Auro3D
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伊豆の別荘で マルチチャンネルオーディオ6割 2chオーディオ3割 ホームシアター1割 という週末を過ごしています。 私のオーディオに対するスタンスは、「原音再生は求めず、<オーディオ再…

マイルーム

ちょっと変わった方法でマルチとAuro3Dと2chとVとを共存させています
ちょっと変わった方法でマルチとAuro3Dと2chとVとを共存させています
持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーン130型以上 / 8ch以上
【サラウンドスピーカー四変化】(2021年7月更新) ここ伊豆でのMy Roomは、平行面の少ない6角形の変形部屋、2階屋根まで吹き抜けの空間、強い傾斜天井、珪藻土の壁、桜の無垢の床など、専用設…
所有製品
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日記

Storm Audio ISP MK2の設定・自宅試聴記

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2021年06月20日

この記事は、半分備忘録、半分は自身を納得させるために書いています(笑)。

過日、Naspecさんと、AVAC横浜店さんのご厚意で、標記AVプリアンプを伊豆の拙宅にお借りすることができました。以前、AVACで試聴させてもらい「日記」にもしましたが、やはりこのクラスの買い物となると、自宅で試してから判断したいもので、今回、快く了承いただいたのです。2週間貸していただいたのですが、さすがに夏休みでもないのに別宅にそんなに連続で居られるわけもなく、しかしせっかくだからと結局東京と伊豆を2週間のうちに二報復する羽目になりました(笑)。

何日間かいろいろといじらせていただいたお陰で、導入初日はNaspecの方にやっていただいたかなり複雑な作業の各設定を、ほぼ自分でおおよそできるようになったので、まずは恐らくどのAV雑誌よりも詳しく(?)、この機器の使い方をご紹介したいと思います。

設定に際し、最低限必要なのは、PC(WindowsでもMacでもいいそうです)と、インターネットとLAN環境です。なおこの機器にはリモコンがありません。8805のようにリモコン片手にテレビ画面に映した設定メニューを見ながら、ということができません。リモコン代わりに、LANにつながったIPadがあるとベターです(ただし操作のみで、設定はできません)。両方とも専用のアプリ(PCはDirac Liveというルーム音響補正ソフト)をインストールしておきます。

【設定】

同じLANにつながったISPのローカルIPをPC内のGoogle Chromeに入力して接続します(このブラウザーがない場合は入れておく必要があります)。設定画面で最初にやることは、自分のシステムにあるスピーカー群の3層に分けた定義です。
<写真1>
この写真は、拙宅のBase Layerの設定画面です。基本の5chに加え、フロントワイドとリアサラウンドのある、9chのプリセットを選んでいます(最大13ch)。なかなかすごいのはサブウーファーの設定で、拙宅ではSub1~4まで4台の定義をしています。最大設置可能台数は今回はトライしていませんが、6台でも8台でも定義できそうでした。8805は2台までだったので、拙宅ではこれまで2台余っていましたが、これを使えば部屋の前後左右に設置してある4台すべてをAVアンプで管理運用できます。サブウーファーは1台より複数台ある方が、Dirac Live(本機のルーム補正ソフト)で定在波や位相の管理がしやすく、部屋の中で低音の偏りを少なくできるうえ、1台当たりの負担を減らせるためボトミング・クリッピングなどを起こしにくくなるとNaspecの方はおっしゃっていました。

この写真でもう一つ注目して欲しいのは、左上にMultiwayと書いてある欄があり、LCRの右に各「2」と表示してある点です。これはチャンネルディバイダ―機能で、拙宅のSonetto VIIIはネットワーク内蔵なのであまり意味がないかもしれませんが、ここでは試しにMid-HighとLowの2つに分割してみました。
<写真2>
同様に、第二層(Height Layer)を設定します。この層の最大定義数は5で、拙宅はこれを選びました。
<写真3>
最後に、第三層(Top Layer)で、ここでは最大7chまで設定できます。拙宅ではリスニングポイント頭上のTopスピーカーを入れた3chとなります。
<写真4>
すべて完了したスピーカー配置図がこれです。「9.4.5.3」となっています。全21chとなります。国産機ではこの配置に対応できるものは現状ない(確か、デノン・マランツの9.2.4.または7.2.6の15chが最大)と思います。

