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日記

絶縁二次側に漏電遮断器を据付するべきか否か

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2022年01月18日

前回の日記で、トイレ(ウォッシュレット)の漏電ブレーカーが
絶縁トランスを噛ます事で無効化されるという事を書きました。
驚くべきはちゃんと緑色のアース線を大地アースしても意味がない(漏電しないので)。
考えてみれば当たり前なのですが安全のための装置が作動しなくなる事に驚きました。
絶縁トランスからの給電の場合、
緑のアース線をちゃんと大地アースしてもこの漏電遮断器は作動しない。
(画像をクリックして拡大すると分かりますがテストボタンがあります。家庭のブレーカーも同様でしょうが、たまにテストボタンで動作確認しておくのが良いです。故障しないとは言えないからです。)

とはいえ、水回りでないリビングなどでには漏電ブレーカーはありませんし
3Pのアース付きコンセントも無い事が多いです。日本では。

トイレに絶縁トランスを置いた場合、漏電ブレーカーを作動するように
した方がよいのか、そうでもないのか? 昨年から疑問に思っていました。



で、辿り着いた資料がこれです。
ここに大体の答えがありましたので紹介します。


■水気のある場所では150V以下でも漏電ブレーカーを据付けするが普通 ← これが答え
その一方で、小さな(300V以下&3kVA以下)絶縁トランスを使う場合は
直接人が手に触れないような配慮があれば必ずしもトランス2次側に
漏電ブレーカーを据え付けする必要は無い。 ← これも答え
(絶縁トランスが無い場合、ウォッシュレットがそうであるように、
 水気のある場所には漏電遮断器が ”追加で” 設けられる事も 国内では珍しくない。)

※nightwish_daisuの個人的な願いで、絶縁トランスはコンセント穴よりも
 ”高い位置”に 転がらないようにしっかりと据え付けすべし。
 洪水など浸水時に壁コンセント穴から漏電して、ブレーカーが落ちる事を
 期待できるから。 でも、本当は 絶縁トランスは トイレには置かず、
 『低ノイズな ウォシュレットを選定する事』が安全かつ低予算で
 確実な対策に思える。


簡単に書くのは難しい(それなりに情報量があるのには理由がある)ですが
敢えて紹介すれば「教えてgooのQ&Aの回答No.3」が簡単なので↓に引用。
===================================================================
●「電気設備の技術基準の解釈」第40条により、
  原則として漏電ブレーカの設置は必要であるとし、
  下記に掲げる場合(抜粋)は対象外としている。

◆乾燥した場所に施設する場合
◆対地電圧150V以下で、水気のない場所に施設する場合

つまり、乾燥した場所で使用する機器への配線には
漏電遮断器の設置義務はないことになります。
===================================================================





■感電防止のためには 『高感度』 『高速型』 を採用せよ



■漏電ブレーカーは  定格作動電流値の 50% から 作動する
我々が想像するよりも感度は良い。
0.1秒以下で作動するのであって、どんな電流でも作動まで0.1秒かかるというのではない。基本、検出した電流値が大きければ大きいほど作動時間は短くなる傾向がある。
一般家庭用高速タイプの例では、「15~30mA以上の電流を検知すると0.1秒で遮断」となっていますが、30mA以上というのは300mA流れても0.1秒は感電するということで天国行きですね。』 という 意見は 必ずしも正しくない。
すぐ後の④でも再掲しますけれども・・・
------------------------------------------------------
>>人間の生理現象は電流2乗時間積に大きく影響される。
>>他方、ケッペン氏は50mAをこえる電流値でも通電時間がきわめ
>>て短時間であれば人命はとりとめられるとしており
>>電流・時間積、50mA・s を その限界としている。
>>これらの関係を図に示すと図3.41のとおりである。
------------------------------------------------------
300mAの人体通過電流が 0.1sの時間流れるというのを、図3.41から読み取ると
それはケッペン(koeppen)の心室細動時間 に 安全率 1.67倍を見込んだ線「c」に
見事に合致することが分かる。つまり天国行きが決定とは言い難いのです。
また、
300mAの検知電流の場合、どの程度の時間で遮断できるかは遮断器の性能にも
拠るとは思われますが・・・・
参考までに同資料「表2.4.2 動作特性によるNVの分類 (IEC)」によれば、
高速型は 「 定格感度電流 の 5倍 で 0.04s以内 」と規定しているようです。
※この資料でNVとは漏電遮断器の略称です



