koyatenn
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画質マニアです。また音質マニアでもあります。 質感と立体の表現を好みCRT, 撮像管, 70mmフィルムなどの画を好みます。 普段はTwitterにいます。 LaserDiscを主とした…

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koyatenn Room
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その他 / その他 / オーディオ・シアター兼用ルーム / ~6畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
主にLaserDiscを扱っております。 現在はLaserDiscをファイル化しPC Transportで再生するファイルベースのシステムの研究に注力しているため、その関係の機器が多いです。 …
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    1ST STORAGE AUDIO SMO6
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    SUPRA USB 2.0
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    FURUTECH FVD-77
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    FURUTECH FVD-73
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    FURUTECH FVS-71

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Color Decoderの画質評価

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2020年07月28日

高解像度版
先日届いたColor Decoderの調整を終えたのでY/C SeparatorをTRAP/BPF Modeにした状態でとりあえず画質評価を行いました。

高解像度版
今回画質評価に用いたシステム構成をブロックダイアグラムに示します。

Sync Pulse GeneratorにはShibasoku TG-7/1、Color Encoderには先日Color Decoderと同時に購入した物、マスターモニターにはSONY BVM-20F1Jを使用します。

高解像度版
Color Decoder, Color Encoder背面の様子

高解像度版
システム全体の背面の様子

高解像度版
また、BVM-20F1J用NTSC Decoder AdaptorのSONY BKM-24Nとの画質比較も行いました。


評価用の映像ソースには以下の二通りを用いました。
・アニメ
・実写/3DCG

アニメにはHDソースからダウンコンバートした、実写/3DCGにはG/B/R 4:4:4ソースをAnalog MatrixでY/B-Y/R-Yに変換しA/D変換した10bit/4:2:2の非圧縮ファイルを用います。

10bit/4:2:2ソースからNTSCへのエンコードはB-Y/R-Y軸アナログ変調です。


高解像度版
アニメでの画質は悲惨な物でした。
まずアニメの映像にはインパルス系, ステップ系の成分が多く含まれる事もあり、ありとあらゆる箇所でクロスカラーが盛大に発生している他、それが災いして曲線や斜め線にジャギーが発生したかの様な視覚効果をもたらしておりました。

また、水平解像度の低下も非常に顕著で画質の劣化が非常に目立つ結果となりました。

高解像度版
SONY BKM-24NのTRAP/BPF Modeと比較した場合、解像度が低く曲線や斜め線にかかる視覚効果が粗く見える事が気になりました。
しかしBKM-24Nは輪郭が二重になって見える事が気になりました。

高解像度版
BKM-24Nの2LINES COMB Modeでは滲みやクロスカラーが激減するためTRAP/BPF Modeで動作するColor Decoderとは全く比較にならず、BKM-24Nの3LINES COMB Modeでは 2LINES COMB Modeからの画質向上こそ大きくありませんが斜め線や曲線でのクロスカラー低減に大きな効果があり尚更比較になりません。

実写/3DCGでは思いの外良好でした。
実写映像では凹凸やその角のなまり具合などが特に気になる劣化無く描き出され塗装の質感や光沢の表現なども非常に良く成されている様に思います。
3DCG映像ではポリゴンのエッジに不快ななまりを見せず、テクスチャへのAAのかかり具合などはそのままに見せる印象です。
もちろんエッジの鈍りはあるのですけれどもそこに不快感を感じさせないのです。

また、クロスカラーの発生はありますがアニメでの場合と異なり悪目立ちして不快な印象は感じられませんでした。
白いテロップの輪郭で滲みやクロスカラーが目立つ点やあらゆる輪郭にこのY/C分離方式特有の妙なクロスカラーが生じる欠点こそありますが、質感表現に乏しく平坦かつべと付いた画になってしまうD2-VTR用のDigital Rate Convertorに対する確かなアドバンテージを感じ取る頃の出来る画質でありました。

SONY BKM-24NのTRAP/BPF Modeと比較した場合、ぼんやりとした印象が気になりました。
BKM-24Nはヴェールを幾つも剝いだかの様に高解像度でクリアな画質という印象でした。

BKM-24Nの2LINES COMB Modeでは滲みが減り妙なクロスカラーも無くなりますがアニメのでの場合とは異なりTRAP/BPF Modeからの劇的な改善は感じられず、BKM-24Nの3LINES COMB Modeでは 2LINES COMB Modeからの画質向上は極僅かでしかありませんがクロスカラーがほぼ完全に目立たなくなり先日調整したColor Decoderとはやはり比較になりません。
アニメでの場合と比較して劇的な変化が無いと言うだけでBKM-24Nの3LINES COMB Modeの画質自体は非常に良く、シーンによってはG/B/R 4:4:4ソースに迫りつつも劣ると言える程にクリアで尖鋭な映像を見せてくれました。


今回行ったColor Decoderの画質評価は、TRAP/BPFによるY/C分離の向き不向きを実感すると共にDigital Color DecoderによるNTSCのデジタル復調の問題を再認識させられる結果になりました。
Y/C分離精度ではDigital Color Decoderが大きく優れますが、それ以上に階調性やディテールの劣化が大きな問題となってしまっている様に思いました。
トータスクオリティの改善には必ずしも高いY/C分離精度が要求される訳ではなくY/C分離精度とそれを実現する為の犠牲のバランスの重要性を再認識する事となりました。

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