日記
⑥805D3バイアンプ駆動 - 失敗の記録とアドバイス
2019年08月18日
これまでの日記では、うまくいった部分のみ書いていますが、実際にやってみて失敗したことも勿論あります。以下、失敗した例も参考までに書いておきます。
・バイアンプ接続でのプリ・メイン間の結線ミス
最初は以下のような結線をやってみました。
・Pre → Main1 バランス接続
・Pre → Main2 アンバランス接続
この結線の場合、一応音は出るものの、バランス接続とアンバランス接続では、
パワーアンプへの入力が逆相になってしまうため、当然ウーハー、ツィーターの出音も逆相となってしまい、実に気持ち悪い音になりました。
・LANケーブルをSPケーブルに?
ネットで眺めていて、LANケーブルがその周波数特性の良さから
SPケーブルにも良い、との記事に釣られて、作って試してみましたが、
スカスカの音で全くダメでした。
以下、バイアンプ接続に挑戦してみようというチャレンジャーな方への
忠告/アドバイスです。
・お金かかります (少なくともアンプ1台分は余計に)
・手間もかかります
・パワーアンプは同じものを2台使うことを薦めます。
特に 805D3をバイアンプ駆動する場合、出音の位相、倍音構成等が、
同じでないとうまくいかないと思います。
(ウーハー、ツィーターのつながりが)
・SPケーブルは4芯をスターカッド接続で使うことを薦めます
色々苦労はありますが、バイアンプ駆動で得られる音はモノアンプ駆動では到達できないレベルなのは確実と思います。(少なくともウーハー逆起電力のツィーターへの流入はなくなる)
一人でも多くの B&W 805D3ユーザの方にバイアンプ駆動を試して頂くたく、拙文を投稿させて頂きました。
レス一覧
-
tomoken1962さん、初めまして!
オーディオへのパッション溢れる日記で、一気読みさせて頂きました。
音を悪してしまう要因を論理的に排除して行くやり方にとても共感しました。
読んでいて引き込まれました。
私も熱〜いパッションをベースにして、論理×感性×実践で成果を出そうと日々模索していますので、今後とも宜しくお願いします!
スピーカーケーブルのYラグのカシメ部分に裸線が見えていますね、酸化防止の目的と見映えの点からも熱収縮チューブでの保護をお勧めします。
byCENYA at2019-08-18 07:23
-
tomoken1962さん
大作(対策?)お疲れ様でした。 !(^^)!
スピーカーやアンプには 色々な可能性が秘められていますから この様に積極的に使いこなすと言う 発想&実行は とても良いアプローチですよね。
しかし1年聴いて また1年聴いてと じっくりと取り組む姿勢は 大人な対応だと感心して仕舞います。 人は ちょっと気に入らないと 次の対策に動いて仕舞い易いもの・・・ それを長時間(期間?)視聴されて次の一手を打つなど 私には無理かな?(笑)
まぁ- 日記を読む限りは この後も虎視眈々と次策を練られていると思います。
現状での(見た目からの判断なのですが) ココを直すと良いカモ? と言う点を何点か・・
CENYAさんがおっしゃって言われていますが Yラグ加工が雑過ぎませんか?(笑) CENYAさんは熱収縮チューブでと言われていますが、私から見れば「要らないんじゃない?」ですかね。 頻繁にとっかえする場合は端子付き(Yでもバナナでも)がベストだとは思いますが B&Wは立派な端子ですから お使いのSPコードの太さなら「直(ジカ)」で何も問題は無いと思いました。
そしてセッティング。 配置の関係で左寄り(左側には壁?右側はどーなってるんだろう?)ですよね。 敢えて言うと このクラスなので 左右はシンメトリーな配置に近付けると格段に良くなると思われます。 せっかくですから ラック内もシンメトリーに(笑) この空間に音楽が定位しますから 見た感じからしても合わせる事の方がメリットがあるでしょうね。 そしてスピーカーはもう少し前に・・・
次は2系統の出力を持つプリの導入でしょうかね? (^^♪ C-70fが出ていましたよ(笑)
アコスの住人
byアコスの住人 at2019-08-18 10:54
-
tomoken1962さん、はじめまして。
自分は今年3月から805D-3を3本でSACDマルチのLCRとして導入しました。なのでこのタイトルを見て興味深く日記を読ませていただきました。805D-3、良いスピーカーですよね(^_^)。
ジェフのモデル304は4chなので早速バイアンプを試してみました。
ドライブ能力が一気に高まって805D-3のポテンシャルの高さを再認識しました。
普段ステレオは802D-3で聴く事が多いのですが、805D-3バイアンプ駆動は小型スピーカーならではの良さがありますね!
貴重なアドバイスありがとうございました。今後とも宜しくお願いします。
byYTA at2019-08-18 11:05
-
tomoken1962さんはじめまして。
私もB&W802SDの時にバイアンプにしておりました。
スピーカー端子が2組あるならばバイアンプ前提であると私はそう思います。小型ブックシェルフの2Wayでも効果絶大でしたね。
同じステレオパワーアンプを左右chに一台ずつ使うとモノラルアンプと同等のチャンネルセパレーションになると思いそう使っておりました。
今は3Wayのトールボーイになりましたがやはりパイアンプ対応のスピーカーです。
byニッキー at2019-08-18 15:58
-
こんばんはBIワイヤー , そして BI-AMPにすると 個性が噴出するというか,良いところも 悪いところも めだつようになるようです。 私も800D3を JEFFの 725S2 4台で やっています。 プリ,パワーのライケーブルもSPけーぶる
もそろえてはいませんが なんとか楽しくやっています。じゃじゃ馬を 扱うようですが 楽しいですね。
奮戦記 楽しく拝見させていただきました。
byX1おやじ at2019-08-18 20:55
-
皆様、コメントありがとうございます。
好意的なコメントばかりでしたので安心しました。
結果的に大作になっていますが、自分の忘備録用に書き留めていたメモを若干リライトした程度のものです。
約3年前に805D3を購入したはいいものの、家庭の事情というやつで、あまり触れない時期も多々あり、ここまでたどり着くのに3年間かかってます。
なお、SP配置ですが各種制約があり、現状の配置になってます。
Yラグ処理が雑とか、ラックの更新とかは確かに今後の課題ですね。
ま、夏休みも終わりですので、今後ボチボチやっていきます。
bytomoken1962 at2019-08-19 01:05
レスを書く