日記
【更新】オーディオ失敗ネタの数々【パート1】
2021年09月22日
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9月5日以来の更新です。ギコリン様とコメントで「人様の成功(自慢)話ほど詰まらないので、いずれ数々の自分の失敗ネタや期待はずれネタで新規ページを作りましょうか…」とやりとりしましたので失敗ネタのご披露です。なお、他人様へのリンクなど活用させてもらいます。万一「オレの記事だ」と言う場合、無断リンクをお詫びするとともにコメントを寄せていただければ幸いです。
【第1位】自宅の新築(2000万)※()内は導入時の概算
1993年の新築当時は親から敷地を分割してもらい建物の費用だけで済んだのでオーディオ的にも期待をして某大手住宅メーカーのセラミック(軽量コンクリート)壁タイプで新築しました。(※リンク先に酷い事が記してありますが、全て真実で某大手住宅メーカーはハシゴを外したようにセラミック住宅が無かった事にしてるのが酷過ぎ…今後、リフォーム予定でその他のリンク先を見ていたら他にも外壁塗装の記事がありました。)
古くからの長岡鉄男氏ファンでパルコンで自宅を新築されたり鉄筋コンクリートで方舟を建築されたりと自分的な憧れでしたので、鉄筋コンクリとまで行かなくとも近い効果があると思ったのです…ですが、実際は「発泡コンクリート」で素手で壊せるほどの脆(もろ)い壁で大きな音を出すと外側に漏れ放題になり室内はかなりデッドな響きとなります。。現在は壁面にLPを貼り付け中高域はライブになりましたが低音域はサブウーハーレベルをかなり上げないと満足できません。大きな音を出しても問題ない田舎の一軒家でせめてもの救いは部材の共振で変な音が出ないことぐらいです。
それよりも、オーディオ以外での致命的問題として都市部の職場から遠い山間部なため通勤・通学が大変で子供達が都市部に進学すると通学時の送迎が大変でした。自分自身も定年近くになってからは奥さまと職場に近い都市部の借家で暮らして週末は実家の両親の様子を見ながら田舎の自宅で過ごすという実質別荘状態ですので今後、田舎に住む方はよ~く吟味して決定して下さい。(汗)
【第2位】セパレートアンプほか(40万)
「セパレート」と言えば私は真っ先に1970年代の家具調セパレート型を思い浮かべますが、今回はアンプです。パワーアンプは1987年頃にLo-D HMA-9500¥230,000(1977年発売)の中古とプリアンプはPIONEER C-90¥170,000(1986年発売)、音の入口のCDPはA&DのDP-9000¥158,000(1987年)、音の出口のスピーカーはPioneer S-180D ¥59,800(1台、1985年頃)と自分的に最高の組み合わせと思っていたのですか、大音量で音楽を聴いても何も感じませんでした。かえってプリメインアンフのDENON PMA-940¥69,800(1984年頃)のほうが鮮烈に聴こえてしまい「こんな筈でなかった」と後悔しました。今、思うとプリのC90は滑らかでシットリした「甘い」音質なのにHMA9500は高域が華やかで艶っぽいハイ上がりな音質だったのでプリアンプの段階でパワーアンプの良いところを全て消しちゃったのでしょう。
本当は第10位からカウントダウンしたかったのですが、勿体ぶるほどネタが多い訳でもありませんので、大きなネタから記しました。
今後パート2以降に続けたいと思っています。自宅リフォームも「妄想」中ですので何か参考になるネタの投稿をいただければ幸いです。
レス一覧
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たかけんさん、はじめまして。でしょうか?
