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50歳代中ごろからオーディオ復活。2チャンネルに飽き足らず、マルチチャンネルにも足を染める。かつて集めたレコードの再生はきっぱりと止めることにして、PCオーディオまっしぐらです。現在、DACはEXAS…

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日記

サブウーハーの置き場所はどこでも良い?

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2022年07月14日

サブウーハーの置き場所の話題が出ていました(by Auro3Dさん)ので、以前拙宅のSWの設置場所を決めるときに測定した周波数特性を引っ張り出して見てみました。『あんまり変わらんなあ〜」と記憶していたデータですが、よく見ると、何かわかるかも・・・・(笑)ということで記事にしました。

拙宅の機器の配置図の中に波線で測定したサブウーハーの位置を書き込みました。それが下の図です。マルチ(5.1−7.1ch)と2chが混在したシステムなのですが、サブウーハーはマルチ用なので、上側にフロントSPがある配置の中に設置することになります。。試聴位置から見て、部屋の左の壁の少し後方(SW①)からフロント右SPの左側まで、概ね部屋を半周するようにSWを引き摺りながら、REW(測定ソフト)とminiーDSPの補正マイクを使って、試聴位置での特性を測りました。
SWの測定位置

以下がその時の測定結果で、各位置での周波数特性とトータル歪みをです。
SW①での結果

SW②での結果

SW③での結果

SW④での結果

SW④で、PEQ(イコライザー)使用時の結果

結果をまとめると、以下のようです。
(1)①と②の左側の壁に沿った場所では、45Hz付近に-10dB位のディップがあり、①より②でそれがよりシャープになっている。
(2)また前方の壁に近づいた③と④では、ディップの位置が45Hzから70Hz付近に移動しています。

これが大きな変化かどうかは、個人の判断にお任せしますが、私個人の感想としては、前述どうり、「あんまり変わらんなあ?」でした(笑)。

結局、SW④の位置が、50Hz以下の周波数特性が素直だったので、そこを選びました。SW④の位置で、SWについているイコライザーで70Hz付近のディップをある程度補正したものが、PEQ使用時の結果です。

****SW二つにするならならどうする?・・・・****
今すぐには予定はありませんが、もう一つ追加するならどうするか考えて見ました。

1)マルチのLFEを考えた場合
SW①に追加するのが良いように思えます。
下の図が①と④の位置の周波数特性を重ねて示したものです。お互い補い合って、トータルは良い特性になりそうです。LFEだと、120Hz位までシグナルはあるので全体に平坦な特性が良いのではないかと思います。
SW①と④の特性の重ね合わせ

2)(2ch)フロントSPのアドオンとして追加
月並みなSW③、左SP横を選ぶかもしれませんね〜。どうかな〜。
フロントSPは〜40Hz位までは周波数特性は伸びているので、それ以下の補正となると、50Hz以下が割と素直なSW③への追加が妥当かも?

*****    雑感   ***********
ものすごく大きな差ではないですが、こうして見てみると、置き場所による差があることがわかりました。お役に立てば幸いです。

****  その他   ***************
歪みの周波数特性も載せて見ました。これは、SWの歪み率は特に50Hz以下での低音では良くないので、ディップ位置ではかなり歪みが多くなるということがある程度分かるからです。50Hz位までは普通のSPと同じで、歪み率は1%内外です(%で表示はされていませんので、ちょっと分かり難い)が、それ以下では急上昇して、30Hzで1~2%,
20Hzだと3%を超えています。もっと歪み率の悪いSWも沢山あると思います。特に、ディップになる周波数ではこれがより悪化しています。SW②の位置の45Hz付近のディップでは、歪み率は5%にも達しています。DSPで周波数特性は補正できても、歪み率は補正できないので、やっぱり、「設置位置はどこでもOK」・・・とはいかない・・ですよね(笑)。






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レス一覧

  1. Tomyさん

    フォローの記事、ありがとうございます。今、ちょうど、SWの入れ替えを検討しており、SWは重いので、一度セッティングをしたらできれば配置換えはしたくないものですから(汗)、私も自分としては珍しく、このコミュニティの皆さんのご意見も含め、内外の文献を渉猟して事前研究をしているところです。

    いずれ、その文献研究の結果は、「先行研究」としてSW入れ替え後のインプレ等とともに、ご報告したいとは思っておりますが、Tomyさんの記事に関連する部分を、少々紹介しますね。

    それは、マルチチャンネル環境のLFE(または、Bass Management)用の2台置きについてです。このようなMulti-Subwooferの研究は、なぜか(多分部屋の大きさの問題かと)アメリカに記事や論文が集中しているのですが、もちろん玉石混交で(笑)、中にはかなり信頼性の低いものもあります。その中で、これなら、というものが、かの、Harman International のスペシャリストが公開している論文です。“Low-Frequency Optimization Using Multiple Subwoofers”と題するこの論文には、長方形の部屋の場合、SWは4台がベストであるが、2台の場合は、前後の壁に沿った中央に設置するのが最も良い、と書かれていました。ご参考まで。

    最後に、一つ質問させてください。歪の件なのですが、これもどこかの論文に、「どんなに優れたスピーカーでも低域の再生限界付近は歪率が高くなる。それゆえに、超低域再生に特化したSWを加えることは、低域の歪の低減の観点からもメリットがある」というようなことが書かれているのを読んだ記憶があります(残念ながら論文名を思い出せません=汗)。つまり、30㎐まで出せるSPに無理して30Hzを出させるより、そこをカットオフして、15Hzまで出せるSWに30Hzを出させる方が歪が少ない、「良質の低音」を得られる、というロジックのようです。

    で、質問なのですが、このSWの歪というのは、設置場所によって増えたり減ったりするのでしょうか?そのように読める記述がされているので、教えていただけますでしょうか。

    byAuro3D at2022-07-14 22:43

  2. Tomyさん、Auro3Dさん、こんばんは。
    グランドスラムです。

    Auro3Dさんのレスの中に
    長方形の部屋の場合、SWは4台がベストであるが、2台の場合は、前後の壁に沿った中央に設置するのが最も良い
    とありましたが、まさに我が家はこの配置ですね。

    この論文を参考にしたわけではないのですが、実体験として、指向性がないと言われている低域でも、左右に置くとそこから出ていると感覚的に分かる(聴こえる)のですね。そのために、まず最初の1台は指向性を感じにくい後方に配置したわけです。

    さらにもう1台追加したWatch Dogは、フロント中央後方の壁面沿いに設置ということで、結果的に論文の通りになったのでした。

    この配置でも、定在波はありませんし、いや、あるのかもしれませんがあまりにも音域が低すぎるために聴こえて(感じて)いないと言った方が正しいと思います。

    結局何が言いたいのかというと、Auro3Dさんのところは変形のお部屋なので、前後にSWを置いても定在波の問題には悩まされないと思っています。それよりも、SWがリスニングポイントの後方近くにあることにより、余り音量を上げずに済むというメリットとホームシアターとして使う場合は、ボディソニック代わりになるというメリットがあります(笑)

    メインSP後方中央のSWは、タイムアライメントはISP MK2がとってくれるでしょうから、低域の遅れはあまり感じないかと思います。かえって、メインSPへの低域の負担が軽くなったこととSWの能力が高まったことにより、今まで以上に低域が軽く出てくることが予想されます。

    こればかりは試してみないと分かりませんが、現時点での私の予想は以上です。

    SW設置まで、ジムで体を鍛えておきます!

    byグランドスラム at2022-07-14 23:24

  3. Tomyさん Auro3Dさん グランドスラムさん こんばんは~♪

    以前にも書いている内容ですがどこか行ったので
    また同じ事書かせて下さい。


    低音再生を真面目にやろうとすると、大口径である方が有利です。
    空気の空振りをしないで済むからですね。手の平より団扇みたいな。
    皆さん、そこに異論はないですよね。


    以前にも書いたというのは、振動板の前後方向のストロークの事です。小さい口径のウーファーで低音を出そうと頑張ると、ストローク量が大きくなりまして最悪はボトミングします。この事は、小型スピーカーであればある程に、音の発生位置の前後移動に他なりません。もっと言えば、ウーファーユニットの再生する上の方の周波数帯域に於いては、スピーカー自体が前後に移動しているのと等価なんです。
    前後すると何が問題かというと、救急車が近づいて・遠ざかるときピーポーピーポの音程が変化するように聞こえる、ドップラー効果が僅かながらに発生し得る事を示しています。(別ブログ flyingmole氏から教わりました)
    (2Wayだと深刻かも? JBL D130 で無理やり低音出そうとするようなEQ補正が最悪ケースか???)

