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ベルイマン
ベルイマン
2022/2/17 予定 ①調音材の左右のバランスの仕上げを先送りにしていたが、いったん完結させる。また②床の悪い音を出している箇所に皮か布を設置する。③リアをセッティングをやり直す。物理的設置とプリ…

マイルーム

マイシアター『象牙の塔』
マイシアター『象牙の塔』
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / ~12畳 / 防音あり / スクリーン~120型 / ~4ch
私のシアターは、ずばり、「象牙の塔」‛la Tour d'ivore'と言います。 縦5438 x 横3593 x 高3329mmの約11畳の縦長。スピーカー4本、ユニバーサルプレイヤー、AVプ…
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    SPEC RSP-AZ1
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    ACOUSTIC REVIVE RAF-48
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日記

2Hくん邸

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2022年08月07日

皆さん、おはようございます。

朝、嫁は遥か昔に木下恵介が監督した『二十四の瞳』の撮影が行われた小豆島に向かうべく港へと。私はといえば、2H氏の居る駅に向かうバスへ。嫁と別れたその場所は、高松空港。

2H氏と名物のうどんを食いに。極めて機能的で、驚くほど安く、飾らないうまさ。

さて、2Hクンさんのオーディオルームは2階にある。縦長の14畳に約4畳の部屋が引き戸で繋がっていて、引き戸を開けて、合計16畳ほどの広々としていて、物が少ない部屋。私の目測では縦が5m+2mで、横幅が3.8mと見た!(^^)

リスポジに座るとさらに広々とした奥行きに見える。平行にセットされたスピーカーの背面から後方の壁面までは3mあるようだった。リスポジからスピーカーのバッフルまでは約2m、両スピーカー間は芯芯で約1.8か。

当初部屋の長辺の中央辺りに設置していたのが、6年かけてだんだん前にでて来て、中央より70cm〜80cmほど前に出て、今のポジションに来たと。

ESOTERIC K-01から繋ぐ、オーディオデザインのプリアンプは天板を開けて。鈴木哲氏の時代のSOUL NOTEのパワーアンプを2台、BTLで組み、給電はアイソレーショントランスからなのだが、このトランスは線が出ているだけでインレットは付いていなかったとかで、病院の跡地から貰ってきたというコンセントに2台のパワーアンプの電源プラグが仲良くささっている。窓枠でアースをとっているとか。




☆天板を取って、少し防振材を付けた、プリアンプ。ボリュームの質感を試させてもらえばよかった。自分は100%リモコンのボタンなので。(^^) 赤い蓋は金属たわしの仮想アースで、元は醤油で、プレイヤーのシグナルグラウンド端子に。



☆ブリッジしたパワーアンプ。MAGICOの公称4Ωに耐えるか。



☆パワーアンプの電源プラグがささっているトランス。


6曲ほど、ロックからクラシックまで聴いた辺りでふとスピーカーの話になった。2Hさんの相棒はMAGICO V3というハイエンドスピーカー。ミッドのエッジを交換するのに、数年前に問い合わせて80かかると言われたという代物。

コーンはカーボンナノチューブというヘリコプターのローターブレードに使われているのと同じものとかいう材質で、極めて剛性が高く、歪みを抑えて、明瞭な音像の描き方をする。7インチのウーファー2発を床に近い低いところに置き、トゥイーターとミッドを上部に寄せて配置。実物を見ると、横はバーチ積層材をライトなカラーのウレタン塗装で仕上げているので、見た目は柔らかい印象を与えるが、いかにもMAGICOというアルミ合金のバッフルプレートを密閉式のエンクロジャーに収めている。絶対的に私が好きなタイプのスピーカーというわけだ。

そんな話を聞いていて、ふと加藤訓子のディスクをリクエストした。スティーブ・ライヒのものはあるが、マリンバの方で、ドラムの方はない。じゃあ、結構ですと言いかけたら、出てきたのが、こちら。”SOUND SPACE EXPERIMENT Steel Drum works complete” 初めて聴いたのだが、訓子様が鳥肌かっこよすぎて鼻血が出る。

