日記
DIATONEのDS-2000を入手しました。
2020年08月08日
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職場にも社宅にも冷房がなく暑過ぎると体力が消耗するのか夜は直ぐ眠くなるためご無沙汰してました。8月2日の日曜に寄ったハードオフで出色(しゅっしょく)のDS-2000を税込7.7万で捕獲しひととおり自宅でチェックしたのでご報告いたします。
中古品に興味がない方、ましてやコロナ禍の昨今、他人が使って要らなくなったブツを高値で買ってナニが楽しいの?といつも誰か様に言われてますが、犬も歩けば棒に当たるように実際に店舗を巡って回らないと中々掘り出し物には出会えないものと思います。
DS-2000のような35年前のスピーカーで無傷なモノは稀でそんなモノは10万超のトンデモ価格が付けられて絶対手が出せませんが今回は写真のとおり途轍(とてつ)もなくキレイなスピーカーでした。




木目に黄金色の部品の配置は、どこか日光東照宮などの神社仏閣を連想させる国産スピーカー独特のデザインで音を出す前から期待させる神々しいお姿で中身がダメなブツかもとドキドキしながらアンプに接続しました。
今回の構成はVM740ML⇒KP-9010⇒AU-α907DR⇒DS-2000でソースは稲垣潤一氏の「J.I.」でちょうど35年前、引っ越した社宅の隣室にオーディオマニアの同僚がいてGT-2000⇒A-2000⇒DS-1000でアナログ盤を聴かせてもらった時の衝撃が忘れられず、あれから幾多の変遷を経てようやくマトモな上位機を入手できた次第です。JBLのPA/SR用スピーカーもありますが音質の調整に迷った時のリファレンスにもなりますから無駄にはなりません。

最後に音質のほうですが、最初に出てきた音は驚くほどボヤけた音ですぐさま、ESOTERICのP-30+D-30をつなぎ直して聴いたら素晴らしい音でアンプのMM/MC切り替えがMC側になっていただけでした。
気を取り直してアナログ盤の「J.I.」1曲目「Maria」のイントロを聴いたら35年前のあの音が再現できました。
その後は様々な手持ちのCDを聴いてみましたが、やはり'80年代、'90年代に収録した作品との相性が良く、Perfumeなど音圧が高い作品はソース側の歪が忠実に再現されすぎて大きな音では聴けない状態です。(ここまでが金曜深夜)
本日、土曜日はパワーアンプM-90αにつないで聴いてみると音の重心が下がりヴォーカルが胴体に響くような音も再現できて落ち着いて聴くことが出来ますが、AU-α907DRでの鮮烈な音も捨てがたく悩ましい所ですが、お盆休みの1週間遠くに出かけないで、DS-2000を使い倒そうと思ってます。(笑)
レス一覧
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自己レスですが、前オーナー様が他界されて遺品整理の「訳あり」スピーカーかも‥アンプの電源を入れてないのに音楽が聴こえてきたりして‥ま、それはある程度覚悟のうえですが、いずれにしても、かなり丁寧に使われていてダイヤトーン「あるある」のウーファーエッジも固くなっていないため、もしかしたらきちんとオーバーホールされたのかもしれませんね。
byたかけん at2020-08-08 20:05
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はじめまして。DS–2000非常に綺麗ですね。ここまで綺麗な個体も大変珍しいと思います。しかも、8万円弱なんて。恐らくワンオーナー品ではないですか?よっぽど大事にされていたのかと思います。若しくは中古屋さんが価値を知らないとか(笑
2000は片式で言うと初代になりますが、私は一番2000らしい音がすると思います。後にHR,Z、ZXと続きますが、方向性が皆あっち行ったりこっち行ったりと。2000は恐ろしく高解像度、でも箱を上手に響かせる感じがたまらないですよね。私なら907DRで決まりの組み合わせですね(笑
80年代フュージョンなんかコクがあり厚みがある音が聴こえてきそうです。
byほくにぃ〜 at2020-08-08 21:25
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ほくにぃ〜様、レスありがとうございます。
BS4Kの「ライブ・エール」を見ていましたが、皆さん本当に真剣に歌っていまして素晴らしいパフォーマンスでした。
本日は午前中、老親達を買い物に連れて行きながらホームセンターでワックスを買ってきて、午後からは音楽を再生しながらDS-2000を磨きまくってました。
AVアンプのSC-LX901はUSBメモリーのハイレゾ音源も再生できるため、LX901⇒M-90α⇒DS-2000の組み合わせで音場補正して聴いて見ましたら、これはこれで音場補正能力が強力なため大変魅力的なサウンドになり、DS-2000の低域が足りないためか補正後はウーファーが大きく振幅しピークメーターで200W近く出てました。
それなりにエージングも進んだことから、B&WのサウンドチェックSACDで最終確認すると、かなりB&Wの上級機種と近い部分もありまして、ジャンルを問わず素晴らしい音で聴けますが、私も80年代フュージョンCDで沢山持っていますので明日は、70年代の古いプリメインアンプなど色々な組み合わせで聴いてみます。
byたかけん at2020-08-08 22:59
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たかけんさん、返答ありがとうございます。
LX901は確かに魅力的な機種ですね。デジタルグライコ補正だけでなく左右バランスの調整、そして最大の特徴がフェーズコントロールですね。
私はそもそも、補正装置はあまり好みでないのですが、この補正装置なら絶対アリだと思います。むしろOFFだと物足りなさ過ぎではないでしょうか。この部分だけでも欲しい位です。
>70年代の古いプリメインアンプなど色々な組み合わせで聴いてみます。
いやぁ〜楽しそうですね!羨ましい。当時の各メーカーの音色を楽しんでください!