なお、第2層と第3層の高さの違いについては、あまり気にする必要はありません。実は拙宅では、高さだけでいえば、本当は9.(4).7.1となっています(第3層で設定したTop of the Topの左右のSPはTopスピーカーより低い位置にあり、第2層と同じ高さに設置してある)。後にマイクによる測定でDelay調整のためにスピーカーごとの距離を計測するので、実際の高さよりマイク(リスニングポイント)からの距離が問題で、ここでは大体の方向と数さえ間違っていなければいいそうです。

スピーカー配置設定が終わると、今回はチャンネルディバイダ機能を使うことを選択したので、その設定画面に入ります。ここでは本コミュニティのTomyさんとK&Kさんの多大なご協力とご指導をいただき、クロスオーバー周波数を270Hz(Sonetto VIIIのクロスと同じ)、スロープをBT6と設定しました。
<写真5>

【測定・解析】

ここまで終わったら、「DIRAC」ボタンを押して測定開始です。ここで、PCにあらかじめインストールしておいたDirac Liveのソフトを立ち上げる必要があります。このソフトは測定・解析に際しDirac本社のサーバーとやり取りをする必要があるそうで、ゆえにインターネット環境がないと測定ができないそうです。

最低5か所にマイクを移動して測定を繰り返すことを求められます。じつはここでもう一山あります(笑)。測定音とマイク感度のレベル調整を全スピーカー別に1台ごとマニュアルでやる必要があり、これに失敗すると測定の途中で止まってしまいます。これが結構微妙でピンポイントが狭く、音量・感度が高すぎても低すぎても測定が進まず、何度もやり直しをさせられます。拙宅の場合、21台ありますので、これにはかなり苦労しました(一日ずっと測定音を聴かされた日もありました…)。8805のAudysseyや自宅のLX-89のMCACC-Proなどは、すべてこのあたりは自動なのですが。

測定が完了すると、解析に進みます。ここで重要なのは、すべてのサブウーファーを含む全スピーカーの低域を統合的に制御する、Bass Control(Dirac Liveの機能の一部)を作動させるためには、「Full Bass Optimization」という低音のみの解析・設定をさらにしなければなりません。それを行う際の画面がこれです。
<写真6>
ここにはメインスピーカーであるフロントの片チャンネルと、すべてのサブウーファーのf特が表示されています。一番下のf特がバスレフのヤマハのSW、そのうえ3つの重なりが密閉型のフォステクスのSW一番上が、Sonetto VIIIです。

ここでまた「クロスオーバーポイント」を指定するという作業があります。マニュアルによるとメインスピーカーの低域の下がり具合をサブウーファーで補正できるポイントを選べ、みたいなことが書いてあるのですが、素人の私には低域はどれも同じような曲線にしか見えず(笑)。山と谷が重なっているところに適当に設定しました(爆)。

【REWによる計測と位相チェック用音源によるテスト】

これで終了、いよいよ音楽試聴、と行きたいところですが、今回ご協力いただいたK&KさんとTomyさんの強い要望で(笑)、REWというソフトを使った計測と位相チェック用の音源によるテスト試聴を行いました。
<写真7>
まず、これはDirac Liveによる補正後のSonetto VIIIのf特です。ただし、Dirac Liveは各スピーカーごとのf特をフラットに補正するのではなく、部屋のマルチチャンネルシステム全体としてのf特を統合的に整えるために各スピーカーのf特を調整しています。特に低域に関してはBass Controlによる補正が入り、他のサブウーファーなどとの兼ね合い(本機では、サブウーファーはLEF再生専用機ではなく、部屋のマルチチャンネルシステム全体としてのf特を構成する要素の一つという位置づけとなります)で幾分抑えられている可能性がありますことにご注意ください。
<写真8,9>
次にこれは、ステップレスポンスとチャンネルレスポンスです(すみません、受け売りでよくわかっていません=汗。詳しくはTomyさんの日記をご覧ください)