2Hくん様の部屋で聴きながら書いたメモをここにそのままペーストしておく。

「影の空間を飛び交う不協和音に魂が癒される。自由な水、深くゆっくりと振動する鉄の振動。板、円形に配置された棒で」

織りなす、音楽空間であった、あの時のあの部屋は。

はい。金属って、とても官能的になり得るし、深い次元に達することができるんだよね。いやはやもちろん私が大好きな種類の音を出せるスピーカーを、2Hクン様一流の奥に突き抜ける音楽空間で、目の前2mのところにある漆黒のバッフルから、モニターの置かれた5mほど先の壁までの奥行きで、加藤訓子様が生み出す音が飛び交っていた。立派なことである。

とはいえだ、スピーカーというのは音の可能性の上限に過ぎない。スピーカーが下限を約束してくれると思ってはいけないし、2Hクン様には関係のない発想だ。こちらが嬉しくなるくらいスピーカーを大事にしているのを感じる。オーディオルームの床板を押すとわずかに緩さを感じる。小さな子供が下の階を走っているとスピーカーがズレてしまうのだと言う。そんなものかと話を聞いていたのだが、単位が1mm未満のズレの話を彼はしていたのだ。そりゃあ、ズレるさな。平行に据えたMAGICOを、CDRに入れたセッティング用の音源集をかけながら、ハンマーで小突く。V3は、床→家具すべーる→大理石プレート→アンダンテラルゴの受け→スパイクとなっており、その大理石をハンマーで小突いて、音の焦点と広がりを最適化するという職人的な作業は、やる人にしか分からないだろうが、自分のスピーカーへの愛と信頼が故なのである。

電源か、どこかの接点か、SPケーブルについた鉄製のクリップのバネか、オーディオルーム外からか、ノイズが乗っている。ほんのり暖かい感じで音を包んでいるので、嫌な感じではないが。

また。超長時間に渡って熟成させ、定在波シュミレーターも使って、配置に拘ったセッティングであるが、音響障害の圏域にあるか。経験したことのないほどの奥行方向の伸びだが、伸びた空間の先で弦のプリッとした質感が柔らかく消失している。

色々と聴かせていただいた。能にインスピレーションを汲みましたといった作品まで含めてオールジャンルの音楽作品を30曲ほど聴かせていただいた。どれも素晴らしいと思うし、60年代前半のシェリーマンの”2-3-4”などでは、シンバル手前左上、スネアとベースが中央4.5m先、ピアノが右手前、サックスが右手4m先にと、別個に定位していた。家具の一種として壁にドン付けしたスピーカーで音楽を聴いていた時代の奥行き不在のシステムであると目立たないし、気付かれることもなかったちぐはぐな空間性が、この空間性の描写にたけたシステムでは、露呈することになる。

映画はアルフォンソ・キュアロンの”ROMA”、また、黒澤明の『夢』を観せていただいた。スピーカー背面から3m先のモニターに向かって定位している。こういう奥行きを伴う定位ができない人はセンタースピーカーこそが本質だと言い出すことになるのだと思っていたが、そもそも空間的定位への知覚に問題を抱えている人もいるのかもしれない。ただ、そんなネガティブなドクサに賭けるよりも、感覚ってパフォーマティブな側面もあるって考える方が利益は多いような。デートしてみたら、好きになるってあるでしょう。素晴らしい成果を生んでいる人がここに確かにいた。参考にしたほうが良い。


さて、瀬戸大橋を3回渡るとは思っても見なかったが、最初から最後まで、お世話になりました。楽しかったですし、勉強になりました。2Hくんさん、また!