byほくにぃ〜 at2020-08-08 23:11
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ほくにぃ〜様、レスありがとうございます。朝の食事でカーペットにコーヒーをこぼしてしまい、その始末に追われて今頃の書き込みになります。(最近、公私ともに、こういうパターンが多く自分の認知機能が低下しているかと不安になってしまいます‥)
AVアンプのSC-LX901経由でパワーアンプに接続するとリモコン1つでUSBメモリーのほかWi-Fi接続でPCにストックした楽曲を自由自在に選曲でき、かつ、中古のDS-2000を2008年頃に専門店で聴かせてもらったB&Wの802Dを彷彿(見分けにくいほど、よく似ていること。ありありと見えること。)とさせるのですから高度な音場補正に騙されていると思っていても、スズキ・アルトに乗っている下層庶民の環境であの世界が垣間見えるのですから、ちょっと怖いです‥
そのほかにも4K放送前に録画した2Kコンテンツを4K画質にアップスケーリングする機能についても、昔のHDアップスケーリングのマヤカシ的機能と思ったら本当に4K画質にアップスケーリングしてくれたり、ドルビーアトモスの3次元音響空間を120インチスクリーンとともに再生すると昔々の科学博覧会で鑑賞した世界が自分の自宅のホームシアターでほぼ再現できるのですから展示処分価格20万円のモトは完全に取った感じで2016年モデルながら70年代の機器まで大切に使っている者としては目からウロコの最新技術に愕然とさせられます。(つづく)
byたかけん at2020-08-09 08:09
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(続き)ちなみに2008年頃に地元の専門店で聴かせてもらった環境は当時のアキュフェーズ最高級軍団でパワーアンプなんか左右独立バイアンプ状態で4台駆動し総額1千万近い状態でした。もしも、このスピーカーを安価に入手してしまったら完全に支配されて同一環境を再現しようと一家離散状態になってしまうかと思いました(汗)
その環境で平原綾香さんの「Jupiter」を聴かせてもらったらトンデモなく深い重低音が入っているのにも驚いたのですが、まるで左右のスピーカーの間に平原綾香さんが実際に存在して歌っているかのような「音のホログラム」を体感させてもらい「普通のCDにここまでの音が入っているのか‥」と腰を抜かしそうになりました。かなり大げさですが‥(笑)
現在、自宅から400km彼方の北の地に単身赴任中で、夏季は月2回、冬期は月1回しか戻れないため、お盆が終わったらDS-2000は単身先の社宅の部屋に運んでオブジェ?として飾っておこうかと思っています。
社宅では隣室からの生活音が酷いため200W級の音を出したら大変なことになりますから、70年代の古いプリメインアンプとチューナーも持ち込んでオブジェ兼用でささやかにが鳴らしてみようと思っていますが、アナログプレーヤーを持って行くかどうかが悩みどころです‥
byたかけん at2020-08-09 08:11
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ほくにぃ〜様
連投の追伸ですが、たぶんCB1300に乗られているのですね。
私も一時期TRX850に乗っていましたが、維持費と免許と寿命の確保を優先したのとオフロードを走るのが好きなので現在は往年の'88年モデルのHONDA AX-1と2005年モデルのKLX125の2台持ちです。
AX-1は80年代後半の贅沢な作りで「エンジンだけは」息子君が乗っているYAMAHAのWR250Xにも引けをとりませんが、CDIの寿命が尽きてCDIの良品が見つかるまで長期入院中で、現在はKLX125を単身先で通勤に使っています。2回ほど片道400kmを走りましたが、高速が使えないので尻が痛くなって大変でした。
私もほくにぃ〜様と同様、社宅住まいですが、懐かしのレコードシリーズの動画の更新やL-D1の修理の続きなどを楽しみにしております。
byたかけん at2020-08-09 10:17
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たかけんさん DS2000ですか。わたしはむかしDS 3000を持っていました。アンプはAUD707fでした。昔は国産でもいいスピーカーを作っていました。結構いい音でなっていた記憶だあります。DS10000や20000という超ド級もありました。昔はいい時代だったような気がします。
byELVIS at2020-08-09 11:02
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たかけんさん
!(^^)! 三密ならぬ 三蜜ですね。 みな 仲良く寄り添って・・
まぁ- ウチなんかも「密」じゃないとは言えません。 こんなんでも 断捨離してるんですがね (笑) 必要最低限にしてるツモリなのですが・・ (*_*) 色んな物が巨大化してるので(笑) 仕方が無いです。