    だからこそ?近代のハイエンドSPは、25cm程度の欲張らないウーファーを複数装備して、1基あたりの負担(ストローク量)が少なくても済むようにしているのではないか?というのはnightwish_daisuの考察です。(単純にスペースと低音拡張の為かもですが)

    外人が好きな、前後にびょこびょこ振動板が動くのは歪みがいかにも大きそうです。見た目、静止しているようなウーファーが本当は理想。そのため低音の低歪み再生には、ウーファーユニットの多数使いは必然なのかな?と。誤解されるとアレなのですが、びょこびょこ動いては駄目なのはメインスピーカーの振動板であって、サブウーファーは役割上、その限りでない。

    低音は波長が長いですし、100Hz以下に至ってはあのOmniMic V2ですら タイムアライメント測定(Wavelet)不能な領域なので、振動板が数cm前後に揺れていたとしても、タイムアライメント的には 『別に』 です。 MID や HIGH スーパツイーター ほど タイムアライメントに敏感ではありません。
    サブウーファー単体は、零コンマ数ミリ単位の位置合わせ不要。
    Auro3Dさんはこれで少し気が楽になるかも? 

    長文失礼しました m(_ _)m

    bynightwish_daisu at2022-07-15 00:48

  4. Auro3Dさん向けの捕捉です(^^

    低音はタイムアライメントに敏感でないとか、100Hz以下に至ってはOmniMic V2ですら・・・etc と 書きましたが、クロスオーバーさせる場合にはまた少し事情が変わってきます。低音がそんなに鈍感だったらプリアンプのAI君はどうやってタイムアライメントを調整するのさ!!という、疑問が 当然 浮かぶはずです。

    そこで先日の、サブウーファーをプリアンプの支配下に置く場合は、サブウーファーの LPF は OFFにする という話に繋がります。プリアンプ君がタイムアライメントを調整するための手掛かりにするテスト信号は低音オンリーではないはずです。バーストかショットかそれら組み合わせか分からないですが、距離が分かる程度には高い周波数を含む。それをサブウーファーが再生して応えないといけません。 LPF を ONにしていて、そのテスト信号の広帯域再生を阻んだら・・・マトモな調整は不可能のはず・・・という、思考実験です。 OFFにして中音まで再生しなければ距離のアタリを付けられない。 この理屈が正しければ、プリアンプのAI補正は 大変 役に立ちます。 特にソファーの後ろや階段の下など、好きな場所に置きたい場合は。 この理屈は間違っているかもしれませんが、 プリに 低音コントロールを任せる場合は サブウーファーのLPFをOFFは セオリー。これに間違いありません (^ー^)
    .

    bynightwish_daisu at2022-07-15 01:22

  5. Tomyさん、(グランドスラムさん、Nightさん)

    Tomyさんの記事ではありますが、私がSW入れ替えを前に書いた先の記事との関連でお書きいただいたために、私へのアドバイスを多くいただき、恐縮です。

    この場をお借りしてレスさせていただくことをお許しください。

    >グランドスラムさん

    グランドスラム邸は長方形なので、この論文の結果はそのまま当てはまると思います。これによると今のグランドスラム邸のSWの配置はベストです(4台設置と「僅差」である、と書かれていました)。この研究は、当然、AVプリでの補正は想定していないので、「SWはすべて同一のものを使う」とマルチチャンネルオーディオの<常道>(笑)の前提を置いて実施しています。グランドスラム邸は2台とも同一ですが、拙宅は今回、2台だけ(汗)大型化するわけで、2種類の性能の異なるSWが混在することになります。幸い、我々の持っているISP MK2のマニュアルには、そのBass Controlの機能の一つとして、「システムに複数(種類)のサブウーファーが含まれている場合、低音域の周波数特性の空間的なばらつきを低減する」とあり、AIに頼れば、何とかなりそうです(笑)。

    ということで、グランドスラムさんは、拙宅の「2台のみの」(笑)SW大型化の位置は、<前後>、というご意見ですね?

    >Nightさん

    「見た目、静止しているようなウーファーが本当は理想。そのため低音の低歪み再生には、ウーファーユニットの多数使いは必然」というのは、同様のことが多くの論文・記事に書いてありました。Tomyさんが最後に指摘しておられる「歪」の問題です。ISPのBass Controlは、SWにですら、「ハイパスフィルター」を設定することができます。小型のSWの場合、能力以下の周波数の出力をさせないためのようです。

    「距離が分かる程度には高い周波数を含む。それをサブウーファーが再生して応えないといけません」というのを読んで、なぜ、ISPのキャリブレーションで、SWに対しても高い周波数まで入力してチェックしているのかが分かりました。勉強になりました!

    byAuro3D at2022-07-15 07:18

  6. Tomyさん、Nightさん

    これは私よりお詳しい方がこのコミュニティにはたくさんいらっしゃると思うのですが、行きがかり上(笑)、耳学問の聞きかじりコメントです。

    それは、Nightさんが「低音再生を真面目にやろうとすると、大口径である方が有利です」とお書きになっており、これがGivenであるかのように受け取られていることが気になったからです。この「真面目」な再生というのがどのようなものかによりますが、私が以前NHKの技研のエンジニアに聞いた、「10センチ径の密閉型フルレンジを100個、壁一面に埋め込めれば、中高域だけでなく、質の高い超低域再生もできる」という話をどうしても思い出してしまいます。

    そのロジックはこうです。「手の平より団扇」は、一振りで動かせる風の量という意味ではその通りですが、問題はそれを「速く」動かせるのか、という点にあるというのです。たとえば、20Hzの超低域の音が、「一秒間に10回」も断続的に入っている音源があると想像してみてください。この再生にコーン紙が正確に追従できるのは、46センチウーファーなのか、10センチ径のフルレンジなのか。46センチ径の紙を、前後に動かす際の空気の抵抗は10センチ径の紙を動かすより何倍(何十倍?)と大きいはずで、それを同じような俊敏さで動かすには、3000Wクラスのアンプと、100キロを超えるようなマグネットとコイルの組み合わせが必要だと、NHKの技研の方は言っておられました。

    それゆえ、ご指摘の「近代のハイエンドSPは、25cm程度の欲張らないウーファーを複数装備して、1基あたりの負担(ストローク量)が少なくても済む」のは、46センチ径のウーファーより、「質の高い=追従性の高い」低域再生ができるという点もあるから、だそうです。「真面目に」とお書きになったのが、この「質」の意味であれば、必ずしも「大口径である方が有利」とは言えない、というのが、その技研の方のご意見でした。

    byAuro3D at2022-07-15 08:52

  7. Auro3Dさん、こんにちは。
    Tomyさん、詳細な測定データとても貴重です。
    有難うございます。

    私からは音響工学的な話を少し。

    音圧というものは、単純に言うと、どれだけ空気を動かしているかの総量です。
    ですから、振動板の面積×振動板の動く速度で表すことができます。この計算式を念頭に入れるだけでも色々な謎が解けます。

    同じ音圧を出すのならば、面積が増えれば増えるほど、遅いスピードでも構わないということです。これが大切です。

    20cmの超高能率フルレンジと20cmの低能率ウーハーを比べたとき、例えば1kHzにおいては、高能率フルレンジの方が、速く動いていることになります。
    ただ、30Hzを比べた時に低能率ウーハーの方が音圧が高いのであれば、“30Hzにおいては低能率ウーハーの方が超高能率フルレンジより速く動いている”ことになります。
    (ですから高能率フルレンジの方が、低域が速いというのは、多くの場合、音色の明るさに起因する錯覚に近いものです)

    反復横跳びで考えるとします。
    同じ回数を達成するために、小口径スピーカーは多くの幅を移動する必要があるために、速く動かねばなりません。引き締まった体型と動きについていける足をもっていないといけないのです。大口径スピーカーはそもそも動く幅が狭くて済むので、メタボであっても同じ回数をこなすことができます。

    極端な話、8cmフルレンジでも20発以上を並べて、イコライザでバランスを整えれば、20Hz~20kHzフラットを達成できます。もちろん、サブウーハーにもなり得ます。
    (マッキンXRTの産みの親、ロジャーラッセルが立ち上げたメーカーのIDS25はそんなスピーカーです)

