Tomy
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50歳代中ごろからオーディオ復活。2チャンネルに飽き足らず、マルチチャンネルにも足を染める。かつて集めたレコードの再生はきっぱりと止めることにして、PCオーディオまっしぐらです。現在、DACはEXAS…

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日記

マルチ再生のセンター、サラウンドSPの選び方2

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2020年08月16日

マルチ再生のフロント、サラウンドSPの選び方・・・の日記が長くなったので、Ver.2です。

(経緯)昨年から使っている自宅のサラウンドシステムの音が、フロント2cHの音が改善している割に、良くなっていないのでこの日記を始めました。皆様のご意見や、元ソニー技術者の「かないまる」さんのサイトを拝見して、各SP間の繋がりを確かめる方法として、下記のようのものが良いことがわかりました。例えば、フロント左SPーサラウンド左SPのような組み合わせで、モノーラル録音、もしくはステレオ録音のボーカルものを再生して、中央に定位するかどうかを確かめます。その結果、私のシステムのフロントとサラウンドでは、中央定位が悪い、まあ、繋がりが悪いSPの組み合わせであったということが判明しました。

では、どのようなSPの組み合わせが良いのでしょうか?。
もちろん、全て同じSPがベストですが、予算やスペースの問題で別のスピーカーを選ばざるを得ない場合も多いと思います。私もその一人です。

音色は別として、定位には位相/極性が重要なことはこのサイトをご覧の方には明らかかもしれません。例えば、ステレオで片側chの極性が逆に接続されると、定位はどこかに吹っ飛んでいきます。サラウンドシステムでは、ほとんどの場合2way, 3wayで、別のSPが隣り合わせになって使用するわけですから、そこで同様な問題が発生します。低音WFの極性が合っていても、高音TWの極性が合っていないとか・・・(クロスオーバーの周波数、フィルタの傾斜、形式、接続極性などが関連して、大変複雑です)。

それで、自宅のSPを総動員して(と言っても大した数はありませんが)、繋がりとクロスオーバーの関係を調べてみました。

1)まず、1FのフロントSPとの繋がり調査
1Fのフロントは米国のDefinitive Technology社のMythos-STLというタワー型です。写真はこのサイトで見られますhttps://www.definitivetechnology.com/products/mythos-st-l-supertower。3wayで、ウーハー(サブウーハーといった方が正確)は内臓アンプ駆動。

繋がり調査の対象としたSPは、現在のサラウンドSP、センターSPに加えて、余っていたブックシェルフ型、2FのシステムのセンターSPの4機種です。サラウンドSP以外はフロント右SPのすぐ横に置いて、フロント左SPと組み合わせて、2chによる主にモノ録音の試聴を行いました(ジャズボーカルもの主体)。

サラウンドSP :タワー型 3.5way(ミッドレンジの二つのSPのクロス周波数が異なる)
センターSP    :3way
ブックシェルフ:2way
2FセンターSP:2.5way(1FのサラウンドSPのシリーズでサブウーハーが無いのが違い)

(フロントとの繋がり方試聴結果)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 繋がり方               クロスオーバーの特性   
             TW-MID MID-WF WF-SUBWF
- フロント 2.4kHz/12dB (逆相) - 120Hz(詳細不明)
❌サラウンドSP   2.4kH/18dB(正相) 800Hz/特殊(正相) 150Hz/12dB(逆相)
◎ センターSP    2.8kH/18dB(正相) 280Hz/12dB(逆相)
○ ブックシェルフ  1.8kHz/18dB(正相)
○〜◎ 2Fセンター  2.4kH/18dB(正相)  200Hz/特殊(正相) 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
❎は中央には定位せず、サラウンドSPとしての繋がりは悪い、使えない。
◎はモノ録音の楽器、ボーカルともに常に中央に定位し、同じSPを使う時とほぼ同じ
○ボーカルはほぼ中央に定位するが、一部の楽器が少し中央からずれる。使えないことはない。60点でなんとか合格。

繋がり方は
センターSP > 2FセンターSP > ブックシェルフ >> サラウンドSP
で、サラウンドSPが特に悪いという結果でした。何故か?、クロスオーバーとの関わり方はどうか??、これが問題です。

