Auro3D
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伊豆の別荘で マルチチャンネルオーディオ6割 2chオーディオ3割 ホームシアター1割 という週末を過ごしています。 私のオーディオに対するスタンスは、「原音再生は求めず、<オーディオ再…

マイルーム

ちょっと変わった方法でマルチとAuro3Dと2chとVとを共存させています
ちょっと変わった方法でマルチとAuro3Dと2chとVとを共存させています
持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーン130型以上 / 8ch以上
【サラウンドスピーカー四変化】(2021年7月更新) ここ伊豆でのMy Roomは、平行面の少ない6角形の変形部屋、2階屋根まで吹き抜けの空間、強い傾斜天井、珪藻土の壁、桜の無垢の床など、専用設…
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日記

ソナスマルチの位相問題―「ものいわぬははらふくるるわざ」第二弾

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2020年11月07日

コミュニティの皆様:

ソナスの位相問題に関する、専門誌告発(笑)第二弾です。

前にも書きましたが、ソナスファーベルは各誌がよく取り上げるブランドであり、そのシリーズで構成したマルチチャンネルオーディオシステムに関する記事は、これまで位相の問題をどう扱ってきたのかに関心を持ち、もう少し調べてみましたところ、また一つ見つけました。

前回と同じStereo Sound社の、『Hi Vi』(私も電子的に定期購読しています)という雑誌の2020年2月号、「ホームシアターFAQ」という連続コラムの「最終回」、「ついに、ホームシアターが完成!」(pp.92-95)という記事です。

この中で「完成」したというホームシアターのフロア層のスピーカーは、フロントLRがSonettoVIII、センターがCenter II、サラウンドがSonetto Wallの5ch構成と書いてあります。これらのスピーカー群は私も購入検討しましたので、詳細はここに報告しております(ただし、センタースピーカーはここにないIIを選んでいるようです)。

さて、これまでの私の調査および輸入代理店のノアの社長さんの証言だと、3WayのSonettoVIIIとCenter IIは中高域が逆相接続、低域は正相接続。Wallは2Wayなので、低域から高域まで正相接続のはずです。このままマニュアル通りにプラスはプラスに、マイナスはマイナスに接続すると、間違いなく、SonettoVIIIとCenter IIはAVアンプの音場補正システムで「逆相接続」と判定され、また、これらLCRとWallの「中高域が相互に逆相」となって、「変な音」がするはずです。

まさかこれで、またまた“完璧な音”なんて書いてないだろうな(笑)と思いつつ、注意深く読み進めると、

「ところが音を聴いてみると、これがシックリとこない。2chの音はさほど気にならないが、サラウンドで聴く音が思ったほど「グッと腹の中に」届いてこないのだ。(中略)実は音場補正機能のYPAOで計測するとフロントスピーカーの判定などがうまくいかない問題が顕れていたというのだ」(pp.94-95)

我が意を得たり、膝を叩く、とはまさにこのこと。この記事には詳しく書かれていないが、ここで何が起きたのかは自分の経験から手に取るようにわかる。YPAOでLCRが「逆相」判定され、変だなと思って何度も接続を確認したが問題なし。ゆえに「無視」を押して次に進み設定を終了。それでサラウンド音を再生したため、「シックリとこない」(ちなみに拙宅ではAudysseyで「逆相」判定された時、素直にスピーカーの接続をプラスマイナス入れ替えて使っていたため、270Hz以下以外は正相でそろっていた状態で運用していた)。

ほほう、この筆者は少しは耳がいいな、と思い読み進めると、最後は部屋の「残響」の問題ではないかということで片付けていた。惜しい。位相の問題であるということには気が付かなかったようです。

惜しむらくは、「YPAOで計測するとフロントスピーカーの判定などがうまくいかない問題」が具体的になんであったのかを書かなかった(または調べなかった)こと。それを、判定ミスはライブな部屋ではありがちなこと、とスルーしたこと(実は私も最初は、ノアの社長さんにこう言われた)。

書かなかった(調べなかった)のは、何らかの「忖度」が働いたのか?それともそこにプロとしての問題意識が働かなかったのか?

