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たかけん様、ごきげん… by koyatenn
koyatenn様… by たかけん
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koyatennさん… by きょぼ太郎
koyatennさん… by spcjpnorg
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Direct Processing DigitalTBCのカラーフレーミング仕様の確認
昨年10月頃から使用しているDirect Processing DigitalTBCですが以下の仕様について気になる事がありました。 ・カラーフレームの取り扱い Input VideoとRef Videoのカラーフレームが異なっている場合、Output Videoのカラーフレーミングは何方を基準に行われどのような方法で行われるか? この度はそれについての確認を行いました。 1.Output Videoのカラーフレーミング基準の確認 確認方法 DigitalTBCにテスト信号を入力し、テスト信号にオフセットを付加しない場合と+1/2カラーフレームのオフセットを付加した場合のOutput VideoをRef Videoのカラーバーストを比較します。 テスト信号に+1/2カラーフレームのオフセットを付加した場合にOutput Video, Ref Video間のカラーバーストに180°の位相差が生じていればInput Video基準、生じていなければRef Video基準でカラーフレーミングを行っている事となります。 機器の接続を以下に示します。 [:URL=:]高解像度版[:/URL:] 結果 Output VideoのカラーフレーミングはRef Videoを基準に行われる事を確認出来ました。 ↑±0カラーフレーム入力時、バースト位相差 ↑+0.5カラーフレーム入力時、バースト位相差 カラーフレーミングがRef Videoにより決定されると分かり、Input VideoとRef Videoのカラーフレームが不一致の場合どのようにしてカラーフレーミングが行われるかを調査する必要が生じました。 2.カラーフレーミングの方法の確認 確認方法 テスト信号をDigitalTBCへ入力しテスト信号にオフセットを付加しない場合と1/2カラーフレームのオフセットを付加した場合のOutput Videoを比較します。 1/2カラーフレームのオフセットを付加した場合のOutput Videoに±1/2λ ≒ ±140nsの遅延が発生していれば1/2λ-Shiftを用いてカラーフレーミングを行っている事となります。 機器の接続を以下に示します。 [:URL=:]高解像度版[:/URL:] 結果 Ref VideoとInput Videoのカラーフレームが一致しない場合、このDigitalTBCは1/2λ-Shiftを用いる事でカラーフレーミングを行っている事を確認出来ました。 ↑±0カラーフレーム入力時 ↑+0.5カラーフレーム入力時 ↑変動幅は0.141μs(≒140ns)となり1/2λである事を確認出来ました。
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