DS2000良いですね~ バブリーな時代の「見た目」にも気を配っていたDIATONEの良き時代の傑作モデルですよね。 DIATONEは生涯 導入は出来ずに終わりそうですが 2S-3003だけは 一時本気で考えました。 メーカーの販売店向けの新製品発表で聴けたのですが(メインの白物、ビジュアルはどーでも良くて(笑)) その音の良さに数時間 聴き入って仕舞いました。 まぁ-300万ですから良くて当然なのですが・・。
まぁ- たかけん様宅では 密が可哀想な現状ですが 蜜で仲良く鳴らしてあげて下さい。 しかし 掘り出し価格ですね~~
byアコスの住人 at2020-08-09 11:32
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ELVISさま、レスありがとうございます。
最近のスピーカーは国内、海外メーカーを問わず、殆ど海外生産で一見立派でも張り子の虎のようなもので、最後のオーディオバブルだった80年代の頃のような贅沢な作りのスピーカーは絶滅危惧種で、現代の価格で売ろうとしたらNS-5000のようにペアで100万円を超えてしまうかもしれませんね。
DS-3000は中々出会う機会がないです。おそらく店頭に出れば即座に捕獲されてしまうのでしょう。DS-10000は10数年前、都内出張の用件が終わってから秋葉原の専門店に寄ったとき、専用台付きのピアノブラックにゴールドユニットのコントラストが神々しいお姿で、お値段の方も神々し過ぎて買う気すら起きませんでした。
さすがに今の時代に捕獲すれば外観は大丈夫でも内部のコンデンサーは容量抜け、ダイヤトーンご自慢のボロン振動板も大パルス音一発でボロンと崩れ(実際に時々見かけるジャンク品は殆どボロンがボロンとなってます‥)ギリギリ形状を保っているウーファーエッジもすぐ崩れてしまうでしょうから怖くて入手できませんね。
今回、捕獲したDS-2000はウーファーのエッジが微妙に凸凹し大入力を入れるとエッジの一部にエクボが出来ますから間違いなくエッジを張り替えています。ボロンのドームは何とか無事ですが、よ~く見ると年数相応の小さな黒ずみもあり、何とか長持ちして欲しいものです。(汗)
byたかけん at2020-08-09 13:55
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アコスの住人さま、返信ありがとうございます。
確かに3蜜状態でDIATONEのDS-W461を加えると3.1蜜状態で間違いなく低音域は他のスピーカーに吸収されているでしょう。
蛇足ですが、ハードオフ某店舗にMcIntosh XRT20 ¥1,976,000(2台1組)の4点セットが税込み49.5万円で売っていました。確か菅野沖彦氏が使っていたのと同じモデルですね。
byたかけん at2020-08-09 14:32
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たかけんさん
CB1300はそろそろ10年になります。
飛びぬけて特徴があるバイクではないのですが、なのに飽きないのと壊れないんです(笑
今は5万kを超しましたが、スコブる調子が良くてですね。
でも、私も次はオフロードかモタードを考えています。
バイクはハマればハマるほど凝れば凝るほど友人皆、最後はモトクロスに辿り着くようです。
AX-1は特にデザインが良いですよね。確か水冷でしたよね?
CDIは純正を探されてるのですか?デイトナとかキタコ辺りで有りそうな気がしますが。
しかしバイクで400kmは凄いですね!しかも片道とは(笑
動画を見てくださって有難うございます。まだまだ低級初心者ですが、少しづつアップして行きますのでまた是非見てください。
私も忙しい時と暇な時のギャップがかなり大きいので、返答が遅れる事も有ると思いますが、こちらこそよろしくお願いいたします。
byほくにぃ〜 at2020-08-10 07:11
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ほくにぃ〜さま。オーディオネタから外れてしまいますが、良いバイクは長年乗れますね。
私はモタードのDR-Z400SMを7年6万kmほど乗りながら、もう一台も持ってましたが、転勤でアパート住まいの時期があって10万円で泣く泣く売却しました。その、もう一台は2ストオフ車のランツァ(DT230)で乗り潰そうと思ってましたが2ストの弱点であるエンジン寿命が微妙な状態になってKLX125を入手する際の下取りに出し、KLXは5年ほど乗ってます。
125は維持費や任意保険の負担が無視できるほど軽くて家計を圧迫せず、その分オーディオに投資できるのが良かったのですが、単身赴任のどさくさで総額20万のAX-1を捕獲して現在に至ってます。
今年はせっかく北海道が見える地に赴任したので、AX-1で北海道ツーリング‥と思っていたのですが、AX-1が去年の冬から入院中でコロナで部品が入らなくなって回復しないまま、コロナ禍で北海道にも行けなくなってしまい、北海道ツーリングに使う予算を今回のスピーカー捕獲に振った次第でAX-1に飽きたらTDR250を探して捕獲しようと思ってます。
今後もバイクネタも含めて宜しくお願い申し上げます。
byたかけん at2020-08-12 07:55