驚きだったのは、全く繋がらないサラウンドSPとシリーズになっている2FセンターSPが良く繋がったことです。なんと、サブウーハー以外は同じユニット構成です。じゃあ、サラウンドSPのサブウーハーが問題なのか?? 150Hzで逆相接続でもあります。

しかし、そうでもなさそうです。最も良く繋がったセンターSPのウーハーも同じく逆相接続で、クロス周波数はより高い280Hzなんです。影響があるなら、サラウンドSPよりも。もっと繋がりが悪くなるはずです。

消去法から判断すると、サラウンドSPのMID-WF間の800Hzのクロスが問題だということになります。同じユニット2つをクロス周波数を変更して、800Hzで互いにクロスさせているのですが、その付近での位相の変化が、悪さをしていると考えられます。2FセンターSPも同様に同じユニット2つを、クロスをずらして使っていますが、クロス周波数は200Hzへと変更されています。これが幸いしたのだと思います。200〜300Hz程度以下の位相変化は影響が少ないということのようです。すなわち

 『数百Hzから1.5kHz付近にクロスオーバーを持つSPを組み合わせる時は要注意!』

ということのようです。考えてみると当たり前ですね!。これでサラウンドSPが上手く繋がらない理由は判明しました。

では、「センターSP > 2FセンターSP > ブックシェルフ の順の理由は?」です。これらのSPのTWは全て、フロントSPのTWに対して逆相で接続されています。その点は3つのSPで変りありません。WFの極性からすると、センターSP(280Hz 逆接続)が最も不利ですが、実は最も良く繋がっています。上にも書きましたが、やはり300Hz程度以下の周波数における位相の違いは、定位に大きく影響しないのではないかと思います。残りは、TW-MID間のクロス周波数の違いしかありません。良く見るとクロス周波数は、

センターSP(2.8kHz) > 2FセンターSP(2.4kHz) > ブックシェルフ(1.8kHz)

と定位の良さの順に一致します。つまり、

 『TW-MIDのクロス周波数は高い方が繋げ易い、逆相接続でも2.5kHz程度以上であればあまり影響しない』

と言えそうです。「かないまる」さんは、3kHz以下になると、影響があるかもと書かれていましたが、それに近いと言えます。でも、今回の結果では、3kHzなら大丈夫だと思います。2kHzになると危ない!

2Fマルチシステムの繋がり調査も行いましたが、長くなるので、割愛します。
結果は、上に書いたことと同じでした。

要は、数百Hz〜2kHzの間にクロスオーバーがあるSP(特に1kHz前後)を組み合わせる時は、それがフロントであれ、サラウンドであれ、同じ特性のクロスオーバーでなければ要注意! その範囲を一つのユニットでカバーしているのであれば、そのユニットに合わせて配線の極性を決めれば、概ね繋がりそう(60点はクリアしそう, ^o^;)という結果でした。購入前にテストは必要ですが、候補選びの参考になればと思います。シビアに考えると、・・・結局は全域で合わせる・・・全部同じSPと・・・なるんでしょうけれど(^o^;,笑)。面白かったけど、結構大変でした。

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レス一覧

  1. 結局は ソコですよね (笑)

     部屋と 財力さえあれば・・・ 

    確かに各スピーカー間でステレオ(ファントム)が形成されるので 隣通しが違うスピーカーであるのは「変」ですから (笑)

     SACD-Multiや DVD-Audioマルチが 発展しないのも現実との大きなギャップがあるからじゃないですかね?  やはり映画サラウンドとは 次元の高さが違うようにも感じます。  小型スピーカーを同サークル上に並べて そこからのスタートも悪くありませんが 良いスピーカー(小型では味わえない。 小型でも素晴らしいモデルはあるが・・)の味を知って仕舞うと・・ 中々戻れません(笑)  スピーカーをある程度合わせる事で 繋がりのスムースさができ 自然にはなるものの・・ 後はソフト側の問題かもしれません。  製作は大変だと思います。

     スピーカーを合わせたり そしてアンプだって合わせたくなる・・ ステレオに比較すれば 3倍4倍とコスト高ですからね。   そして部屋ですかね。。  無駄な空間が必要で だが その無駄な空間が無いとダメなんだよね~~

     アコス。。

    byアコスの住人 at2020-08-17 11:36

  2. Tomyさん:

    拝読しました。中身的には私のような者には勉強させていただくだけですが、お手持ちのスピーカーの写真、初めて拝見しました!

