日記
伊豆沼のジャズ喫茶へ
2022年02月13日
【このブログのご案内ページへ】
東北の山沿いでの休日は雪かきのほか実家の木造屋根の雪降ろしなど1月中は集中的にやっていました。2月はそれほど雪が降っていないため、3連休の2日目は伊豆沼のほとりにあるジャズ喫茶「カフェ・コロポックル」に行ってきました。
先週、栗原市内に泊まりがけで出張して泊まった宿のパンフレットで伊豆沼のほとりにジャズ喫茶があることを知りました。還暦を迎えセッカチになったオヂサンですから日を置くことなく早速行って来た次第です。仙台と古川の中間にある自宅からの往路は高速をフルに使って約30分強、帰路の一般道だと約50kmあり約1時間くらいです。
いつものように前置きが長くなりそうなんで結論から記しますが、今まで行ってみたジャズ喫茶では1・2位と思うほどの素晴らしい音質でした。一関市のBASIEとは対極に位置するような最新のデジタル機器を駆使したアプローチで誰にでも判りやすい素晴らしい音質を獲得されてます。※機材の写真はお店のサイトから引用しました。
使用しているスピーカーは元司会者の小倉智昭氏が自慢され一般の人にも必要以上に有名になってしまった自分的憧れのJBL Project Everest DD67000(ペアで税込726万)でルックスだけでも良い音がします。マニア諸氏なら出音で勝負じゃい!となりますが、お客様は殆どが一見(いちげん)さん‥まずは見た目で圧倒しダメ押しでサウンドで圧倒すれば印象に残りますよね。
午前10時開店の10分ほど過ぎ入店しましたが、案の定、初老の謎の常連さん?が一番良い席でストーブに薪をくべてました。
窓際の席に座るとメニューはオーナーの奥様がニコニコと注文を確認してくれ、オーナーは黙々と仕事をこなされていました‥と思うまもなく2組の中年ご夫婦が入店され、直後に外国人のホモダチ?カップルも入ってきて開店30分で満席になり、ホモダチの彼らがスマホで遠慮なく店内を撮影し始め、こちらを撮影しようとしたので睨んでやったら頭を下げスマホを別の方向に向けました。
この日は朝食を軽く済ませてきたので食事をいただきたかったのですが、感染対策でランチは自粛されていて今回はブレンドコーヒーと自家製のラズベリータルトをいただきました。お会計は100円引きで1100円でした。ベランダからの景色も伊豆沼に飛来する白鳥たちの姿が見え「やっぱロケーション重要だ‥」と有料のレコード&CD記念館?を妄想してる自分にとっても参考になりました。
お店を出てから、近くの伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターに寄って、館内で大きな声を出し暴れている老人がいるかと思ったら岩手県一関市で猊鼻渓(げいびけい)舟下りの元船頭さんと言う方が館内の係員に一方的に自慢話をされてました。館内の係員が余りにも気の毒だったので「猊鼻渓の舟下りにはエサをもらえるから大きな鯉が一緒についてきますよね~」と話の水を向けたら「耳が遠くて何言ってんのかわがんね~」。更に大声で話しかけても耳が聞こえず、また係員に一方的に話しかけるので、その場から離れましたが、相手の気持ちを察することも出来ずに迷惑を掛ける年寄りには成りたくありませんね‥つうか、帰り際、軽自動車を運転して帰って行きました!!こないだウチの敷地に間違えて入ってきたジムニーも、運転手さんに声を掛けたら80歳過ぎの猟師さんで少しボケて耳が遠いようでした。そういう御仁が人様の生命を奪う車や銃を所持していること自体、本当にヤバ過ぎますです‥(汗々) 元船頭さんとは関わりになりたくないので、アルトで別方向に向かい、安物の3CCDカメラで伊豆沼の白鳥達を撮影してきました。(<=動画にリンクしてます。)ザクッと撮影してザクッとカット編集しただけですが、いちおう1080pのフルHD収録ですから何となく現地の様子が伝われば幸いです。(笑)