拙日記で 繰り返し書いてきたように、Sonetto VIIIは上下のユニットが逆極性で構成されています。ゆえに「マニュアル通り普通に」つなぐと、中高域は逆相反応を示します。しかし、このステップレスポンスを見ると、「マニュアル通り普通に」、つまりプラスはプラス、マイナスはマイナスにつないでも、中高域の極性が反転されて全ユニット正相に補正されていることがわかります。試しに、上(Mid-High)だけ逆極性接続をして測定しても、同様のステップレスポンスとなります。これはチャンデバ機能を使ったときのみかもしれませんが、極性を判定し逆相接続のものは自動で正相に極性を反転させる機能があるようです。Audysseyだと「逆極性ですよ!」と注意が出るだけで、自分でつなぎ変えなければなりませんが、ここだけはISPの方が自動化されてますね(笑)。

最後に、位相が正しく整っているかを耳で判定する実験用のソフトを2種類(一つはDenonのSACD、もう一つはK&Kさんにご紹介いただいたもの)使ってみました。拙宅の場合残念ながらフロントSPとサラウンドSPが異なる(3Wayと2Wayでクロスオーバーが異なる)ので、同一SPを使っておられるK&Kさんのお宅のようにはきれいに再生することはできませんが、まあ、なんとか両スピーカー間に音が定位・移動しますので、私的には(笑)これで良しとしました。

【試聴】

ようやく、ここにたどり着きました(笑)。今回の比較のために、取り外す前の8805でさんざん聴きこんで耳と脳に焼き付けてきた愛聴盤の出番です!

まずはAuro3D定番の『LUX』。教会録音で合唱とオルガンが特徴的なソフトです。一聴して、それまで聴きなれていた8805での再生に比して「部屋が広くなったな」と思いました。元々拙宅は十分広い(床面積ではなく、高さ、空間的に)のですが、それまでが「軽井沢高原教会」だったとすると、「サンピエトロ寺院」に変わった感じ(ちょっと大げさ=笑)。ある意味、「熱量」が下がったとも批判できるかもしれませんが、その代わり「静寂度」が上がり、厳かな感じはより出ています。

次に、バースタイン・ニューヨークフィルの『惑星』から、「火星」と「木星」を(SACD 5.1chソフトですが、Auro3Dにエミュレーションして試聴)。ここで注目(注聴?)したのは低域の再生品質なのですが、8805のときはぼやっと低音が塊で出ていたのに対し、ISPは低音の中に潜むグラデーションがわかるようになりました。例えばティンパニが叩かれた瞬間の「固い」音と、それがその後床やホールに広がる腹に響く低音。コントラバスの弦を弾いた瞬間の「キュっというきつい音」と、それがその後床やホールに広がる腹に響く低音。これらがよりはっきりと分かるようになります。

次にジャズ・ロック系から、ボブ・ジェームスの『Straight Up』とドナルド・フェイゲンの『The Nightfly』(前者は2ch、後者は5.1chで、これらはそのままNative再生しましたが、前述の通り、今回の設定ではサブウーファーはすべて動員して再生しています)。ここでのポイントはベース・ドラムのタイトな音のリアリティなのですが、クラシックソース以上に、ここで、今鳴っている音が自分史上最高の低音の品質になっていることに改めて気が付きました。サブウーファーが4台もスイッチオンになっているのに、全然ボンつかない。むしろSonetto VIIIやAmator IIIの2ch再生のときより低域が締まっている。これはちょっと感動しました。実は、一連の実験半ばで拙宅に急遽Helpに伊豆までわざわざ駆けつけてくれたK&Kさんが、愛聴ピアノDuoを再生されて、「この靴で床をたたいた低音は、某所で聴いた某ハイエンドSPよりいいよ」といっていただいて、いくら何でもそれは社交辞令だろう(笑)と思っていたのですが、最終日にこれらの音源を聴いたとき、「まんざらでもないかも」と思ってしまいました。下世話にもちょっと計算してみたら、なんと、某ハイエンドSPの価格と、拙宅の21台のSP群の合計金額がちょうど同じくらいだったんですよ! おカネは裏切らないのでしょうか(笑)。アリが巨像に挑むの図、ですが、「数は力なり」(By田中角栄)というのは、オーディオの世界にもあるのかも。

さて、一応AVアンプですから、少しは映画も(笑)。といっても私の関心は映像の品質には無く、音だけです。

まずは愛聴(笑)盤の『Gravity』から(AtmosによるNative再生。今回の設定では、9.(4).6再生となります)。これは何といっても最初の宇宙遊泳シーンの音の移動感に注目です。映像を見ないで(見ると脳がそちらに強く影響を受ける)敢えて音だけに集中して「聴き」ましたが、なかなか、「くっきり」移動していましたよ。

