Tomy
Tomy
50歳代中ごろからオーディオ復活。2チャンネルに飽き足らず、マルチチャンネルにも足を染める。かつて集めたレコードの再生はきっぱりと止めることにして、PCオーディオまっしぐらです。現在、DACはEXAS…

マイルーム

PCマルチチャンネル
PCマルチチャンネル
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / ~12畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / ~5.1ch
オーディオルームとして作った部屋ではなく、以前は父母の寝室であった部屋をオーディオ部屋としています。特に防音設計ではありませんが、2x4で二重ガラスになっているので、夜中でも大音量で鳴らすことが可能で…
所有製品
  • パワーアンプ
    MCINTOSH MC202
  • BDプレーヤー
    MARANTZ UD8004
  • AVプリアンプ
    MARANTZ AV8003
  • AVプリアンプ
    NU FORCE AVP-18
  • パワーアンプ
    NU FORCE MCA-20

レビュー/コメント

カレンダー

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

お気に入り製品

日記

マルチ再生の逆相ウーハーとサブウーハー(ベースマネージメント)

このエントリーをはてなブックマークに追加
2021年05月10日

拙宅のオーディオシステムの「配置換えとその際の調整について先日日記にしましたが、逆相ウーハーをサブウーハーとどう繋げるのか、についても書くと言いながら、ほったらかしでした。Auro3Dさんからもご希望があったのですが、気がつくと、Auro3Dさんからそれについての日記がアップされていました。

それで、遅ればせながら拙宅の状況もレポートします(汗!、笑)

まずは、再配置後の拙宅のシステムです。


この拙宅のサラウンドシステムの問題は、Auro3Dさん宅と同じ、逆相ウーハーです。
フロントL/RはB&Wで全ユニット正相ですが、センターSPとサラウンドSPは280Hz以下を受け持つウーハーは12dB/octのクロスオーバーで逆相接続になっています。こういう時に、サブウーハーはどう繋ぐんでしょうか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
問題:
・フロントSPは正相ウーハーで60Hz以下はサブウーハーに受け持たせている。
       ということは、”サブウーハーは正相接続”です。
・これに、逆相ウーハーを繋がねばなりません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

拙宅では以下のようにしました。
・まず、センターSPの逆相ウーハーを24dB/octのスロープでサブーハーに接続してみるとと、下図の左側のf特のように、クロス付近が大きく凹みます。

・逆相に繋がるクロスオーバーは? ⇨12dB/octなので、これしかないのですが、サブウーハーの高域側はなるべく急峻に切りたいのが、オーディオマニア心情です。やっぱり、サブウーハーの高域は中高域を汚す気がするのです。

・そこで、サブウーハー側を24dB/oct センターSP側を12dB/octにしました。すると、あら不思議、上手く繋がりました(^o^/,下図の右側)。サラウンドSPも同様に繋げてOK
でした。

ーーーーーーーーーーーー
試聴結果
ーーーーーーーーーーーー
試聴したSACDマルチ


まずは、中高域に悪さをしていないか、ボーカルもので試聴しました。
マリーナ ショーの日本ライブです。そう有名な録音ではありませんが、演奏も録音も良く愛聴盤です。中央にボーカルとベースがあり、左にピアノ、右側にドラムです。マリーナショーの声がまずポイントですが、今回初めてセンターSPをサブウーハーに繋げても、クリアでライブの響きも気持ちの良い、好みの音になっていました。80Hz、100Hzでのクロスも試しましたが、60HzがBestでした。K&Kフィルターを使って、センターSPのウーハーを正相接続にした時に匹敵します。このSACDは5.0chで低音がLFEに振られていないので、サブウーハーとの繋がりを聞くには好都合です。グレースマーヤのライブも悪くありませんが、私はこちらがずっと好みです。

マリーナショーのSACDはベースとドラムで低音もチェックにも良いですが、低音なら、やはりGreat Jazz Trioのハンクジョーンス誕生日ライブが必聴です。PatittucciとHakimのベースとドラム、特にベースドラムの力感と締まりがポイントです。これを聴きながら低域のレベルを少しあげました。結構、良い感じの低音になっています。

最後は、一応クラッシックも聞こうとうことで、最近仕入れたマーラーを聞きましたが(もちろん第四楽章のみ)、あまり聴きこんだソフトではないのもあって、良し悪しは良くわかりませんでした(クラッシックは多くは聞かないので(汗!))。クラッシックのオケなら、低域をもう少し持ち上げても良いかなあと感じましたが、そうすると、Jazzでは明らかに幾つかの低音たっぷりのソフトで、低音過多になります。ベースが特定の音域でボワーんとなります。Auro3Dさんのように、パイプオルガンの凄い録音を聞くと良くわかるかもしれませんね!