    ですから、理屈の上では、音圧で問題ないならばスピードも問題ないと考えます。
    ただ、イメージというものはどうにもならないので、鈍重そうなものから鈍重な音が聴こえてくるのはどうしようもないです。遅くても構わないと言われても納得しにくいのはよく分かります。サブウーハーが大きいと視覚的にも音響的にも邪魔になりますし。また、振動板の強度を保つのも大口径は大変で、フレームやマグネットも大きなものにはお金がかかるし…。

    というわけで、25cmとか30cmの複数使いは色々な面でバランスが良いのでしょうね。
    個人的にはAuro3Dさん邸のフロントサブウーハーは30cm4発とかが面白いと思っています。

    ※以上、密閉型に限った話です。その他の方式は複雑なパラメタを含むでしょう。

    bytaketo at2022-07-15 11:37

  8. Auro3Dさん Tomyさん昼飯前に少し場をお借りします m(_ _)m

    これから書く事は初学の人向けに用いる ''イメージ'' ですので、理系の方々?が見たら噴飯ものの内容である可能性を最初にお断りしておきます。そのうえで、技研の御方の意見に補足を加えたいと思います。



    口径の大きさが低音再生限界とは関係がない(小口径たくさんでOK)というのは確かです。 「そんな馬鹿な!大口径じゃないと低音が出ない!」 と 感じられる人も多いかもですが、イヤホンの小さな振動版から豊かな低音が聞ける事を思い出せば納得でしょう。

    では世の中、「大口径」は要らない・・・「小口径」の多数パラレルの数の暴力に屈するのか!?というと、そうではありません。

    車を例に挙げますと、レシプロエンジンの出力は『回転数』と『気筒数』に正比例します。何が言いたいかというと、「大口径」 は 『大出力』を 得るために必要なのです。 音は減衰するのでベートーヴェン第9で100人集めようが1000人集めようが鼓膜が破れる事はありません。正比例しません。 『回転数』も同様に現実的にはエンジンオイルなどの抵抗や往復運動故の構造上の問題からある事からある所から『回転数』を上げてもリニアに馬力は上がっていきません。物理的に 「合唱人数」と『回転数』は頭打ちになるところがよく似ています。 現実的に、1気筒50ccの40気筒エンジンよりも、1気筒500ccの4気筒エンジンの方が街乗りしやすい・・・はず。 やはり長い歴史から、<ピストンのボア径> と <ウーファーの口径>  そのどちらもが 人間のフィーリング的に合うもの その数値が 現代に生き残ってきている 気がしない でも ありません。
    ※他方、『気筒数』はマジメに出力に正比例するので、これがオーディオの解説に適用できる範囲は平易過ぎるために逆に狭いです。

    まとめると、大音圧を簡単に得るには大口径が適していて、その場合には小口径の多パラは不利になるという・・・技研さんの情報に対する補足(カウンター・逆ハンドル)でした。こちらのコミュニティは車好きな方も多いので車っぽく説明してみました m(_ _)m
    オーディオは多くのトレードオフの上に成り立っているというのが、現状ですよね。どこを重視するかは使い手次第!!

    bynightwish_daisu at2022-07-15 12:07

  9. taketoさんの説明される内容とも重複しますが、下記↓ が ↑レスの 参考情報です。



    参考:『スピーカーの物理学 Ⅲ ダイナミックスピーカーの諸特性』Shiga@takatsuki 2014.7.28 改
    http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/9722dynamicspeaker.pdf
    8頁「6.まとめ」より、「(2) 音量の限界は口径と無歪み振幅 Xmax で決まる。そのため、特に低音で大音量を望むなら大口径スピーカーが有利である。」

    追補: nightwish_daisuによれば、人間の耳は中高音に比べて圧倒的に低音の感度が低い(ラウドネス曲線)ため、人間は特に低音に対しては数値以上に余計に多くのパワー・出力を要求する。
    .

    bynightwish_daisu at2022-07-15 12:27

  10. Auro3Dさん、グランドスラムさん、nightwish_daisuさん、Taketoさん

    見ていないうちに、沢山のレスいただき有り難うございます。
    まだ、レスの詳細を咀嚼しきれていません(汗、笑)

    まず、Auro3Dさんへ、

    >長方形の部屋の場合、SWは4台がベストであるが、2台の場合は、前後の壁に沿った中央に設置するのが最も良い

    やはり、こういう技術論文があるんですね!
    Auro3Dさんの日記へのレスで私が紹介した記事をサポートする内容で、一度読んでみたいと思います。
    ところで、この論文の視聴人数の前提は、どうなっていましたか?
    ある有名なサブウーハーメーカーの創設者がSWの複数台設置に関するインタビューで、「二人以上で試聴するなら複数台設置を薦める(広い領域で特性が平坦になる)が、一人で一箇所の試聴位置であれば、複数台分の費用で一台のより良質なSWを設置するほうを薦める・・・」と言っていました。HSU Researchの創設者の言で、割と説得力があるので、悩むところです。

    >SWの歪というのは、設置場所によって増えたり減ったりするのでしょうか?

    今回のデータを見る限り、定在波で音圧が下がる周波数では、歪み率は増加しています。理由を考えていたのですが、恐らく、歪み(高調波歪)は基本波の周波数の倍数でになっている(異なる周波数)ので、定在波の効果が異なるためだろうと思います。基本波は音圧が減少するが、高調波歪みはそれほど減少しないので、歪み率が増加する・・・のではないかと(?)。

    byTomy at2022-07-15 17:09

  11. グランドスラムさん、こんにちは

    >さらにもう1台追加したWatch Dogは、フロント中央後方の壁面沿いに設置ということで、結果的に論文の通りになったのでした。

    グランドスラム邸で前後の壁の中央にSWを設置して成功していると聞くと、大変説得力がありますね!前後の壁のど真ん中ですか、壁からの距離も前後の二箇所でほぼ同じでしょうか?定在波のことを考えると、素人考えでは(汗)、わずかだけでも、ずらした方がいいように思えるので質問しています。Auro3Dさんご紹介の論文(まだ、残念ながら、読んでいません(汗))では、恐らくど真ん中を推薦しているのだと思いますが。

    Auro3Dさんへの応レスで、一箇所で聞くなら複数台分のSWの費用で、一つのSWを買う方が良いという、技術者もいると紹介しましたが、Watch-Dogなら、これ以上はほぼないので、これには当てはまらないですね(脱帽!、笑)

    ところで、Dirac Liveのターゲットカーブは、デフォルトのままですか(1kHz以下を補正されていることはお聞きしています)? SWのクロス周波数はどの辺りに設定されているのでしょうか?

    byTomy at2022-07-15 17:26

  12. nightwish_daisuさん、taketoさん、こんにちは

    お二人のレスは技術がらみなので、一緒にさせて下さい。
    まだ、十分に咀嚼できていないのですが(汗)、

    1)低音再生は、振動板実効面積x速度、なので振動板面積が大きい方が当然
    有利である。大口径にするか、複数でも実効振動板面積の総和が等しければ、同じ・・・ですね?違うかな?
    2)小口径では、速度を高める必要がある。同じ周波数で速度を高めると、前後のストロークが増えるので、長いボイスコイルと、大きな幅を動かせるごっつい(笑)エッジが必要になる。
    3)ドップラー効果があるので、低音域用のユニットで、中高音を受け持たせるのは、原理的に問題がある(混変調と呼んでいるものですかね?)。

    2)はお二人のレスを読んで、私が勝手に付け加えたことです(汗、笑)。もう一つ、SWは重いコーンなので、制動のために、ダンピングファクターの大きな高出力アンプを用いる場合が多く(MFBなどあれば、必須ではないかも・・)、それと、ボイスコイルが瞬間的な大電流で加熱されると、抵抗が上がって、制動できなくなるので、その対策(放熱対策)が必要だとか聞きました。

    お二人のレスをまだ理解できてないかもしれませんが、また教えて下さい!

    byTomy at2022-07-15 17:56

  13. Tomyさん 面倒な測定および結果公開ありがとうございます!!

    お礼がてら、
    測定結果を考察するうえでの注意点のようなもの、
    感じた事を書かせて下さいませ(^^


    REWは使った経験がありませんが、 こちらのソフトの ''表現'' の 手法。 今回はSWが測定対象ですので 400Hzよりも上の帯域の 歪み率は  ''不定'' と したいところですが、素晴らしく良い値(グラフ)が表示されています。 図にはありませんが メインスピーカーの50Hz未満の歪み率も 同様に素晴らしかったのではないでしょうか? 出力音圧が低くなると、歪み率が実態以上に素晴らしく表示される、というのが、多くの図からの推測です。(実は 歪み率が優れているのではなく、音が出ていない?, 逆に50Hz以下の音が出ているSWは、音が出ているが故に皮肉にも歪み率が大きく表示されるなんて事が、起きているのではないか?     SWは床に直置きすると+6dBになるので床パワーが歪み率が悪く見える要因???)
    脱線しかけましたが、 グラフから 歪み率を読み取る場合には、''そのユニットが測定に足る、じゅうぶんな音圧を発生している帯域に のみ 限定して 読み取る事'' が 注意点として 必要かもしれない。 そのように感じました。 『そんなもん当たり前だ!!』と 怒られるかも(^^;

    THDの実線は500Hz辺りから 不連続な 点 に変わっているので、
    これが 『見てくれるな!』の 目安にもなるのかな???