    ものすごいスピーカーですね。Tower above the rest,その通りですね。これがLRにあるだけで、十分にサラウンドできそうな(笑)。後ろにもあったら「怖い」んじゃないかな…

    機器に無知なので、こんなメーカーがあるとは全く知りませんでした。世界にはまだまだ、日本未上陸のすごい、こだわりのあるオーディオ機器がたくさんあるんだなと実感しました(まあ、考えてみると、日本にもN-modeとかAudio Designとか、小さいけどこだわりの製品を作っているメーカーがたくさんありますから、同様に、世界中にこういうメーカーがあることは容易に想像できます)。

    また、いろいろと教えてください。

    byAuro3D at2020-08-17 12:06

  3. こんにちは。

    マルチチャンネル再生の?で考慮するのは音楽再生と映画映像再生のどちらをメインとするかで分れると思います、理系Tomyさんは多分音楽再生がメインなので?が付きまとうのでしょうか。
    ITU-R BS 775-1 による同一スピーカ配置の自室での再現を目指すのが近道なのかなあ、その延長上にAuro-3Dへの拡張もありますし。位相極性合わせたとしてもディレイ調整までしなくてはいけないこともありますし、、映画映像系だとフロント2ch以外は割とルーズで効果音主体なので満足感は得られやすいですけど、実態はフロント2chさえ満足に鳴らせないことがほとんど。ダイレクトサラウンド配置はチャンネルベースでSACDはオワコン化、ディフューズサラウンド配置はアトモス等のオブジェクトベースに、Auro-3Dはチャンネルベースとオブジェクトベースのハイブリッド化に。

    センターSPの由来は映画館のスピーカー配置Screen Channelを特徴づけるもので効果は引用ですが<劇場では、説得力のあるステレオ再生をすべての観客1 人1 人がが楽しめることが期待されています。対照的に、家庭環境における普通の2チャンネルステレオでは、正しいステレオイメージを得るためにリスナーが座る位置について、厳密な制限があります。劇場の最も違う点は、センター・チャンネルの存在です。中央のスピーカは会話をスクリーンの中央に定位させるのはもちろん、左右のチャンネルが伝達しなければならない共通の情報量を減らします。このため、対称軸からはるかに離れた場所にいる観客も3つのチャンネルを聞くことができ、、、、>云々とあります。

    以下はリンクです。
    制作者側スタジオや試聴室にも基準規定があるようです。
    https://acoustics.jp/qanda/answer/180.html

    5.1サラウンド対応のモニターシステム
    https://www.noe.co.jp/technology/21/21std2.html
    ここに余り気にしたことのない記述が<(注、ステレオは正確にはステレオフォニックといい、実はマルチチャンネルのことです。一般的には2chと思われています。) こうした経過から、音楽分野では、うまく進まなかったサラウンド化が、映画作品により進展してきた経過があります。>

    astamuseというサイトでキーワードを入力又はクリックして下さい、試しにサラウンド サラウンド信号の検索結果
    https://astamuse.com/ja/search/patent?query=%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89+%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E4%BF%A1%E5%8F%B7

    byぺぶるす at2020-08-17 13:55

  4. アコスの住人さん、レスありがとうございます。

    そうですね!、財力と部屋ですよねー(^o^;)。
    一般の部屋に、ITU-Rの配置を真剣に持ち込むと、少なくとも5mx7m位は必要で、最低でも20畳くらいの部屋はいるんじゃないでしょうか? 壁から1mは離してスピーカー設置・・、定在波の影響の少ない前後の中央より少し前に視聴位置を持ってくる・・・、全てのスピーカーから視聴位置までを等距離にする・・・・・など全て守ったら、遊んだ(無駄な)空間だらけですし?