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レス一覧

  1. ベルイマンさん、こんにちは。落ち着かれましたでしょうか。無事お休みになられていたら良いのですが。いろいろと気が付かずご迷惑をおかけしました。


    早速の記事をありがとうございます。部屋の寸法は、以前にメジャーで記録した覚えがあるのですが、そのメモがちょっと見当たらず(;'∀') でもおおよそ記載いただいた通りで、確か縦5.4m、横3.7mとか、そんなだったような(後ろの部屋は計っていないので不明です)。流石にセッティングに着眼点を持たれている方の目測の正確さですね。
    セッティングはなんだかんだ6年かけての今の位置です。ほぼ適当・勘で動かしてきたので、酷い時は3cmくらい前後がずれていて、エコーがかかったような出音だったこともあります(笑)

    ご指摘のノイズは、もし、低めの周波数の持続性のものを言及されているとしたら、エアコン室外機の音だと思います。一応振動吸収パッドを敷いて、あれでもかなり軽減されているのですが、聞こえますよね……。
    あと自覚しているノイズとしては、エッジのビビリ音があるはずです。困ったものですが、うーん(-ω-;)タカイ...


    Steel Drumの音源はジャケ買いで偶然購入したものです。なんとか一枚でもお気に召したディスク再生を聞いていただくことができてホッとしました。



    今回お会いさせていただいて、ベルイマンさんの言葉の端々から音、音楽、映像、そして芸術にかかる情熱がほとばしっておられ、感銘を受けました。普段の自身がどれだけぼんやり芸術に相対しているか痛感してしまいました。今の自分では、芸術を消費してしまっているかもしれません。
    関東に出向くことが今後あると思います。宜しければ訪問させていただき、いろいろと学ばせていただければと思います。
    まだご予定が並んでおられるとのこと。お体にはお気をつけください。

    by2Hくん at2022-08-07 12:43

  2. 2Hくんさん、おはようございます。広島に来ました。

    本当に先日はお世話になりました。居心地のよい穏やかなお家で、平和であると思いました。

    ノイズがどうとか偉そうなことを書きましたが、どれも再生は見事でした。加藤訓子はとりわけ感銘を受けました。なかなかあの再生はできないでしょうね。

    関東にいらっしゃるときはご一報くださいね。

    byベルイマン at2022-08-08 11:41

  3. ベルイマンさんへ

    >☆ブリッジしたパワーアンプ。MAGICOの公称4Ωに耐えるか。

    耐えるか? いえいえ、4Ωに耐えられないパワーアンプは潜りですよ。ブリッジはインピーダンスが半分になるおかげでパワートランジスターの動きが楽になり、4倍働くと言われています。でも、まあ、現実的に3倍は欲しい。そういう意味で短時間で性能が分かりますから、ショップから何セットも借りて一番パワーを感じるセットを購入すれば良いのでぼくはブリッジ(BTL)が好きですね。とにかく早く良いパワーアンプに巡り合うことでハッピーになれるのですから。

    bybb7 at2022-08-08 11:47

  4. ベルイマンさん

    四国への大遠征なのですね。

    >奥に突き抜ける音楽空間で、目の前2mのところにある漆黒のバッフルから、モニターの置かれた5mほど先の壁までの奥行き

    ここが2Hさんサウンドの真骨頂ですね。広い部屋の奥行きを活用して、部屋のなかほどに平行法で設置する。視覚的な効果もあって素晴らしい深い被写界深度を実現させています。あれは一度聴くと忘れられないです。それが、ベルイマンさんにとってあの曰くつきのマリンバのバッハではなくて、スチールドラムですか。想像しただけでもわくわくします。このアルバムは知りませんでしたが、やはりLinnレーベルですか?

