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Tomyさん こんにちは 最大音圧が Good !!
言われてみれば?ヘッドホンでも 20Hz を再生できますが、
音圧を要求されると 全く無理ですものね。
したがって、
低音が出ている事だけで満足しては駄目。
大切なのは何dB(SPL)で その低音を(低歪で)出せるのか?
という事なのだという認識を新たにしました。
惜しくも 故人となられた、かないまるさんも
下記のように纏め?られていました。2000年の話。引用ここから
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1.映画館では、サブウーファを使わなくても、メインチャンネルの低域の周波数特性は十分にあるしクォリティーも高い
2. しかし最大音圧はあまり大きくないので、それを稼ぐためにLFEがある
ということになります。
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引用ここまで
参照:http://kanaimaru.com/av/avqa.htm
文字情報として上記の記事は頭の中に在りましたが、本当にそれを理解していたかと問われると非常に怪しい。私にとって確かな事は、最近のAuro3DさんやTomyさんtaketoさん達のディスカッションのなかで、単なる文字情報であった それ が、血や肉になって身体に定着する錯覚をおぼえることです。
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bynightwish_daisu at2022-08-04 12:08
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補足です。
私のようなライドユーザーから、ビギナーまでのお話。
20Hzは無理としても30Hz位までは何とか出したい。
ブックシェルフなど小型スピーカーでは、それは完全に 無理。
そんなとき、SWは手軽で安価なグレードアップ術になりますよね。
音質とか、最大音圧を課題にする以前に・・・
そもそも 低音が出ていないのでは お話にならない。
(真の低音と、60Hz辺りの盛り上がりから感じる"低音感"とは 別のものとして扱って、です。)
まぁ、
(小音量で上品に)室内楽 'しか' 再生しない場合は SWはむしろ邪魔かもしれないので、誰にでも SWを 奨められるものではありませんが。。。長岡花火2022年度 [4K] の Youtubeを 観ながら、全身を震わせる巨大ウーファーがあったらイイな!と思った nightwish_daisukiなのでした。
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bynightwish_daisu at2022-08-04 12:39
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nightwish_daisuさん
レスありがとうございます。
>20Hzは無理としても30Hz位までは何とか出したい。
そうですよね!多くのSPで、40Hz位までならフラットに出せると思いますが、30Hzまでだと結構厳しいですよね。置き場所(壁に近づけて)で30Hzまで伸ばしても、中高音が壁の反射の影響を受けるので、なかなか両立し難いことももあるかと思います。
上に書いた経験で、10インチ2発のバスレフSWの時にプロメテウスの超低音は結構行けていた・・と書きましたが、そのサブウーハーは25−30Hz止まりで、20Hzはほぼ全く出ていませんでした。なので、20Hzまでは必要ないかもしれません。
>長岡花火2022年度 [4K] の Youtubeを 観ながら、全身を震わせる巨大ウーファーがあったらイイな!と思った
これ、超低音まで入っているんですか?それなら、試してみます!(笑)
byTomy at2022-08-04 13:06
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Tomyさん 超低音・・・マイクの特性がだら下がりどころか風切り音対策か何かでカットされるのが普通なので、あまり期待しないで下さいね。
とある人の動画はDC目がけてずっと低音が伸びてましたので紹介してみます。(スマホ撮影ではこうならないはず。実際?最前列から撮影したとされる動画見ましたが低音が残念でした。)
2022 長岡花火【3年ぶり】復興祈願花火フェニックス 復活5分フルバージョン
https://www.youtube.com/watch?v=bQIzy_SGJYU
2022 長岡花火【8月2日の正三尺玉2発】
https://www.youtube.com/watch?v=Q_PIgMuw_xw
2022 長岡花火【超豪華】正三尺玉3連発+長生橋ナイアガラ花火