    私には一生無理なので、騙し騙し、財布の許す範囲で60点以上、どこまで行けるか頑張ってみます(笑)。

    byTomy at2020-08-17 16:12

  5. Auro3Dさん、レスありがとうございます。

    世界には、本当に、ユニークなオーディオメーカーが沢山ありますね!米国には、手の届き易い価格帯で、ハイエンドの音を出そうとするマイナーメーカーが色々あって、私のスピーカーもそんなメーカーのものです。Mythosというネーミングは怪物を連想させるそうです(笑)。

    私が使っている、DACのメーカーのEXASOUND(https://www.exasound.com/)やサブウーハーメーカーのRythmic Audio(http://www.rythmikaudio.com/)もそういうメーカーの一つです。小さいメーカーで、メールで問い合わせると、オーナーから返事が返って来ます(笑)。Rythmikはサーボ(Fostexが使っている技術に類似)を用いて、低歪で15Hz以下まで再生する大変ユニークなサブウーハーを専門とするメーカーです。サブウーハーの買い替え時期が来たら、一度チェックしてみて下さい。日本にも送ってくれますし、日本の100V環境に合せたアンプに変更してくれました。

    もちろん、SonasやB&W等、王道を行くのには憧れます(笑)

    byTomy at2020-08-17 16:44

  6. ぺぶるすさん、レスありがとうございます。

    私は、音楽再生がメインのつもりですが、実際は映画も良く見ます。音楽再生を良くすると、映画の音声再生も良くなるだろうと、勝手に思い込んでいますが、本当は行き方を変えるべきなんでしょうね?映画のマルチ再生に負けないくらい音楽のマルチ再生が盛んになれば良いなあ・・と思うこの頃です。しかでし、如何ともし難い状況で残念です。特に、ジャズのマルチ録音は少ない・・・のが悩みです(^o^;;)。其の内、Auro3Dを導入して、クラッシックと映画に宗旨替えでもしましょうかねえ(笑)。

    byTomy at2020-08-17 17:02

  7. Tomyさん、こんばんは。

    頑張ってますねー。
    私は挫折組ですが(笑)
    昔はTomyさん同様サブウーハー付きのメインスピーカーと同じメーカーの小型スピーカー6本でYAMAHA DSP-1を使いサラウンドしていました。

    位相はねー(-_-; 
    マルチアンプをやっていると2wayでは同相で3wayになるとMIDは逆相にとあり、更に使うシングルアンプが逆相だったりとすべてを把握するのは自分には無理で....
    それよりも自分が聴いて楽しけりゃあ良いじゃないかと開き直ったのが現在のシステムです(笑)

    byVOTTA7 at2020-08-17 21:59

  8. Votta7さんに、一票!

    byAuro3D at2020-08-18 01:28

  9. VOTTA7さん、Auro3Dさん、こんばんは。

    YAMAHAのDSP、ありましたねー。私の知り合いは今も持っていますが、使っていない様子でした(笑)。

    聞いて楽しければ良いじゃないか・・・に私も一票入れたい気持ちですが、一旦分かってしまうと、理系の性で、ほって置けない性分でして(^o^;笑)。それと、フロント2chに電源コンセントやケーブルなど、測定にかかるかどうか疑わしい?ところを気にするのに比べると、位相の影響は桁違いに大きいはずで・・・。また、理系の性ですね〜・・(笑)

    byTomy at2020-08-18 20:45

  10. Tomyさん 初めまして
    プーと申します。

    私もマルチ派でこのコミュでも少数派です。
    マルチスピーカーでつながりの問題とのことですが、私の場合をご紹介します。

    まず視聴環境ですが専用ルームでスピーカーは11.1ch。
    この内フロント、センター、リア、フロントハイがTHIELの同一メーカーで機種が違います。
    配置ですがITU-Rはまったく無視、リアは視聴位置とフロントの2/3くらいの距離にあり(つまり自分より前です)、これでROCK、POP、JAZZ等を聴いています。
    音楽=5.1chがメインのシステムです。ちなみにNASに入った5.1chの音源もネットワーク再生しています。