次に、これも大好きな『Blade Runner』(3枚ほど持っていますが=汗、最新Atmos版ではなく、敢えて古いDTSの7.1chを選択。理由は後述)。最初に宇宙船?が飛び交うシーンがあり、その移動感とエンジン音?の再生品位が注目ですが、8805との比較に過ぎませんが、これも素晴らしかった。そしてEndingのバンゲリスの音楽が入るところ(ここ、好きなんです!)。感動しました(笑)。

ここでなぜ敢えてDTSの7.1ch版を選んだかというと、本機は8805同様、エミュレーションでDTS Neural X化することができるのですが、このDTS Neural: Xを本機で再生すると、なんと、21chすべてを鳴らすことができるからです!
<写真10>
この写真は、PCからISPの動作状態をモニターすることができる画面で、右側にあるOUTPUTSと書かれている欄の緑色が出力を%表示しており、これが1から21まですべて点灯していることがお分かりになりますでしょうか。ちなみに、Atmosソフトは、9.(4).6の19チャンネル再生(トップSPとセンターフロントハイトSPは鳴らせない)、Auro3Dソフトは、7.(4).5.1の17ch再生となります(フロントワイドSPとトップミドルSPは鳴らせない)。

21ch再生による『Blade Runner』、I’d love to turn you on!

締めとして、私が持っている唯一のAuro3D Native映画ソフトである、『ゴーストバスターズ(2016年版)』を聴きました。私はこういう映画は苦手なので、ただ、Auro3Dを聴くためだけに買ったのです(笑)。一番最初の、幽霊との遭遇シーンは、8805に比して音が怖すぎて、この映画が本質的にお笑い映画であることを忘れさせ、この手のものが苦手な私は思わず、再生を止めました(爆)。

拙宅は、スピーカーの数が多いのに物理的な調音器具を何も設置していないので、変形部屋とはいえ、恐らく定在波などが多少は住みついていると思いますが、この機器を使うと高額な調音器具を多数導入したのと同じくらいの効果があると想像します。拙宅はリビングオーディオで専用室ではないこともあり、個人的な趣味として無粋な調音器具は美的な観点(パワーアンプすら見えないように隠している)から一切使いたくないので、部屋の音響問題を物理的にではなく電子的に解決してもらえるのはとてもいいなと思いました(アキュフェーズのルーム補正装置は2chで100万近くすることを考えるとMax32chまで対応できる本機はむしろお買い得?)。

以上ですが、最後になりましたが、K&Kさん、Tomyさん、そしてNaspecの皆さんおよび横浜AVACさん、今回は大変お世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。

すべての試聴と測定を終え、ISPを返却し、伊豆からの帰りに横浜AVACに寄って、カード決済してきたのでした(笑)。

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レス一覧

  1. >> すべての試聴と測定を終え、ISPを返却し、伊豆からの帰りに横浜AVACに寄って、カード決済してきたのでした(笑)。


     でしょうね。

    最後に「考える事にしました」では 何が? ど-して? って(笑)

     Auro3Dさん   ますますの ご活躍 期待いたします。


     リアル過ぎて怖かった…  マジですか?  コメディーですよね !(^^)!  

    byアコスの住人 at2021-06-20 15:48

  2. アコス様:

    いつも、一番乗りのコメント、ありがとうございます。

    「怖かった」と言われても何が、どこが?とは思いましたし、「コメディ」と言われても、こっちは真剣なんだけど(笑)。

    でも、まあ、このコミュニティに入った時、ハンドルネームを選ぶ際に「Auro3D」を名乗ってしまって、その約2か月後にこの製品の日本発売が発表された時から、こうなる運命だったんでしょうね…

    これで、「名」に「実」が多少は伴うと思います。納期はまだ連絡がないのですが、試聴前に在庫を確保しておいてもらいましたので、この夏休みはたっぷりいじって楽しめると思います。使いこなしが落ち着いたらまたご報告できればとは思っております。