https://www.youtube.com/watch?v=OXDAn04LE_s
2019 大曲の花火 フィナーレの特大スターマイン+花火師さん有難う
https://www.youtube.com/watch?v=tAqyFqyPP80
※オートリミッターの介入が凄いですがこの際は気にしないで下さいませ。音割れするよりはよっぽどいいので・・・。
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bynightwish_daisu at2022-08-04 15:17
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Tomyさん、
こんにちは。
私も低音フェチなので低音ソフトは気になるところです。
音楽ソフトは前に私も少し載せたことがあります。
https://community.phileweb.com/mypage/entry/3806/20160605/51512/
オルガンでは17.5Hzで100dBを超えるようなものがありますが、これらはほとんど空気の震えとしか感じられないようなものでした。
ピアノではアルゲリッチとプレトニョフのデュオのシンデレラの終盤で12回叩く鐘の音を模した最低音の打鍵というか最低弦の2本くらいを手でたたいていると思われる音があります。
これはピアノの最低弦なので約28Hzくらいだと思います。
映画では恐ろしい低音が出るのは結構ありますね。
プロメテウス見直してみようと思います。
Auro3Dさんが良くデモに使うBlade Runner 2049 の冒頭のシーンやTwister などの低音は恐ろしい。
ウチではSWが壊れないか心配になりますのでそこそこの音量までしかあげませんが、あの手の低音には多数のSWが威力を発揮するのだと思います。
byK&K at2022-08-04 15:52
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nightwish_daisuさん、
情報ありがとうございます。
試してみます。
byTomy at2022-08-04 17:24
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K&Kさん、
レス有難うございます。
耳に聞こえない17.5Hzの音階を発生する楽器があるとは知りませんでした。これ、物が揺れて、初めてわかる音ですよね。
>ウチではSWが壊れないか心配になりますのでそこそこの音量までしかあげません
確かに、壊れないかと心配する時があります。昔、War of the worldのトライポッドが出てくるシーンで、バスレフ型のサブウーハーの周りにあった埃が、ボワッと周囲に舞い上がったことがあって(掃除不足!、汗、笑)、その時はSWを心配しました。最近も1台から2台に増やした時に、追加したサブウーハーのエッジがバリバリ音を出した時があり、壊したかと思いました(汗、笑)。それ以後、フロントSWと背面の二つのSWの音量比を2:1:1にして、背面側のSWの負担を軽減しています。
それでも、プロメテウスの音量を6dBくらい上げると(怖くて絶対しませんが、笑)、底つきを起こし始めると思います。Auro邸は以前25cm密閉4台で、余裕の低音再生だろう・・・と思っていましたが、広いので実は(怖い映画の再生は)カツカツだったかもしれませんね。
byTomy at2022-08-04 17:48
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Tomyさん 家で4K花火を再生してみました SWの振動板は動かず?
SWを危険に晒すような信号は入っていないようです。
昨年私がアップした雷動画だと振動板が少しブるん!とします。
と、ただいま大阪はオシッコ漏らしそうな程の雷鳴が鳴っております。
撮影に出るのも怖い程 雷が近いので録音はしません・・・。
(どうせ、録音結果聞いたらガッカリするし。停電しそう。)
去年の雷動画 ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=_KybXv8ucbU
やぱり現物と動画はかなり差が出ます(^^;
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bynightwish_daisu at2022-08-04 19:32
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Tomyさん、K&Kさん
低域の音圧ですか。今度、拙宅でも計測してみてくださいな。
新たなELACのSWの導入は、まだ入れたばかりで調整の余地が残っているので、今度(来週?)伊豆に行ったらまた色々と試してみますが、映画用のLFEと、音楽の超低域で、メディアが前者がBD、後者がBDおよびSACDの場合、一体何Hzぐらいまで下は記録されているのでしょうかね?
