日記
吊り下げ式オーディオボード
2018年05月26日
前回記事のコメントに触発され予定より前倒しして吊り下げ式オーディオボードを作成しました。
材料は全て東急ハンズやホームセンターで気軽に買える物です。
組み立て式ラックの部品より45cm x 45cmのボードと「コ」の字型の枠。どちらも修正材。75mm丸ポール、M8のネジ。

ホームセンターで切り売りされているΦ1.5mmの皮膜付きワイヤーとワイヤーを止める金具類。なせ皮膜付きにしたかというと手触りがしなやかで心地よかったからです。芯の線は1.5より細いでしょうがそれでも対荷重は1本あたり30kg相当と十分です。(4本使うので120kg相当)

お店で32cm x 44cmにカットしてもらった板厚10mmのアクリル板。振動抑制のためアクリル板の四隅に磁石を装着します。磁石は引き合う方向。アクリル板の保護紙はまだつけたままにしています。この写真を撮った後に上側の磁石が外れてしまったのでガムテープで応急処置しました。

加工は2mmの穴あけのみです。アクリル板の穴あけは少々厄介でした。ドリルの刃を取り出し削りカスをこまめに排出しながらやらないと熱で溶けたアクリルが再固着して刃が抜けなくなります。折れてしまうこともあるでしょう。
乗せてみるとこんな感じでした。寸法ギリギリです。写真ではわかりませんがスピーカーを押してみると適度にユラユラします。浮いていることが確認できました。
レス一覧
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床が柔わなら、(床から)切り捨てて仕舞え!もとい、浮かして仕舞え!
暴論ですが、理想の一つです。
特にスピーカーはフロート系のボードやインシュレーターの恩恵が大きいと思います。
磁石を同極同士で反発さて浮かす方式のインシュレーターやボードは市販されておりますね。
勿論とんでも無く高いですが(汗)
byニッキー at2018-05-27 00:02
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ニッキーさん こんばんは。
ハイスピードなレスありがとうございます。さて、私が浮かす為に利用したのは磁石とのご指摘ですが、このボードはワイヤーによって吊り下げられており、磁石は振子運動を抑制する為のものです。
また磁石で浮かせるボードといえばリラクサが有名でしたが、今は以前ほど人気がなく、中古で買い求めれば比較的手頃な金額で入手できます。私も1枚所有しています。
byhigh speed at2018-05-27 00:05
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相変わらず、ハイスピードな返レスですね。
前回の日記でアンプの下のボードはもしかして……と思っておりましたが、やっぱりリラクサでしたか。
リラクサは機器を含めて浮かすほどの磁力ですので、
機器にその磁力の影響があるのか?は気になっております。
byニッキー at2018-05-27 00:26
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リラクサの磁気の影響はあるかも知れませんが気にしていません。
磁気が原因で不都合が生じた事はないです。
byhigh speed at2018-05-27 00:55
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吊って磁石でひきつけるか、面白いですね。
スピーカーから音が出てわずかに揺れたときには
磁石はそれを抑制する方向へ働くわけですよね。
音のインプレッションはいかがですか?
byHermitage at2018-05-27 13:38
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こんばんは
信長 鳴かぬなら 固めてしまえ ホトトギス
秀吉 鳴かぬなら 浮かせてみせよう ホトトギス
家康 鳴かぬなら 馴染むのを待とう ホトトギス
最近のコミュニティは秀吉派が多いですね(笑)
どんな音にまとまりましたか!?
byテナガザル at2018-05-27 21:27
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お返事遅くなりすみません。
主として低音に改善が見られ、ウェルフロートで良く言われるような低い音の位置が下がる効果が感じられました。
浮かないボードを直接床に置いた状態ではスピーカー配置をそれほど追い込んでいないので奥行きやステージ感といった空間表現の違いは把握出来ていません。
磁石の配置ですが中央一点では回転方向の運動があまり抑制されないので四隅としました。
byhigh speed at2018-05-27 22:19
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テナガザルさん
バズケロ 鳴かぬなら 横プリン縦リジットトギス (字余り)
個人的には固めた上で更に浮かせる事を目指しています。
byhigh speed at2018-05-27 22:22
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high speedさん、こんばんは。
磁石を使っての安定化機構は素晴らしいアイデアですね。