    割と最近、プリをインテグラ80.1がらDRC-R1に変えたのです。
    音的な向上もありましたが、音場が劇的に変わりました(atmos仕様になったので当然と言えば当然ですが)。onkyoがパイオニアに買収されて音場補正にMCACCの技術を使っているようで、これが効いたのだと思います。
    ぞくに言われる スピーカーが消える 方向に変わりました。THIEL以外のチープなスピーカーとパワーアンプがグレードアップしたような感覚です。

    とは言え、これは対処療法。
    Tomyさんはマルチ用のDACをお使いのようなので。現実的な提案とはならないでしょうが、どこかにマルチ用のデジタルイコライザイーというものがあれば面白いと思いました。

    長文失礼しました。

    byプー at2020-08-19 12:06

  11. プーさん、レスありがとうございます。

    THIELのスピーカーをメインとしたシステムお使いのようで、皆さん、本当に個性的なシステム作りをされているなあと、感心致しました(脱帽!)。また、5.1chのリアスピーカーを視聴位置より少し前に持ってくることは元ソニーの「かないまる」さんも推薦されています。フロントとの繋がりはその方が良いんだろうと拝察します。私のシステムは今は5.1chですが、そのうち7.1chに移行しようと考えており、その際はプーさんの仰る位置にリアーサイドSPを持って行こうかと考えています。

    ソフトで解決する案は、8chDACを使う場合でも、PCに導入するルーム補正ソフトは幾つかありますので、周波数特性や距離補正に関してはできるんです。私もROONを使って各スピーカーの補正を行っています(完全オートにはいきませんが、特性測定を行って、ソフトが計算で出してくる補正値をROONに入れます)。300Hz以下の低音を中心に半自動(半手動?)で補正するので、オデッセイなどに比べて、生気を失わずに補正でき、それは気に入っています。でも、残念ながら各周波数における位相までは補正できません。DIRAC LIVEと呼ばれるインパルス特性まで補正するソフトであれば、可能かもしれませんが(https://live.dirac.com/)。

    日記に記載の実験では、ブックシェルフSPがなんとか使えるレベル(○、60点)でしたので、現在はこれをサラウンドSPに使っています。フロントSPに比べて1ランクも2ランク落ちるSPですが、この方が音場の透明度が全方向に亘って改善されました。嬉しい驚きでした。もう少しすると、(衝動買いした^o^;;)センターSPのシリーズで◎が期待されるSPが届くので、楽しみです。上手くいけば(SPが完全に消えると)良いのですが(笑)。

    byTomy at2020-08-19 14:07

  12. プーさん、初めまして。
    グランドスラムと申します。

    ティールのスピーカーで、マルチチャンネルを実践されているとのことで、興味深く拝読させていただきました。

    私も最近ティールのCS7を入手し、鳴らしてみました。中高域の透明感と音場感のすばらしさは、現在のスピーカーと遜色なく、大変驚かされました。もう1組手に入れて、4.0のマルチチャンネルを組んでみようかなと思っている今日この頃です(笑)

    さて、プリアンプをインテグラのDRC-R1に代えたとのことですが、私も発売時に借りて聴きました。結果が良ければ、現有のパイオニアSC-LX88と入れ替えようと思ったからでした。結果はというと、入れ替えるには至りませんでした。理由は、求める音質が違っていたからです。

    私がサラウンドに求める音質は、ハードでダイナミック(昔の長岡鉄男氏が好きな言葉ですが)な音質です。映像が伴うサラウンドは、映像に負けないだけのダイナミックさが必要で、多少のドンシャリでないと大画面には対応できないと思ってるからです。

    その要望に対して、DRC-R1はあまりにもおとなしすぎました。コンサートのライブでは、観客の拍手が全体に広がり、音場が倍ぐらいに広がる感じですが、肝心の演奏までもがおとなしくなってしまい、迫力が足りませんでした。SFやアクションものなどは、効果音が体(耳)に刺さらず、霧のように目の前で消えていく感じがして好みには合いませんでした。

    開発を担当した平塚さんにそのことを話すと、80%までは旧パイオニア側で担当して渡しているけれど、最後の20%は旧オンキョーで担当しているので最終的な音質がどうなっているのかは分からないとのことでした。まあ、分からないはずはないので、そこは旧オンキョーのスタッフに配慮しているのでしょうね。

