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伊豆の別荘で マルチチャンネルオーディオ6割 2chオーディオ3割 ホームシアター1割 という週末を過ごしています。 私のオーディオに対するスタンスは、「原音再生は求めず、<オーディオ再…

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5.1chマルチとAuro3Dと2chとAtmosとを共存させています
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持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーン130型以上 / 8ch以上
【サラウンドスピーカー四変化】(2021年10月末更新) ここ伊豆でのMy Roomは、8面から成る立方体で、完全に対称となって向き合う平面が一つもないという変形部屋、2階屋根まで吹き抜けの空間…
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日記

書斎の1000M用に、Dirac Live機能付きのプリメインARCAM SA30を買いました!

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2022年01月08日

年末にオーディオ雑誌をパラパラとめくっていたら、ある記事(広告?)が目に留まりました。ARCAMというイギリスのメーカーにDirac Live機能を内蔵したプリメインアンプがあり、それが日本でも発売される、というものでした。

私は早速、最近お世話になっているオーディオショップのSさんにメールを入れ、試聴もせずに指名買いしました(笑)。東京の書斎用に、前からDirac Live機能を備えたアンプを探していたため、飛びついたのです。

三が日明けの先日届き、三日間にわたりいろいろと実験をしながら聴きこみました。これまで、私は伊豆の別荘にあるシステムしかここではご紹介してきませんでしたし、今後も原則そのつもりなのですが、今回だけは別です。なぜなら、このDirac Liveという音響補正技術は、私が伊豆で使っているStormのISP MK2の中核技術の一つで、私がほれ込んでいるものであり、かつ、伊豆の別荘のような比較的オーディオ的に優れた環境で無く、私の東京の書斎のようなオーディオアコースティック的には最悪(汗)な環境で、どの程度このDirac Liveが効果を発揮するのかに興味を持つかたは少なくないと思うからです。

Dirac Liveとは何かについては、Dirac社のHPに詳しいですが、一言で従来の音響補正システムとの違いを拙い私の理解で(汗)申し上げれば、従来型は基本的には周波数特性を補正する(定在波等による凸凹を均す)ことに注力しているのに対し、Dirac Liveはそれに加え、インパルス応答・タイムアライメント・位相を総合的に補正する機能があるという点です。私は技術に暗いので(汗)、この部分を突っ込まれても実はよく理解していませんが(笑)、そんな私でも確実に分かるのは、その「聴感上の違い」で、視覚で言うところの霧が晴れるような感覚を、聴覚で得られることを伊豆では経験しています。

今回購入した新製品は、ARCAM SA30といいます。JBL SA750は、これのOEM製品だそうですので、デザインはずいぶん違いますがほぼ機能は同じですので、JBLモデルに関心のある方も参考になると思います(HDMI入力がJBLモデルは省略されている)。

「新着レビュー」コーナーではない(そもそも登録すらまだできない=笑)のですが、簡単に、前に使っていたLuxman 507uX(伊豆の書斎兼寝室用に移動予定)との比較で言うと、よく言えば音が若々しく華やかですね。深み・重みはやはりLuxman です。書斎のSPは長年オーバーホールして使い続けている青春の思い入れが詰まった1000Mですが、音色的にはARCAMの方がこのモニタースピーカーには合っているのかもしれません。ちなみに、SACD・ネットワークプレーヤーはMarantz SACD 30n(オリジナルDACがウリ。今までのマランツよりは深く重い音が出ますね)というもので、これは1年以上前になりますか、今回と同じように機能(2 into 1)だけに魅かれて試聴もせずに指名買いしたものです(笑)。つまり入門用の最新機器コンビと「往年の名機」(笑)の組み合わせですが、東京の書斎のオーディオは基本「ながら聴き」なので(今回、これを書くために久しぶりに「本気聴き」をしましたが=笑)、私レベルではこれで十分だと思っています。

問題は(笑)、その置かれた環境です。書斎は11畳ほどの縦長の洋間。1000Mは作りつけの本棚に「埋め込んで」周りを本で囲んでいます。若い頃にオーディオ雑誌で読んだ「1000Mから低音を出す方法」(笑)に書かれてあったものの一つで、「壁面全面バッフル」という手法だそうです。この本棚は部屋の長辺にあり、SPの中心間距離は約2M、リスニングポイントのソファまではもう少し長い二等辺三角形で、ソファの後ろは壁と出窓とそこに並べられた本です(笑)。さらに左SPの斜め前にはマルチ用のDynaudioのフロア型が邪魔しており(笑)、左奥は机で右側はガラス戸棚のある本棚と、かなり左右非対称です。私の駄耳でも普通に鳴らすと左右の音量・音色が違って聴こえるほどなので、これまで1000MについているMidとHighの二つのアッテネーターを使って聴感上で調整をして誤魔化してきました(笑)。