AVアンプのベースマネージメントは、こういう時、どうやってサブウーハーを繋げているんでしょう?? 


(追記)
Auro3DさんやTaketoさんのご質問に関連して、上の状態でセンターSPとフロントRを同時に鳴らしてf特を測定してみました。

その結果が以下です。

100−250Hzのところに特に凹みは見られませんでした。多少あるように見えますが、これは元々フロントRの特性にあるので、打ち消し合いではありません(この前計った時はなかったのですけど(汗!))。

ということは、逆相ウーハーの位相回転は、100Hz位まであまり大きくはないということのようです。どなたか、理論計算していただけると嬉しいです。

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. Tomyさん

    ついに書いてくれましたね!督促した甲斐がありました(笑)。

    内容的には私が想像していたのよりうんと高度で、さすがですね。

    私にはわかない箇所がいくつかあるのはしょうがないのですが、まず、このスロープの操作は、すべてRoon(でしたっけ)による電子的なフィルターでやっておられるのですよね?

    電子的にスロープをかけると位相が反転しない(?)とかどこかで聞きかじったのですが、こういう場合は、電子的な手法の方が近接の周波数帯域に対する位相上の悪影響が少ないという理解で正しいでしょうか?

    TomyさんはAVアンプの調整機能を使わずに今回うまくつなげられたと思うのですが、「AVアンプはどうしてサブウーファーをつなげているのか」という問いへの答えは他のお詳しい方に任せるとしても、今回の私の実験で先の日記に書き忘れた点が一つだけあるんです。

    それは、今回、「サブウーファーのローパスフィルターをオフにしてAudysseyを走らせた」ということです。私もTomyさん同様、サブウーファーは超低域だけを担当して欲しくて、100Hz以上なんて音が汚くなると感じていまして、ゆえにこれまではサブウーファーのクロスオーバー周波数を最低レベルにして(SWに調整つまみのようなものがあるのです)使っていました。

    しかし、今回は、サブウーファーに250Hzまでをお願いしなければならないため、SW側で上限を決めるのをオフにして、AVアンプに任せることにしました(どこかで聞きかじったところ、ローパスフィルターをオフにした方が位相への悪影響が少ない?というようなことが書いてあったのも気になっていましたので)。

    AudysseyのBassマネージメントがどの程度のものかはわかりませんが、これでうまくつないでくれていると「信じて」(笑)います。

    byAuro3D at2021-05-10 23:38

  2. Auro3Dさん、

    >電子的にスロープをかけると位相が反転しない(?)

    これは、どのようなソフトを使うかに依存します。従来のDSPは位相回転がアナログネットワークの様に生じるそうです。確かIIRフルターと呼ぶフィルターがそれで、位相回転が生じるフィルターだです。
    http://www.allisone.co.jp/html/Notes/DSP/Filter/Digital/FIR-IIR/index.html

    位相回転が生じないフィルターもあり、ディラックライブはそれを使っていると記載されています。FIRフィルターというそうです。こちらが優秀で、位相回転の無いルーム補正もできますし、SPの位相補正も容易にできるのだと思います。しかし、計算時間がかかるそうで、CPU負担が大きいというデメリットがあるようです。ROONで8chのサラウンドのDSP補正を行うと、現在のCPUでもかなりの負担があるの、ROONのフィルターはIIRだと思います。AVプリでは、どうなのかは良く知りません。

    マランツの8805で、どのように逆相ウーハーにサブウーハーをつないでいるのかは、興味津々です(笑)、一度機会あれば、Auro3Dさん宅のサラウンドSPの周波数特性を測定してみてください。上手く繋げているのであれば、オデッセイは中音域と低音域の位相をキチンと解析して、フィルターのスロープと位相を制御していることになります。

    >ローパスフィルターをオフにした方が位相への悪影響が少ない?
    これはそうだと思います。SWのフィルターもIIRが殆どなので、フィルターを使うと位相が回転します。

    byTomy at2021-05-11 18:42

  3. Auro3Dさん、Tomyさん

    Diatoneのサウンドナビは、音質調整中はその影響をリアルタイムで聞く必要があるので、IIRフィルターを用い、調整値が決まるとそれに基づいて、音質に優れた直線位相のFIRフィルターを構成しているとのことです。

    byミネルヴァ at2021-05-11 19:21

  4. ミネルヴァさん、

    そうなんですか!凄いですね! 知りませんでした。
    オデッセイもよく似たことをしているのかもしれませんね。でも、FIRで13ch補正するとすると、結構な計算量なので、AVアンプのCPUも侮れないレベルです。どのくらいの周波数とビット深度でDSP処理してるのかにもよるんでしょうけれど。ちなみに、ROONは384kHz、32ビットでDSPしていて、驚きでした。DSDをネイティブでDSP処理することもできるんだそうです。私のROONサーバー(一応クアッドコアです)では、2chでもDSDネイティブでDSP処理できませんが(泣!)。処理速度がとても追いつきません。PCM、8chで精一杯です。