    次のテーマはかねてよりご指摘いただいている電源周りとパワーアンプだとは思いますが、今回少々散財しましたので、しばらくは大人しくしないと(笑)。またよろしくお願いします。

    byAuro3D at2021-06-20 16:57

  3. Auro3Dさん、

    買うつもりだろうなとは思っていましたが、はや!(笑)
    そのうち、是非訪問させてください!

    byTomy at2021-06-20 17:28

  4. Tomyさん

    この度は大変お世話になりました。

    結局、これが諸問題の最終解決策という結論になりました。私はオーディオは音楽を楽しむためにやっているのであって、オーディオいじりを楽しみにはしていないので、まあAIに諸事は任せて、早く音楽に浸りたく、一番安易な道に逃げた「腰抜け」です(笑)。

    次はTomyさんにはRoonを御指南いただきたいです。今後ともよろしくお願いします。

    byAuro3D at2021-06-20 19:49

  5. AUROさん、こんばんは。Stormに決めたのですね。AURO3Dの親会社のアンプですからね、マルチサラウンドをやっている人たちからすると、リーディングカンパニーの装置ですよね。21台動かすって並大抵じゃないです。(^^) 足すと800D3を超えるというのも、中々、ないことですね。(^^)

    『惑星』は我が家で聴いた時はまっくろどろんこの低音になるんだろうなと思っていましたし、実際に出音はどろんこでした。それに表情が出るというのであれば、かなりのものです。そして『ゴーストバスターズ』のサウンドが「あまりに怖くて止めた」という記述を見て、これは買いの装置なんだろうなと思いました。

    多機能AVプリの使用は「腰抜け」では、断じて、ありません。そう思っている連中が世間に沢山いるのだろうと思います。そんな彼らは病める者であり貧しき者であり、仏の救いの本願です。救ってあげてください。アルフォンソ・キュアロンの『ゼログラビティ』は近年の傑作の一本ですね。少し小さく纏ってしまいましたが、停滞気味だったサンドラ・ブロックの好演が印象深い一作です。映画は総合です。新しいプリで永遠が見つかるといいですね。

    byベルイマン at2021-06-20 21:12

  6. ベルイマンさん

    >多機能AVプリの使用は「腰抜け」では、断じて、ありません。

    サポート、ありがとうございます!実は、真っ先に、マルチチャンネル原理主義者・求道者のベルイマンさんに指弾されるかと恐々としていました(笑=冗談です)。私は電源とかアースとかケーブルとか、ミリ単位のスピーカー位置調整とかとは無縁のまま(笑)「それなりにいい音」が出したかったのでこれを選んだまでです。恐らく、「これをやればもっと良くなる」というアドバイスはいろいろとあるかもしれませんが、私的には、「そんなこまごまとしたことより、これにした方が確実だし早いでしょ?」というアバウトなスタンスです(笑)。要はメンドクサイことが嫌い、部屋が雑然となるのが嫌いなだけです(爆)。

    >『惑星』は我が家で聴いた時はまっくろどろんこの低音になるんだろうなと思っていましたし、実際に出音はどろんこでした。

    うーん、この前超高級電源ケーブルをお借りしたお礼に、ISP MK2を又貸ししたかったですね(笑)。もし、これをベルイマンさんのお部屋で使えば、あのお部屋でやや飽和状態に感じられる低音が整理整頓され、見通しのいい、グラデーションを感じられる低音が得られますよ、きっと。

    どうですか、いっそ、ベルイマンさんもお買い上げ!人柱は一本より二本の方が(笑)。

    これはGame Changerですよ。

    byAuro3D at2021-06-20 22:38

  7. Auro3Dさん、

    こんばんは。
    このような複雑で多機能の機器を短時間で評価するのは大変ですがよくここまでやり遂げられましたね。
    すごいです。

    チャンデバ機能を使ってフィルターを加えてNative Accurate Phase化した後にDirac Liveを使うのが良いのか、オリジナルの位相が逆の中高域のまますべてをDirac Liveの位相補正機能にゆだねるのがいいのかは購入後のトライアルを待つことになるのだと思いますが、この結果については非常に興味深いのでぜひ挑戦してみていただければと思っています。

    いずれにしてもあのインパルス応答波形は普通ではないような気がしています。
    この実験の途中でうかがって聴かせていただいた時には調整が完全ではない状態でも非常に魅力的な音でしたので、導入後の調整が完了したときの音が楽しみです。