こっちはお金払って読んでいるのだから、頼みますよ、「オーディオ評論家」の方々!

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レス一覧

  1. Auro3Dさん、

    こんにちは。

    この問題をちゃんと理解している人が少ないという例ですね。
    でも少なくとも評論家やプロのライターだったら理解していないとまずいと思っています。

    結論をうやむやにしているのはスポンサーのメーカー、輸入代理店に配慮しているのか…と疑いたくもなります。

    プロでさえこんな状態なのでベテランのAudioPhileでも理解している人が少ないというのはしょうがないことなのかもしれません。

    マルチch用のスピーカーの選択は全部同じもので揃えるのが理想。
    でも現実には天井に大型のSPを配置するのは無理ですから、全ユニット正相のもので揃えるのが重要だと思っています。
    オーディオ雑誌はこれを明確に記載するべきだと思います。
    そしてメーカーに全ユニットの位相を仕様に書かせるように啓もうすることがメディアの役割だと思うのですが…

    byK&K at2020-11-08 12:31


  2. K&Kさん

    いつもありがとうございます。

    ちょっと調べてみたのですが、どうもこの「多少は疑義を呈した」書き手は、専業のオーディオ評論家ではなく、スマホやPCなどの記事も書く、家電系?のジャーナリストのようです。ゆえに、あそこまでは書けたのかもしれませんね。

    私は決してオーディオジャーナリズムの揚げ足取りをして楽しんでいるわけではありません。メーカーとユーザーをつなぐ存在である、オーディオジャーナリズムが「まとも」でないと、オーディオ業界がfraudやtrick, cheat(日本語で書くのが憚られる言葉なので、済みません)にまみれていると思われかねず、そうすると一般のユーザーが離れていき、ますます「裏表がわかっている人」だけの世界となるのを危惧しているのです。

    「裏表がわかっている人」だけの世界となれば、市場は縮小し、画期的な新製品は減少し、価格は高騰します。活気のあるオーディオ市場は、健全なオーディオジャーナリズムに支えられて初めて成立するのです。

    そして、その「健全なオーディオジャーナリズム」をどう育てるかは、ユーザー自身にかかっています。

    青臭い話で恐縮ですが、自分もかつてジャーナリストでしたので、自戒を込めて。

    byAuro3D at2020-11-08 13:00

  3. Auro3Dさん、

    もう一言。

    専門誌が書くべき内容。

    スピーカーの選び方の基本と共に逆相ユニットが存在するスピーカーについての対処法についても書いて欲しいですよね。
    もし、気に入った音のスピーカーがAVアンプに逆相判定されたら…

    Auro3DさんのSonettoⅧについては幸いバイワイヤー接続が可能だったので例のフィルターとバイアンプを組み合わせることで対処可能だったわけですが…

    その他、海外の位相補正機能付きAVプリなどの紹介なども。
    残念ながら日本製ではパイオニアやソニーのプリは生産終了で現在の最新フォーマットに対応した位相補正機能付きプリはないのですが。

    余談になりますが、本当はクロスオーバー(チャンデバ)を使用したマルチアンプシステムが理想だと思っています。
    Linkwitz-Rileyの24dBのスロープを使えば比較的急峻な傾斜で同相接続にすることができます。
    でも、マルチアンプはビジネス的に成功した事例がほとんどないのでメーカーに求めるのは無理かなぁ。
    一部のメーカーはサブ・ウーファにアンプ付きのアクティブタイプを使っていたり、B&Wのカタツムリのノーチラスはマルチアンプで駆動するようになっていたので例外は存在するのですが…

    byK&K at2020-11-08 14:09

  4. Auro3Dさん、K&Kさん、こんばんは

    (変な質問ですいません)AVアンプが逆相と判断した時に、SP端子の結線を変えずにAVアンプ側で位相を反転させるような設定は可能なのでしょうか?私もAVプリは持っているのですが、そういう設定はなかったような気もしますが?