    byTomy at2021-05-11 22:56

  5. Tomyさん、

    サウンドナビは64bit演算コアDSPと32bitDACを使用しています。
    タイムアライメントは0.1mm刻み、クロスオーバーのスロープは-6db/oct〜-72dB/octの間で調整できます。
    私は130W×4chの外部パワーアンプで、フォーカルの左右のAピラー埋め込みツイータとドア埋め込みウーファをパッシブネットワーク無しで直結駆動しています。

    byミネルヴァ at2021-05-12 10:15

  6. Tomyさん、

    こんにちは。

    ウーファとサブウーファの繋ぎは難しいですね。
    その関係が逆相になっていなくても100Hz以下では定在波の影響もあるので簡単ではないです。

    部屋と各ウーファやサブウーファの位置関係が複雑に絡んでお互いの干渉もあるのでAudysseyで個別に測定して補正すればOKとはいかないように思います。
    結局Tomyさんのように測定で総合f特を確認することが必要なのだと思っています。
    測定結果を拝見するとうまく調整されているなぁと感心します。

    byK&K at2021-05-12 14:53

  7. Tomyさん

    追加された測定結果の図を拝見しました。確かにK&Kさんがおっしゃる通り、なかなかきれいなf特になってますね!これは例の、REWで測定されたんですか?

    もう一つ教えてください。

    「逆相ウーハーの位相回転は、100Hz位まであまり大きくはない」という言説の示唆しているところなんですが、これは<相互に逆相となっているウーファーでも100Hzまでは補正の必要はない>という意味なんでしょうか???

    byAuro3D at2021-05-12 17:54

  8. ミネルヴァさん、

    >フォーカルの左右のAピラー埋め込みツイータとドア埋め込みウーファをパッシブネットワーク無しで直結駆動しています。

    これは、カーオーディオのようですが、そうでしょうか?カーオーディオのことは良くわかりませんが、DSPの最も進んでいる分野かもしれませんね。130Wx4chでパッシブネットワークなしの直接駆動ですか。凄い!

    byTomy at2021-05-12 18:27

  9. K&Kさん、

    仰る通りサブウーハーとの繋ぎは、ホント難しいです。SWの設置位置は、ある時にSWを、部屋を半周動かしながら測定して、今の位置に決めました。フロントRの直ぐ左なので、なんとはない位置に収まっていますが(笑)。f特は結構良くなりましたが、未だに定在波の影響が結構あって、特定の音程で、どうしても少し過剰な低音が出ます(泣)。ベーストラップも考えましたが、如何にも厳ついので躊躇しています。

    byTomy at2021-05-12 18:33

  10. Auro3Dさん、

    ええ、REWでの測定です。でも、先日、Auro3Dさんが試された測定法ではなく、RTAを使って、測定シグナルを連続で鳴らしながら、マイクを耳の位置で動かしながら測定しています。インパルスなどの測定はできませんけど。

    >「逆相ウーハーの位相回転は、100Hz位まであまり大きくはない」という言説の示唆しているところなんですが、これは<相互に逆相となっているウーファーでも100Hzまでは補正の必要はない>という意味なんでしょうか???

    概ね、そのように思います。逆相ウーハーのクロスが300Hz程度以下で低い場合に限りますけれど。正相SPのウーハーのクロス周波数がどのようになっているかにも影響されるはずなので、やはり測定で確認する必要があるとは思います。

    byTomy at2021-05-12 18:43

  11. 追伸

    でも、完璧を期すなら、K&Kフィルターやディラックライブのような位相補正が必要です。最後は、どれが一番かを、耳で決めるんでしょうけれど。やっぱり、聞いて気持ちが良いのが一番です(笑)。

    byTomy at2021-05-12 19:00

  12. Tomyさん

    ありがとうございます。では今度クロスを100Hzにして再度実験してみます。

    ところで試聴に使われたマリーナ ショーのライブ、取り寄せてみましたが、なかなかライブ感がうまく表現されているソフトですね。ボーカルライブもののマルチのいい雰囲気のソフトがあればまた紹介して下さい。

    byAuro3D at2021-05-13 21:25

  13. Auro3Dさん、

    レス遅れました。
    グレースマーヤのライブ(sacd マルチ)も結構いい雰囲気です。
    DVDですが、ノラジョーンズのライブ Austin TXもDTSだったと思いますが、雰囲気は出ています。流石に、音はSACDには敵いませんが。

    byTomy at2021-05-17 06:04

レスを書く

レスを書くにはログインする必要があります
ログインする