日記
スイッチング電源からのノイズ対策
2021年01月30日
PCオーディオでは多用されるスイッチング電源からのノイズ対策が肝要です。特にUSBでDACに直結するPCにはノイズのないDCを供給する必要があります。
私はDiretta TargetPC LIVA-Z2 には窒化ガリウム USB-C充電器を使っています。効率は理論値99%にスイッチング周波数は1MHz以上に性能向上しており、可聴帯域のノイズ対策が楽になっています。

USB-C PD トリガーケーブルが必要です。これで20V3Aの出力指定します。

トリガーケーブルをコモンモードチョーク用コアに巻き付けています。実測で最もフィルター効果が高いVITROPERM 500F使用。最終段にはDC電源ノイズクリーナー FX-Audio-PetitSusie を挟んでいます。

Diretta HostPCや音源用外付HDのスイッチング電源にはフェライトコアを挟んでます。

さらに エレコム OA雷アダプタ 3ピン→2ピン 雷サージ・ノイズ対策機能付 T-H32N をコンセントに挟んでいます。

アンプとDACはトランス電源のためコンセント直差し、分電盤から専用室への電力線の最短最上流につないでいるのですが、そちらにスイッチングノイズを逆流させないためです。
レス一覧
-
MacWinFanさん、こんにちは。
MFさんの以前のご報告をきっかけに、私もGaN充電器を使い始め、今では4個稼働しています。
これに加える対策も、この記事に似通っています(全部には徹底はしていませんが)。
特に、VITROPERM 500Fは効きますね!
PC系から始めて、中華スイッチングアンプに使ってみたら、化けました。メインのアンプ類より良いかもです。
最近では、DACに使って好結果という報告も聞くようになりました。
今システムに入れている機器では、プリアンプがまだ一般のスイッチングアダプターなので、これを何とかしたいのですが、24Vのため、あきらめてアナログ電源の部品取り寄せ中です。
気になる方は、低コストですし是非お試しすることをおススメします!
by百十番 at2021-02-01 10:11
-
百十番さん、こんばんは。
窒化ガリウムもやっとコストが下がってきました、それでもまだシリコンの倍はしますが。
京大発の次世代酸化ガリウムのパワー半導体が、性能10倍コストは10分の1に下がって実用化されるようです。
そうなるとトランス電源は時代遅れの無用の長物になってしまうかもしれません。
byMacWinFan at2021-02-01 23:08
レスを書く