    それから、もう一つ誤解があります。インテグラには、MCACCは積まれていません。正確にいうと、ソフトの中に組み込まれてはいるが、使えないようにしているそうです。そこで、オンキョーとパイオニアとの差別化を図っているそうです。同じ資本の中で2つのブランドを維持しようとした結果なのでしょうが、その結果パイオニアは…

    Tomyさん、こんばんは。
    私もROONを使っていますが、各スピーカーの補正までは使いこなしていません。そのうちに、使い方を教えていただければ幸いです。

    byグランドスラム at2020-08-22 22:41

  13. グランドスラムさん、こんばんは。レス有難うございます。

    プーさんのご指摘を受けて調べてみると、確かに最近のサラウンドアンプの音響補正には、位相や群遅延特性を補正する機能があるようです。プーさんの場合は、これが功を奏したのではないかと推察します。少し前のAVアンプには、そのような機能は付いていなかったので、最近の技術革新の成果だと思います。

    一方で、AVアンプの音響補正には疑問もありませんか?

    1)自動音場補正をすると、何かつまらない音になる場合が多々ある。私の場合も、かつてAVアンプ(マランツプリAV8003)を使っていたときは、自動音場補正後にEQはオフにして使っていました。

    2)各スピーカーのつながりを改善する位相や群遅延特性の補正に関しても、どこまで改善できるのかには疑問があります。

    例えば、上記の繋がりの実験で、最も良かったセンターSPと最も悪かったサラウンドSPの位相特性を調べてみました(REWを使用)。しかし、測定ではほぼ同じでした。本当によく似ているんです。サラウンドSPの中音域~800Hzにある問題のクロスオーバーは測定には全く現れていませんでした。二つのユニットで位相が異なる音を出している場合は、測定はその平均を見ているだけなので、測定に現われないのではと推測します。この場合は、測定にかからないので、自動音場補正は効果がありません(そうとしか、今のところ考えられません、聴感上はものすごい差がありましたから、^o^;;)。つまり、補正できない場合も多々あるだろうと。

    3)皆さん如何でしょうか?AVアンプの自動音場補正をどのように使われていますか?

    4)私の経験では、上にも書きましたが、ROONなどに付属のパラメトリックイコライザーを使って、低音のみ補正すると、生き生きした音のまま、締まって定位の良い低音を得ることができるように思います。ROONだと、DSP機能でproceedural EQと通してパラメトリックEQを使用します(そのうち日記でも書こうと思います)。

    byTomy at2020-08-24 03:27

  14. 【AVアンプの音響補正について】

    Tomyさん、皆様:

    議論を興味深く拝読しておりました。議論の参考になればと思い、掲題の件に関し、自分の経験をひとつ。

    自分は今のマランツの前は、パイオニアのLX89という7.1.4のAtmos対応モデルを使っていました。補正ソフト的には、Audyssey vs MCACC Pro となります。

    使用した感じでは、MCACC Proは、BeforeとAfterでかなり部屋全体の音響特性が変わったという印象を持っていました。特に、映画鑑賞時の音響が、メリハリがつき、かつAtmosソフトの場合の音の定位感といいますか、空間の音像の移動感というものが、より効果的になったと記憶しております。

    一方のAudysseyは、以前、アコスさんにもご指摘いただきましたが、Tomyさんのおっしゃるように、なんとなく平均的な、平板な、つまりおとなしい音になるような気がしなくもないです。

    もちろん、両者のソフトの特性だけを純粋に比較したわけではなく、パイオニアはプリメインアンプでしたので、内蔵されていたデジタルパワーアンプの特性も入っているでしょうし、マランツの今とはスピーカーの数も種類(パイオニア時代はKEF中心)も異なっているので、単純な結論づけは慎みたいと思います。

    ただ、音楽>映画派の私としては、パイオニアの派手な音より、マランツの品のいい(笑)音の方が気に入っておりますが、確か記憶では、パイオニアの方が「位相(いまだにはっきりとは理解しておりませんが…)補正」など、補正項目が多く、一つのスピーカーの補正にかけるチェックの時間も長かった(Audysseyは一回のチェックは短いが、それを8か所でやれと言ってくる…)と思います。