    続編に期待しています。

    byベルウッド at2022-08-08 15:02

  5. bb7さん、こんにちは。

    スピーカーインピーダンス÷アンプの出力インピーダンスが、ダンピングファクターというものですね。そしてこのダンピングファクターを一定の値(それがどのような数値であるべきかはケーブルの長さや径にもよるのでしょう。)にすることで、位相の変動や周波数特性の悪化が生じる可能性が高いということは、ご理解いただけますか?低音が緩いとか、鈍ったトランジェント特性とか、要するに、チェロとかコントラバスがぶりぶり言わなくなるということだと私は思っています。

    ①スピーカーインピーダンス
    私のSPは公称8Ω、最低が3.1Ωとなっています。この3.1Ωというのはどうでもよい帯域でごく稀に示すことになる値ではなく、かなり重大でごく一般的に私のスピーカーが急激に突入して、急激に離脱する領域だと思います。bb7さんのスピーカーは私のよりも激しい負荷をアンプに強いてくると思います。ラックスマンのM600Aは必要十分なダンピングファクターだと思いますよ。推測に過ぎませんが。音量にもよるのでしょうがもうちょっと出力があったらいいですよね。だからブリッジにすべき?

    ②アンプの出力インピーダンス
    ブリッジにしたら、回路が2倍の規模になるわけですが、出力インピーダンスはどれくらい上がるんでしょうね。あまり上がって欲しくないですが、どうなんでしょう。なにしろ、おそらくスピーカーインピーダンスががんがん下がってきますからね、出力インピーダンスが0.1なのか0.05なのかといった問題なわけですからね、大変デリケートな話です。

    bb7さんの言う通りです。
    「とにかく早く良いパワーアンプに巡り合うことでハッピーになれるのですから。」

    2Hさんにも、bb7さんにもハッピーでいて欲しいし、ハッピアーになって欲しいと思っています。

    byベルイマン at2022-08-08 18:20

  6. ベルイマンさんへ

    >ブリッジにしたら、回路が2倍の規模になるわけですが、・・
    計算上パワートランジスタの働きで出力は4倍になりますが、M600Aで実際2.5倍くらいに感じました、それでウイルソンには十分です。現実的な大音量でも純A級のパワーで十分ですよ。

    それから、ダンピングファクターなんて静的特性で普通は考えなくて良いですよ。僕は全然気にしていません。

    2Hさんの話もっとしてください。

    bybb7 at2022-08-08 19:55

  7. ベルウッドさん、おはようございます。京都にいます。

    2Hさんの後、2軒伺いました。非常に個性的なこだわりを持つ方々で、記述する側の素養の深さと幅が問われることになりそうで、戦々恐々としています。

    加藤訓子さんはマリンバではないです。LINNでもなく、SACDでもありません。現在は入手が難しそうなディスクで2013年に製作されたものです。録音はもう少し前の2000年代後半かな。MARS ENTERTAINMENTというレーベルからの増補完全版のようです。

    2Hさんは、ベルウッドさんが仰られている通り、突き抜けるパースペクティブが独創的でした。あの方も、もう少し自分のシステムについて語ってくれたら、おおいに皆さんの勉強に資するのでしょうね、特にセンタースピーカー問題に関して。

    byベルイマン at2022-08-09 08:28

  8. bb7さん、おはようございます。

    私の説明の是非は置くとしても、ダンピングファクターはどうでも良くはないはずです。十分な数値を達成されているならば、どうでもいい、のは同意しますが。DFは比なのですから、DFがどうでもいいならば、スピーカーインピーダンスまでどうでもいいことになりませんか?ヘッドフォンやっている人たちからしたら、たぶん無視してはならないと言うんじゃないですかね。ヘッドフォンって、機種によって抵抗が全く違うんでしょうし、アンプも小規模のものなのでしょうから、違いがすぐ分かるんでしょうね。たぶん。スピーカーの場合?すぐ分からないのかもしれないですね。アンプが落ちるとかとはっきりとした状態にはならない限り。

