日記
久々に針先を観るその後。
2021年07月18日
高域にザラツキや歪みを感じて針交換してもらおうと思ったPulatanus 2.0 。
交換をしてもらうべく購入したお店に持って行きお願いしたところ、
”いや〜motocueさん、針はそんなに減りませんよ”と。
いや、結構使ったし、見た感じ減ってる様に見えますがと言っても
”イヤイヤそんなことないですよ、ちょっと聴いてみましょう”
とお店のプレイヤーに装着して試聴してみることに。
聴いたことのないソースでの事なので自分では判断できませんが、
お店の人の判断は確かにちょっとおかしい様ですが針は減っていないと思うという意見で、まあ折角なのでプラタナスの方に送っての点検を願いしました。
数日後、お店の方から連絡があり、”点検の結果針の磨耗は無し、ただ、磁気回路内に鉄粉などがかなり付着していて特に片側が多かった”との事。プラタナスの方でクリーニングしてもらって帰って来ましたと。
針は減ってなかった!結果、針交換は無くこれは良かった?
いや良かったんですが、素人判断に付き合わせて恐縮な感じです。
まあこれでまた使えるとありがたい限りで、それにしても交換必要無しのの判断は親切というか誠実な対応してもらってこのカートリッジ選んで良かったなとお店とプラタナスさんには感謝です。
カートリッジの方はMOTUS Ⅱ DQの方がもうすぐ到着するとの事なので
それまで預かってもらってMOTUS Ⅱ DQが来てからセットして聴こうと思います。
そうなると、何が原因で違和感があったのか、一つ思うに現用のOmegaに
交換した際のハム音の原因、トーンアームコネクターが怪しいと
今一度チェックしてみようと思います。
それにしてもかなり恥ずかしい出来事でした・・・・
レス一覧
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初めまして、宜しくお願いします。
Phasemation の方からも聞いた話ですが、10年以上使っても針はほとんど摩耗しないそうです。お客さんからの「もうかなり使用してきたので針交換してくれ」という依頼もやはり多いそうですが、ほとんどの場合交換の必要がないそうです。
byPhase Freak at2021-07-18 10:52
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motocue さんへ
一般的に針の寿命はおよそ150~200時間といわれています。
JICOの公表寿命は楕円針の場合約150時間、S楕円針で400時間です。
再生音質の劣化は針の減り具合とは殆んど関係なく使用時間が一番関係があるという記事を見たことが有ります。素人考えでは以下のような原因が考えられます。針とレコード盤の微妙な当たり、接触熱によるダイヤモンドの変質、カンチレバーのダンパーヘタリ、発電コイルの劣化等々。
私の場合 レコードプレーヤ SONY PS-X700(オーバーホール済)、カートリッジ SHURE M44G でリッピングした場合 LP1枚1時間換算で 110枚を過ぎる辺りから明らかに高音の煌めきが少なくなり、中音はハッとする生々しさが減り、低音の迫力と伸びが少なくなります。
120枚が限度です。130枚過ぎるとリッピングに値しない音質になります。
MMカートリッジだと気楽に針交換出来ますが、MCカートリッジの本体交換は高価ですね。
針屋さんは上記の交換時間を推奨し、カートリッジ屋さんは針が減ったかで判断して長く使わせようとする。悩ましいところです。
MMカートリッジとMCカートリッジの針の減り方が根本的に違うという記事は見たことが有りませんから、MCカートリッジがMMカートリッジより音質的に優れているという評価はあくまでも両方とも新品での話で、中古品同士では不確かではないでしょうか?
メーカは毎日レコードを聴いてその変化を実感しているわけでは無く、ユーザーが一番変化が分かる訳ですから、ご自分の耳を信じてメーカーに針交換を迫ったら如何でしょうか?