参考になるようなネタは一切ありませんけど。
私も40年以上前から長岡鉄男氏のファンでした。今はレコードとVコンやΛコンの残骸と電源ケーブルくらいしか残っていませんので偉そうなことは言えません。
(1)パルコンは遮音性が良いとか断熱性が良いとか聞きましたが、実際にお建てになると、デメリットもいろいろあるのですね〜。私もあんなリスニングルームが欲しい、と思っていましたが。
逆に方舟のあの構造は、ライブ過ぎて自分には手に負えないような印象で欲しいとは思いませんでした。懐かしいです。
引退したら山の近くに住みたいと思っていますが、考えものですかね。
(2)HMA9500には憧れましたが、C90とは合いませんでしたか、残念ですね。
一度は手にしたいと思っていますが、なにせ年代物のパワー・アンプはちょっと怖いので、当時長岡氏が愛用していたプリ(PRA-2000とSY-88ではなくてΛ88Ⅱ)を手に入れて聴いています。
40年ほど前の製品とは思えない音で満足しています。
byTON2 at2021-09-22 16:48
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たかけんさん、
さすがに4桁万円の失敗談は応えますね・・
私の場合はそれにはかないませんが、一番の失敗(失敗とは認めたくはないのが本音です)は映像ソフトです。
ここのファイルウェブの方などには足元にも及びはしないのですが
レーザーディスク(LD)
DVD
これらのセルソフトには相当お金をかけました。
私の場合はアニメではなく洋画、音楽が中心でしたから、まだましなほうですが、LDは500枚以上、DVDもそれ近く購入してきました。
LD,DVDともに輸入盤も結構な数購入していました。
しかしここ5,6年の間に引越しと保管場所、LD→DVD→BDとソフト規格の変遷を考えてどちらのソフトも処分しました。
思い入れのあるスターウォーズトリロジーLDやハイビジョンMUSE LDだけはまだおいてあります。
LD用の機材はMUSEデコーダー含めて処分できずに持っていますが、今後稼働するかは疑問です。
もう、これからは配信サービスが充実してきたこともあり限られたソフトしかも4Kソフトのみを購入することにしています。
(配信は音声仕様がプアなのがたまに傷ですね)
LDの最後のころについて、私のブログでは以下のような日記も書いています。
Laser Disc(LD)偏愛
http://gicorin.tblog.jp/?eid=337355
最後のレーザーディスク(アニメ除く)
http://gicorin.tblog.jp/?eid=338091
DTS-LDについて
http://gicorin.tblog.jp/?eid=338131
私の場合はテープメディアにはあまりお金をかけてこなかったですが、W-VHS、D-VHSのテープもあり、これらの機材もテープも処分しました。
LDやDVDというメディアがあったために、現在の最新メディアが成立していると前向きに考えるようにしています。
他にも世評をもとに購入しましたが、録音がひどかったベートーヴェン交響曲全集(CD, SACD, LPと出るたびに購入してしまった)もあります。
なおこれを私のブログでは画像付きで書いています。↓
http://gicorin.tblog.jp/?eid=365731
byギコリン at2021-09-22 17:06
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TON2さん、早速のレスありがとうございます。もしかしたらモールス符号やっておられたのでしょうか?
>パルコンは遮音性が良いとか断熱性が良いとか聞きましたが、実際にお建てになるとデメリットもいろいろあるのですね〜
大成建設のパルコン(Palcon)は、ミサワのPALCと表記が紛らわしいのですが完全に別物で、パルコンは鉄筋コンクリート製のパネルを構造体として建てるため遮音性や断熱性が本物の鉄筋コンクリート住宅に近いのに対し、ミサワのセラミック住宅は鉄骨と軽量発泡コンクリート壁を組み合わせますからパルコンのようなコンクリート住宅のメリットを100%享受できません。
しかし、パルコンより安いことは安かったし薄い壁の木造住宅のように低音域がまるっきりスカスカじゃないのが救いです。
>私もあんなリスニングルームが欲しい、と思っていましたが。逆に方舟のあの構造は、ライブ過ぎて自分には手に負えないような印象で欲しいとは思いませんでした。懐かしいです。
スピーカーの「箱」と同様、良質な重低音を聴くためには方舟のような重くて丈夫な「箱」が必要ですが、オーディオ専用の建物はハードルが高く、私達は専用部屋を確保するのがせいぜいで、埼玉県越谷市の本物の方舟も固定資産税の負担が大変で専門誌で負担し維持しているようです。
なお、方舟のように鉄筋コンクリート打設で反射の多い部屋は家具や生活用品を配置するとかなり吸音でき、かえって木造住宅のように壁が薄くて低域が屋外に漏れる場合、強力なサブウーファーを導入しないと満足な低音が出ないため大変なんです。【続く】
byたかけん at2021-09-23 06:15
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【続き】
>引退したら山の近くに住みたいと思っていますが、考えものですかね。
「考えもの」かと思います。
その理由は田舎では車の利用が前提なため、免許返納後が正念場で、自治体から市民バスやタクシー券の交付などサポート制度もありますが、そうなると「人頼み」で待ち時間もあるため外出が億劫になります。
