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PIONEER LD-V800 -Digital Archive Production System
先日、Digital Archive Production Systemで生じている高い輝度の後の色相の狂いの原因がRF信号の遅延に伴う高域歪みである可能性を疑い回路の確認を行っていた所、原因の切り分けにアキュフォーカスシステムを搭載していないPIONEER LD-V800が役立ちそうな事に気付きました。 本日はLD-V800を用いて同様の問題が生じるかの確認を行いました。 また、今回は比較を行いやすい様SETUP, Y Gainの調整を行いました。 ↑現システム ↑LD-200 ↑LD-V800 ↑LD-S1 ↑LD-X1 目視ではLD-V800に問題を確認出来ません。 その為、問題の発生する箇所近傍のRGB値の平均を取り問題の発生していない箇所近傍での平均値と比較する方法で確認したと所、LD-S1のみ変化率が極端に低くLD-X1とLD-V800は殆ど差が無く、LD-200はLD-X1よりも僅かながら大きい物の大差は無く現システムのみ極端に大きいという事が解りました。 これらの事からLD-V800では問題の発生は認められずRF信号の位相遅延は問題の原因ではない可能性が高いという事が解りました。 また、プロセスアンプやDG, DP補整器が原因ではないという事が誤りでありこちらが原因である可能性が再浮上する事にもなりました。 今後は調査対象であるプロセスアンプやDG, DP補整器を搭載しているDigital TBCにColor EncoderやD2 Encoder, D2-VideoDACなどを接続し確認を進めて行く事となりそうです。 LD-V800での有効映像エリアの開始部(画面左端)で色相の狂いや輝度斑の発生の有無の確認も行いました。 ↑現システム ↑LD-200 ↑LD-V800 ↑LD-S1 ↑LD-X1 結果、有効映像エリアの開始部(画面左端)で色相の狂いや輝度斑の発生は認められず、こちらの問題もRF信号の位相遅延は問題の原因ではない可能性が高いと言えそうです。 しかし現システム, LD-200共に生じている事からこちらの原因はLaserDisc Player側、恐らく復調器やフィルタ回路にある物と考えられます。 またこのテストを行っていて気付いた事としてLD-V800は輝度が尾を引く様に(右方向に)滲む傾向が非常に強い事や傾向こそ弱い物のLD-S1, LD-X1でも同様の問題が発生している事があります。 この問題は現システムやLD-200では生じずLD-S1, LD-X1で大きな差を確認出来ない事から光学系の仕様差に伴い生じている事が可能性の一つとして考えられます。 光学系に起因する問題としてはクロストークノイズの存在が既に発覚しておりますが、こちらとの発生傾向の強弱についての関係性が迚も気になる所です。 先日、PIONEERのLaserDisc Player「LD-200」「LD-S1」「LD-X1」の画質比較動画をYouTubeにアップロードいたしました。 宜しければご覧ください。 LaserDisc player image quality comparison
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