実はこの狭い部屋にもう1セット、寄せ集めSPによる(笑)6.1.4のマルチチャンネルシステムが置いてあり、負けず劣らず設置環境の非対称性が激しい(笑)のですが、こちらはAVアンプがパイオニアなので、MCACC―Proという音響補正(これは位相も補正すると言われ、私は日本の補正ソフトではベストだと思っています)をかけているため、まあまあ聴ける音になっていると判断しています。つまりこの書斎では、音響補正をしないと「いい音」では聴けないとずっと思って来ていて、Dirac Liveの2ch版が出るのを待ち焦がれていたというわけです。

さて、本題のDirac Liveです。これ、ARCAMのマニュアルがとても不親切で、一度も使ったことのない人はすぐには使えないのでは?と思いました。私は「勝手知ったる」(笑)ですので、伊豆でも使っているノートPC(すでにDirac Liveのソフトがインストール済み)に、同梱の安っぽいマイクは使わずにISP MK2用に購入したUMIK-1を使用してキャリブレーションをしました。

この写真は、Dirac Liveで測定した拙宅の1000M左右2台分の補正前のf特です。低域にかなり左右の違いがあります。
(写真1)

この写真は、インパルス応答補正の画面で、デフォルトですべて全帯域にかかります。
(写真2)

この機種は、f特補正帯域を変えて3Curvesの登録ができるという面白い機能が付いているので、 20-20000、20-1000、30-500
と補正対象帯域を変えて登録しました。
(写真3)

Dirac Offを加えてこれら4種類をリモコンで簡単に切り替えらえるので、比較試聴には便利です。上が今回導入したARCAM SA30、下は、MarantzのSACD 30n
(写真4,5,6、7)

以下、自分なりの多様なチェック音源を数多く使っての感想ですが、音源情報はとても書ききれないので、割愛します。

さてまず、問題のDirac LiveのOn/Off比較ですが、

Dirac Onだと、どの補正対象周波数帯域でも、

1.特にピアノやギターのソロで、空気が澄んだ感じになる
2.低域のボアつき(変なボリューム感)を取り除いてくれる
3.定位感、遠近感が増す

という効果が明らかにありました。

1については、その効果はさすがに、伊豆のマルチチャンネル環境下におけるDirac Liveの威力に比せば、それほどには大きなものではありません。21のスピーカーがある伊豆では、これらを統率・管理するDiracのOn/Offの違いは、「えっ」と声が出るほどですが、さすがに2chだけの補正ではそこまで驚きの変化があるわけではありませんでしたが、確実に見通しは良くなります。

2の点については、「全面バッフル」の効果なのか、どこかで1000Mを聴いたことがある人が私の書斎を訪れると、「このスピーカーからこんな低音がでるとは」と驚いてくれるのがプチ自慢(笑)でしたが、今回、Diracを通して聴いて、今までの低音は、「膨らんでいて、ゆえにボリューム感だけはあった」ということがよく分かりました(このSPは密閉型なので、元々低域が締まっていて(ゆえに量感が少ない)、そこから低音を引き出そうとして故長岡氏が1000Mのバスレフ化に挑戦したのをご存知の方も多いと思います)。今回、Diracを通したおかげで、量感はそのままに(多少減ったか?)、質(=締まって低域の解像度が上がった感じ。ダブルベースを弾く指の動きが見えるようになった)が上がったのを感じました。

3については、これは「全面バッフル」のマイナス面だと思うのですが、どうしても後ろや横の壁から1M以上離すという理想の設置に比して、「空間に音像がぽっかりと浮かぶ」感じが出にくかったのですが、Diracを通して多少は改善しました。定位については左右の非対称環境が悪さをしていると思っていて、こちらはDiracのお陰でかなり改善しました。

さて次いで、3種類の補正カーブを比較してみました。

1.20-20000を補正したものは、大人しく、魅力に乏しい音になってしまう
2.20-1000、30-500は、中高域に関しては、私の駄耳ではほとんど違いが感じられず、どちらも快活で、生っぽい音を出す。
3.ただし、低音に関しては、なぜか私の駄耳には、「30-500」、つまり、30Hz以下は補正せず(一番最初の写真にあるように、1000Mではこの帯域はだら下がりになる)の状態の方が、良い低音が出ている(気がする=笑)

3に関してですが、写真1でもわかるように、1000Mの実力では30までがせいぜいで、20までフラットに補正しようとすると、かなり無理に押し上げているはずで、苦手を克服するより(笑)、ウーファーが得意な範囲で頑張らせた方がいい音がするのでは?と素人なりに考えてみましたが、どうなんでしょうか?