【補足】今回の撮影では屋外の弱い風でマイクの風切り音を拾わないようカメラの設定で低域カットしていますが、現地での実際の現場音は白鳥が着水する際に翼でエアブレーキをかけ、ビデオではパフパフパフと言う音ですが、現地ではヴァフヴァフヴァフと超低域の風切音です。水面から飛び立つときもパタパタパタじゃなく実際はヴァタヴァタヴァタと両足で水面を交互に蹴って生じる大きな音が鳥肌立つほど凄まじいものです。
持ち込んだエサのお礼なのか彼らもサービス満点?でスグ近くでパフォーマンスを繰り広げてくれ、それらを100%収録できなかったので次は何とかリベンジしたいすね~(汗)
【追伸】一週間前に編集した動画の完成度を上げて字幕も入れてみました。←動画にリンクします。
BGMと現場の音のバランスを調整したほか、カットの前後のブレのカットやシーンの切り替わりと楽曲の切り替わりのシンクロ率を上げてみましたが、動画って完成度を上げれば上げるほど「普通」になってしまい、最初の荒削りなバージョンも捨てがたいものがあると思いますね。(笑)
レス一覧
-
自己レスですが約35年ぶりに現地で撮影してきました。久しぶりの訪問でしたが、豊か過ぎる圧倒的な自然が無造作に楽しめて冬になれば当たり前に様々な水鳥がやって来るのです。
これくらい貴重な場所なのに3連休でも観光客はコロナ禍を抜きにしても混雑とは全く無縁でした。
率直に言って地元の宣伝もイマイチで観光資源の無駄遣いと言うか、もっともっと伊豆沼を活用してもバチは当たらないと思いますが地元の愛好家にとっては今がパラダイスでエサを撒くと怖ろしいほど白鳥たちに近寄れます。
自分も、いつでも撮影できるため、超久しぶりの撮影でも2時間くらい撮影していれば選定するのに大変なくらい、それなりの良い素材が撮影できてしまう‥これって、当たり前のようでも温暖化で数十年後には水鳥が来なくなって当たり前じゃなくなるかもしれず、今が当たり前に素晴らし過ぎる環境なのかもしれませんね。
ちなみに、それなりに撮影するコツは、
① 撮影ポイントの選定(太陽がちょっと逆光気味に)
② 動きのスムーズな三脚と水平撮影の死守!
③ 最後にオマケで撮影してますが水鳥用のエサを撒く!彼らは人を良く観察しててエサが少ないとアッチに行ってしまいます。
この3つを押さえれば誰でもソレナリに撮影できます。(笑)
ビデオ編集はWindow10付属のフォトと言う重たいアプリで効率が良くないのですが、PCの処理速度が良ければ意外と使えるアプリで簡単なタイトルも入れられますし、画質が落ちないまま1080pで動画を出力できるので重宝しています。
BGMはディブ・グルーシンの"An Actor's Life"で動画で収益化をしなければ限定公開の範囲内で使えるようです。
byたかけん at2022-02-13 13:52
-
たかけんさん こんにちは 私が20代の頃よく言ったジャズ喫茶は名前は忘れましたが池袋のパラゴンとヤマハのセパレートアンプとプレーヤーはマイクロを使っていました。音はかためで当時よくいきました。なつかしいですね。また日記楽しみにしています。
byELVIS at2022-02-13 15:58
-
ELVIS様。レスありがとうございます。新型コロナ禍で外出は極力自粛していましたが、昨日は久しぶりに外出しました。
首都圏は様々なジャズ喫茶があって羨ましいのですが、宮城県内にも意外とあるようで将来の参考?のため開拓中です。
昨日は屋外でも比較的暖かったのですが、2時間くらいビデオ撮影をしたら体が冷えてしまったのか、自宅のお風呂に入ってから夕飯を食ってウトウトしてノートパソコンの角に頭をぶつけて、外付HDDのUSB端子が抜けバックアップ中のデータが飛んでしまいました~(泣)
限定公開中の白鳥の動画ですが、もう再編集する気力もなく、詰めの甘い自己満&天気予報の背景的な環境動画になってしまいましたが、お時間など有りましたら何かの息抜きにご鑑賞下さい。
そういえば昨年の叔父の奥様の告別式の一部が公開されてましたので設定を絞りました。確かアチラのご親戚から見られるようにしてと頼まれて、そのままになってました‥(汗)
byたかけん at2022-02-13 17:32
-
こんにちは。
是非行ってみたい喫茶店です。
