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LaserDisc 非圧縮デジタルアーカイブ製作システムのAudio周りの強化_2
先日購入したAUDIO MATCHING UNIT SONY AUM-100をデジタルアーカイブ製作システムへ導入する前提でAUM-100のOutput LevelとAudioADCのInput Levelの調整を行いました。またAudioADCの入力インピーダンス設定を600Ωに変更しました。 入力インピーダンスを20kΩから600Ωに変更した事で音質が如何変わるかを近日中に確認したいと考えております。 調整は以下の3つが等しくなるように行いました。 ・LaserDiscのFM Audioの40% ・600Ω終端のBalance Audioの+4dBm ・PCM DigitalAudioの-20dBFS 先日検討していた物を本日予定通りに購入しました。 購入したのはSDI A/V Multiplexerです。 おまけでVideo Distribution AMPとSDI Distribution AMPもついてきます。 SDIに同期した48kHz標本化, AES/EBUフォーマットのAudio DATAを4系統まで欠落や改変無しにSDIにEmbeddedさせる事が可能な製品で製品を二つカスケード接続させる事でSDIフォーマットの上限である8系統まで拡張可能です。 AES/EBUフォーマットは1系統で2ch Audioを伝送するフォーマットです。その為8系統あれば16chまでのPCM DigitalAudio DATAをSDIにEmbeddedさせる事が可能です。 対応するSDIのフォーマットはD2 NTSC, D1 525i, D1 625iの3種類となります。 (写真は別製品に搭載される同タイプのVCXOです。) 製品に搭載されるAudio CLKのVCXOの仕様で前モデルと比較して劣っていると考えられる事が気掛かりですが、カスケード接続なしで4系統までEmbedded可能であるためこの製品を選択しました。 (写真は別製品に搭載される同タイプのVCXOです。) 前モデルはAudio CLKに非チップ型のVCXOが用いられており概ね100Hz未満の低域ジッターの点で勝っていると考えられます。 他には専用IC一つで実装されているA/V Multiplexer部が前モデルでは専用ICとPLDを組み合わせての実装になっていたり、前モデルにはWordSync Outputがあるなどの違いもありました。 しかし前モデルはSDIに同期した48kHz標本化, AES/EBUフォーマットのAudio DATAを単体で2系統、カスケード接続した場合でも4系統までしかSDIにEmbeddedさせる事が出来ませんでした。 私の用途ではAES/EBUを同時に5系統以上使う事がありません。 しかしカスケード接続を行った場合、製品単体でサポートする系統数毎にAudio Delayが増加してしまいVideo/Audio Delayの管理が難しくなります。その為単体で4系統のAES/EBUを扱える事は魅力的です。 また、SDI A/V Multiplexerの場合、Audio CLKの位相雑音が重要ではありません。 これらの理由で私は前モデルを選択しませんでした。 SDI A/V Multiplexerの導入が出来ればASRCにAudioDATA改変に起因する音質の劣化を排除する事が可能です。 これにより幾らか音質の改善が可能ですので到着が楽しみです。
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