日記
オーディオにおける「オフ会文化」
2022年09月18日
今から17年前の2005年、オーディオ系のブログが全盛期で、個人のホームページを凌駕する勢いでした。
コミュニティも、ファイルウェブ・コミュニティやmixiなどが活況で、A-P-Sというクローズド(隠れ家的)なものまでありました。
そんな群雄割拠の中、燦然と光り輝いていたのが、ハイエンド界の若き貴公子・フィルさんのホームページ・déjà-vu(デジャブ)でした。
多くのオーディオマニアにとってdéjà-vuの「訪問記」に名を連ねることは大変、名誉なことで、ステイタスでした。
ステレオサウンド誌の「レコード演奏家 訪問」は菅野沖彦氏の好みからか「ヴィンテージ系」が多かったのですが、déjà-vuの訪問記はそれのハイエンド版でした。
そのdéjà-vuも掲示板が荒れて閉鎖になり、多くのマニアは目標を失いました。
フィルさんは関東在住だったので、その訪問記に登場するマニアは関東地方が多かったのですが、関西や四国、九州には独自のオーディオ同好会的なものがあって、毎週のようにオーディオオフ会がおこなわれていた記憶があります。
私もこの頃は、毎週のようにオフ会に行ったり、マニアの訪問を受けていました。
懐かしい思い出です。
コロナ禍もあり、「オフ会文化」は縮小傾向ですが、ファイルウェブ・コミュニティ には確かに息づいていて、とても嬉しく思います。
一方、コロナ禍やSNSの高度化で、「空気録音文化」が躍進しています。
「空気録音」とは、スマホなどで録画した自宅の再生音をyoutubeなどにアップする行為で、某SNSでは毎日のように行われています。
全体の雰囲気が気軽に楽しめるエンターテイメントですが、私は「オフ会文化」の方が好きです。
お互いに手塩にかけたシステムで、お互いの好きな曲を聴き合って、その後は一緒に飯を食ったり、時には酒を飲んだり、楽しかった思い出がたくさんあります。
レス一覧
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KIMURAさん、こんにちは。
過去からのオーディオ交流についてお詳しいですね。
そんなKIMURAさんですから、
>déjà-vuも掲示板が荒れて閉鎖になり、多くのマニアは目標を失いました。
掲示板が荒らされた経過はご存知ですよね。
自分はdéjà-vuには参加していませんでしたが、荒らされたdéjà-vuの主要なメンバーがmixiに避難して活動していましたので、そこに参加しました。
新しい、Phil-Mコミュニティも荒らされないとよのですが・・・
byヒジヤン at2022-09-18 11:13
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ヒジヤンさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
実はデジャヴの掲示板が荒れた直接の原因は知らないのです。
書き込みは全て読んでいましたが…。
byKIMURA at2022-09-18 12:56