CDだと20Hzまで、と聞いたことがありますので、ある意味安心して(つまりSWを壊さないだろうという意味で)再生できるのですが、BDやSACDだと「もしかして、10Hz台まで入っている」ような気がしますよね。先の記事にも書いたのですが、ELACのSWに代えて、いくつかの音源で、いわゆる「暗騒音」が目立つ様になったものがあり、家が時に揺れる(共振?)感じが出るようになったので、Subsonic FilterをISP MK2側でOnにしています(20Hz)。オルガンなどだとSACDでもBDでも多分10Hz台の音(?)が録音されていると思うのですが、Fostexでは「家を揺るがす」ような再生能力はなかったのですが、どうもELACにしてから危ないんです(笑)。K&Kさんに指摘いただいたように、拙宅は特にドアが「吊り戸」になっているので、共鳴(共振)しやすいようです(対策法を考えないと)。
「暗騒音」は本来<ノイズ>だと思うので、録音エンジニアが編集でカットしてくれればいいのに、と思うのですが、まあ、これが再生できるかがK&Kさんみたいな「低音フェチ」のマニアのCriteriaみたいなところもあるためか、結構わざと(?)残していますよね。
一方、これとは別に映画のLFEなんですが、こちらはシンセサイザーで効果音を「人工的に」作っているわけですが、これには10Hz台の音って入っているんでしょうか?K&Kさんが言及された、Blade Runner2049の冒頭のLFE効果音などは、不用意にハイトスピーカーなどをLarge設定にしている(つまりBass Managementしていない)と簡単に「底付き」するので(汗)、下手をするとウーファーを壊しますよね。確かにシンセサイザーは機械なので、入力さえすれば、正確に10Hzだって記録させられるとは思いますが、そんなのSWが「ワナワナ」するだけで、効果<音>(視覚的な効果はともかく=笑)とはなりえないし、SWが今度は底付きして変なノイズを出すことになってしまいますよね。
LFEは規定上の「下限値」というのはあるんでしょうか?
byAuro3D at2022-08-04 20:57
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Tomyさん、こんにちは。
とても読みやすく、参考になる内容、有難うございました。
バスレフが密閉に対して、能率というアドバンテージを持っていること、小口径で音圧確保が難しいことも分かりやすかったです。
(それにしてもTomyさん宅の特性は素晴らしいですね)
超低域を活用して没入感や空間感を増すためには、複数台のサブウーハーの距離を敢えてある程度空けることも大切なのかもしれません。
私の部屋は7畳と狭いですが、折角サブウーハーが2台あるので色々実験したくなってきました。
bytaketo at2022-08-05 10:48
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nightwish_daisuさん、
花火のYutubeの花火、試してみました。仰るとうり、超低音までは入っていないですね。残念!(笑)。多分、元々そんな音まで録音しようとしていないのでしょうけれど、しようと思うと、かなりの機器で、録音レベルを下げてダイナミックレンジを稼がないと無理なんだろうなあと思いました。以前、ハンディのデシタル録音機で録音してみたこともありますが、その時もお腹にドスンとくる超低音は録音されていませんでした。
byTomy at2022-08-05 14:12
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Auro3Dさん、
Auroさん邸は、密閉の12インチ2発が2台、10インチ1発が2台ですので、単純計算でも、120dBは余裕で出るようになっていると思います。屋外
に近い状況でも、SWから2m以内なら、大丈夫かも!(^o^/)。凄い。
家鳴りが起こる原因として、定在波によるディップの補正があり得ます。Dirac Liveの補正で生じ得ます。
Dirac Liveは視聴位置で周波数特性を平坦にしますが、デフォルトのままだと、ディップ(落ち込み)も補正します。一般に言われることは、シャープなディップは、聴感に大きく影響しないので、補正しない方が良い・・・なんですが、Dirac Liveは補正します。
例えば、40Hzに−10dB以上の大きな凹みがあって、これを平坦にするまで補正すると、視聴位置以外のどこかで、40Hzの音が非常に大きくなります。これが、そこにあるものを振動させて、家鳴りの原因になります。
拙宅でも、背面の2chでこれが生じます。背面2chのRchに50Hz付近、−15dBのディップがあるからなんです。これを防止するために、Dirac Liveのターゲットカーブを少し変更して、50Hzを平坦にせず、少し(−7〜8dB))凹むように設定しています。拙宅では、これで治りました。一度チェックしてみてください。
byTomy at2022-08-05 14:37
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taketoさん、
いつもレス有難うございます。
>それにしてもTomyさん宅の特性は素晴らしいですね
ありがとうございます。既設のSWはRythmik Audioという、小さなサブウーハー専業メーカーのもので、これが15Hz位までフラットに再生することが最大の要因だと思います。それと、Dirac Liveなどの補正があるからです(汗)
日記には書きませんでしたが、複数SWの分散設置は、音圧を稼ぐだけではなく、低音の僅かな方向性を消し去ってくれるように思います。3台にして、以前の状態だと、僅かにSWの方向に低音が引っ張られている場合があったことに気づきました。それがなくなったことで、音場の見通しも良くなったように感じます。これが中高域にも影響しているのではとも思っています。
是非、色々試してみてください!
byTomy at2022-08-05 14:48
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Tomy さん、こんにちは。
パイプオルガンの64フイートで8hz、世界で最も低い声を出せるTim StormsさんはG-7、周波数だと0.189Hzだそうです。
昔から知られていることですが基音の倍音成分にリンクしている帯域に影響するってことです、また高調波成分は楽器の音色や識別に関わっています。SWにより基音、根音がよりよく再生出来ていると良くなっと感じられるのもさもありなんです。
byぺぶるす at2022-08-05 18:06
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Tomyさん
頂いたコメントですが、以下のような理解で正しいでしょうか?
