日記
PIONEER LD-X1の接続
2021年02月07日
先日久しぶりに「カラヤンの遺産 <全聖徒の日>メモリアル・コンサート’84」を視聴するためLaserDisc Digital Archive Projectで研究用に構築してあるシステムとは別にLaserDisc PlayerをAudio/Video Playback Systemに接続する事としました。
このソフトに収録されている演奏ではRichard Georg Straussの「Tod und Verklärung」「Metamorphosen」が演奏されております。私はこれら二曲が迚も好きで度々聴きたくなるのですけれども今回は映像付きで視聴したく思いました。
LaserDisc Playerは既に棚に配置してあるPIONEER LD-X1を選択しました。
私はLD-X1の画や音が好きではありませんけれど今回はあえてこの機種を適切な運用で活かして行こうという方向性で少々かわった接続で用いる事としました。
LD-X1 ⇒ SDTV CRTマスターモニター間のVDAはC Level調整用のプリアンンプ, 分配機としての他、MiniDIN 4pin ro 2BNCケーブルの延長, フローティングバッファによるグラウンドループの影響低減や駆動力向上など様々な目的がございます。
Sync Pulse Generatorは高電圧かつ波形エンベロープの整ったC-Sync信号でCRTを駆動する事により奥行き改善を試みる目的で配置しました。
その他、空いている映像出力に75Ω終端抵抗を接続する対策もとっております。
Audio系はLD-X1とプリメインアンプを直結する事で何の変哲も無い運用をしております。
接続方法を工夫する等対策を行なってもHWの動作原理に伴う根本的問題の解決を行なった訳ではございませんのでそれが画質に及ぼす影響は当然の事ながら残ってしまいます。
寧ろ他の要因による画質への影響を抑えられた分問題が目につきやすくなる部分もございます。
画質ですけれども意図した通り、予想した通りの結果となりました。
奥行きこそ出る物のディテールの潰れや平坦さは相変わらずといった所です。