結論的には、30-500Hzのf特を補正したものが一番気に入ったので、これを使うことにしました。

最後に、このアンプは、「G級アンプ」と自称しているそうで、小音量(10Wぐらいまで?)は、純A級で、それ以上になるとAB級で動作する、とパンフには書いてあります。普通のAB級とどう違うのか、技術に暗い私にはよくわからないのですが(汗)、確かに(いや、気分的に?=笑)、夜になって小音量に絞ると、結構いい音で1000Mを鳴らしていることに気がつきました。このSPは小音量になると特に低域表現が苦手と30数年来思ってきた(夜に聴くときはトーンコントロールで低域を持ち上げていた)ので、意外な発見でした(もしかすると、A級より、Dirac Liveの効果かもしれませんが)。同時に気がついたのは、小音量再生の方が本体の温度が上がるような気がするのです。昼間大音量でガンガンかけていた時も、発熱は気にしていた(設置場所の上が本棚なので、どのくらいの空間確保が必要かと)ので、ちょくちょく天板を触っていたのですが、昼間はそれほどではなかったものが、夜になって結構暖かく(熱い、までにはなりませんでした)なっているのに気がつきました。素人の私には普通は逆(出力が大きいほど、発熱も多い)だと思うのですが、不思議でした。

取り敢えず3日間聴いた報告は以上ですが、個人的には「Dirac Liveに守られている」という変な安心感(?)が芽生えているためか(笑)、何を聴いてもそれなりに結構そこそこの音に聴こえてくるから不思議です(笑)。

ここのオーディオファイルの方の多くは、メインのシステムに加えて、寝室やダイニングなどにサブシステムをお持ちの方も少なくないと思いますが、そういう「オーディオルームとしては不適」な環境ほど、このDirac Liveの出番です(笑)。リプレースしてみると、意外にメインを食うかも?

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レス一覧

  1. Auro3Dさん、

    こんばんは。
    おもしろいアンプを手に入れられましたね。
    これと1000Mのコンビだったら確かにハイエンドも真っ青かもしれません。

    だいぶ前に友人が1000Mを購入してマルチアンプ駆動用の改造をしてデジタルチャンデバを使って鳴らしていたのを聴く機会がありました。デジタルチャンデバでタイムアライメント補正をしていたのでDirac Liveと同じような効果を得ていたのだと思います。
    その解像度にビックリしたのを覚えています。

    1000Mは低音のコントロールが難しいという印象を持っていますが今回のアンプはそれもクリヤーしているようですね。
    DACもハイエンドプレーヤーに使っているチップが採用されているようですし、これにNASがあれば高いレベルの再生が可能だという感じがします。
    ピアノなんかよさそうですねぇ。

    いつか聴いてみたいです。(笑)

    byK&K at2022-01-09 00:21

  2. K&Kさん

    寝ようと思ったらレスが入ったので(笑)、手短に。

    確かに、1000Mって、今や「腕に覚えのある人」なら絶好の「改造対象」なのでしょうね。このベリリウムツィーターとスコーカーは、同じものは今では環境問題で作れないと聞いたことがありますし。

    ただ、ド素人の私は、他人にお任せのオーバーホールに出すだけで(笑)、これまではアッテネーターをいじって音質や音量を調整するのが精一杯でした(汗)。

    このようなレベルのものには、自分の部屋に相応しい改造や調整などできるはずもなく(せいぜい、パイオニアのリボン型スーパーツイーターをAdd-onしたぐらいです)、ある意味、悶々としながらも、アンプをアキュフェーズやらラックスマンやらヤマハやらととっかえひっかえしていました。

    今回、Dirac Liveの威力(笑)を借りて、ようやく気持ち的にも落ち着いた感じです。アンプの「格」としてはもしかすると以前使っていたもの(すべてこれより重かった…)より落ちるのかもしれませんが、マッチョなものより、ハイテク装備で武装している方が私の好みです(笑)。

    内蔵DACがあることは知っていましたが、そんなにいいものを使っているんですか?K&Kさんのような知識もないので、調べてもいませんでした。Roonに対応しているので、LANにつないでPCからこれだけでNASの音楽ファイルが聴けるのですが、今、チックコリアのピアノを聴いていたのですが、まあ、確かに澄んだきれいな音はしていますね(笑)。

