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i/p-Convertの品質 -Compressor 3.5
先日述べた切りとなっておりましたけれど、Compresor 3.5のi/p-Convertには困った問題があり試験運用をしていて度々悩まされます。 解像度の低下を最小限に抑えられるなど動き補償の効果は確かに得られている事もあってすぐに使用を中止する訳には行かず、動き補償の効果が大きいカットでもエラーが目に付く事がある為使い分けにも悩まされております。 近頃は購入時点では考えていなかった応用をしている事もあり尚の事… ↑Motion Compensation ↑Motion Adaptive ↑Blend 先日述べたCompressor 3.5の動き補償i/p-Convertの問題には、テロップなどのエッジに生じるフリッカー, 低輝度部に生じるカラーフラッシュ状のノイズやブロック歪み発生の可能性があると先日述べました。その他に使用していて気付いた問題としては輪郭に小刻みな乱れのある画になりやすい事等がありました。 テロップなどのエッジに生じるフリッカーの原因は幾つかの映像で確認を行った所、その傾向からCompressor 3.5のi/p-Convertの制御がブロック単位で行われている為に生じている物と考えられます。 また、映像外周部ではこの影響がブロック歪みとして確認出来る部分もありました。 フリッカー発生の様子(動画) 低輝度部に生じるカラーフラッシュ状のノイズはノイズやオーバーシュートによりY Levelが一定を下回ると考えられる箇所に生じる傾向が有りますけれどダーククリップさせた映像に対して処理を行ったとこと高輝度部にノイズが生じてしまう事を確認出来ており現時点で原因の詳細や解決策の特定は出来ておりません。 輪郭に生じる小刻みな乱れは発生箇所の傾向から単純に動き補償のエラーであると考えられます。 ↑様々な問題の生じているフレーム Compressor 3.5のi/p-Convert品質は他のアプリケーションよりも良い場合こそ多いですけれども今回述べた様な困った問題がある事もまた事実です。 私はつなぎとして導入した事もあり最良のクオリティを得る事が出来ない事は元から予想しておりましたけれど予想外のエラーもあり、正直その事では中々困っております。 専用ハードウェアを入手するまで暫くの間は少しでも良い結果を得られる様他のアプリケーションと併用しながらだましだまし使用して行こうと思います。
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