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Direct Processing DigitalTBCのカラーフレーミング仕様の確認_2
先日カラーフレーミングの基準と方法を確認したDirect Processing DigitalTBCですが、この機種のSequencer BoardにはFraming調整用のVRとLEDが存在しています。 オペレーションマニュアルによるとカラーフレームの連続性が必要とされる場合はスイッチをADJ側に設定した後に2つのLEDが点灯する位置にVRを調整する必要があるそうです。 またこの調整はフロントパネルにあるSystem PhaseのVRを動かす度に行う必要があるとの事です。 LEDはWrite CLK GenとRead CLK Gen回路にそれぞれ一つずつ存在しており、VRはこれらの回路の何らかの閾値を調整する為に用いられLEDはその状態に応じて点灯する様に実装されている様です。 しかしながらも汎用ロジックICとディスクリート部品で構成された回路は複雑で規模が大きいため私はまだ十分に把握出来ておりません。 System Phaseは先日仕様確認を行う為に調整を済ませてありますので、今回はFramingを行ってみました。 Write CLK GenやRead CLK Genの回路を調整する事でカラーフレーミングが適正に行われる様に調整する回路ですので当然の如く映像は左右に移動します。 また同一のRef Videoに同期させてある映像でもカラーフレームオフセットを切り替えると再調整し直しになるなど中々考えさせられる実装となっていました。 このDirect Processing DigitalTBCは非常に優れた補償回路を多数搭載し、Digital Archive ProjectにおけるLaserDiscのデジタルアーカイブ製作に必要な補償処理をほぼ一台でこなしてしまう上替えが効かない程のクオリティで信号処理を行ってくれる事が大きな利点ですが、意外な所に当然と言える欠点がある事を確認出来ました。 カラーフレーミングの点ではやはりフルカラーフレームメモリを持つTBC付きFSに大きな魅力と必要性を感じる限りです。問題は必要十分な電気的特性と画質のそれが製品として市場に出回っていたか?入手する事が可能かになります。 話はかわりまして、ACOUSTIC REVIVEの防振プラグ「IP-2Q」をSONYのAudio Matching Unit「AUM-100」に取り付けました。 先日機器の整理/清掃を行うまではLaserDisc Playerに取り付けてありました。Direct Processing DigitalTBCの導入以降Digital Archive Production Systemから外していたLaserDisc Playerに取り付けたままとなっており長らく活かせずにおりました。 このIP-2Qは私が高校生の頃ヨドバシ秋葉にて新品で購入した物となりますけれど、紫外線の当たる場所で使用していた事もあり金メッキされた箇所に痛みが生じてしまい残念な限りです。 IP-2Qの画質/音質への改善効果の程ですけれども基板直付けのRCAコネクタにはかなり大きな効果を感じ、また取り付け時の改善効果よりも取り外し時の悪化の方が体感的には大きい様にも感じられました。 この傾向はシャーシが弱い機器ではより顕著となる様に私は感じております。 反面、背面パネルを挟み込む形で固定される削りだしタイプのRCAコネクタでは殆ど効果を得る事が出来ず使いどころを選ぶ製品である様に私は思っております。
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