日記
現在使用中のPC Transport(ソフトウェア) -Video/Audio用途のPC Transport System
2020年06月30日
現在使用中のPC Transport、先日はハードウェアについて解説させて頂きました。
前回記事(本日追記): [:URL= http://community.phileweb.com/mypage/entry/5471/20200629/65315/:]現在使用中のPC Transport(ハードウェア) -Video/Audio用途のPC Transport System[:/URL:]
本日はソフトウェアについて解説させて頂こうと思います。
私はOSに現在でもWindows XP Professional SP3の使用を継続しております。
それはKONA LHのデバイスドライバがあるOSの中で、exFATファイルシステムを利用可能なOSの中では比較的軽量であり更には省電力のAGPカードでもあまり不満無く動作する為です。
Windows XP SP3のexFATへの対応は更新プログラム(KB955704)で行われました。
OS自体はWindows XP SP1以前の方が軽量で更にWindows 2000が軽量となりますがこれらのOSはexFATファイルシステムに対応しません。
exFATは画質, 音質が非常に良好なファイルシステムで32GBを超えるパーティションを確保出来、4GBを超えるファイルシステムにも対応可能である為Video用ストレージには必要不可欠なファイルシステムとなります。
またWindows Vista以降のWindows NT系OSは重いばかりではなくAGP世代の古いGPUと相性が良くなかったりデスクトップの描画がGDIからDirect X系に変更され重くなっているなどします。
GDIはDirect X程高度な機能を持ちませんでしたけれども軽量で高速な良いAPIでした。
これらを理由に現在でもWindows XP Professional SP3の使用を継続しております。
movファイルの再生アプリケーションにAJA Machinaを用いております。
これはAJA Videosystem KONA LHからSDI出力が可能なアプリケーションの中では単機能かつ軽量である為です。
他の対応アプリケーションはノンリニア編集向けのものである為、不要な機能と信号処理が多く存在し非常に重いのです。
その為他に有力な選択肢が無くAJA Machinaを使用しております。
使用している主なソフトウェアについては以上となります。
ハードウェアやソフトウェアの設定について次回以降紹介して行ければと思っております。