日記
必要機器の再検討
2021年01月06日
今晩は先日新たに入った情報や昨年末に得た情報を元にLaserDisc 10bit/4:2:2 Uncompressed Digital Archive Projectで用いるDigital Archive Production Systemに必要となる機器の再検討をしておりました。
先日期待はずれであると発覚した機器を必要機器の候補から外すべきであるかで悩む事となりましたけれども結果として今回は候補から外さない事としました。
これは機能面での優位性は依然として残り活用方法次第では行かせる場合もある可能性が考えられた為となります。
また、先日までに優位性が発覚した機器の追加や優位性の再認識をする事となった機器の候補復帰も有り中々ややこしい結果となりました。機器の選択肢を広げられたと楽観視する事も出来る反面評価対象とすべき機器が増えてしまったと取る事も出来る為です。
調査結果を踏まえた情報整理を行なっていた所、何の道現在使用中のDigitalTBCを使用機器から外せない可能性も浮上する事となりました。
これはDG, DP補整器を持っている為で他候補にはこれが無く単体のDG, DPに良質なものを見つけられない限りは他候補をPMノイズ対策目的で用い、現在使用中のDigitalTBCをDG, DP補整器として併用して行く事が最良の選択肢になってしまうかもしれません。この場合、再量子化, 最標本化に伴う画質劣化やH-Shiftの問題でややこしくなる事が懸念され更にはVideo/Audio間の問題も生じる事になると考えられますので非常に悩ましい問題であると認識しております。
ジッター全般に対する対策として究極的には残留ジッター極小のものととデジタル演算処理による平均化技術を用いたVECを持つものの一騎打ちになるのでは無いかと私は予想しております。
先日10bit量子化である事が発覚して現所有のTBC付きFSですけれども、調査を行った所A/D Converterが搭載されたBoardが下位モデルのものである可能性が色濃くなって来ました。
Frame Memory Boardは上位モデルと下位モデルで共通でありジャンパー設定でモードきりかえが行なえる設計となっており、各種基板に互換性が高い可能性を見て取る事が出来ました。
またA/D Converter回路に搭載されているADC ICは8bitのものであり外部回路の増設で10bit化させるには通常S/H回路が必要となります。しかし私の手元にある個体にはその回路が見当たらず下位モデルの基板である懸念が強まりました。
ただD/A Converter回路とDAC IC周りのパターンを見ていると10bit分配線されている可能性も見て取れ実際如何であるかは現在も不透明なままとなります。