    全体通して、思った事を書いただけでした。
    間違っていたら スミマセン m(_ _)m

    .

    bynightwish_daisu at2022-07-15 18:05

  14. nightwish_daisuさん

    >400Hzよりも上の帯域の 歪み率は  ''不定'' と したいところですが、素晴らしく良い値(グラフ)が表示されています。

    これは私の説明不足でした。図の歪みは、歪み成分を”音圧”で表示しています。なので歪み”率”とは全く異なるものです。400Hz以上のところの歪み率は1%を超えています。1kHzでは環境雑音の影響もあって、計算上の歪み率は数%以上になっています。

    失礼しました!

    byTomy at2022-07-15 18:49

  15. takekoさん、こんばんは、

    >ですから、理屈の上では、音圧で問題ないならばスピードも問題ないと考えます。

    これは、大変面白いですね!
    たとえば20Hzで音圧が十分出せているSWは、立ち上がりや立ち下がりも、十分に速いと考えられるということですか?15Hzまで音圧が出せるなら、もっと速いと?もっと言うと、低域限界の低いSWは立ち上がり、立ち下がりも優秀と言って良いと言うことにもなりかねませんが・・・これも正しいですか?

    アンプのダンピングファクターが十分に高ければ、制動も同じで、こういうことになるんでしょうか?

    興味深い!

    byTomy at2022-07-15 20:13

  16. Tomyさん、こんばんは。

    1)低音再生は、振動板実効面積x速度、なので振動板面積が大きい方が当然有利である。大口径にするか、複数でも実効振動板面積の総和が等しければ、同じ・・・ですね?違うかな?

    →はいそうです。ただ、小口径の場合はくっつけて配置しないと空振りが大きくなるので、実質的には等面積より大きめにする必要があると思います。

    2)小口径では、速度を高める必要がある。同じ周波数で速度を高めると、前後のストロークが増えるので、長いボイスコイルと、大きな幅を動かせるごっつい(笑)エッジが必要になる。

    →全くその通りです。小口径サブウーハーのエッジが凄い面積なのはそのせいです。

    3)ドップラー効果があるので、低音域用のユニットで、中高音を受け持たせるのは、原理的に問題がある(混変調と呼んでいるものですかね?)。

    →ドップラー効果や混変調歪は別の概念ですのでここでは割愛します。
    そもそも重い振動板では中高域に求められる素早い振幅を行うことができないのが理由です。私の大口径フルレンジは軽量のサブコーンをつかって振動させていますし、ジャーマンフィジックスのようなベンディングウェーブはピストン運動とは別の”たわみ”のようなもので高域の振動を実現しています。


    たとえば20Hzで音圧が十分出せているSWは、立ち上がりや立ち下がりも、十分に速いと考えられるということですか?

    →はい。その通りです。1秒間に20回行ったり来たりをきちんと繰り返しているからこそ、音圧として現れます。振動板がそのスピードに追いつくことができなければ、レベル低下として表われます。
    15Hzを出すということは、振幅が少ない分、むしろ遅く動いて良いのです。

    ただ、問題となるのは、出そうとする周波数が低くなればなるほど、動かさなければならない空気の量が増えるということです。
    正確に言うと、空気の量は周波数の2乗に反比例します。全帯域に通じる原則です。

    20Hzで動かさなければならない空気の量を1とすると15Hzでは1.7
    (20/15の2乗)が必要となります。

    現実的には15Hzをフラットに出すには電気的イコライズや部屋の共振の助けとかが必要でしょうね。

    bytaketo at2022-07-15 20:50

  17. Tomyさん

    その後、期待通り、いろいろとお詳しい方々から、私には理解ができないレベルの話を披露されていて、何よりです(笑)。

    NHKの技研の方の話は、NHKの名誉のために(笑)申し添えておきますと、前にもどこかに書きましたが、NHKの22.2chのプレゼンを渋谷のNHK本部でやっていた時にふらっと立ち寄った際に、「こんなにたくさんのSPが必要なの?」と、その時はSWが見当たらなかったので、「こんな小さいスピーカーを寄せ集めて低音は出るの?」という、超ド素人質問に対し、そこに説明員としていらした技研の方が<テクニカルタームを多用しつつ、かなり詳しく説明してくれた>ものを、文系頭の私が(汗)、<何とか理解できる形で記憶に残っている部分>に過ぎません(大汗)。ゆえに、それを割り引いて読んでおいてください(笑)。

    さて、、「二人以上で試聴するなら複数台設置を薦める(広い領域で特性が平坦になる)が、一人で一箇所の試聴位置であれば、複数台分の費用で一台のより良質なSWを設置するほうを薦める・・・」というのは、なるほどとは思います。この論文の出典はここです。https://audioroundtable.com/misc/Welti_Multisub.pdf (グラフや数式が入っていて、日本語で書いてあっても私には意味不明のレベルのものですが、こういう論文を読みなれておられるであろう、TomyさんやK&Kさんレベルであれば、楽しめると思います。じっくり読んで今度お会いした時に解説してください!) この論文は確かに、複数カ所でスムーズで均質な音響特性が得られるベストの方法についての研究のようですが、他の記事で、「あなたの横に座っている人は、特定の周波数がマイナス10dBになることもある」と書かれていて、シングルSWの場合は、「頭を動かさない」(笑)ことを前提にしたような測定に基づいた知見ばかりで、実視聴(私はホームシアターは飲み食いしながら観ることができるのが最大のアドバンテージだと思っているので、観ながら頭がよく動きます=笑)の形態とは乖離しているような気がします。

    >定在波で音圧が下がる周波数では、歪み率は増加

    というのは、K&Kさんのおっしゃるところの、「節」という部分のことでしょうか?

    byAuro3D at2022-07-15 22:32

  18. Tomyさん こんばんは

    歪み "率" ではなくて、歪み成分の音量とのこと。
    縦軸に dBしか なかった理由がわかりました。

    それと、何となくグラフの見方が分かってきました。
    周波数特性(上)と、歪み成分(下)が、同期したように なっているのが、低歪な 状態。音が大きくなれば歪み成分も大きく出るなり、音が小さくなれば歪み成分も少なくなる。ある意味、当然。

    最初、
    なんでそんな情報が必要なのか理解出来ずに悩みましたけど、見えました。
    周波数特性(上)と、歪み成分(下)のプロットが『狭まる』箇所が 歪み率の悪化ポイントなのだと。周波数特性(上)のプロットに谷が出来て、その谷の下に 歪み成分(下)の角(つの)が来ていたら 『最悪』。SW②とSW③がその最悪に該当。
    ※最初からそう言ってるだろ!!とTomyさんに叱られそう
    ※音量が下がったら歪の音量も下がるのが当然が、変化がないまたは逆に歪の音量が上がっている箇所があれば、そこは良くない箇所だ?