1. リスニングポイントでの定在波によるDipは、各SWごとに発生する
2. そして、その周波数帯域は必ずしも同一帯ではない
3. つまり、拙宅のように4台SWがあれば、4箇所の帯域で、それぞれのSWがDipを持つ
4. Dirac Liveはそれを解消しようと機能するために、AのSWで発生する帯域のDipをB,C,Dのその帯域の出力を上げることで解消しようとする。
5. 同様のメカニズムが、B-Dでも発生する
6. このため、たとえば、AのDipとなっている帯域を、B,C,Dが埋めようと出力を上げるので、リスニングポイント以外では、B,C,Dによるその帯域の出力が逆にPeakとなっている
7. このPeakが、B,C,D近くの家具などと共振する可能性がある(B-Dについても同じことが起きる)
ゆえに、各SWがリスニングポイントに置いて形成するDipの補正カーブを、甘く設定することで、Peak出力を下げ、共振が目立たなくなる可能性があるということですね?
この理解で正しければ、来週伊豆に行ったら、早速各SWのDirac Liveによる測定済みのf特を見てみます(今までロクに見たことすらなかったワタシ…)。
ありがとうございました!
byAuro3D at2022-08-05 18:22
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Auro3Dさん
1、2と3はそのとうりです。
4−6はDirac Liveの補正が、各サブウーハー毎に平坦にしようとしているのか、A ,B ,C ,D,のトータルについて補正しているのかは、私にはわかりません。どちらにしても、どこかに深い谷(−12dB以上)があるなら、そこの補正はその半分くらいに留めておいた方が良いと思います。−10dBより谷が小さければ多分OKです。
>各SWがリスニングポイントに置いて形成するDipの補正カーブを、甘く設定することで、Peak出力を下げ、共振が目立たなくなる可能性がある
そのとうりです。
補正を甘くしても低音感にはほぼ影響ないと思います。
byTomy at2022-08-05 22:53
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Tomyさん、ご回答ありがとうございます。
今東京で、Dirac Liveのマニュアルが手元にないので、記憶に過ぎませんが、確か、「複数のSWを使うことで定在波をかなり解消できる」というような記述があったと思います。ネットで調べてみたら、同様の事が書かれているサイトを見つけました(ただし、ここでは、定在波を「部屋の共鳴」と言っています)。
「複数のサブウーファーを使用するメリット」
https://ja.eyewated.com/%E8%A4%87%E6%95%B0%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%96%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88/
これらから、私は、AのSWが発生させる定在波の周波数帯におけるDipを、BのSWで埋めるのだろうと勝手に解釈しておりました。今度伊豆に行く最大のMissionは新SWの調整なので、少し勉強していたのですが、論理的な疑問が出てきました。素人の私が理解した限りでは、
1. 定在波は、部屋に固有のものであって、部屋の構造などを変えない限り、どんなスピーカーをどこに置こうが一定不変である(これは、K&Kさんも指摘しておられたような?)
2. 定在波には、Dipとともに、Peakがある。つまり、定在波対策にはDipを埋めることだけではなく、Peakを抑える必要がある。
ということですが、正しいでしょうか?もし、正しいとすると、複数SWだろうがDirac Liveだろうが、定在波を無くすことは<できない>ことを意味していませんか?特にPeakを抑えることはその周波数の出力を下げればいいだけですが、Dipを持ち上げることは<できない>とどこかのサイトで読んだ記憶があります。いわく、Dipとは音波が打ち消し合うこと=Nullであり、ゼロを何倍しても<有>にはならない、と。できることはそのNullになっている周波数の<前後の>周波数を持ち上げることで、「人間の耳をごまかす」ことだけだと(=オシロスコープはごまかせない)。
以上の「お勉強」内容が正しいとすると(留保条件の多い、ダメ論文=瀑)、ではなぜ、「複数SWを設置すると定在波の解消につながる」などという言説が散見されるのでしょうか?