byTada-Min at2021-07-18 16:00
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Phase Freak様
こちらこそ初めまして。
Phasemationもおっしゃっていたのですか、他の針の修理している方やメーカーのコメントでも磨耗してない事が多いというのは読んだことあったのですが、今回は結構使い込んだので流石に摩耗してるんじゃないかと出して見て結果これで、結果歪みの原因は別にあったようでそこを手当して多分OKかと。
プラタナスの方は新しいプレイヤーと一緒に来てからから今一度新しい気持ちで聴いてみてようと思っています。
bycuerex at2021-07-19 10:01
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Tada-Minさん、コメントありがとうございます。
確かに新しく取り付けたMMカートリッジはフレッシュな感じでこれはこれでありかと思っています。
針の磨耗に関しましては、同じダイヤモンドといっても色々なグレードがあると思うので一概に同じとは思いませんが、MCのこれぐらいのグレードのカートリッジだと良い物を使っていると思うので磨耗の具合は違うのかもしれません。今回針交換はもちろん有料でお願いして向こうから必要無しとの事なので今回はメーカーの言葉を信じて今一度使ってみようと思います。
bycuerex at2021-07-19 10:17
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motocue さん、お早う御座います。
カートリッジの針は何かにつけ気になりますよね。
私も以前40年近く使っているFR-7一度も点検修理をしていませんでしたので、オーディオファブさんにで点検修理をお願いしたことが有りました。
その結果針の摩耗もなく特に問題はないとの診断で調整のみをして頂きました。
針は簡単には摩耗しないようですね。それ以降安心して聞いています。
”数日後、お店の方から連絡があり、”点検の結果針の磨耗は無し、ただ、磁気回路内に鉄粉などがかなり付着していて特に片側が多かった”との事。プラタナスの方でクリーニングしてもらって帰って来ましたと。”
motocueさんもお店の方もすごい感性をお持ちですね。回路内の鉄粉での音の変化を感じられるとは、すごいと感性だと思います。
私にはは残念なが音の変化を聞き分けられないと思います。
プラタナスというメーカーを初めて知りました。プラタナス2.0の仕様を確認しましたが、鉄心入りで 0.3mV 2.5Ω という事でどの様な音なのか大変に興味があります。
これからもアナログを大いに楽しんでください。
yhh
byyhh at2021-07-19 10:35
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yhhさん、コメントありがとうございます。
カートリッジの音の変化は感じたものの、結果カートリッジでは無く別の部分に問題があったようです。お恥ずかしい話です。
それにしても針の磨耗は分かりにくいです。今度真剣な顕微鏡でも手に入れて見てみたいと思っています。
プラタナスはオーソドックスでしっかりして安心できる音質と言いますか、変なピークがない音と思っています。ですが、そっけないさっぱり系とも違いどっしりしたところもあり気に入っております。ただ、重量級の為、アームを選ぶところもあるかもと思います。
bycuerex at2021-07-21 08:41
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motocueさん
カートリッジの針は、半永久的とまでは言いませんが相当長持ちすると思っています。
昔は、3年ぐらいで針交換していましたが、針先やレコードの盤面クリーニングをやるようになってからは、針先を曲げたりとかのトラブル以外で針交換をしたことがありません。かれこれ20年近く経っています。
だいたいは誤解です。音質劣化の原因は摩耗ではなくゴミの付着です。ゴミといっても目で見えるようなダストは論外で、ダイヤモンド表面に結合したマイクロスラッジと言われるものです。
また、市販の多くのクリーニング液ははアルコール溶剤のもので、針を装着する接着剤を劣化させてしまいます。場合によってはカンチレバーも腐食させてしまうものもあります。ボロンなどはとても腐食に弱いのです。
こうしたことに気づかせてくれたのはレイカのドクタースタイラスを使い始めてからです。かなりお高いですが、ほんの一滴を使うのでかなり長く使用できるので単価的にはそれほど高コストではありません。針先交換よりずっと安価です。
レコードを愛する音楽ファン、アナログマニアにはおすすめです。
ただし、ボロンのカンチレバーには金属腐食のリスクがあって使えません。私が、かたくなにDL-103を愛用し続けるひとつの理由はこのこともあります。
byベルウッド at2021-07-21 11:52
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ベルウッド様
やはりクリーニングしたレコードを掛けていれば磨耗は少ないとの事今回学びました。
ゴミの付着は確かに黒い皮膜がついているのを見た事ありました。
ボロンのカンチレバーは確かに顕微鏡で見ると脆そうで怖いですね。
拙宅ではLASTというクリーニング液を使っていますが、レイカの物早速試してみることにいたします。情報ありがとうございました。
bycuerex at2021-07-22 19:27