    ぜひまたお呼びいただければと思っています。

    byK&K at2021-06-20 23:16

  8. こんばんは。

    Please Please Me 夏休みが待ち遠しくなりますね。

    byぺぶるす at2021-06-20 23:44

  9. ぺぶるすさん

    そうですね、この夏はコロナ籠りでも飽きずにずっと伊豆の家にいることができそうです(笑)。

    とにかく、設定可能な個所がたくさんあるので、その機能と意味を理解するために弄り回し甲斐があるのですが(例えば、チャンデバなんて実は全然わかってないですし=汗)、それに夢中になると、先に書いたような、「音楽」<「オーディオいじり」になってしまうので、ほどほどにしたいとは思っています。

    byAuro3D at2021-06-21 15:39

  10. K&Kさん

    レスの順序が逆になってすみません(笑)。この度は伊豆までお手伝いに来ていただき、本当に助かりました。

    実はまだまだ設定のポイントでわかってないところが多く、特に低域補正のクロスオーバーポイントというのと、チャンデバ関連は、さっぱりなので、またいろいろと教えてください。

    K&Kさんがお見えになったときはなかなか前に進まなかった、音場測定も、少しコツのようなものをつかみましたので(笑)、今度お手伝いに来ていただくときにはもう少し手際よくできると思います。

    納品されましたら、またよろしくお願いいたします。

    byAuro3D at2021-06-21 15:46

  11. Auro3Dさん、こんばんは。

    Storm Audio、デモで聴かせてもらって優れているのは分かっているのですが、部屋と財布の状況から私には導入が難しい。
    素直に羨ましいです。
    Storm Audio で調整したサブウーファーは引き締まって自然な音で、今でもよく覚えています。
    あんな音を出したいなぁ。

    byassi at2021-06-21 19:50

  12. Auro3Dさん、こんばんは。

    物凄い力作レポート、お疲れ様でした。
    悩みが一気に解決の方向に向かったようで良かったですね。

    デジタル処理で位相問題を解決する手法は、minidspなどの安価な機器でも提供されてはいますが、ただ”良い音”にするのが恐らく物凄く大変なのではと考えています。
    Storm Audioのレベルだからこそできるのではないかと思っています。

    グラビティは映画館で観ました。素晴らしかったです。ハイエンドAVシステムでどのように鳴るのか興味津々です。

    bytaketo at2021-06-21 21:06

  13. assiさん:

    ありがとうございます。そうですか、体験済みなんですね。assiさんがデモでお聴きになったときのシステムはどんな組み合わせでしたでしょうか?

    私は、昔からプリ重視派で、理論はわかりませんが素人の経験則としてプリアンプの音質への寄与度はパワーアンプの比ではないと思っているんですが、今回は本当に8805からプリアンプのみ交換しただけなのに、かなりの変化に自分でも驚きました。もちろん、これは単にプリ部が変わっただけではなく、AudysseyからDirac Liveへと、ルーム補正ソフトが変わったことも加わっているからであることは言うまでもありません。

    ただ、実はここには書きませんでしたが、このAVプリは2chプリアンプ機能もあり(XLRのステレオ入出力があります)、実は少し試したのですが、Luxman のプリメインより奥行きのある音が出てなかなかの実力があるような印象を持ちました。手元に来ましたら、この点ももっと時間をかけて検証してみたいと思っているところです。

    >Storm Audio で調整したサブウーファーは引き締まって自然な音で、今でもよく覚えています。

    これもとても不思議ですよね。サブウーファーの場合はアンプも内蔵なので、「どれで鳴らしても同じ音が出るだろう」と思いがちですが。以前、Add-onで使ってみたときは、やはりブーミーな音になりがちだったので、以来、ここしばらくただの「台」と化してました(笑)が、今は働き場を得て、さぞ喜んでいると思います。

    プリアンプは「味付け」をするので、「素材のまま楽しみたい」という方は、プリアンプレスのシステムをお持ちの方も少なくないようですが、私は、「隠し味」に何を使っていようが、「おいしければいい」タイプなんで(笑)、まあこれでいいやと思いました。

    byAuro3D at2021-06-21 21:42

  14. taketoさん

    ありがとうございます。レポートは、設定に際しお手伝いいただいたTomyさんとK&Kさんへのお礼のつもりも込めて、すこし頑張りました(笑)。これを読めば、誰でも、いつでもISPを使いこなせます!