    逆に?、歪み成分(下)のプロットが角のように 跳ね上がっていたとしても、周波数特性(上)のプロットも角のように跳ね上がって逃げて狭まっていなければ、角の見た目とは裏腹に低歪だろうと。それは 「SW④での結果」 でした。Tomyさんが、耳で?良さげだとして選んだ結果。

    なるほど?
    少しREWの知識が深まったかも? Tomyさん紹介ありがとうございました m(_ _)m
    .

    bynightwish_daisu at2022-07-16 00:25

  19. Tomyさん、

    ヨコレス失礼いたします。

    Auro3Dさん、
    これは勘違いしている方も多いと思われますが、小さな低音の出ないSPをいくつ寄せ集めてもそのまま使うだけでは低音は出ません。
    1本ないし2本の低音のでるSPを凌駕することは不可能です。
    但し、小さなSPの寄せ集めでも低音補正をすれば勝てるようになるのです。1本の小さなSPでも低音補正すれば低音は出るのですが、大きな音を出そうとすると破綻してしまうので多数で補うことになります。

    リスニングポイントでの定在波の影響はSWの置き場所とはまた違った問題があります。リスニングポイントが定在波の節の位置にかぶっていればSWの置き場所や台数にかかわらず問題が生じます。
    SWが複数あれば解決できる問題ではないと思います。
    なお、リスニングポイントでの定在波によるディップは補正をするべきではないと思っています。SPやアンプの負担が増えて歪も増します。私は一度トライしましたが結局諦めました。補正による悪影響の方が大きかったためです。
    賢いAVアンプ(ヴォイシング・イコライザー?)では定在波のディップの補正は避けると聞いたことがあるような気がしますが…

    byK&K at2022-07-16 00:43

  20. Tomyさん、K&Kさん、taketoさん、Nightさん

    おはようございます。今朝になって皆さんのやり取りをもう一度拝読しましたところ、まだ「日本中の初心者代表」(笑)としては分からない所がありますので、以下、よろしくお願いします。

    Q1.

    >低音再生は、振動板実効面積x速度(中略)大口径にするか、複数でも実効振動板面積の総和が等しければ、同じ
    VS
    >小さな低音の出ないSPをいくつ寄せ集めてもそのまま使うだけでは低音は出ません

    この二つの言説をどう統合的に理解すればよいのでしょうか?最初のコメントからは、例えば、1㎠ のスピーカーを100個と、100㎠のSP一個では、「同じ」低音再生ができる、と読めます。二つ目のコメントからは「このままではNO」ということですよね?

    Q2.

    >リスニングポイントでの定在波の影響はSWの置き場所とはまた違った問題があります。リスニングポイントが定在波の節の位置にかぶっていればSWの置き場所や台数にかかわらず問題が生じます

    この意味するところは、「定在波の節の位置」というのは、その部屋に固有のもので、SWをどこに置こうが不変である、というように読めますが、拙日記へのレスで、「Subwoofer Crawling」という概念を紹介され、これはSWの置き場所を変えることで「定在波の節」の位置を変えられると私は理解していたのですが???つまり、「ここしか座るところがない」という環境で、そこが「定在波の節」になっている場合は、もうどうしようもない(泣)ということを示唆しているのでしょうか?

    (続く)

    byAuro3D at2022-07-16 08:14

  21. (続き)
    Q3.

    >一人で一箇所の試聴位置であれば、複数台分の費用で一台のより良質なSWを設置するほうを薦める

    これに関連し、かなり(笑)本質的な問いがあります。「良質なSW」とか「良質な低音」というのは、聴感ではなく測定(皆さん、お詳しいと思います)できるレベルでいえば、どのようなSpecとして現れるのでしょうか?柄にもなく(汗)、月末のSW入れ替えに向けて最近Spec表とにらめっこしておりますが、一般に、SWの仕様表に記載されている項目としては、1.f特、2.CO周波数、3.最大出力、4.歪率(記載してないものもある)、5.サイズ・重量・値段(笑)-などですが、例えば、f特の最低再生周波数はAの方が低いが、歪率(例えば30Hzとか?)はBの方が低い、といった場合、果たして、AとBとどちらが「良質な低音」を出しているのでしょうか?アメリカの記事や論文を読んでいると、SWを「部屋のコーナーに置く」のを勧めるものが少なくないのに驚きます。素人的には「良質な低音」(ただし、これは<聴感上>のもの)が出ると思えない位置なのですが(笑)、「小出力でもメガホン効果によってパワフルな低音再生ができる」というのが専門家(?)が推薦する理由のようです。「出力音圧が低くなると、歪み率が」低下する、というのは、なんとなく素人でもイメージできるので、ということは、コーナーに設置した方が低出力で聴感上大きな低音が得られ、歪が少ない再生ができるので、「良質な低音」になるんでしょうか???

    以上3点、お詳しい方からは頓珍漢な疑問と思われるかもしれませんが、分かりやすく解説いただければ幸いです。

    参考までに、複数SWのメリットとして、”Bass Control in Dirac Live”と題されているマニュアルには、1.一台では避けられない視聴位置でのf特の不規則性を緩和できる2.必要とされる低域のパワーが複数のSWに分散されるため、よりダイナミックでパワフルな低音を獲得できる―と書いてあります。

    byAuro3D at2022-07-16 08:16

  22. Tomyさん 昨夜の与太話の修正版を書かせて下さい

    裸のウーファーユニットは、まるで低音が出ません。箱に入れて初めて低音が鳴り出す感じです。これ、とても不思議。

    どーやら、振動板が前に動いて、前に正圧、後ろに負圧が発生しても
    バッフル面が無いと、オモテ面の正圧から ウシロ側の負圧に 空気がスッと流れて 一瞬で、せっかく作った正圧&負圧が 消えてしまう様子なんですよね、きっと。 前と後ろの距離が近い、小口径ユニットほどそれが顕著?  音は空気の粗密なので、そんな状態では 密が作れなくなって、低音が出ないのかな?と 自分なりに理解しています。

    空気を、振動板の後ろに回らないように邪魔をしてあげると、低音が出るっぽい。DIATONEが昔のCMしていたという砂丘にスピーカを埋めて測定したという逸話は、無限大バッフル面を模してものだったといいます。

    そこまでしなくても、和太鼓はあの形状(振動板の裏側は太鼓の筐体内に仕舞われていて、小さな空気穴とでしか外気と繋がらない)から上手に低音を出していますね。反対に、振動板の後ろにすぐ空気が回ってしまうのは、タンバリンと理解しています。あれは強く叩いても低音でません。和太鼓みたいな形状の樽?に空気を逃さないように密に装着すれば、タンバリンでも低音が出るようになるかもしれません。

    taketoさんが少し触れられているように、ちいさなユニットの小型筐体スピーカー(例えばBOSE 101)を沢山集めてきて、部屋にバラバラに配置しても、望むような低音は得られないかも。(例えばBOSEの901のように)集合させないとウーファーとして働かない気がします。 この点は、Auro3DさんのNHKの技研の方のちいさなものも集めればウーファー的な話とは少し噛み合いが悪いところですが、その御方のお話の渦中、22.2chシステムで使用するスピーカーが、家庭でメインを張れるようなブックシェルフスピーカーだったならば、それが22個も同時に稼働したら凄そうです。まるで多数の楽器が協奏するオーケストラの如く。(ここ数十年のブックシェルフスピーカーの低音は驚く程よく出ます。しかしそれでも、.2のSWが必要というのが22.2chの文字から伺えます。)

    最後に、大型ウーファーユニットを頭に思い浮かべると、その広大な振動板面積は、それだけでバッフル面的な働き(表の空気が裏に回るには一苦労)があるので、低音の音圧を出し易いのかも?
    .

    bynightwish_daisu at2022-07-16 09:11

  23. Auro3Dさん 素人ですがQに応えてみたいと思います

    A1.
    Auro3Dさんの理解のためのキーワードは音圧とキャビネット。
    22.2chが入るおおきな部屋では、スピーカーと視聴者の距離が離れます。離れるとより大きな音圧が必要です。大きな音圧を得るには大きな口径のウーファーを使うのが近道というのは書きました。ここから新しい話を。小さな筐体のスピーカー複数個を幾つかき集めても、絶対的にキャビネット容量が小さいことから、重低音を望めません。
    しかしながら発想を転換して、ちいさな部屋で22.2chをやったらどうなるでしょうか?2台もSW置く場所がなくて、LFEは22台の方に割り振ってEQ補正すれば十分だとするのが妥当です。広大なお部屋だったならグランドスラムを22台並べるならば話は別として(笑)、割と安価な?22台のスピーカーの音圧補強にSWは必要不可欠なんだろうと思います。要はケースバイケース。そうでなければ、件の技研の御仁は自らのNHKの22.2chを否定している事になりかねません。5.1ではSWが一個だったのが、22.2chでは2個に増えているし。不要なら22chで良かったはず、かも。

    A2.
    論より証拠。二人一組になって下さい。任意の低音の周波数(定在波の気になる周波数がいい)を選んでSWから再生し、一人は試聴位置に陣取り、ひとりはSWを移動させて下さい。音が聞こえなくなる置き場所(あるいは小さくなる置き場所)、音が大きく出る場所などが交互に?現れることが確認されるのではないでしょうか?