■感電保護対策 は 『離脱可能限界』 ではなく 『心室細動電流』

下記に引用を記す
----------------------------------------------------------
>>通過電流が増加すると心室(心臓)がけいれんを起こし、脈
>>はくが乱れ新鮮な血液を体内各部へ供給する血液循環が停
>>止し、死に至るおそれがあり、きわめて危険である。この
>>電流値は生体実験の必要があり、アメリカ、ドイツなど
>>で実験(動物実験も含む)され、その結果が文献などに発表
>>されているが、だいたい数10mAである。
>>
>>感電災害の防止を目的とする場合には不随意電流を限界
>>(離脱可能限界)として保護保護対策を講ずるのが最善であるが、
>>現実には回路の漏れ電流との関係から給電の連続性などを
>>考慮した場合、心室細動電流を対象に保護対策を講じても
>>実情ではやむを得ないと考えられている。
>>
>>一方、すでにヨーロッパ諸国(ドイツやフランスなど)にお
>>いては、この心室細動電流を基準に保護対策を運用してお
>>り、今日まで良好な結果を収めている実績がある。
----------------------------------------------------------
『今日まで良好な結果を収めている実績がある。』というのがポイント高いかな? 確かに交通死亡事故者数(警察庁の統計より)に比して低圧感電死亡事故者数は 桁 が 幾つも違います。 この図3.41が、「300mA流れても0.1秒は感電するということで天国行きですね。」との意見が必ずしも正しくないと言った根拠となっています。

昨年、
わたしが削除しましたレスに以下のような文言がありました。
漏電ブレーカーを設置してもそれが作動するまでの感電は避けることができず、人体にとって危険なレベル(30mA程度でも昇天)の電流が流れてしまうことがあるので安心はできません。
果たして30mAが0.1s未満の短い時間流れたとして、それが ”昇天” に 至る感電と呼べるでしょうか?(資格の講習会ではそのように教えているのかもしれませんが、当コミュニティの一般人に向けて安心出来ないぞ!と説いても、一般人は電気工事をしないので工事による事故は減らない為、意味が無いような?。 一方で、将来の電気のプロに向けて、安全装置に頼りきる作業は行うな!まさかということもある。危険予知は大事だ!と説くのは事故を減らす上で必要な事だと思います。だから? お仕事で電気工事する人と、一般人とでは、会話が噛み合わない事があるのは仕方がない。一般人は慣例に従って?意図しなくても日頃から各種安全装置に護られていて安心して暮らしている一方で、その道のプロは安全装置が壊れている事を常に想定に入れて 行動するよう 教育 されていて?、その安全装置をアテしていない(のかも)。)
いずれにせよ、ブレーカーが有っても安心出来ないぞ!と言われても、わたしのような一般人にはそれ以上どうのしようも無いのでありました。こまめにブレーカーの動作テストすればいいのかもだけれど、テスト回数(トリップ回数)にも限度があるだろうから朝昼晩?毎日確認するとか出来ない。本当に安心出来なくて、感電死亡事故も相次いでいて、本当にとっても危険なのであれば、国か電力会社が対策に乗り出すだろう? 的な 他力本願が われわれ一般人かも?
消費者には安全性を説き、工事作業者には危険性を説く。そういうものなのでしょうね、知らんけど。




■低圧感電死亡災害数の推移と漏電遮断器の義務付け
漏電遮断器を義務付けしたから感電事故が減ったと断定できる資料ではないですが、断定できずとも可能性を読み取るには十分です。
漏電遮断器は漏電による感電事故を防ぐのに役に立っている。逆にそうでなければ存在意義はないかな?
漏電遮断器があっても感電死する!!とする人もいますけれども、
掘り下げてその話を聞いてみると、
漏電遮断器が作動しても人が亡くなった ”だろう” という『想像』に過ぎなかったり、
ブレーカー自体が故障している例を挙げられるなど・・・
その話の実体に日本のシステムの見直しが必要な程のインパクトはありませんでした。 「いっぱい」 「たくさん」 比喩はたくさんあれども、安全性の評価に必要なのは実数です。
ちなみに令和3年の『交通』死亡事故者数は2636人でした。(警察庁の統計より




最後に、

電研精機研究所のノイズカットトランスの『位相』を取り挙げた日記にて
アースすると危険だとのレスがありましたけれども・・・・・・
「トランスの2次側をアースするのは危険!!」とのご指摘。
その内容をよくよくお聞きしますと・・・・
2次側3P端子のアースをきちんと大地アースするのではなくて、
トランス2次側100V。つまり電圧線にケーブルを接いで屋外に持っていき、100Vの片側を地面に挿すという恐ろしい話でした。いや、まさか、素人がそういう事をすると心配されるとは思ってもみなかったので、最初は 何を言っているのか分かりませんでした。
なんでアースが危険なのか?アースとは安全の為のものではないのか?疑問符が頭の上をクルクルと、回っておりました。 それは【アース配線は危険がいっぱい】 と 題されたレスでした。 私は、危険なのはアースではなくて、人間の行為だと思うのですが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。本当に「いっぱい」あるならば、 3例や5例は具体例を挙げられますよね。
※図説をお願いしているので、いずれ日記で紹介されると思います。いや、既に解説されたのかな?