    誤解しないでください、私はブリッジを否定していません。リスクについて話しているだけです。人はより良い音をみんなで目指すべきであると思っています。

    byベルイマン at2022-08-09 08:57

  9. ベルイマンさんへ

    昔、石油ショックの後、玉は消費電力が多い理由で消えるらしいという情報が入りまして、それからは石しか考えなくなりました。なのでDFはどうでもよくなったのです、石式ならそこそこありますからね。それでも玉はなくなりませんでしたね。(爆

    bybb7 at2022-08-09 10:04

  10. ベルイマンさんへ

    遅レス失礼します
    >シェリーマンの”2-3-4”などでは、シンバル手前左上、スネアとベースが中央4.5m先、ピアノが右手前、サックスが右手4m先にと、別個に定位していた。

    左右のSPを結んだ線上を挟んでの定位と理解していいのですかね。ベースが中央4.5m先とは音像が小さくなり過ぎませんか。僕のウイルソンは逆相・正相がユニットで分かれていますが、逆相でも左右のSPを結んだ線上のどこかに定位します。4.5m先とは全く理解できません。高級密閉SPの位相精度は非常に優れていますのでね。

    bybb7 at2022-08-11 09:14

  11. ベルイマンさん

    >60年代前半のシェリーマンの”2-3-4”などでは、……

    平行法で部屋の縦方向中間にセットする方法の欠点といってもよいかもしれませんね。あまりに被写界深度が深く前後の距離感描写があるので録音そのものの中身をさらけ出してしまう。

    60年代ともなるとマルチトラックとまでは行かなくともマルチマイクの手法はかなり深化しています。再生の奥行きの距離感は、音源とマイクの距離を現してしまいます。それをミックスすると、平行法部屋中央セッティングだと立体定位が不自然になってしまう。特にマイクを使い分けるドラムセットはてんでバラバラになってしまう。クラシックでもオーケストラの木管楽器のソロがクローズアップされるとそこだけ突然スピーカーに貼り付いてしまうという現象が起こります。

    モニタールームは、スピーカーを「壁にドン付け」にしてますからミックスエンジニアはそんなことが起こるなんて想定していなかったわけです。70年代後半ぐらいからそういう録音手法のアンチとしてワンポイント録音が自然な空間描写を感じさせるものだと主張されることになるわけです。

    個人的には、平行法部屋中央セッティングはそういう極端な再生になりかねないところがあるので、やはり、壁にほど近いところに最適点を求めてセッティングすることを薦めます。それが制作者の意図を損なうことなく立体感をも感じさせてくれる妥協点なんだと思っています。

    byベルウッド at2022-08-11 12:13

  12. bb7さん、こんにちは。


    「4.5m先とは全く理解できません。高級密閉SPの位相精度は非常に優れていますのでね。」

    高級密閉SPの位相精度は非常に高いので、そういうSPを2Hさんのような腕利きで、オーディオを聴き分ける聴感があり、かつ、音楽好きな人が特定の部屋で再生すると、4.5m先にベースやドラムが定位することになるということを理解してください。

    つまり、MAGICOの性能が高く、2Hさんにはセッティングする能力とそれに耐える精神力があるからなのです。私が言いたかったのは下記のようなことですが、知識がいまいちでうまく説明できませんでしたので、下記の引用をよくお読みください。「クラシックでもオーケストラの木管楽器のソロがクローズアップされるとそこだけ突然スピーカーに貼り付いてしまうという現象が起こります。」という箇所をシンバルに置き換えていただいたら良いわけです。事の真相を的確に捉えている記述であると思います。

    「60年代ともなるとマルチトラックとまでは行かなくともマルチマイクの手法はかなり深化しています。再生の奥行きの距離感は、音源とマイクの距離を現してしまいます。それをミックスすると、平行法部屋中央セッティングだと立体定位が不自然になってしまう。特にマイクを使い分けるドラムセットはてんでバラバラになってしまう。クラシックでもオーケストラの木管楽器のソロがクローズアップされるとそこだけ突然スピーカーに貼り付いてしまうという現象が起こります。