    >デジタル処理で位相問題を解決する手法は、minidspなどの安価な機器でも提供されてはいますが、ただ”良い音”にするのが恐らく物凄く大変なのではと考えています。


    実は、今回、拙宅にセッティングして、最初の一音を出す前に、一つだけ心に決めていたことがあったんです。それは「もし、AVAC横浜店で聴いた音と同じ音が出たら、購入は見送ろう」ということでした。

    いくらISPのデジタル処理が優れていても、どの部屋でもどのスピーカーでも、「同じような音に調整する」ような強力「すぎる」音色の押しつけをされるのであれば、それはもうここまで散々悩みながら機器を選び、苦労して部屋に設置した「拙宅の音」を、全否定されることになるからです。

    幸い、拙宅のセッティングとソナスの雰囲気を残してくれる方向での「良い音」にしてくれたので、清水の舞台から飛び降りました(笑)。

    byAuro3D at2021-06-21 21:55

  15. Auro3D様

    素晴らしいレポート、お疲れ様でした。確かに、HiViを代表とするAV雑誌では掲載されないような詳細な内容でしたね。AV系のハイエンド機種が発表されないこともあってか、最近のHiViではこれだけの高額機器を取り上げることはほとんどありません。本来であれば、次元を超えた音を出してこそ、オーディオ界は盛り上がると思うのですが…。

    さすがにISPのデジタル処理が優れていても、音色までもISPに染め上げるのは無理だと思います。そこまでアナログ出力が強力ではないはずですから。それでもグレードが上がれば上がるほど、音場空間の密度(濃度)が上がってくるはずです。なんとなく気配が違うと感じるようになるはずです。

    我が家でも、インテグラのDTC-9.8からパイオニアのSC-LX88に替えたときに音場の密度がかなり向上しました。具体的には、「エネミーオブライン」の地雷源(手榴弾)の爆発音の密度が高まりました。爆発音の密度が高まったというのは変な表現ですが、言い換えると、爆風で飛んで来る石の数が格段に多くなりました。スクリーンに見える石の数は同じなので、何が変わったのかというと、ヒューン、ヒューンと飛んでくる音やバラバラバラと砕け散る音の数が増えたからなのでした。

    ハイエンドオーディオの世界でよく使われる「ノイズフロアーの低減」によって、より細かい音が聴こえるようになったからなのでしょう。その状況と同じように、ISPになりデジタル処理の性能が格段に上がったことにより、チャンネル間の繋がりが今まで以上に向上した結果だと思います。

    その世界に達したのは、今まで積み重ねてきたAuro3Dさんの取り組みがベースにあるのは間違いがないと思います。本業に例えると、「基礎・基本がなくて活用はありえない」ということでしょうか(笑)

    byグランドスラム at2021-06-22 17:23

  16. グランドスラムさん

    ありがとうございます。私は「ハイエンドオーディオ」なんて語れるレベルの人間ではないことは本人が最も分かっているのですが(ダイナの最上階には足を踏み入れたことすらない=笑)、今回は単に集めすぎてしまったスピーカーを全部活かすことができるのがこれしかなかった(Trinnovだと、さらにこの倍以上のお値段します…)というのが本音だったりします(笑)。

    言及されておられるパイオニアの音場補正のすばらしさは、私もかつてヤマハのAVアンプから乗り換えたときに感じました。ゆえに、本当は、パイオニアがAuro3Dに対応したもうちょっと多チャンネルのAVプリを出してくれないかなあ(しかも、Diracとも提携したし)と思って、この半年ぐらいずっと待っていたのですが、会社自体があのようになってしまって、これは待っても出ないなと見切りをつけざるを得なかったわけです。

    国産機であれば、8805の倍ぐらいの価格程度に抑えて出してくれたでしょうし、なによりガンジーじゃないけど(笑)国内経済に寄与してあげたかったのですが…

    来月、グランドスラムさんのところでISP MK2がどのような音を出すのか、楽しみですね。

    byAuro3D at2021-06-22 21:17

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