    A3.
    好みの問題と思います。部屋の空き缶が吹き飛んだりする空気の揺さぶりを得たいならハイエンドウーハー一発かもですが、節のない自然な低音を得たいな Auro3DさんのようなCW250複数使いが良いと思います。個人の感想なのか、真理なのかの見極めは確かに難しいですね(^^)
    .

    bynightwish_daisu at2022-07-16 10:34

  24. Auro3Dさん Tomyさん  毎度長文すみません

    一台で済ませるSWとして、
    クリプシュのサブウーファーは優秀にみえます。動画貼ります。
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    https://youtu.be/zkDUgsIcQEc
    https://youtu.be/M82F_wxMEU4
    -------------------------------
    これは小型スピーカーを複数個用意しても再現は無理。
    小型スピーカーはスクラムを組めないから。
    集めてきた小形スピーカーをバラバラにして新たなキャビネットに装着してスクラム組ませれば、このクリプシュに近づけますが、どうしても、このクリプシュより大きくなって、スペースファクターが悪いものになるでしょう。taketoさんも同じことを書かれています。

    思考実験でした m(_ _)m

    bynightwish_daisu at2022-07-16 10:56

  25. Auroさんのご質問に関して、私なりの答えを述べさせて頂きますね。
    例えば下敷きで風をつくるとき、その下敷きを4枚とか8枚にハサミで分割して両手に持つと風が弱くなります。沢山仰がないことには同じ風量を生み出せません。
    というわけで小口径多連駆動の場合には、出来るだけ密集配置にする必要があります。ただ、フレームやエッジや丸い振動板の形状のせいで、そこまで密集させることは難しいのです。だから多めにするということです。
    ウーハーの位置に関しては理論的なものは勿論あるのですが、シミュレーションソフトはほぼ役に立たないです。部屋の形は複雑だし、壁面や家具の吸音率も様々、ウーハーの形状、エンクロージャーの形状、向き等。例えばAuroさんのようにお部屋が複雑な形状であれば、机上の論理が最上になるとは思えないです。

    ですから、対症療法が基本と思います。

    どなたがが、仰られていましたが、リスニングポジションにサブウーハーをセットして鳴らし、その状態で、最も特性の良い位置を探し、そこにサブウーハーをセットするというのは良い手だと思います。
    そしてその位置とシンメトリーになる場所に2台目を置くとか。
    複数ウーハーはおっしゃる通り、上手くいくと特性の癖を軽減出来る印象はあります。

    一方、巨大なウーハーというものは同時に巨大な反射板でもあり、中高域に影響が出ます。シンメトリーではない配置が、低域の特性的にはよくても、中高域に違和感を生むこともあります。
    視覚的な問題を脳が聴覚の問題として解釈することだってあります。勿論、優秀なイコライザが、セッティングの諸問題を大きく改善してくれることも十分あると思います。

    調整はとても難しいですが、音が激しく変わるので苦しくて、でも面白いですね。

    bytaketo at2022-07-16 13:24

  26. 力を抜いて ちょっとティータイム . (´ー`)y-~~.

    あ、禁煙でしたか Tomyさんスミマセン。




    定在波や干渉の無い音を聞きたければ、山の頂上の屋外だとか、無響室だとか、もっと簡単にはヘッドホンで聴けばいいです。

    1本何万円もするオーディオ向けハエインドなヒューズがあったとしても、一時的にヒューズを銅線に代替して短絡させれば、それ以上の改善は無いはずなので、ヒューズ交換における変化の程度を知る事ができます。

    さて、話は戻り、部屋の問題から完全に解放されたはずの
    ヘッドホンの音は 素晴らしいのかどうか・・・・



    桃源郷を目指して彷徨う旅も楽しいでしょう。
    しかし、その桃源郷を目指す旅路が既に 桃源郷の ''中'' を旅しているのかもしれない。
    .

    bynightwish_daisu at2022-07-16 13:59

  27. Auro3Dさん、taketoさん、nightwish_daisuさん、

    お〜、またも沢山レスいただき有り難うございます。議論が進んで、大変興味深い!

    皆さんの意見を総合すると、
    (1)Auro3DさんのQ1に関して
    >低音再生は、振動板実効面積x速度(中略)大口径にするか、複数でも実効振動板面積の総和が等しければ、同じ

    (これは以下のように修正すべきですかね?)
    →低音再生は、振動板実効面積x速度(中略)大口径にするか、複数でも実効振動板面積の総和が等しくして、”近接して配置”できれば、同じである。

    (それに加えて、K&Kの言われている点は恐らく)
    →いくら小口径のSPを複数近接配置しても、元々、低音が出ない設計の小口径SP、たとえばf0(共振周波数)の高いSPの場合、低音を十分に再生する事は不可能である。小口径でも、f0をそれなりに低く設計したものを複数近接配置する必要がある・・・でしょうか?SPの低音再生は大なり小なり、共振を利用しているので、これを考慮したものでないと使えない・・と言うことではないかと(?=汗)

    (続く)

    byTomy at2022-07-16 15:06

  28. (続き)
    (2)Auro3DさんのQ2に関して
    Q2.

    >リスニングポイントでの定在波の影響はSWの置き場所とはまた違った問題があります。リスニングポイントが定在波の節の位置にかぶっていればSWの置き場所や台数にかかわらず問題が生じます(中略)・・・・「定在波の節の位置」というのは、その部屋に固有のもので、SWをどこに置こうが不変である、というように読めますが・・・・

    「定在波の節の位置」というのは、その部屋に固有のもの・・・、これはそのとうりだと思います。定在波の節や腹はSWの設置位置を変えても、変わる事はありません。

    (視聴位置)の観点からは、「腹や節に一致しない位置を選ぶ」が基本のようです。部屋の形状が直方体であれば、ディメンジョンの整数分の1の位置に腹や節はあるので、視聴位置は非整数分の1の位置を選ぶことが推薦されていると思います。左右は二分の1(中央)で仕方がないとして、前後の第一候補は前後の中央の少し前だそうです。比率はど忘れしました(40%くらいのところではなかったかと)。第二候補は前後中央の少し後ろ、これも比率は失念しています(汗!)
    こうすることで、ピーク・ディップが目立たなくなると言うことです。

    (SW設置位置)の観点からは、節に完全に一致する位置を選ぶと、その周波数での定在波が全く発生しなくなるので、その周波数で大きなディップができる・・・と言うことではないかと(??・・恐らく=笑)
    これは、『定在波は厄介な問題だけども、ある程度は利用すべき、せざるを得ない・・である』ということではないでしょうか。それの極端な例が、コーナーに設置して、定在波を全て使って、効率的に低音を発生させておいて、凹凸はDSPで何とかしよう・・・かもしれません。部屋の前後の壁の中央に2台設置することもこれに近いことを(DSPなしでも?)できる方法なのかもしれませんね(論文読まないと(笑))!