    モニタールームは、スピーカーを「壁にドン付け」にしてますからミックスエンジニアはそんなことが起こるなんて想定していなかったわけです。」

    byベルイマン at2022-08-11 17:57

  13. みなさんこんばんは。

    2-3-4ですが、このアルバムは各トラックでも定位や録音がまちまちなので、今回はTr1についてのみのこととまずご理解ください。

    実はベルイマンさんが記載された楽器の位置と、僕が感じる位置もまた異なっていて興味深いんです。

    部屋の写真を撮影いただいていますが、代表的な音で①ライドシンバルが左SP箱の後端くらいで太鼓系はその奥方向に(少し不明瞭に)いる②ベースはディスプレイ枠の右端くらいのところでディスプレイよりはもうちょっと手前③ピアノが右SP箱の後端少し後ろくらい④サックスが右SPバッフルとピアノの定位との間くらい(つまりピアノより少し前)。の定位と感じます。
    サックスが4m奥と記載いただきましたが、僕にはほぼ右SP位置に聞こえています。何故でしょうね(^^;)

    また、凄く面白いことに、視聴者からみてピアノ定位の向こう側の位置から、たまにドラムが聞こえます。バスタムやバスドラムを強めに叩いていると向かって右の空間からも音がします。分かりやすいのは1:10あたりのスネアロールで、大きくなるとライドシンバルの向こう側で大きくなると同時に、右のピアノが定位しているあたりの向こう側からはっきり音が出てきます。
    つまり、別々のブースではなくセッション録音しているのでしょうけれど、ピアノのマイクに、ピアノより遠くにいるドラムの音が時々飛び込んできていて、ピアノの音が右にPANされていることでそっちのより遠くから、向こうのドラムの音が出てくる結果になっている、と理解しています。

    実はこのアルバムをかけた理由は『ライドシンバルの質感がとってもいい雰囲気だから』だったのですが(笑) こんな定位の話に膨らませていただきありがたいです。

    by2Hくん at2022-08-11 19:08

  14. P.S.
    例のアルバム届きました。やっぱりこれ、イイですよ(^^♪ たぶん、相対的に広い空間でポツンと楽器が鳴っている録音環境だったために、音の響き部分の力感が定位位置に比べて少ないのが、いくつかの意見を得た元なんじゃないでしょうか。

    P.S.2
    いささかうろ覚えなので、こんなことを書くと余計に物議をかもしてしまうかもしれませんが、ドン付けというか壁に埋め込んだようなSPセッティングで、ちゃんと壁の向こうに奥行きが出る、というような記事を読んだ覚えがあります。たしか、80年代のMJ誌かSTEREO誌だったかと思います。ただ、これが本当にそう三次元的に定位しているのを知覚しての文章なのか、響きの違いはあるからそれを元にどの楽器が遠いとか近いとか言っているだけの文章なのかは定かではありません。
    壁そのものあたりでSPを鳴らしてやれば、SP後ろ側の反射がどうのこうのという要素(影響)がちょっと変わるんじゃないかとは、確かに想像できそうです。

    by2Hくん at2022-08-11 19:12

  15. ベルイマンさんへ

    >シェリーマンの”2-3-4”などでは、シンバル手前左上、スネアとベースが中央4.5m先、

    やはり、シンバルとスネアの位置がバラバラなのはおかしいですよ。バラバラ事件になってしまいます。ドラムは左右へ散らすケースを除いてすべて同じ位置から聴こえるべきです。録音は国内盤も輸入盤もそんなに凝っていません。

    僕はパワーアンプのパワー不足と思います。能率89㏈は大変ですよ。本格的なものを考慮すべきです。本当に鳴らしきったら今と激変します。以上です

    bybb7 at2022-08-11 22:20

  16. ベルウッドさん、おはようございます。

    tukachanさんという宅の訪問記を書くのに難儀して、遅くなりました。しかも結局書ききれないという、、、(^^)

    部屋の長辺の中ほどに設置するくらいに後ろ壁から離すと、長大なパースペクティブが得られるのは分かりますが、平行法ということに関して、今回のケースでは何か特別な意味合いはありますか?

