日記
おくればせのテレガートナー②
2021年03月29日
テレガートナーのハブで機器がワンランククオリティアップしたと言いましたが、さらに向上させるべく、スフォルツァートのLT-M12X LANターミネーターを購入しました。空き端子は二個ありますので、二つ購入してみました。

着けると・・・・確かに変化します。非常に音がなめらかになり、音のエッジが丸くなる、そんなイメージですね。二つ装着するとそれが強化されます。
まあ、抵抗をかませるわけですから、そうなるのでしょうが、私としては好みの傾向ではなかったです。音のエッジが丸くなるということは、反面、音像がぼやけてしまうんですね。そうなると目の前に実際に歌手や楽団がいるという実在感が弱くなる。もちろん、アナログライクな聞きやすさがほしいという人にはお勧めです。ハイクオリティなターミネーターではありますからね。受注生産で小俣社長の手作りらしいですし。。。(笑)
どうしても欲しいというならば、私ならJSPCかアコリバのRJ45用LANターミネーターに、テレガートナーの変換アダプタを付けますね(写真は分かりやすくL字ですがストレート形式のもあります)。ターミネーターとアダプタ合わせて総額2万程度で、同品質とは言いませんが、近いものができるでしょう。
しかし、オーディオファイルの光LANの試行錯誤が進み始め、DELAのS10の光LAN端子がやはりベストではなさそうとの前回の読みは正しそうですね。https://kotonohanoana.com/archives/26549
価格はアホほど違うのにS100とS10の光LAN端子は同一のものですからねえ。ハブに60万のリファレンスならクロックなども変えて、こだわってほしかった。単体のオーディオ用光LANコンバーターを使用したほうが音が良いなら、テレガートナーに光LANコンバーターをつけたほうが確実に高音質でしょう。
そこで実は私は、あるメーカーに光LANのための装置を数日前特注したのですが、それとほぼ同じ構成のものが発売されるとのことで驚きました。Ediscreationという香港メーカーのFiber Box 2 JPSMというものです。線材やプラグにもこだわった本国の上位機種でないノーマル版なのが残念なので買いませんが、光ケーブルでごちゃごちゃせず、すっきりしてよいなと思います。ただ、電源の質がイマイチなことや光LANの交換や長さ調整ができないので、アイデアは賛美しますが、自分の特注品のがよさそうです。光LANはまだまだ未知な部分も多いのですが、クロックや電源などが大切なところはオーディオ経験が活かせそうではありますね。