら1年に何度も目にしていたはずです。
広告を出していましたから。
当時ステレオサウンドではこのように2頁ぶち抜きでした。広告料凄そうです。
図:2002年のテクニカルブレーンの広告(左頁)
広告には電研精機研究所の名前は登場しません(完全に自社製品扱いな)ので、
私も最近までは 『それ』 が 『これ』 だとは、気付きませんでした。
参考までに 現在の 電研精機研究所のホームページにある製品写真です。ステレオサウンドの広告は2002年なのでちょっと違いますが、姿カタチは 現在 と 殆ど変わっていません。一番違うのは色でしょうか?
図:現在のノイズカットトランスとAVR
ただ、テクニカルブレーンからTBー500等を購入された人は、添付の性能保証書などが電研精機研究所のものなので分かっただろうと思います。
図:ヤフオク出品画像より転載(型式TB-300(NCT-F1)と読取れます)
図:ヤフオク出品画像より転載(型式TB-3001と銘打っています)
図:テクニカルブレーンカタログより納入実績(画像クリックで拡大できます)
数十年前、ノイズ対策トランスは何種類か散見されます。有名所で・・・
こちら↓は1999年のMJ誌のオヤイデさんの広告です。
なんだか、電源タップとかトランスとか・・・今と何ら変わりません。
数十年前から電源の重要性は叫ばれてきた。
数十年前からノイズカットトランスもそうでないトランス(oyaide)も在った。
そういう訳です。
話をTB-500とかTB-1000に戻すと、
ちゃんとPhilewebコミュニティにもユーザーさんがいらっしゃいます。
私はまだ絡んだ事はありませんが私より登録が先の avidosoさん です。
https://community.phileweb.com/mypage/entry/4244/20180424/59280/
恐らくこのお方は、電研精機研究所の事は全く意識されていないと思いますがその感想はというと・・・・
-----------------------引用ここから---------------------
しかし、全体的に蒸留水のような混じり気のない滑らかな響きになり、より瑞々しくなりました。もちろん、空間の静けさや気配は変わりなく、静寂はさらに深遠なる表情を醸し出す。
これは、2台目のTECHNICAL BRAIN TB-1000を導入しないと体験しないで通りすぎてしまうところでした。
-----------------------引用ここまで---------------------
水に例えるあたり、私の感想とまったく同じです。
複数台を用意するハメになるのも皆さんと同じです(笑)
2004年のPhilewebの記事。
「吉田伊織氏が選ぶ! 今年、ホームシアターに使いたいアクセサリーベスト20」
にTB-500が選出された事もありました。
------評価引用ここから--------
アシタンスデザインは新参のブランドだが、
製造元は真空管アンプや出力トランスでひところ話題になった中村製作所だ。
テクニカルブレーンのものは以前からあるのだが、
映像表示装置に使った場合、劇的に鮮度が向上することではピカイチだ。
------評価引用ここまで--------
この評価は、
先日のベルイマンさんの評価と言葉は違えど
同じベクトルの評価であることに間違いはありません。
このように、実は 何十年 も 前から、
オーディオ用 や ビジュアル用に寄り添ってきたのが
電研精機研究所の<<ノイズカットトランス TM>>だと言えるのではないでしょうか。
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トランスなどという レガシー な製品
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■それが何故、今になってバズッっているのでしょう?■
⇒ 答えは『価格破壊』です。
とにかく安い!! 普通の絶縁トランス並みに
いくらモノが良くても数十万や100万円超えは
アクセサリーとして一般人には手がでませんから。
もとよりノイズカットトランスは
テクニカルブレーンがオーディオ機器価格で販売して世に売り出していました。
だいたい・・・今のNCT-Iシリーズの倍とかそれ以上の価格で?ですね。
外観カスタムが高かったのかステレオサウンドの広告料が高かったのか分かりません。
紙の媒体しか情報源がなかった昭和の時代は終わり、
電研精機研究所から直接購入すれば同等品が安価に手に入る・・・
インターネット時代の衝撃です。
現在、
テクニカルブレーンのノイズカットトランスTBシリーズがどうなっているかホームページを訪れるとその姿は跡形もなくなっています。
どうやらノイズカットトランスからは撤退?してしまったようです。
電研精機研究所とテクニカルブレーン社の関係は蜜月だったのか?それともテクニカルブレーン社がノイズカットトランスの商標(TM)を使用して商売していたことにケチが付いたのか?真相は分かりません。そこでテクカルブレーンの姉妹店、オーディオショップ「Canan」をGoogleで訪れてみると・・・なんとTBシリーズに混じってNCT-Iシリーズが複数個床に転がっています(笑)
なーんだ、テクニカルブレーンさん自身がもう自店カスタムをやめて電研精機研究所の製品をそのまま使うようになっただけのか・・・な???