    変な質問に思えるかもしれませんが、実はSP内のネットワーク回路は、マイナス端子をアンプのマイナス側に繋ぐ方がノイズの点で有利なように配線されているんです。ですので、逆相でもSP端子の結線で反転するより、AVアンプ側で位相反転させる方が理想なのです。

    ネットワークに使われている高級フィルムコンデンサーはフィルムを巻き上げて作りますが、巻きの外側と内側を区別しています。ハイエンドコンデンサーはそれが分かるようにしています。例えば、B&Wのダイアモンドシリーズに使われているムンドルフのコンデンサーでは、確か、巻きの外側に繋がっているのリード線が長くなっていて(逆かも?^o^;)、そちらを低電位側(アンプのマイナス極側)に接続されるようにコンデンサーを繋ぐのが、マニアックな使い方なんです(笑)。

    記事については、結局解決策を提案せずに終わっているようで、なんか無責任な評論家ですねエ?

    byTomy at2020-11-08 20:30

  5. Tomyさん、K&Kさん

    おはようございます。


    実はSP内のネットワーク回路は、マイナス端子をアンプのマイナス側に繋ぐ方がノイズの点で有利なように配線されているんです。


    そうですか、それは大変です(笑)。現状、SonettoVIIIの中高域は「逆接続」でしのいでいるからです。

    >AVアンプが逆相と判断した時に、SP端子の結線を変えずにAVアンプ側で位相を反転させるような設定は可能なのでしょうか?


    専門的なことはわかりませんが、私が気になっている、Storm Audioの最新製品は、カタログ上では、

    「サブウーハーはもちろん、全てのスピーカーを含むマルチチャンネルシステムを一つのシステムとして捉え、システムの低音全てをフルコントロールし、バス・レスポンスを最適化する全く新しい発想の追加機能です。システム内のスピーカー・複数のサブウーハー全てを演算しなおし、低音領域におけるディレイ、ゲイン、位相シフトの自動微調整を行います。結果、低音のばらつきの改善、クロスオーバー領域のスムーズな低域再生を可能にし、位相も揃え、システム全体の低域再生能力を向上させます。」

    とあり、かすかな希望として(笑)、バイアンプ接続ができるVIIIであれば、低域を別のアンプで駆動してプリ側で個別に制御することで、この補正の対象にできるのでないかと。K&Kさんご指摘の通り、ソニーやパイオニアといった位相の補正を得意としていたメーカーのAVアンプが全滅状態に近い中、一縷の望みであります。

    byAuro3D at2020-11-09 06:22

  6. Tomyさん、

    マニアックなアプローチですね。
    ボイスコイルの片側がアースに直結していて欲しいということではないかと思います。
    でも普通のトランジスタアンプを使う限り逆になってもアンプ+側のインピーダンスは一般的にスピーカーケーブルのインピーダンスより十分低いので少なくとも可聴周波数範囲では差が出ないように思いますが…
    でも、そこにこだわるのがマニアなのでしょうね。
    私は”マニア”ではなさそうです。
    ウチみたいにBTL駆動だと+-同じ条件なので差はないのですが…(笑)

    で、肝心のご質問の答えなのですが、私はAVアンプに逆相といわれたことがないので、よくわからないのですが、たぶん逆相になっていると報告するだけで自分で勝手に極性を変えることはしないと思います。AVアンプ内で極性を変える場合にはAVアンプがユーザーに許可を求めると思いますのでAV8805でそういうことがあったかどうかはAuro3Dさんにお答えいただくしかないと思います。

    Auro3Dさん、よろしくお願いいたします。

    byK&K at2020-11-09 13:01

  7. K&Kさん、Tomyさん

    >たぶん逆相になっていると報告するだけで自分で勝手に極性を変えることはしないと思います。AVアンプ内で極性を変える場合にはAVアンプがユーザーに許可を求めると思いますのでAV8805でそういうことがあったかどうか


    私の知る限り、8805のAudysseyは、「逆相なので接続を確認してください」とは出ますが、それを「無視」して次に進んでも、物理的に自分でつなぎ変えない限り、極性・位相はそのままだと思います。

    ところで、上記「日記」との関連で、ふと、「昔、マルチチェンネルオーディオを始めたころ、どっかのサイトで、スピーカーはなんでもいいって、読んだよな?」と思い出したので、調べてみました。

    逸品館HPより:

