koyatenn
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画質マニアです。また音質マニアでもあります。 質感と立体の表現を好みCRT, 撮像管, 70mmフィルムなどの画を好みます。 普段はTwitterにいます。 LaserDiscを主とした…

マイルーム

koyatenn Room
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その他 / その他 / オーディオ・シアター兼用ルーム / ~6畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
主にLaserDiscを扱っております。 現在はLaserDiscをファイル化しPC Transportで再生するファイルベースのシステムの研究に注力しているため、その関係の機器が多いです。 …
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Color Decoderの要求性能と現実 -Digital Archive Production System

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2020年07月20日

私は先日Color Decoderを買い足しました。
先日の記事で述べた通り、現所有にColor Decoderの性能や安定性に大きな不満を持っていた為です。

Color Decoderに対する要求性能についてPHILE WEBコミュニティではまだ詳しく触れていなかったと思いますので、今回はそれについて紹介させて頂こうと思います。


基本的にはアナログ式である事を前提条件として要求しております。
これは10bit/4fsc Digital Processingによる階調性やディテールの欠落やデジタルフィルターを通す事により生じる妙な滲みをを許容出来ない為です。

しかし現実的な選択肢と出来る中に優れたアナログ式Color Decoderは殆ど存在していません。
設計が古くY/C Separator部が使い物にならない機種が非常に多く、優秀なY/C Separatorを搭載している物は単体機でないものばかりである為です。

Trap Filterのみを用いる物や固定式Comb Filterを用いる物など古い設計のY/C Separatorでは10bit/4fsc Digital Processingによる画質劣化を回避出来てもそれ以上の画質劣化が生じてしまうため結果的には良い結果を得る事が出来ません。

そして最高のY/C分離精度を誇るY/C Separatorはデジタル式の物の一方式です。

また10bit/4fsc Digital Processingはによる画質への弊害はChroma Decoder部で大きく出やすい傾向が有り、Y/C separator部ではあまり大きく出ない傾向があります。

その為、Digital Color Decodeの回避は現実的には難しくより良好な画質の実現にはアナログ式のColor DecoderとDigital Color Decoderの併用が好ましいと言えます。

よって私は幾つかの例外を許容しています。


Y/C Separator部にはDynamic Comb Filterを要求しております。
しかし単体機で見かけた事が無く正直困っております。

Dynamic Comb Filterは1983年頃にSONYが開発した物で、Adaptive Comb Filterの程解像度の低下が目立たずAdaptive 3D Y/C Separator程平坦にもならない画質が特徴です。
CRTマスターモニターで確認する分にはY/C Separatorを介する事による画質劣化を最小限に抑えており最も不満の少ない画質を得られる様に思います。
その為、メインである10bit /4:2:2非圧縮アーカイブに用いたいのです。

それでも斜め線にクロスカラーが目立つなどの欠点はあり、この点でデジタル式であるAdaptive 3D Y/C Separatorとの併用の必要性を感じております。

またPCモニター上で静止画として画質を確認した場合や逆テレシネを行った場合ドット妨害が目立ちこの点にアナログ制御の限界やデジタル制御の優位性を感じる事も事実です。
アナログ式Y/C Separatorで最良の物が3Line Dynamic Comb Filterである為、この場合デジタル式Y/C Separatorを用いる他に手段がありません。

またデジタル式Y/C Separatorの中でも最良であるAdaptive 3D Y/C Separatorは入手困難です。

Y/C Separatorの画質サンプル
Adaptive Comb Filter
Dynamic Comb Filter
Original

Digital Y/C Separatorの画質サンプル
Digital Y/C Separator
Adaptive 2D Y/C Separator
Adaptive 3D Y/C Separator
Original

より詳しい事は、先日「Y/C分離の精度と階調性 | PHILE WEBコミュニティ」で述べた通りです。


Chroma Decoder部はI/Q軸復調で1.3〜1.6MHz程度の帯域幅を持つアナログ復調器を要求しております。
色信号の帯域幅が狭いと色滲みが発生してしまうため広帯域の物が必要です。
B-Y/R-Y軸復調でもI/Q軸復調と同等に十分に広い帯域幅持たせらればさほど問題ない様に感じますが、狭帯域のQ信号の帯域外雑音を考慮するとI/Q軸で復調しI: 1.3MHz〜1.6MHz程度, Q: 0.6MHz程度にしておく事が好ましい様に思います。
Color Eecoderはデジタル化する事による画質面でのメリットが一切無く、階調性の悪化や画の固さを招くばかりですのでデジタル化は極力避けたいのです。

Adaptive 3D Y/C SeparatorはDigital Color Decoderに内蔵されているためChroma Decoderもデジタル式です。
その為一部例外を許さざるを得ない状況となっております。

使い分け無しに一台で済ませるのであれば12bit/8fsc Adaptive 3D Y/C SeparatorにアナログI/Q軸復調のChroma Decoderを組み合わせた物が最良でしょうけれども実際にそのような製品はないので色々と悩ましい事ばかりです。

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