ベルイマン
ベルイマン
2022/2/17 予定 ①調音材の左右のバランスの仕上げを先送りにしていたが、いったん完結させる。また②床の悪い音を出している箇所に皮か布を設置する。③リアをセッティングをやり直す。物理的設置とプリ…

マイルーム

マイシアター『象牙の塔』
マイシアター『象牙の塔』
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / ~12畳 / 防音あり / スクリーン~120型 / ~4ch
私のシアターは、ずばり、「象牙の塔」‛la Tour d'ivore'と言います。 縦5438 x 横3593 x 高3329mmの約11畳の縦長。スピーカー4本、ユニバーサルプレイヤー、AVプ…
所有製品
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    SPEC RSP-AZ1
  • オーディオボード
    ACOUSTIC REVIVE RAF-48
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日記

虚栄のプラネタリウム

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2022年11月30日

コニカミノルタのプラネタリウムに行ってきた。

なぜかというと宮木朝子さんという作家さんがバッハの平均律第1巻を22.2ch出力になるよう編集したものを、プラネタリウムで星空を見上げながら試聴するという企画が面白いと思ったから、ではない。(^^)

https://planetarium.konicaminolta.jp/bach222ch/

ぺぶるす氏からもらった論考に興味を持ったからである。私にとってのポイントは定位の考え方だ。

一読した私の記憶では、論考の中で以下のような考えが述べられていた、と思う。
①坂本龍一氏は各チャンネルを重ね合わせることで一つに生成するファントム定位は虚構的であり、そうではなく重ね合わせなしのチャンネル固有の音像定位を志向する。
②宮木朝子氏は各チャンネルを重ね合わせるが、何もない空間の一所に音像を明確に生成させるファントム定位ではなく、空間に浸透して所在の曖昧な音の広がり、音像なき音を志向している。

私の感想は、
①は中抜けオーディオと同根で、ファントム定位を支ている音場から突き抜けてくる獰猛な音の炸裂を体験したことがない人の話のように思える。
②はデパートの複数の天井スピーカーとか見上げていたら感じられる体験なのかなと。

論考を誤解しているかもしれないが、私は①も②もまったく評価しない。私にとって重要なのは、(1)ありありと場を占めるファントム定位と、(2)それをルームのどこにでも可能にする音場空間と、(3)有機的な場所的空間の中から到来する痛烈なエネルギーの塊の分散だ。

私の理解が正しいとしてだ、広がりながら浸透するバッハの平均率というものを生み出すのに22.2chが必要なのか?分からない。だから興味を引かれて、丸の内のドルビーシネマ(最近行った映画館の中で最も優秀)に行ったついでにプラネタリウムに行ってみた。

話を引っ張っておいて恐縮だが、間違った。(^^) 宮木朝子氏のバッハは私の行った回は、何かの特集を観れば、おまけで視聴できるというよく分からない設定のようで(まぁ、客引きにならんという判断なのかな)、1500円だったか払って、まったく映画を分かっていない方が制作された妙な恋物語とちょっとした星の話を暗がりの中で寝そべって見ていても、いつまでも始まらない!とうとう上映が終了してしまって、案内係に「バッハはどうなってるとろですか?」とモゴモゴ質問すると、「ばっは、、、?」という反応。しばらくあれこれ説明すると、「ああー、今日はもう終わっちゃいました(笑顔)」と。

さて、コニカミノルタのプラネタリウムで私が宮木朝子氏の22.2chバッハを試聴することは、今後まずない。そのように思うのは、プラネタリウム上映の最後で、羊文学なるガールズバンドの曲がかかったのだが、あまりに酷かったからだ。

プラネタリウム上映のスクリーンがサウンドスクリーンになっており、SPが無数にマウントされているようだ。まあ、基本的な発想は映画館と一緒。スクリーンで遮蔽されてガールズバンドのたぶん溌溂としているはずのロックが、砂にクラブを打ち込んだみたいにだふっているわけ。おまけに、もわもわとこもっていて、音が動いてリスナーに向かって走る感じはゼロで停滞している。定在波ね。で、音が動かなくなるタイプはなんぼ電気的な補正をかけても無理でしょうな。知らんか、そういうの。

いやいや、この羊文学が何chなのかは知らんよ。でも、分かるでしょう、チャンネル数を云々する前に、もっともっと基本的なことがある。

このサウンドを聞いたら、まずこのシステムでバッハは聴きたくない。凄いたくさんネットで記事があるから見てみてくださいよ。例えばhttps://biz.musicecosystems.jp/case-study/planetariatokyo/
43.4chを備えたドイツのなんちゃらいう理論を意識して、22.2chをやっているとかなんとか。立体音響理論だか、サウンドクリエイターだかが「StudioLive 64Sは、64チャンネル入力33フェーダーのデジタルコンソール/レコーダー。SDレコーディングと128チャンネルAVBネットワーキングに加えて、128チャンネルUSBオーディオ・インターフェースおよびDAWフィジカル・コントローラーとしても機能する」とかいう装置を駆使して、、、できているんだって。なんかphilewebコミュニティのうんちくたれている人々みたいな嘘くささ。

聴いていないんだよね。本当は。音楽を。カタログ読んで、その製品を買ったら、自室でカタログの非現実が実現していると思いこんでいるオーディオマニア諸氏と一緒。これはね、とても良くない。この有楽町駅から徒歩1分のプラネタリウムに、当たり前だけど若い人たちが集まってきている。このバカバカしいサウンドを聴いて、彼/彼女は何を感じるのだろう。オーディオ業界の凋落?当たり前だろう、誰が凋落させてるんだ!

あー、映像も最悪でした。コリドー街のギラついた夜空だって、このプラネタリウムのスクリーンよりはもうちょっとましだろう。浮いているんだよ。

音響も、映像も、普通のセッティングをまずしろよ。なんという虚栄だ、恥ずべきことに不毛な屁理屈を捏ねくりまわして、実質のないもので金を取って、あげくに、若いやつを騙すな!けしからんジジイどもと同様、なんつう怪しい連中なんだ!だがな、本当の趣味人をなめるなよ。こちとらリアルに追求しているんだ。珍妙な理屈を捏ねくり回して悦んでいる誤魔化しだけのオタクバカとは、気合の入り方が違うんだ。


あらら。

映画館のエンジニアの怠慢や、センターレスの我が家の『リング』と『呪怨』の後方にまでまわる圧倒的なファントム定位についても話す予定が、、、プロとか呼ばれている人たちがねええええ。。。

音って怖いね。あの連中は絶対に分かってない。(笑)まず自宅のセッティングからやろうか~、たわけ野郎!あっ、端子の清掃かな。

皆さん、また今度ね!

これからはな、映画についてばんばん語っていこうと思っておる。欲求不満だったからな。ガンガンいくぞ、19世紀だろうとhere, nowだろうと、ルーマニア、エストニア、ジョージア、フィリピン、チリ、何でもいくわい、本物の映画の快楽を渉猟するぞ!

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