そのため、処分も見越して売却に有利な物件を考慮する必要があり、別荘の買取や借家などが現実的と思います。(蛇足ですが別荘やオーディオに注ぎ込むお金を奥さんや子供さんに使ってみれば老後の扱いが違ってくるかも知れませんね‥)
そして何と言っても、現地への時間的距離が最も重要で、私は現在の借家から片道30分の距離にある自宅への移動も仕事が終わってからでは遠すぎるため週末に泊りがけで使っていますし、仕事が忙しい時は帰らないときもあります。
ですから、加齢に伴う運動機能の低下も考慮すると、別荘の場所は片道1時間以内が限度で、遠すぎれば現地まで行くのが義務的になって次第に週1回⇒月1回⇒半年に1回になって活用されなくなりますから、良く良く考えると現在の自宅に防音部屋を確保したほうが活用できるのかもしれません。
もちろんオーディオ以外でも畑を借りて農作物を栽培したり毎日、魚釣りをするため郊外に住む選択も有りかと思いますが、山間部は積雪などの自然現象も厳しく都市部に「いつでも戻れる場所」を確保しておくのが理想的でしょう。
>HMA9500には憧れましたが、C90とは合いませんでしたか、残念ですね。一度は手にしたいと思っていますが、なにせ年代物のパワー・アンプはちょっと怖いので、当時長岡氏が愛用していたプリ(PRA-2000とSY-88ではなくてΛ88Ⅱ)を手に入れて聴いています。40年ほど前の製品とは思えない音で満足しています。
現在JBLを駆動しているSANSUI AU-α907DRは圧倒的なドライブ能力で10年以上も満足して使っていますが、PRA-2000Zも欲しいと思ってます。SY-88やΛ88Ⅱなんて実物さえ見たことなく入手できないと思っていましたが入手できるんですね。私も粘り強く探してみることにします。
byたかけん at2021-09-23 06:26
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ギコリンさん、レスありがとうございます。
>さすがに4桁万円の失敗談は応えますね・・
ネタとして読んでいただければ幸いで、オーディオ的に期待した部分はイマイチでしたが、大手ならではの保証や定期点検のほか、団地の部屋みたいに使い勝手が良かったりと支払った対価に見合う部分もありました‥が、もう一度2000万で新築することになったら絶対に同じメーカーには頼まないですね‥(笑)
>私の場合はそれにはかないませんが、一番の失敗(失敗とは認めたくはないのが本音です)は映像ソフトです。
自分のソフト類は必要最低限で録画したコンテンツやリッピングしたコンテンツがメインで、現物があるものは殆んど中古盤で、それほどお金をかけていないと思います。
ギコリンさんの怒涛のレビュー数から察すると、かなりご予算を割いていらっしゃるようで現行フォーマットならそれなりのお値段になりますが、LDだけは完全オワコンでパイオニアに責任を取ってもらいたいくらいですが、そのパイオニアも親会社とともにどうなるのやら‥ですから、プレーヤー再発は極めて困難でしょう。
せめてMUSE-LDのように2K相当画質があれば保存する価値は大きいと思うのですが、一般的にはアレほど大きいディスクと頑丈なプレーヤーの映像がNTSCですから残念な気持ちになります。
唯一の救いはデジタル音声でDVDで再発されたコンテンツもありますが、残念ながら音声が圧縮音声で明らかに鮮度が落ちてますから、ライブコンテンツでは貴重なのもあります。【続く】
byたかけん at2021-09-23 07:49
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【続き】
>もう、これからは配信サービスが充実してきたこともあり限られたソフトしかも4Kソフトのみを購入することにしています。
(配信は音声仕様がプアなのがたまに傷ですね)
自分は「嘘レゾ&偽レゾ」で懲りて、配信サービスは信用していません。かと言ってセルソフトも必要最低限で極力、4K放送の録画かレンタル⇒リッピングで済ますほうです。
>LDの最後のころについて、私のブログでは以下のような日記も書いています。
URL先はすべて拝見しました。懐かしいです。
私は機器購入時に交渉し良くメーカーのデモンストレーションディスクを受け取っていて、中古盤のデモディスクも見つけたら即ゲットして集めてました。
製造メーカーによっては内部が腐食し、ノイズが盛大に入る盤もありますが、大抵は当時のNTSC最高画質で、特にハイビジョンカメラとデジタル録画機材を使ったデモ映像なんて28インチHDブラウン管テレビで見ると一見ハイビジョンと勘違いするほど鑑賞に耐えるコンテンツもありますが、今となってはオワコンになってしまいコップの中の嵐のようで「それがどうした?」なんですね。
余談ですが、先日導入したパイオニアのBDP-LX88で昔のDVDソフトも再生してみましたが、4K解像度までアップコンバートしてくれビットレートの高いコンテンツはトモカク、収録時から画質が悪いコンテンツは当然ながら全くダメでした。
しかし、今から20年前、2003年頃のBSデジタル放送をD-VHSで録画したコピーワンス導入前コンテンツは無劣化でBD-RにダビングできたのでBDP-LX88で再生してみたら、現在の放送画質と遜色ないどころか、当時のトップスタッフ達が気合を入れて撮影した効果もあってカメラが揺れたりぶれたりしないため4Kアプコン化の効果も最大になり、肉眼で見た目には民放の4K番組よりも素晴らしく見えたりしますので、BDP-LX88恐るべしと言ったところです。(笑)
byたかけん at2021-09-23 07:52