「PHILE WEBコミュニティ」サービス終了のお知らせ
BI1961
BI1961
オーディオに目覚めたのは小学校高学年(1970年代初期) 日本のオーディオ業界の繁栄と衰退を目撃してきました。 米国に移住して20余年、日本製の製品はLyraカートリッジのみ。 もっとも日本に住…

マイルーム

音楽を聴き、映画を観るシステム
音楽を聴き、映画を観るシステム
リビング兼用 / その他 / 16畳~ / 防音なし / スクリーン~80型 / ~4ch
12/28/2021時点でのシステム: ターンテーブル : Nottingham Analogue Studio Spacedeck w/Heavy Duty Kit Music Hal…
所有製品

レビュー/コメント

レビュー/コメントはありません

カレンダー

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最新のレス

日記
製品レビュー/コメント

製品レビュー/コメントへのレスはありません

お気に入り製品

お気に入り製品はありません

日記

Mobile Fidelity fiasco 騒動の続報

このエントリーをはてなブックマークに追加
2022年07月23日

The 'In' GrooveのMike EspositoとMoFiエンジニアのインタビューでMoFiが10年以上にわたってマスターテープをDSD256にコピーして制作してきたという発言は欧米のオーディオファイルコミュニティに大きな反響を与えまています。

日本ではどうなのでしょう、アナログレコードのブームだと言われて久しいようですが、MoFiのレコードを買う人はいないのか。 興味ないのか。 これから話題になるのか。


欧米のAudiophile Youtuberが様々な反応を寄せています。
数が多いので紹介はできませんが、特におすすめを一つ。

poetryonplasticのDid Mobile Fidelity Lie?? The evidence examined (with a surprise at the end!)
https://youtu.be/S6kFRQ9NTDw
非常に論理的冷静な分析です。 とにかくMoFi、その親会社のMusic Directの宣伝方法が消費者を欺いてきたということです。
実際のエンジニアたちを責めても仕方がない。
ビデオの最後に2017年のとあるオーディオショーでのMoFiとの会話が出てきます。 そこでは制作過程にディジタルは一切入っていないと断言しています。
これは明らかな嘘です。
あるいはカッティングに使う音源はDSDからアナログに変換されたのですでにアナログ信号、それ以降は全てアナログだからディジタルは介在していないのだとでもいうのでしょうか。 確かにそうだけど、偽善的な説明です。


もうひとつ、真偽のほどはわかりませんがHub TunesのMOBILE FIDELITY REACHED OUT TO ME . Wrong Mike? NOPE !!
https://youtu.be/0jdtz6Lr-kY
MoFiの幹部が接触してきて電話で話した。 来週以降できるものから順に過去もさかのぼってすべてのリリースの録音情報を明らかにしていくというものです。

The 'In' Grooveのインタビューでも今までの不透明さを改善すると約束していましたので今後変わっていくことは期待できるでしょう。

MoFiというのは単に高音質と言うだけではなくできる限りオリジナルマスターテープを使って製品を作るというのがいわば売りの会社で実際その高音質の作品群によって非常に高い評価、信頼を受けてきたわけですが、今回の「事件」でその信頼は地に落ちました。

高音質であることには変わりはありませんが、今まで「Original Master Recording」と謳ってその説明にも一切DSD256にコピーしているということは書かないで購入者が全工程アナログ処理だと錯覚するように仕向けた宣伝をしてきたのです。

DSD256を使うこと自体には何の問題もありません。
実際貴重なオリジナルマスターテープ(磁気テープ)を与えられた限られた時間内に最良の状態でDSD256に録音するというのは良い方法だと思います。
ソニーなどのレコード会社は今はマスターテープを門外不出にしています。 ですからそれを再生するためにはエンジニアはレコード会社まで出かけていかなければならない。 しかも最良の録音を取るために自分たちで調整した機器類を持ち込む必要がある。 手間とお金がかかる方法です。
それが出来るのもMoFiが信頼されているからでしょう。

そして録音したDSD256も手軽に再生してラッカー盤にカッティングしているわけではない。 最良の音質になるように細かい調整を重ね、何度も何度もテストカッティングを繰り返し試聴して過去のリリースとも比較して、そしてようやく最終的なラッカー盤が出来上がる。 それだけ手間と時間とお金をかけて作品を作っているのです。 それがプレミアム価格に反映されているのなら納得できます。
決して全工程アナログだから良いわけではない。
彼らはそれに誇りを持っているはずです。 だからこそ、DSD256コピーを取っていることを隠さずに伝えるべきだった。
今後の改善を期待します。

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. BI1961さん

    続報、興味深く拝読しました。

    自宅に戻ったので、前回の「回答」で紹介されていた彼らのインタビューを観ました。随分と長いので少し端折りましたが(-_-;)
    仰る通り、和やかながら緊張感たっぷりでしたね。