    「マルチチャンネルのフロントとリアに求められるスピーカーの特性はかなり違います。そのために「同じスピーカーを5本配置」するよりも、積極的に「より適したスピーカー」を選ぶことが必要です。「同一のスピーカーを5本使いなさい」という説明は間違いなのです。」( https://ippinkan.co.jp/multi_setting/page_4.htm)

    「すべてのスピーカーを同じにしたりメーカーを揃えたりする必要はありません。」(https://www.ippinkan.co.jp/setting/hometheater3_0.html)

    このお店には行ったことはないのですが、結構影響力があるサイトだと思いますので、これにより私のように「路頭に迷う」人が出ていないといいのですが(笑)。

    byAuro3D at2020-11-09 14:14

  8. Auro3Dさん、

    ≻このお店には行ったことはないのですが、結構影響力があるサイトだと思いますので、これにより私のように「路頭に迷う」人が出ていないといいのですが(笑)。

    アハハ、同感です。
    この販売店の記述は笑えますが、信じた人はかわいそうです。
    肝心なのは全ユニットの位相が合うことだと思うのですが、その記述が抜けていますね。

    byK&K at2020-11-09 15:58

  9. Auro3Dさん、K&Kさん

    >そうですか、それは大変です(笑)。現状、SonettoVIIIの中高域は「逆接続」でしのいでいるからです。

    そうですよね!私も二階のサブシステムはAVプリを使っているので、そうすると思います(笑)。一階のメインシステムは、ROONのDSPで極性反転できます。しかし、実はセンターSPは端子で逆相にしています(汗)。分かっている本人がこれですから(笑)

    >マニアックなアプローチですね。
    仰る通り!ネットワークパーツの換装をしている時に、そう書いてあるサイトがあり、コンデンサーメーカーのサイトを調べると区別をしているのに驚きました。まるで電解コンデンサーのようですね(笑)。

    >専門的なことはわかりませんが、私が気になっている、Storm Audioの最新製品は、カタログ上では、・・・
    DiracLiveを導入しているので間違いなく、位相反転すると思います。これが今のところルーム補正としては最先端のようです。そのうち手を出すかも(笑)。勿論、ソフトの方です。Stormの製品はとても手が届きません(爆)。

    ≻このお店には行ったことはないのですが、結構影響力があるサイトだと思いますので、これにより私のように「路頭に迷う」人が出ていないといいのですが(笑)。
    大阪の日本橋にあるお店ですよね?本店だったと思いますが、一度立ち寄ったことがあります。ダイナさんのような立派な建物ではなく、結構狭かったです。視聴もさせてもらいましたが、う~ん、そんなに感心する音ではなかったような(笑)。マランツの製品を比較的安価に販売しているので、利用したことがあります。サイトの記事内容は、真偽は別にして、割と面白いので影響力はありそうですね。

    byTomy at2020-11-09 16:35

  10. K&Kさん、Tomyさん

    >肝心なのは全ユニットの位相が合うことだと思うのですが、その記述が抜けていますね。


    おっしゃる通りです。難しく考えずに、位相が相互に逆相になっているスピーカーの組み合わせだけに気を付ければいいので(この際、位相の「ズレ」は気にせず=笑)、「マルチに組み込むスピーカーを同一に揃えられない場合は、異なるスピーカー同士をステレオのLRに接続して、モノラルソースを再生してセンター定位するものだけを組み込むこと」と書き足せばいいだけです。これを買う前にお店でやらせてくれるかどうかはお店次第ですが、「好きなのを買って、置いてAVアンプと接続するだけで完成」という売り方だけは問題かと。

    >大阪の日本橋にあるお店ですよね?本店だったと思いますが、一度立ち寄ったことがあります。ダイナさんのような立派な建物ではなく、結構狭かったです。視聴もさせてもらいましたが、う~ん、そんなに感心する音ではなかったような(笑)。マランツの製品を比較的安価に販売しているので、利用したことがあります。


    そうか、マランツのオリジナル改造品を売っているお店ですね!ということは、私のような文系営業マン集団ではなく、お二人のようなエンジニア集団でしょうから、結構技術・知識レベルは高そうなんだけどなあ…

    byAuro3D at2020-11-09 18:21

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