次に作る機会があったら真似させていただくかもしれません。
とは言いながら、最近の私は重量級とかリジットという方に興味があり挑戦していきたいと思っています。
特にブックシェルフスピーカーは浮かさなくても音場感は優れているので、がっちりリジットにすることによって中低域の薄い剛性感を強化できるのではと考えています。
充分な低域量を持つスピーカーに対しては音像をシェイプさせる効果を期待して浮かすのは良い様な気がします。
試してなんぼ、やったもんだけが説得力を持ちますのでどんどんやっちゃってください!
byCENYA at2018-05-28 22:51
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high speedさん初めまして。
ちょっと見逃してレスのタイミングがずれていますが。
自作のフローティングボードこういう発想もあるのかと参考になりました。
私の方はフローティング金具を作ってそれをボードに取り付けています。重量スピーカ用だと5,6個必要になりますが、上面がフラットなので設置は簡単です。それでも同じ高さの台を用意してずらせたほうが楽ですね。
http://milestone.at.webry.info/201712/article_2.html
効果は最近のスピーカでも充分ありました。まあウェルフロートボードの自作版といったところでしょうか。
byケン at2018-06-05 09:08
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ケンさん はじめまして。
埋もれた日記を発掘していただきありがとうございます。
i-Float拝見しました。小さくてかわいいですね。ワイヤーを圧着端子でかしめてネジ止めしていますがこの構造だとワイヤーが伸びてきたときに個々の高さ調整ができず水平が狂ってしまう気がしました。
吊り下げ方向のワイヤーの本数はスピーカー用で1個あたり2本、4隅だけでも8本、センターにも設置されていれば10本となります。これだけあればそんなに伸びないものなのでしょうか。
拙宅では吊り下げ方向が4本と半分であることに加え、あえて長いワイヤーを使ったため伸びが顕著です。長さ調節機構は必須でした。
CENYAさん レスありがとうございます。お返事遅くなりすみません。
CENYAの日記インシュレーターよサヨウナラに刺激されて「木や樹脂でやれないものか」と書いた結果がこうなりました。
リジット方向に舵を切られるとのこと。それならいっそ床からだけではなく壁や天井からスピーカーを支える構造を試作されてみてはいかがでしょう。エンクロージャー内でユニットを支える構造を参考にして。
水晶とかは私はまだ手を出す段階にないですが、測定されたF特を見る限りCENYAさんの家は良く鳴っていそうですね。
high speed
byhigh speed at2018-06-05 13:57
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レス有難うございます。
ワイヤー自体の伸びは余り無いはずですが、被覆があると緩みの無い取り付けの方が難しいかと思います。調整も考えましたが、その機構の方が難しそうなのでお預けです。被覆なしのワイヤーで実際に5,60kg程度のを載せていても特に伸びはありません。
こちらのは組立て時に個々の高さ合わせ込み、出来上がり寸法で置く位置を決めているので誤差は数mm以内です。なので板全体の傾きは無視できるくらいです。
byケン at2018-06-06 09:13
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横レス失礼します。
ケンさん、こんにちは!
サブシステムでSEASの2WAYをマルチで駆動されているのですね。
私以外のSEAS使いの方にお会いした事が無いので、
SEASのユニットをケンさんがどんな感じに鳴らしているのか、
是非聴かせて頂きたいです。
高すぎて買えませんが、Excelのツィーターの音も体験したいのと、
クロスの方法や値についても興味津々です。
ご検討宜しくお願い致します!
byCENYA at2018-06-09 10:07
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high speedさん、面白い取り組みですね。
すでに2ヶ月くらい経っていますが、今もご使用でしょうか?使っているとすると効果はいかがなものですか?興味あります。
byヒジヤン at2018-06-25 21:41
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ヒジヤンさん 音の比較は6月6日の日記のレスに書きましたのでそちらを参考ください。
こちらには使用感を書きます。長いワイヤーを使ったため伸びてきてしまい、伸びが落ち着くまで毎日音を聞く前に水平出しと高さ調整を行っていました。
最近購入したスパイク受けに取り替えると高さ方向で干渉してしまうことがわかり、現在改良中です。といってもワイヤーをやや太いものに(Φ1.5+被服)支柱を+8mmにするだけですが。
ついでなので底面のネジ頭にJ1でも貼り付けて傷防止カーペットを廃止するか、高さが増えてしまいますが試しにTAOCのボードの上にでも置いてみたいと思います。
byhigh speed at2018-06-25 22:38