ネット社会では、いくら自社製品を装っても電研精機研究所の製品だとすぐに知られてしまいますしね。
やはり真相は分かりませんが、<<ノイズカットトランス TM>>の
音響分野への応用(アプリケーション)は現在ではテクニカルブレーンの手を離れ、
電研精機研究所本体やM&HラボラトリーやYAMAHAの手にバトンタッチされた
のかもしれません。
テクニカルブレーンの関連会社?オーディオショップ「Canan」の床に転がるノイズカットトランスたち。TBとNCTが混在しています。
Googleより画像転載
ノイズカットトランスの裏の顔、それはテクニカルブレーンでした?
いや、表がテクニカルブレーンで裏が電研精機研究所というのが正しいのかな?
よく分からなくなったので今日はここまで!!
●2021.03.17追記:
MJ誌小林貢氏らによるTB-1000 試聴レポート HiFi堂さんのホームページ
https://images.hifido.co.jp/17/342/34254/c.jpg
画像は荒いもののギリギリ読めます(*^^*)
●2021.03.18追記:
レスのやり取りを記録として残しておきます。一部抜粋です。
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トランスに限らずノイズフィルター的なものは音楽をつまらなくしてオーディオを退屈なものにしてしまうリスクがあります。
電研精機はとある試聴室で聴きましたが、まさにそういう音でした(当時はトランスのせいだとは思わなかったですけど)。もともとメカトロニクスの制御機器とかメディカルエレクトロニクス用途ですから、オーディオ用としては冷静にみてみる必要がありますよね。
byベルウッド at2021-03-16 15:12
2015年の3月にテクニカルブレーンさんの試聴実を訪問され、
ノイズカットトランスを使用した音と、使用しない音とを比較する機会を得たと理解すればいいのですか?。または、比較はしていない?
bynightwish_daisu at2021-03-17 21:22
ノイズカットトランス有無の比較はしていません。
使用していたトランスの規格詳細は知りません。
byベルウッド at2021-03-18 09:36
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◆2021/03/22追記:↑上記3月18日の2日前のベルウッド氏の書き込みです。
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MFさん
何でもやってみよう精神は大事ですね。
アイソレーショントランスは、主に1次コイルと2次コイルでラインの結合を絶ち切って高周波ノイズを伝えないことです。さらには、コンデンサーを入れたり高周波領域での磁束伝達をしにくくしたりして、ノーマルモードノイズも積極的にカットするノイズフィルター的な機能を持たせたタイプもあります。電研精機はそういうタイプですね。
そういうタイプは、肝心の音楽情報までも抑圧して音の活気を失わせがちで注意が必要ですね。音はきれいだけど、オーディオ的、音楽的につまらないものになっちゃう。直列に入れたりとか、過剰に使うとかなりてきめんにそういう症状が出ますので注意が必要だと思っています。アイソレーショントランスは、機器毎に1台ずつ使って、電源を介した相互の影響を断ち切るというのが賢い使用法だと思っています。
リスポジから離れて、例えば廊下に出てみるとか、キッチンに立ってみるとか、そうやって離れた場所で聴くと、そういう音の存在感の希薄さみたいなことの差がよくわかりますよ。
byベルウッド at2021-03-16 15:01
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なんだか世間の評判とまったく正反対の電研精機さん評です。
この氏は、電研精機さんを明確にdisっておられますが、
氏は電研精機さんのノイズカットトランスの導入を検討、あるいは比較視聴されたのでしょうか?先入観・思い込み・決めつけでない事を祈ります。
追記ここまで
レス一覧
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nightwish_daisuさん、こんばんは。
いつもながらの、「私はオーディオマニアなどではありません。」が逆に目を惹きます。
自分から見ると、nightwish_daisuさんは情報収集力と電気理論に長けた、理論派のコテコテのオーディオマニアです。きっといい音出してるんじゃないですか。暗騒音が多いのが玉にキズですかね。
byヒジヤン at2021-03-16 23:54
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ヒジヤンさん こんばんは
私は案外てきとーです。音を気にし過ぎると楽しめないので。
でも音が悪いと段々と機器に電源を入れる時間が短くなっていくので何となく異常に気が付きます。
メインスピーカーはテレビによく使っています。音は至って平凡そのもの、悪くいえばテレビの音なんです。
テレビを観ていて声が自然に聞こえるようにしていったら、そうなりました(^^;
理論的でありたいとは思いますが、しょせんは医者でいえばヤブ医者と揶揄される 『はぐれ者』 です。
bynightwish_daisu at2021-03-17 01:13
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レポートありがとうございます。
テクニカルブレーンの性能保証書などが電研精機研究所のもの とはびっくりしました。そうだったのですね。
ノイズカットトランスの凄い所はやはり 500VAでわずか4.3万円の価格でこの音質という事だと思います。
昔 ifiAC のノイズ撒き散らし、内部回路焦げ付きがファイルウエブで話題だった頃、うちのプリメインアンプより高額のクリーン電源が話題になった事もありましたが、私には無理な価格でした。
ちょうどその頃 日記タイトルは、「庶民オーディオ」 に変えましたね。笑
自分には手が届かなかった ローノイズ電源がやっと手に入り、その音質は 今まで使った全てのアクセサリーより上という、脅威のノイズカットトランス。
ハイエンドお使いのX1オヤジさんまでお使い、というのが 何よりも音質の証拠と思います。
byYongJoon at2021-03-17 08:15
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nightwish_daisuさん
おはようございます。
またまた面白い話題をありがとうございます。
テクニカルブレインのアンプを使っている身からすると、純水のような音の傾向が良く似ていると思っていました。機器の中身については良くわかりませんが、もしかして今使っているアンプ(TB-Zero/int)の中の電源トランスにも同じ技術が使われているのですかね。ということは、現在NCT(1.4KVA)から給電しているので、暗黙のうちにカスケードしていることになるのかな?