    (続く)

    byTomy at2022-07-16 15:10

  29. (続き)
    (3)Auro3DさんのQ3に関して
    >>一人で一箇所の試聴位置であれば、複数台分の費用で一台のより良質なSWを設置するほうを薦める
    >これに関連し、かなり(笑)本質的な問いがあります。「良質なSW」とか「良質な低音」というのは、・・・・

    これは難しい質問ですねえ〜(笑)
    1)まず、①複数台設置して、一台あたりの必要音圧を減らす、②コーナーなどに設置して、定在波を利用して音圧を稼ぐ、は基本的に「SWへの負荷を低減する」と言う意味で、同じ考え方ではないかと思います。

    スペックに関しては、特に日本のメーカーのスペックには判断材料になるものがあまり記載されていないように思いますが如何ですか。周波数特性くらいは記載してほしいものですが、あまり見た事はありません。再生周波数の下限の記載があっても、何dB落ちなのか、どの周波数からどのように低下するのかで違ってきますし・・(汗、笑)。スポンサーがらみでない、第三者のレビューがあれば良いのですが。

    USだと確かAudioHolicsが周波数と音圧で歪み率がどう変化するかを各社のSWについて測定して、ランキングのようなものを出していたと思います。HSU Researchから訴えられていたので、スポンサー絡みはなかったと思います。(笑)。

    (Auro3Dさんへ)
    ところで、40kgのSWですが、日本のメーカー(Auroさんの性格から判断、笑)で2つのウーハーが対向して配置されているものだと、私は予測しています。Auro3Dさんのように既に複数のSWをお持ちで、一部を買い替え/追加する場合は、このSWの2機追加はベストチョイスではと・・・。複数ではなく一台の高性能SWを選ぶチョイスは、初めてSWを追加する場合や一台のみ設置されている既存のSWをリプレイスするときの選択肢として言及されていると思います。

    byTomy at2022-07-16 15:51

  30. Tomyさん、Nightさん、taketoさん

    素人質問に対し、お答えいただきありがとうございます。恐らく宵っ張りの(笑)K&Kさんからは今晩遅く、早寝早起きの爺さん体質の私が寝たあとでレスいただけるかと期待(笑)。

    Q1はK&Kさんがお詳しそうなのでPendingしておきますが、Nightさんがお書きになっておられた、エンクロージャー容積の問題を無視して、口径だけでは語れないというのは、なんとなく私のようなものでも納得できる気がします。密閉型とバスレフ型ではまた違うのかもしれませんが(この辺は、自作派のtaketoさんがお詳しそう!)、確かにスピーカーユニットを収めるだけならもっと薄くできそうですものね、サブウーファーって。なんでみんなキューブ形状であんなにデカくて重いのか?(SWを買う人は皆さん長岡派?=笑)どう見てもこの大きさと重さには、超低域再生のための必然性がありそうです。

    Q2は、Tomyさんに「定在波の節や腹はSWの設置位置を変えても、変わる事はありません」と言明していただいて、スッキリしました。Dirac Liveでも解消できないと! ということは最も肝心なことは、この「節」や「腹」にリスニングポイントを置かないことですね!こりゃ、一度はCrawlingしなきゃダメですね(笑)

    (続く)

    byAuro3D at2022-07-16 19:45

  31. (続き)

    Q3については・・・?(笑) 

    しかし、taketoさんがお書きになっていた、「巨大なウーハーというものは同時に巨大な反射板でもあり、中高域に影響が出ます」と、「視覚的な問題を脳が聴覚の問題として解釈する」というのは、前者については改めて気が付かせていただきましたし、後者については、私も持論として「オーディオにおける視覚の影響」を重視しております。この二つから逃れるために、私は今回導入する前より一回り大きいSWも、「目の届かないところ」に置こうと思っています。「SWはピュアオーディオには不要だ」と固執する方は、<目に入る>だけで「この家の音は聴くに耐えない」と、<聴く前から>脳が拒否反応を示していると思うし、自分は否定派ではないですが、でも目の前にあるとなんか、「ウッ」と身構えてしまいます(笑)。私は、オーディオシステムを愛でる趣味はなく、<音楽>と向き合いたいので、大型SWをこれみよがしに置くことは絶対に避けたい、と思っています。

    最後に、Tomyさん、先走ってますね!それ、実は今回自分の中で候補に上がっていた中で、最も設計の古いやつじゃないですか?(笑) 実はそれのMK3が出たら「絶対買う」から即連絡くれ、とショップの方にも断言してきたのですが、2年待ってもまだ出ない!で、ちょっとしたきっかけで、SW自体に音響補正機能を備える最新のものをGetすることにしました(40キロ弱ですよ)。今度お見えになったときに、披露しますので、お楽しみに!

    byAuro3D at2022-07-16 19:50

  32. Auro3Dさん、

    SW予測はハズレでしたか、天気予報より精度低でした、私のアイアンみたいです、残念!(爆)
    今月末、「40kg弱の正解SW」を見せていただくのを楽しみにしています。グランドスラムさんとのゴ・フツアーも!

    byTomy at2022-07-16 21:15

  33. Tomyさん、こんばんは。

    >グランドスラム邸で前後の壁の中央にSWを設置して成功していると聞くと、大変説得力がありますね!

    これが、成功かどうかは、2台遣いにしてから他の場所に移して試したことがないので、何とも言えないところですが、聴きに来られた方は一応に誉めていただいているので、お世辞半分としても成功の部類には入っているのではないかと思っています。

    >前後の壁のど真ん中ですか、壁からの距離も前後の二箇所でほぼ同じでしょうか?定在波のことを考えると、素人考えでは(汗)、わずかだけでも、ずらした方がいいように思えるので質問しています。Auro3Dさんご紹介の論文(まだ、残念ながら、読んでいません(汗))では、恐らくど真ん中を推薦しているのだと思いますが。

    我が家は前後の壁にQRDが埋め込まれており、一般的な壁にはなっていないので壁から何㎝という表現がなかなか難しいのですが、背後のSWはQRDから10㎝程度、正面のSWは、下にあるコンセントから電源を取っている都合上20㎝程度離れています。

    SWのウーファーの向きも、一応前後で変えており、フロントは北向き、リアは南向きになっています。リアは、ボイスコイルのセンターをリスニングポイントから後方に合わせていますが、フロントは、そこまでは合わせると、センターからオフセットの状態になり、シンメトリーの配置が崩れてしまうので合わせてはいません。定在波防止には、かえってこの方がよかったのかな?

    Auro3D邸に導入されるSWは、足がしっかりしていてかっこいいです!SWで足がついているモデルはなかなかないですよね。導入のお祝いにジェフのスパイクをプレゼントしようかなとも考えていたのですが、あのSWであれば必要なさそうなので取り止めにします(笑)

    オーディオ&○○フツアーは、お世話になります。先方に許可が下りれば試聴記を皆さんにお願いしたいと思いますが、その際はよろしくお願いします。

    byグランドスラム at2022-07-16 23:06

  34. Auro3Dさん、

    私が書いたことはあれで完結しているので特に補足はいらないと思っていたのですが…

    以下の2つの説は相反するものとは思っていません。

    >低音再生は、振動板実効面積x速度(中略)大口径にするか、複数でも実効振動板面積の総和が等しければ、同じ
    VS
    >小さな低音の出ないSPをいくつ寄せ集めてもそのまま使うだけでは低音は出ません

    前者はうまく設計すればそうできる可能性はあると思います。
    後者で私が言っているのは、例えば100Hz以下が6dB/octで減衰するようなSPシステム(ユニットではなくBOX付きのシステムです)をいくつ同時に鳴らしても総合の特性は100Hz以下が6dB/octで減衰するということです。
    スピーカーBOXの容積が部屋に対して十分小さく音響に影響しない、定在波の影響は無視できるという条件が必要ではありますが…

    私は小さい振動板のSPでは低音が出せないと言っているのではありません。

    byK&K at2022-07-16 23:40

  35. K&Kさん (Tomyさん他、お詳しい諸先輩方)

    おはようございます。なるほど、それはつまり、1000Mの低域増強テクニックと同じなんですね。1000Mって、低域が「出にくい」ことで有名ですが、だからと言って、EQとかで低域を持ち上げてもダメなんです。逆に、内蔵アッテネーターで中高域を絞って、全体の音量レベルを上げるのがコツなんです。小型SPも低域が「出にくい」(出ていないわけではない)ので、低域の音量は数を頼んで、あとは1000Mと同様に調整すればフラットなf特が得られるということですね。

    ところで、実はSWを物色しているときに、変だなあと思っていたことがあるんです。それは、かなりのハイエンドなスピーカーを作っているメーカーでも、SWシリーズの最上級機の直径が30センチどまりというところが少なくないのです(典型的なのがB&W)。

    これまでの議論にあったように、SPの面積が「唯一の」低音再生能力の規定要因だとすると、まさか、天下のB&Wとかが「うちは超低域再生は求めていませんから」というスタンスとも思えず、不思議だったのです(公開されているf特は10Hz - 350 Hz -3dBで、十分な超低域が再生帯域に入っています)。

    そこで、少しネットサーフィンしていたら、以下のような言説が見つかりました。

    >硬くて重い振動板(コーン紙)にすることで低い周波数の再生が楽にできるようになります。

    https://norakaba.site/2020/07/31/%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC38cm%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E3%80%82%E3%81%AA%E3%81%9C15inch-woofer%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F/