    確かにオリジナル・マスターは必ずしも一本のテープに収められているとは限らず、別テイクやアレンジのものもあり、アナログでのコピーは、単に技術的な問題を超えた厄介な一面がありそうです。

    一つ気になったことは、Shawn Brittonが「今でも本来のフル・アナログでリマスターする環境を維持している」と言っていたことです。MoFiサウンドの根幹となる2台のA80をチューニングしたTim de Paraviciniは2020年末に他界しており、2018年頃からはアメリカに渡ってメンテナンスできる状態で無かったと思います。

    果たして、彼らは往年のAAA制作環境を今でも有しているのでしょうか?もし新しいチューナーがメンテナンスを引き継いだのなら、そのこともしっかりと公開して欲しいものです。

    byのびー at2022-07-25 02:23

  2. BI1961さん のびーさん こんにちは~♪

    スリリングな話題で面白いです(^^
    MoFiが語らなかったと思われる屁理屈を・・・書いてみたくなりました。


    90年代に殆んどのCDプレーヤーのDACは DAC-7 に代表されるような『1bit型』のDACが主流でした。難しく書けばΔΣ型のDACだった訳ですね。このDACのΔΣ変調器の出力が・・・いわゆるDSDである訳でしして、長い期間、我々消費者は、CDをリアルタイムDSD変換して聴いていたとも言えます。
    CDをSACD変換して聴いていたと書けば分かり易いでしょうか?

    DSDはそのような1bit型DACの変換後出力な訳なので、
    それはもうアナログと言って差し支えないと思います。
    これ、屁理屈。

    実際にDSDは、デジタルとは名ばかりで・・・
    音量操作もカット編集も出来ません。その実態まさにアナログ。

    念のため書いておきますと、DSDはDACが無くても、
    アナログフィルター(例えばRC型)さえ通せば音が出るといいます。
    変換不要。アナログ。

    世の中の SACDは、DSD録音一発録り でない限り、
    PCM録音 あるいは DSD録音を PCM変換して編集を実施、
    最後にDSD変換しているのが現状という・・・不都合な真実が
    あったりしますよね?。そのような実態に比べれば・・・
    今回のMoFiの件は そう目くじら立てなくてもいいかなと思いました。

    今となってはヴィンテージ機器のテープ・レコーダーを如何に上手にメンテして維持していくか・・・現状では個人の資質に拠るところが多いですよね。松下氏のような。
    誰でも最初から凄腕のマイスターな訳ではなく、素質にくわえて 成長や熟成?のための期間が必要です。消費者は有名になってからの人の手による作業を欲しますが、若手にも「やらせてあげないと」結局は人材が育たないので、個人的にはエンジニアの顔が見えなくても 『今は』 仕方がないかも?とか思ってみたりもして。

    (参考情報を 後で 追加します)

    bynightwish_daisu at2022-07-25 04:39

  3. 参照:
    ------------------------------------------------------
    ■今こそ知っておきたい「DAC」の基礎知識(後編)
    https://www.phileweb.com/review/column/201712/30/554.html

    ■ソニー スーパーオーディオCD|テクノロジー
      https://www.sony.jp/audio/technology/tech_SACD_f.html

    ■ピーターバラカン A Taste of Music Vol.31
    https://www.a-taste-of-music.jp/article/vol-31/
    ※エンジニア 松下真也氏によるアナログ・テープ・レコーダーのメンテ?,TELEFUNKENのM15が登場

    ■Job Labo. レコーディング・エンジニア 松下真也さん age.30
    https://www.surugabank.co.jp/directone/joblabo/job-labo-files-32-1.html
    ※私が、アナログ機器のメンテは個人の資質によるな・・・
     と思った元になった情報
    ------------------------------------------------------

    長文失礼しました m(_ _)m
    .

    bynightwish_daisu at2022-07-25 04:43

  4. nightwish_daisuさん、


    DSDはアナログである、これは決して屁理屈ではないと思います。
    PCMは間違いなくディジタルデータですけどDSD(PDM)はデータ形式では0と1で表現されているけど記録されている情報は正にアナログ波形をそのままとらえています。

    アナログ録音だって、再生するにはテープ再生機、アンプ等を経ています。
    DSDの再生もローパスフィルターから以降はアナログテープ再生と全く同じ。

    私はDSDはある意味究極のアナログデータだと思います。

    byBI1961 at2022-07-25 10:38

  5. のびーさん、

    AAA環境があるとしても使っていないのでしょうね。

    MoFiと対照的なのがAcoustic Sounds, Analog Productionですね。
    オリジナルマスターテープからのカッティングへのこだわり、というか執念もすごいですが、その透明性です。 

    45 RPM AudiophileとAcoustic SoundsのChad Kassemの対談が今日アップロードされましたが、対談ではなくほぼ一方的な宣伝になってしまっています。

    Special guest: Chad Kassem

    byBI1961 at2022-07-25 13:11

レスを書く

レスを書くにはログインする必要があります
ログインする