お気楽オーディオキット館に自作品の投稿欄がありますが、私のアンプの次がここのオーナー製のDACでした。そんなことも何かの縁ですのでいつかは訪れたいと思っています。
byマイペース at2022-02-13 18:56
-
マイペース様。レスありがとうございます。
また自己レスを書き込もうとしましたら、レスをいただきましたので早めにお返しいたします。
県内のジャズ喫茶情報は自分なりに気に留めていたつもりでしたが自宅から車で1時間以内の場所にこのようなリソード的なカフェがあることなんて存じませんでした。グーグルのクチコミがやたら高いため、すかさず行ってみた次第です。
他の店舗より近年になってオープンしたので情報が少なかったのかもしれませんが、店内も明るくてデジタルを駆使したオーディオ再生は良い意味でこれまでのジャズ喫茶の常識をひっくり返せるスポットで雰囲気的にも堅苦しいところがなくライト感覚で寄れるところだと思います。
今回は初訪問でしたので謎の常連?さんのように薪ストーブをいじったりせず、マスターも開店してから30分で満席になってしまい忙しそうなので、機材や音源を確認したかったのですが遠慮して話しかけたりしませんでした。
マスターの奥様が言うには、とにかく休日は店内が混んで待たせてしまうため、午前10時の開店前に並べば待ち時間なしに座れ、平日に来ていただけばCDの持ち込みやリクエストも出来るかも‥とのことです。冗談で「演歌も大丈夫?」と聞いてみたら「それは他のお客さんがいなければ‥」とのことでしたが、平日もそれなりにお客が来ていそうですね。【続く】
byたかけん at2022-02-13 20:26
-
【続き】高速をフルに使ってのアクセスとしては東北道の築館インターで国道4号に降り、北進するとスグに大きな白看板に青文字で「国指定天然記念物・ラムサール条約指定・伊豆沼」と記してあり、交差点の青看板に「登米・若柳」と表示してある県道36号線に右折し東北東の方向に数キロ進むと無料の「みやぎ北部道路」2つ目のインター入口にぶつかり間違いようないですから、ここから専用道に乗って1区間目が伊豆沼インターになります。
このインターから降りて右折すると伊豆沼の方にまっすぐ向かい、伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターを通り過ぎて伊豆沼のT字路にぶつかったら右折しスグの場所の道路の右側にお店の看板があります。
土地勘があるつもりの自分も伊豆沼インターを降りてから大きな交差点で迷いそうになりましたから、事前にグーグルマップやストリートビューで確認しておくと間違わないでしょう。
自分的には誰にでもオススメできる所かと思います。音響的にも極端に言うと古い録音の楽曲が最新録音のようなワイドレンジなサウンドで鳴っていました。おそらく婦女子にも一聴してご理解いただけるような凄まじい音の良さです。(笑)
ちなみに自己レスしようとしたのは、自分が撮影に使った安物ビデオカメラの性能で有効画素は動画207万×3ですから、いちおうフルHDの解像度は満たしているのですが、1/4型MOS固体撮像素子だと解像度の限界付近の映像のキレが物足りないので、やはり撮像素子の大きな4Kカメラが欲しくなりました。
今やレンズの大きなスチールカメラの動画撮影機能も充実し長女の結婚式でも写真屋さんが動画撮影用で活用してましたから、いずれ安価に入手したいと思っています。
byたかけん at2022-02-13 20:29
-
【自己メモ】
今回の撮影での反省点は入手して12年も経過してバッテリーの残量がスグに減ってしまったこと‥車のAC電源もあるので充電器も持ってくれば‥
それから外付けマイクを持ってくれば白鳥の鳴き声もクリアに収録でき、できれば手持ちの液晶モニターやヘッドホンも持参し、現地で画質と音質を確認できれば理想的だったかと‥
それから20年以上使ったビデオ用三脚は動きがスムーズなのは良いけど、パン棒のプラスチック部分が折れてスムーズな操作が‥補修用パーツも無いだろうからナントカしないと‥と言う状況で息子が嫁さんもらって結婚式するときにドサクサで買い換えよう(汗)
byたかけん at2022-02-13 20:48