    かなり怪しげな(笑)サイトなので、信ぴょう性がどうかと思いますが(汗)、確かに、有名なJBLの38センチなんてのはパルプによるコーン紙であるのに対し、B&Wは“Aerofoil”と書いてある(例えばELACは「アルミ」)。これを2000Wなんて大出力で駆動する仕組みになっているのは、ウーファーの材質が「硬くて重い」ために動かしにくいから、と説明されれば納得できなくもない。

    どう思われますか?

    byAuro3D at2022-07-17 06:51

  36. 皆様おはようございます。
    低域再生について考えるのは面白いですね。
    Auroさんの疑問に…

    面積×速度の考え方に拘って説明してみると、音圧が落ちているということは、速度が落ちているという意味になります。
    落ちているならば上げてやれば良い。それはつまり、レベルの落ちている周波数に対して電流をより多く流してやって、コイルの動く量を増やして(速度を上げて)やれば解決します。

    それが、いわゆるイコライジングによるブーストというやつで、パワーアンプ内蔵サブウーハーはほぼ全てこれをやっています。だから多少小口径でも特性を出せるのです。

    ただ、同じ面積のウーハーでも、より重いものの方が、そのユニットの最低共振周波数が下がって低域は出やすくなるのは本当です。バネの先に重いものをぶらさげるのと、軽いものをぶらさげるのとを比べて、ゆっくり動かしやすいのはどっち?というイメージです。

    で、そのようなユニットは必要とするキャビネットの体積が小さくて済みます(通常小さすぎるキャビネットは最低域が出なくなり、その上の帯域が増加します)。

    ただ、振動板の重いものは速度をとれないので、音圧が下がります。Watch Dogなどはパッシブなので分かりやすいのですが、最低域特化型ユニットを使用しているため能率は83dB(100Hz)です。
    93dBのメインスピーカーとレベルを合わせるにはアンプに10倍のパワーが求められます。

    サブウーハーが比較的コンパクトであるのは、”邪魔にしたくない”という目的が第一ですが、超低域特化型ユニットを使用することでコンパクトに作れてしまうというのもあるでしょうね。

    で、これはアドバイスでもなんでもなく、私がAuroさんの別荘とシステムを持っていたらという妄想で…。

    センターのらせん階段の下または奥に、目立たない限りにおいて大きなパッシブサブウーハーを設置します。Diracとパワーアンプがあるので、パッシブで十分です。
    ただし、高能率型のユニットを選択して、パワーアンプの負担を減らします。

    選択肢は結構多いですが、JBLの46cm一発シネマ・サブウーハーなんて無難かもしれません。わりと安いですし。(https://marketing.hibino.co.jp/jblpro/610.html)。

    bytaketo at2022-07-17 08:30

  37. taketoさん(Tomyさん、すっかり横レスが横行しておりますが、お見逃しを!)

    情報、ありがとうございます。taketoさんのようなSP自作歴何年(何十年?)の方にお墨付きをもらえば、間違いないですね。なるほど、やはり低域再生能力は面積だけで決まるものではないのですね。道理で、B&Wや他の錚々たるスピーカーメーカーが、46センチ径とかのSWを商品化していないわけです。大径SPのデメリットというのもきっとあるからなんでしょうね。

    ところで、拙宅のSWシステムのパワーアップにつきまして、具体的なご助言をいただき、感謝です。やはりお見えになったことのある、ベテランの方の助言は、「机上の空論」にならないので真剣に検討するに値するものばかりですね。

    それにしても、これ、JBLのプロ用(映画館用?)のやつですよね?始めて見ました!こんなの、売っている店があるんですねぇ。知らなかった。こういうプロ用のSWって、全部パッシブ型なんでしょうか?にしてもデカくて重いですね!アコスさんとか、好きそう(笑)

    全部パスレフ型というところがさすがJBLで音楽メインの私的にはちょっと気になるところではありますが(汗)、もしこれを導入したら、間違いなく家全体が揺れて、チルが寝ていられなくなると思います(笑)。拙宅の床の強度ではこのパワーは受け止められないのでは?

    byAuro3D at2022-07-17 13:28

  38. Auro3Sさん、

    ≻かなりのハイエンドなスピーカーを作っているメーカーでも、SWシリーズの最上級機の直径が30センチどまりというところが少なくないのです(典型的なのがB&W)。

    これについてはtaketoさんが的確に答えていらっしゃいますね。
    SWに使われているウーファユニットは小さい口径でも低域で十分な音圧を稼げるようにストローク(振動板の前後の動きの幅)が大きくとれるように設計されています。エッジの幅が大きいことはその表れです。
    パッシブの場合は低音を出そうとするとどうしてもウーファの振動板を重くせざるを得ないのですが、重くすることによる弊害も大きいので難しくなります。
    アクティブSWでは振動板を重くしなくてもよいのでそこがメリットになっているのだと思います。

    byK&K at2022-07-17 16:27

  39. グランドスラムさん、K&Kさん、Taketoさん、Auro3Dさん
    レスありがとございます。横レスも大歓迎です。面白い内容ばかりです!

    グランドスラムさん、SWの配置はわずかにシンメトリーを外しているとのこと、Auro3D邸は入れ物(室)自体が、ある程度非対称なので、自然とこの効果が入ることと思います。話変わりますが、今日ラウンドしまして、83まで少しだけ前進しました(笑)。もう少し精進しないと(汗、笑)!

    K&Kさん、お久しぶりです!(Welcome back!)
    一つ質問させて下さい。
    「パッシブだと、ウーハーの振動板を重くせざるを得ないが、アクティブでは重くしなくても良い・・・」の理由が分かりませんでした?何でしょうか?イコライジングを多くはできない(もしくは、無しでも何とかなるような設計)だからですか?
     

    byTomy at2022-07-17 16:59

  40. Tomyさん、

    たびたびのヨコレス失礼しました。

    この場合のパッシブはSWではなくメインスピーカーのウーファを念頭に置いています。
    メーカーとしてはイコライジングに頼ることができないので、低音を出すためには振動板を重くせざるを得ないけれどもそれによる弊害も出るので妥協せざるを得ないということです。

    アクティブはもちろんSWでのお話です。SWはDSPを内蔵していれば、あるいはDSPを持っていなくてもISPのようなAVアンプの助けがあれば重い振動板を使わなくてもイコライジングによって容易に低音が得られるということです。

    アクティブSWを使うメリットについて書いたつもりです。
    これでお答えになっているでしょうか?

    byK&K at2022-07-17 17:37

  41. K&Kさん、

    早速の回答ありがとうございます。
    理解いたしました!

    byTomy at2022-07-17 17:44

  42. 皆様おはようございます。
    雑談です。

    もし、設置面積の自由度が高いのであれば、プロ用や劇場用はサブウーハーの宝庫であると思っています。

    自作可能、密閉嗜好で思い出すのは、PRECISION DEVICES PD2150という、物量投入型21インチユニットです。日本では代理店を通して一本12万円くらいで買えます。

    自作界の有名人である、Tony Geeさんはこのユニットを使用して110リットルのサブウーハーを作成しています。このユニットは大きなエンクロージャーは必要とせず、この容量が最も反応の良い音を出せたりします。
    https://www.humblehomemadehifi.com/download/Humble%20Homemade%20Hifi_Serious%20Sub.pdf

    他にも21インチ(54cm)サブウーハーは面白そうなものが多いです。

    昔、どこかのメーカーのコンシューマー用54cmサブウーハーを聴いたことがあります。決して遅いことはなく、空気がフッと動く感じが素晴らしかったのを覚えています。

    bytaketo at2022-07-18 11:54

  43. Taketoさん、いつもレス有り難うございます。

    21インチですか!実際見るとでかいでしょうねえ(笑)。思わず、巻尺を出して、54cmの長さを確認してしまいました。しかし、110Lとはこのサイズのウーハーの箱としては小振りです。60x60x30cmほどですもんねえ(私の部屋ではとても無理ですけど、笑)!実効振動板面積は12インチの約3倍。
    でも、考えてみると、Auro3Dさん邸にこの度導入されたSWは12インチが対向面に2発付いたもので、これが2機。実質21インチサブウーハーを超えますね!。こう考えるとすごいなあ(笑)。今月末(来週)の訪問が楽しみです。

    byTomy at2022-07-19 10:09

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