路上の看板でたまに見かける光景。
大抵は電工ビニールでぐるぐる巻きにされてますけど・・・路上の看板の100Vコンセントプラグです。たまに雨ざらし。
雨中のコンセントプラグはtogetter より。看板画像は楽天一番の看板屋さん TOP SIGNさんより。※私が勝手に転載しましただけで、二つの画像に関連は一切ありません。

漏電ブレーカーの働きで、↑のような 屋外の 雨ざらしの コンセント
100Vが野晒しなんて状況が起きても 10~30mA も 雨水と通して 漏電(大地に電気が流れれば)漏電ブレーカーが作動して100V供給を止めてくれます。
危険な電気も、頭の弱い人が使っても大事故に繋がらないように、色々と仕組みが考えられているのですね。

ところが!!
この電飾看板の給電を、絶縁トランスから行っていたならば、漏電ブレーカーは
働きませんので、屋外に15A(1500W)もの大電流を放出しない限り
ブレーカーは落ちない事になります。
ですから、絶縁トランスの2次側の100V、その100Vをケーブル這わせて屋外へ・・・そして地面に挿入する事の恐怖といったらありません。隣近所にそういう素人が居たら迷惑過ぎます。 それが 「絶縁トランスの2次側をアースする」 という言葉の意味でした。
そんな事をするオーディオマニア、ノイズカットトランスユーザーは居ないと信じますが・・・。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★絶縁トランスの2次側の電気を 『屋外』 『水回り』 に 
★使う、引き回すことは 『絶対に』 や め ま し ょ う 。

★伊藤健一氏の著書「イラストでよむ ノイズと交流電源のはなし」
★90~91頁の、絶縁トランスを使えば
★池の鯉は感電しないという意見とは 異なる意見です。
★「水の中には電位差がないからよ!!」と著者は書かれていますが
★海水ならまだしも「淡水」と「鯉の体液」との間に
★電解質の違いから電位差が生じるはず?
★(平たく言えば双方の液体の塩分濃度の違いから)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


西伊豆感電事故】絶縁トランスを使用した、事故原因の柵を自作した
その男性は自死されました。このような悲劇を繰り返してはなりません。
伊藤健一さんのいう水の中?とは違うかもしれませんが川辺で死亡事故は起きました。
ウォッシュレットの漏電遮断器は、絶縁トランスから給電したら作動しません。
ご注意下さい。





■おまけ
”冷蔵庫に”、豊澄のトランスを使ったら ”イマイチ”だった。
そんな報告もあります。
MFさんの日記「豊澄電源機器株式会社ノイズ対策専用トランス③」です。
トランスは音を良くする魔法の道具ではなく、あくまで、
絶縁したりノイズ対策に用いるものなので・・・
ポン付けで音が良くなる事を期待すると裏切られる場合があります。
闇雲に試すよりも一旦落ち着いて、ノイズというものの性質を知っておいてから使用する必要があるかもしれません。
電気の安全の面からもトランスをトイレに置く事を他人に対して奨めるべきではないかな?とも思います。水周りは安全第一です。音質面で、冷蔵庫のように裏切られる場合もあるようですから、、、。



参照:三菱電機株式会社 技術資料
http://dl.mitsubishielectric.co.jp/dl/fa/document/catalog/lvcb/yn-c-0657/y0657d1502.pdf






■2022年01月22日 追記
2015年7月20日 5:35 日本経済新聞の西伊豆関電死亡事故報から一部転載
https://www.nikkei.com/article/DGXLZO89516940Q5A720C1CC1000/

転載ここから
>県警下田署は電気柵の管理に問題があった可能性もあるとみて
>業務上過失致死傷容疑も視野に捜査を始め、20日に事故現場を
>実況見分する。

>下田署によると、電気柵は高さ約1メートル。川岸の斜面にある
>アジサイの花壇を野生のシカなどから守るため、
>近くの住民が設置していた。事故後、柵の一部が壊れ、
>電線が水に漬かった状態で見つかった。
>電圧は100ボルトだったとの情報もある。

>搬送されたのは、電気柵を設置した住民の親族とその友人ら。
>小学生の男児を含む3人が川遊びをしていた際に悲鳴を上げて倒れ、
>悲鳴を聞いた3人が助けようとして川に入り次々と感電した。
>地元の70代の女性も助けようとして感電した。
転載ここまで

普通なら
事故に至る前、電線が水に浸かった時点にて
漏電遮断器が作動して事故を防ぎます。
この西伊豆の死亡事故の原因は、『絶縁トランス』の二次側を屋外に引き回し、
『漏電遮断器が作動しないように』されていた事が主因です。
詳しくは拙日記『 災害とオーディオと漏電と(絶縁トランスについて)』を参照下さい。
アース配線が危険なのではありません。人間の行為が危険なのだというのはワタクシ個人の意見です。
【アース配線は危険がいっぱい】 とのレスは見当違い?。 ことさら人命に関わる事項を 『昇天』 だの 『天国行き』 だのと・・・茶化して書かれる事に対しての不快感があります。
笑い事ではありません。
.

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