    ただ、東京の書斎は残念ながらとても人をお招きできるようなところではございませんで(汗)。

    byAuro3D at2022-01-09 00:41

  3. Auro 3Dさん

    明けましておめでとうございます!
    今年もよろしくおねがいします。

    凄いものを見つけましたね!ARCAMって確かに昔聞いたことある(笑)まさにAuro 3Dさんの1000Mを鳴らす為のアンプというか(笑)

    小音量で熱くなるのはA級アンプの特徴らしいですね!私のdevialetはどうなるか分かりません。(指紋がアホほどつくので(笑))

    私も1000Mの低域は増強せずに自然に落とす方が自然で良いと思います。でも好みの問題ですし、本人の好きな音で聞けるのがオーディオだと思います。

    実は昨日初めてのphile webユーザーの訪問をさせていただきました。Auro3D,Atmosと視聴させて頂き、サラウンド熱が再燃しそうです(笑)今、オーディオ専用の別宅をリフォーム中なので、そちらでサラウンド再開しようと思います!

    by軽男GT4 at2022-01-09 11:17

  4. 軽男GT4 さん

    このネタ、必ずやレスいただけるものと信じておりました(笑)。Devialetの件ではお世話になりました。反応していただき、嬉しいです。

    1000Mのウーファー自体の最大能力を発揮させることができるのは、間違いなくDevialetだと(ご教示いただいた技術面から)確信しておりますが、それは1000Mに「理想の設置環境」を与えられることが前提で、東京の書斎のように、これ以上スピーカーも家具も絶対に動かせない、アンクのような音響改善アクセサリーも置けない(個人的には美的な観点から置きたくもない=笑)という、「ないないづくし」の拙部屋では、やはりハイテクに頼るしかないという結論に達しました(幸い、Devialetの十分の一程度の出費で済みました=笑)。上を見ればきりがないですが、この部屋・この機器にはこの程度で十分、と割り切っています。

    資力のありそうな(笑)軽男GT4 さんが本格的に3Dオーディオに取り組まれれば、近く「Auro3D友の会会長」(自称=笑)の座をお譲りしなければならなくなりそうですね(爆)。完成の暁には、是非相互訪問させてください。今年もよろしくお願いします。

    byAuro3D at2022-01-09 11:44

  5. Auro3Dさん、

    ArcamSA30導入おめでとうございます。
    2chのプリメインで、Roon ready, MQAサポート、さらにDirac Liveがついているなんて、本当に今時のアンプは昔のアンプとは大違い、感心させられます。さぞ、1000Mが喜んでいることでしょう!

    ところで、1000Mで20Hzまでの補正はしない方が良いと思いました。Dirac Liveの測定後の推薦(Default)補正範囲も、30Hz止まりではなかったでしょうか?20Hz付近の音圧は15dB近く下がっているので(暗騒音を拾っているとすると実際はもっと下)、これをフラットに補正すると、クリップ(デジタル領域での頭打ち)が生じやすくなりますし、ウーハーにも良くないと思います。30Hz以上の補正を選択されたのは正解です(^o^/)

    補正領域のスロープはDefaultを使われていますが、例えば、100Hz以下を1.5−2dB/octくらいで、増強するのも良いかと思います。力感がアップします。2dB/octだと100Hzに対して50Hzが2dBup, そのままの傾きで30Hzまで補正する・・・です。拙宅は1.8dB/octです。一度お試しあれ!

    byTomy at2022-01-09 16:51

  6. Tomyさん

    Tomyさんの反応も、待っておりましたですよ(笑)。ARCAMというのは、私は初めて聞いたブランドなんですが、ベテランオーディオショップ定員のSさんによると、昔は輸入されていて、一時中断し、また再開ということになったそうですね。ゆえに、昔からSS誌などを読んでいたような方は知っておられる方もいるそうで。Tomyさんは、日本未発売の外国ブランドにお詳しいので、Check済みだったことでしょう(笑)。

    >1000Mで20Hzまでの補正はしない方が良い

    なるほど、勉強になりました。ご指摘の通り、Dirac Liveのデフォルトの判定では30Hzまでの補正でした。やっぱり無理な補正は百害あって一利なしなんですね。K&KさんとTomyさんは、ド素人の私が「勘」(聴感?)でやったり、判断したりしたことを、理論的に後付けしてくれるので、いつも心強いです。

    補正カーブを持ち上げたり、いじったりはまだしたことがありません。知識も経験もなく、聴感自体にも自信が無いから(笑)ですが、Tomyさんの後ろ盾があれば、明日にでもやってみますね。

    byAuro3D at2022-01-09 23:48

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