    小生の「Auro3D」の日記で最近グランドスラムさんとも意見交換をしているのですが、今の高級AVアンプの売りの一つが、「ルーム補正」にあり、この世界のトップに君臨している(?)Trinnovなども独自の補正技術を持っているようです。Tomyさんを悩ませている「位相問題」も、こうした補正技術付きのAVアンプを使えば解決するかも?

    byAuro3D at2020-08-24 13:10

  15. Auro3Dさん、レス有難うございます。

    補正ソフトの効果は各社で結構違うものなのですね。私もマランツの音は好みです。でも、自動補正後の音はどうも、好きになれませんでした。特に、フロント2chで再生する場合に気になりました。Auro3Dさんは2ch再生の場合にも、自動音場補正のEQを使ったほうが良いと感じられますか?恐らくそこがポイントかなあと思います。pureオーディオに補正を行うことは、禁じ手(邪道)だとは思いますが、私は実は2chでも補正賛成派です(笑)、でもAVアンプの自動補正は使いません。

    オデッセイの測定は8か所行うと、かなり時間がかかりますよね?私の持っていたAV8003だと、小一時間(少なくとも30分以上は)掛かったように記憶しています。測定後も補正の計算かなんかに、時間を掛けていたように思います。最近のモデルでは、CPU速度が上がって、早くなっているんでしょうか?10ch以上測定するとなると、やっぱり同じかな・・・・?

    一方で、AVアンプの計算速度は(それに特化しているからでしょうけれど)大したものだと思います。私が今使っているROONサーバーはクワッドCPU、1.6GHzですが(だったと思います)、DSDを192kHz/24bitに変換して8chのルーム補正を行えるギリギリの速度です(バックグラウンドでライブラリーの検索などが始まると、再生がストップするときがあります。笑^o^;;)。かつてのAVアンプは、ハイエンド品でも、ダウンコンバートしてルーム補正をする機種があったと聞いています(Sound&Visionだったと思いますが記事がありました)。

    byTomy at2020-08-24 15:57

  16. 続きです。

    Auro3Dさんお使いのMarantzAV8805のレビューがStereophile.comのサイトにあったので、見てみました。https://www.stereophile.com/content/music-round-94-benchmark-marantz-page-2
    やはり、このモデルの自動音場補正は前作のものより進化していて、やたら褒めています。ご参考まで!

    byTomy at2020-08-24 20:26

  17. Tomyさん

    おはようございます。外国のサイトにも目配りしておられるようで、ご研究の熱心さに敬服します。拝見しましたが、Tomyさんにもレスいただいている、Audyssey MultiEQ Editorに関する記述が中心ですね。私はまだ測定に使っただけで全然使いこなしていないので、記事を参考にさせていただきます。一度、どこかの専門誌で、各社のルーム補正機能の比較をしてほしいですね。

    >Auro3Dさんは2ch再生の場合にも、自動音場補正のEQを使ったほうが良いと感じられますか?

    「Auro3D emulation 考 Atmos vs Auro3D」でも書いたように、AuroMaticを使って好みに加工して聴くぐらいですから、私もTomyさん同様、「オーディオ原理主義者」(笑)ではありません。ステーキもラーメンも出されたまま食べるのではなく、自分の好みで胡椒などをかけるタイプです。自分が「おいしい」と思えるようにして食べたいので、トーンコントロールのないアンプは絶対に買わないです(笑)。

    ただ、伊豆では2chのソースを2chで聴くときはフロントスピーカーは使わないので、AudysseyをOnにした状態で8805を通して2ch再生はしたことがないです。でも面白そうなので、今度行ったらやってみます。

    byAuro3D at2020-08-25 07:08

  18. Auro3Dさん

    オデッセイonの2ch再生、また是非感想をお聞かせください。
    ところで、Auro3DさんはNYに居られたと聞いたので、Stereophileの記事をご紹介しましたが、実は私もずっと昔若いころにPhiladelphiaに住んでいたことがあります。当時のNY cityは治安が悪く、家族には赤ん坊もいたので、NYのジャズクラブ巡りは殆どできませんでした。残念!

    byTomy at2020-08-25 12:33

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