    お書きいただいたことは正確な説明だと思います。2Hさんに関して言うと、定在波の問題で現状の位置に来たとのことですから、はい、そうですかと、後ろ壁に寄せるわけにはいかないかもしれないです。部屋は広大なので、音響パネルを自作して試してみるのがいいかもしれませんね。オーディオ空間はのっぺらぼうな空間よりも、ある程度、空間と空間がセパレートされた、ただ繋がりを分断し切ってしまわない、仕切りが必要であるのではないかと私は考えています。

    byベルイマン at2022-08-12 09:47

  17. 2Hさん、こんばんは。

    レスが遅くなりました。まず、瓦せんべいと醤油豆うまかったです。特に豆ははまります。

    2-3-4のtr1は、実は私が感じたのは仰られていることにかなり近く、特にサックスに関しては、御宅での速記したメモは2Hさんの言っている通りのことを書きました。しかし、ケータイメモを書いて顔を上げたらサックスが奥に聴こえたんですね。で、電車の中で訪問記を書きながら、どう書こうかなと思案して、後者にしておきました。

    2-3-4のシンバルの音、よかったですよ。ですからこれは何年の録音か尋ねました。

    例のアルバムなのですが、2Hさんとこの方がうちのサラウンドよりもステージの縁やライン取りが弱いですね。うちのサラウンドだとまあ、空間が見えないと言われても仕方がないですね。ただ、私がこの音源で評価していたのは、空間的配置よりもフレッシュさと音数ですが。このアルバムのフレッシュネスと音数に関しては我ながら自信があります。2Hさんの2-3-4のシンバルみたいなものですね。なかなかこだわりの強い者同士です。致し方ないので、もう一回別のを聴きに来てください、と流しながらしつこくするというのが賢明ですかね。。。(爆)

    byベルイマン at2022-08-12 20:56

  18. ベルイマンさん、遅れましたがこんばんは。

    私が最後にお伺いした時よりもMAGICOがさらに前に出ているようです。
    あの部屋の中を納得のいく音を求めてMAGICOが漂流しているわけですけれども(笑)
    2Hくんさんの出される音は凄いですね。
    超高性能なスピーカーを駆使してさりげなく高度な再生をしてみせてくれます。
    それを生み出すセッティングと機器の使いこなしが高度なのですが、何よりもそれだけのオーディオ力を持っている人があくまで音楽の側に立脚しているというところが素晴らしいと思います。

    またお伺いしてみたいですね。


    と、日記の文中に書かれておりました加藤訓子さんの「ドラミング」を聴きながら書いておりました(笑)

    byfuku at2022-08-12 20:59

  19. bb7さん、こんばんは。

    逆です、この録音はたぶんベルウッドさんと私はそんなに凝ってないと考えているのです。2Hさんもシンバルを評価しているのは分かりましたが、それ以上のことはないかもしれません。それはご本人に確かめてください。

    byベルイマン at2022-08-12 21:01

  20. fukuさん、こんばんは。ご無沙汰しております。2Hさんは面白い方で、オーディオの技能も知識あり、誇り高い男だなと。オーディオルームで私に何か聴かせる時に、横にかしづいて、様子を伺っていたりもします。意図のある再生をしようとしている証拠ですね。素敵なオフ会でした。

    「ドラミング」良いですよね!いつかウィルソンで聴かせてもらうのを楽しみにしたいと思います。実は数年内に、(笑)、九州の南端にいるマニアのとこを訪問する約束があります。その時のために、メールアドレスだけ交換させてくださいね。後で、メッセージしておきます。

    byベルイマン at2022-08-13 18:23

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