日記
オフ会の「メリット」と「デメリット」について
2022年09月19日
コロナ禍などで最近、「オフ会」は下火で、スマホなどによる「空気録音」が幅を利かせていますが、私はやはりオフ会の方が楽しいと思っています。
そこで、オフ会の「メリット」と「デメリット」について書きます。
●メリット
・趣味が同じ「同好の士」なので、基本的に楽しい。詳しい相手から、いろいろ教えてもらうことができる。
・来客の持ち込みディスクから、さまざまな曲や演奏を知ることができる。
・オーナーが手塩にかけた(オーディオショウとはレベルの違う)サウンドで、自分の愛聴盤をベストポジションで数時間、聴かせてもらうことができる。
・日頃の研鑽を聴いてもらう場になる。
・自分のシステムを聴いてもらって感想を教えてもらうことにより、補正がしやすい状態になり、独りよがりの音になりにくい。
・オフ会を繰り返すことで、自分の立ち位置、レベルを客観的に知ることができる。
・オーディオアクセサリーやケーブル、機器の貸し借り…私の例でいうと近所に住むオーディオ仲間と毎週のように相互訪問をしていました。そのうち、ケーブルや機器などを貸し借りするようになり、いろいろなオーディオアクセサリーの効果を聴けたり、自宅で試すこともできました。
・迷った時、スランプの時のご意見番…機器やセッティングの変更で迷った時にアドバイスを求めることができる。毎週もしくは毎月のように聴いてもらえるオーディオ仲間がいれば、迷った時に率直な意見を聞くことができる。
・「楽器を演奏する人」、「生演奏をよく聴きに行く人」からは、音色の違いなどを指摘、教えてもらうことができる。
・10人に1人くらい「達人」と呼べるような人がいる…使用機器からは全く想像が付かないサウンドを奏でている方がいて、その方に師事する。もしくは(言い方は悪いですが)、テクニックを盗む。
・10人に1人くらい「どハマり」してくれる人がいる…その人とは「竹馬の友」「親友」「頻繁にアドバイスをし合う関係」になることが多い。次第に、話はオーディオのことから仕事のこと、家族のことになることが多い。
・友達が友達を呼び、輪が広がる時がある。
・程度な刺激からマンネリを解消し、「オーディオに飽きない」、「高いモチベーションを保ち続ける」ことができる。
・多様性を知る…「十人十色」ならぬ「100人100音」で、その出音にはオーナーの個性が色濃く反映されている。そのことから、オーディオマニアは、クオリティよりも自分の好みを優先することを知る。その一方、多くの方が絶賛するサウンドも少なからず存在する。
・近場でオフ会をする分にはお金はあまりかからないエンターテイメント。
●デメリット
・来客のアドバイスが、いつも正しいとは限らない。
・10人に1人くらい「鬼のように毒舌な人」がやってくる…ただ私の経験上、そのうちの半数以上は言い方はともかく「まとも」なことを言っている。ただ、ごく一部、「的外れな批評」、「自分のやり方や好み以外を全く認めない」という人もいる。
・「自分の明確な軸」がないと、アドバイスを聞きすぎて、「八方美人な音」になりがち。
・圧倒的なサウンドを聴くと、しばらく「仕事が手に付かない」「食事が喉を通らない」ことも。しかし、それを成長のエネルギーに変えれば、大きく進歩できる。
・遠征すると、お金も時間もかかる。