byAuro3D at2022-08-06 06:44
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Auro3Dさん
定在波のモード(どの周波数で部屋のどの場所にディップやピークができるか)は部屋で決まります。でも、そのモードがどのくらいの強さで発生するかは、SWの置き場所で決まると考えると良いのだと思います。複数SWの設置は、その意味で、色々なモードを、少しづつ発生させて、ピークディップを目立たせなくさせる方法と思えば良いのではと。
シャープなディップを補正しないという、一般的な考え方は、Nullの話が大きな要因だと思います。なので、REWでは、ピーク凸を減少させる補正のみで、『ディップはほっておけと言っています(笑)。Dirac Liveは何故かディップも補正します。
byTomy at2022-08-06 07:59
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Tomyさん
朝からありがとうございます。実は今日はオフ会があり、もしかするとその方もSWをお使いかもしれませんので、その場合はじっくりチェックしてきます(笑)。
来週、伊豆で再調整をするので、「あと一歩」お願いします(文系ではありますが、理屈がわからないとどうも気になるタチでして=汗)。
>Dirac Liveは何故かディップも補正します。
うーん、ここまでの勉強では、部屋のモードに固有のDipは、部屋を改造しない限りは、「いかなる方法でも補正できない」(つまり、そのDipの周波数帯の出力をどんなに上げても、Nullだから)との理解に達しているのですが(?)、では、どうやって、Dirac Liveは、Dipを<補正>していると言い張る(爆)のでしょうか?それとも、実際にTomyさんが計測すると、Dirac LiveはDipを解消しているのでしょうか???
byAuro3D at2022-08-06 08:47
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Auro3Dさん、
なかなか、理論派になってきましたね!
以下、私の理解です。
1)Nullと言っても、定在波は反射波なので、反射波はゼロ。しかし、SPからの直接波の寄与はあるはずです。上の記事で、屋外(地面もしくは床のみ)に対して、壁のある部屋の中では+10dBかな〜と書きましたが、床の反射もキャンセルされると、音圧は屋外測定よりももっと低下します。これが直接波の音圧。−15dB以下くらいかもしれないですが、ゼロではないと理解しています(間違いかも、汗、笑)。この補正が非常に困難であることに変わりありません。
2)Nullがある周波数で生じるとは言っても、Nullが生じる場所は、特定の場所なので、視聴位置で完全にNullになっている場合は少ない(もちろん、Nullが生じない場所を視聴位置に選定すべきです)。この場合、ディップ補正の可能性があり得ます。
3)Dirac Liveの測定値は、ある範囲(視聴位置の周り、および周波数のある範囲)で平均操作を行なっているので、ディップを鈍して見ています。したがって、補正もある程度鈍していると言えます。Dirac Liveはこのようなある程度平均した測定において、周波数特性が平坦になるよう補正しています。私の測定でも、ほぼ平坦になっています。
簡単にまとめると、Dirac LiveはNullを補正しようとしているわけではありません。その周囲で、補正できるところを、補正しているということです。私は、この補正をさらになました方が良い場合があると思っています。やり過ぎの場合があると。
byTomy at2022-08-06 14:18
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ぺぶるすさん、
レス有難うございます。
>パイプオルガンの64フイートで8hz、世界で最も低い声を出せるTim StormsさんはG-7、周波数だと0.189Hzだそうです。
パイプオルガンは記譜上の音程の何オクターブが下の音まで出すんですね。8Hzまであるとは。16Hzまでなら拙宅のサブウーハーでもある程度出せそうなので、聞いて(体感して)みます!
byTomy at2022-08-06 15:20
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Tomyさん
>なかなか、理論派になってきましたね!
これは、間違いなく、Tomyさんのような「良い先生」がいるお陰です。ありがたく思っております。
>Dirac LiveはNullを補正しようとしているわけではありません。その周囲で、補正できるところを、補正しているということです。私は、この補正をさらになました方が良い場合があると思っています。やり過ぎの場合があると。
よくわかりました。今度伊豆に行ったら、早速試してみます。ありがとうございました。
byAuro3D at2022-08-07 06:55