そういえば、ショールームで試聴させてもらったときに社長のKさんとお話をしていて、クリーン電源を使っていると言ったら、あまりいい印象をもっていないような口ぶりだったことを思い出しました。
テクニカルブレーンと電研精機研究所の意外な関係を知って、益々、今のアンプにして良かったと思いました。
byLocomo66 at2021-03-17 08:30
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nightwish_daisuさん
私もオーディオマニアではありません(笑)。daisuさんのように趣味ですらありません。というのも、オーディオはあくまでも音楽鑑賞の一手段です。それでも(それだからこそ)少しでも良い音で聴きたいと悪戦苦闘しているわけです。
1984年6月号のMJ誌の記事を、以前、ご紹介したと思います。
「MJテクニカル・テスト・レポート」として「アイソレーショントランスの特長と効果を見る」という記事です。測定はテクニカルブレーンとMJ編集部によるものです。
その記事によれば、隣室のパソコンなど商用電源にのったノイズ対策として電源ラインに1:1のシールドトランスを使用すると効果的であることが知られているとのこと。MJ誌でも詳しくレポートしていて、それによりシールドトランスをオーディオシステムの電源ラインに挿入するマニアも増えているとのこと。1984年当時の話しです。
その記事中に電研精機NCT-Fノイズカットトランスについて『メカトロニクスの制御システム用に開発されたシールドトランス』と紹介されいました。
この記事は、実は、テクニカルブレーンの試聴室を訪ねた際に紹介されたものです。
↓
https://community.phileweb.com/mypage/entry/2408/20150325/46709/
試聴室では電研精機のカスタマイズされたトランスを使用していました。盛大に唸っていました。唸るのはそれだけノイズカットで働いている証しだと笑っておられたことを鮮明に記憶しております。このトランスの特殊な巻線構造などにより高調波における実効透磁率を低下させてノーマルモードノイズもカットするという特長を示しているというように理解しました。日記を書いた当時は、なかなかそういったことの知識が乏しく、このノイズカットトランスのことは記事にはしませんでした。
試聴室の音の印象については、ネガティブな評価を記事にすることはできる限り控えましたが、上掲日記の後半部分に《本音》を少しだけにじませておりますので、ご参考まで。
byベルウッド at2021-03-17 09:48
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YongJoonさん レスありがとうございます
テクニカルブレーンで検索すると、電研精機が紐付いてヒットしてきます。紹介の写真はテクニカルブレーンの名前で出品されていたオークション画像です。出品者が間違えていなければ、そういうことになります。
作って終わりではなく特性を測定して最低限の性能を保証してくれるのは並大抵ではありません。iFiのようなこの世に有り得ないグラフは論外でしたね(>。<)
bynightwish_daisu at2021-03-17 19:20
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Locomo66 さん レスありがとうございます。
あらま、テクニカルブレーンのアンプをお使いでしたとは驚きました。修理を得意とする技術系のメーカーですね。
関東近郊にお住まいならアフターサポートも期待できてよいかも?
80年代からノイズカットトランスに目を付けていたのは慧眼です。
ただ、最近のショールーム?と思われる写真などにはノイズカットトランスの姿はなく、ベルウッドさんのいうように別室に配置されているなら納得ですが、飾りでもいいので見える所に置いてほしい?気がします。
bynightwish_daisu at2021-03-17 20:16
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ベルウッドさん レスありがとうございます
すみませんが、よくわからないので教えて下さい。
■2015年の3月にテクニカルブレーンさんの試聴実を訪問され、ノイズカットトランスを使用した音と、使用しない音とを比較する機会を得たと理解すればいいのですか?。または、比較はしていない?比較していないなら、ベルウッドさんは試聴室で何を???
■2015年の3月にテクニカルブレーンの試聴室で用意されていたノイズカットトランスの型式と容量は幾つだったのでしょうか?
1984年のMJ誌のそれと同型なのなら、そのように回答下さい。
■1984年6月号のMJ誌には『メカトロニクスの制御システム用に開発されたシールドトランス』と書いてあるというのですね? ありがとうございます。そのMJ誌を購入してみます。
■百年ほど前のヴィンテージWesternElectric電線。百年経ってもなお銅の金属光沢を失わない神秘の電線。私も購入したいので、どこで購入されたのか教えて下さいませ。
bynightwish_daisu at2021-03-17 21:22
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nightwish_daisuさん
■ノイズカットトランス有無の比較はしていません。
訪問目的は、こちらではサイドプレススタンドも使用しているということを知り、他のスピーカーとの比較試聴が主なもの。また、こちらのアンプにも興味を持ったのでその試聴も目的でした。ノイズカットトランスはそこでたまたま遭遇し、若干の説明を受けたということです。
■使用していたトランスの規格詳細は知りません。
上記のようにたまたま出会ったということでしたから。電研精機のものを試聴室用にカスタマイズしたものと聞きました。daisuさんの今回の記事を拝読して、なるほどそういう経緯だったのかと合点した次第です。
■以前にもご紹介したと記憶しております。購入されて一読されたと聞き及んでいましたが、当方の勘違いだったようです。失礼いたしました。
その一文の続きに「通常のシールドトランスと異なる点は…」となっています。この記事では、アイソレーショントランスのタイプを大きく三分類し、1次・2次コイルを静電シールドした「通常のシールドトランス」、1次側に、コンデンサと第3のコイルで構成した共振回路によってノイズ成分を減衰させるタイプ、さらに第3のタイプとして電研精機のノイズカットトランスを挙げて計測比較しています。電研精機について「さすがに倍以上の価格だけあると思わせる」と結論づけているのは、今回のdaisuさんのレポートと照らし合わせるとなかなか興味深いと思った次第です。なお、注書きには「2KHzにピークがある。…このトランスがオーディオ用としての設計ではないためであり、オーディオ用には、このピークの無いものが出来るとのことである」と書いてありました。
byベルウッド at2021-03-18 09:36
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(続きです。最後のご質問について)
■自分が購入し所有しているわけではないので知りません。
ただし、この場では西新宿にそういうビンテージものを取り扱っている店があると聞きました。いまでもその店があるのかどうかは知りませんが。
このあたりの経緯に触れた日記記事をご紹介したように記憶しています。
↓
https://community.phileweb.com/mypage/entry/4813/20200723/65489/
本文ではなくて、レスのやりとりで、「銅は空気中で必ず表面が酸化しますが、環境がよければ酸化皮膜の成長はほとんどありません。ましてや被覆ケーブルは何年経ってもきれいなものです。日記での試聴でも1920年代のケーブルというのも試しましたがきれいなものでした。もちろん音も素晴らしかったですよ。」とコメントいたしました。
この件は、トランスのお話しからは脱線すると思いますが、なぜ、ここでそんなにこだわられるのでしょうか?
もしかしたら「古いトランスにご用心」ということを仰りたいのでしょうか。一定の年月が経ったらトランスは交換もしくはフレッシュな導線で巻き直ししなければならないということでしょうか?
私自身も「金属は必ず錆びる」という一般的な誤解があるので、いつか、これをテーマに日記に備忘録的にまとめてみたいと思います。
byベルウッド at2021-03-18 09:42
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ベルウッドさん レスありがとうございます
これでようやくベルウッドさんの課題が見えてきました。
これを改善するには下記の書籍を前半の三分の一で結構ですので目を通して見てください。内容は平易ですので直ぐ読めます。必ずやベルウッドさんの今後のためになると信じています(o^^o)
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グロービス MBA クリティカル・シンキング
グロービス経営大学院 著
定価:本体2,800円+税
発行年月:2012年05月
判型/造本:A5上製
頁数:222
ISBN:978-4-478-02058-6
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もし、お読みになった事があれば・・・忘れてください。
私が口を酸っぱくして、ヴィンテージのWesternElectric電線の色の光沢色の話をするのは、ヴィンテージの真贋を私は問題にしているからです。
100年前なら絶縁は、繊維かロウか何かと・・・、そんなので裸の銅を100年守れますかね?個人的には100年後を考えるならメッキしたいですね。
『錆』をテーマに日記を書かれるのは歓迎します。
クリティカル・シンキング、論理的思考を経て日記の書き方がどう変わるか?
ベルウッドさんの成長が今から楽しみですヽ(^o^)丿
bynightwish_daisu at2021-03-18 10:31