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日記

オーディオ界における、「定番の組み合わせ」考

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2022年06月25日

今日は実験報告ではなくて(写真もありません…)、すこし(珍しく=笑)、<オーディオあるある>を改めて考えてみたいと思います(実は、お客さんの到着を待っていて、少し暇なので=笑)。

先日、CENYAさんとtaketoさんがお見えになり、拙宅の2chシステムの主戦の、SONUS FABER Electa Amator IIIとOctave V70 Class Aという組みあわせの音を聴いてお帰りになられました。その後、CENYAさんがユニークな(笑)訪問記を書いてくださり、そこでのレスのやり取りの中で、「OctaveのV-70SEとB&Wの805SDの組み合わせ」で2ch再生を楽しんでおられる、genmiさんという方のお話をされておられました。

私は新参者なので、残念ながらこのgenmiさんという方とこのPhilewebでは入れ違いになったようで面識はないのですが、CENYAさんやtaketoさんの書きぶりによると、拙宅の2chの音とはかなり方向性が違うようでした。

そこでふと、記憶がよみがえったのが、このAmatorIIIとV70 Class Aをそれぞれ別々に購入した際に秋葉原の某大手ショップで繰り返し比較試聴をさせていただいた時に、ベテランのS営業部長さんに言われたことなんです。いわく、「この業界には<定番の組み合わせ>と呼べるようなものがいくつかある」とのことで、そのうちの一つが、<SonusとOctave>だと。他には?と伺うと、「まあ有名どころでは、昔からJBLとマッキンは鉄板です。それからB&Wにはアキュフェーズですね。あと、最近は昔ほどは売れなくなりましたが、TANNOYとLuxmanやUesugiあたりの真空管アンプも定番中の定番でした」と。この道何十年の営業マンですから、経験的なものでしょう、この言葉に疑う余地はありません。

さすがに私レベルのものでも、<JBLとマッキン>だけは知っていましたが、他は聞いたことがあるようなないような。でもそういわれて、いろいろなオーディオ雑誌や、オーディオショーや、各ショップの、アンプ・スピーカー以外の新製品試聴会や、そしてこのPhilewebの皆さんのシステムを拝見しても、確かに、これらが多数派の組み合わせであることは確認できます。私は、Sさんに、「何か、合理的な理由はあるのですか?」と伺ったところ、「<TANNOY+真空管>だけは、真空管アンプの低出力でも十分鳴らせられる古き良きTANNOYの高能率、という合理的な理由がありましたが、他は、たとえば、アメリカでは日本と違って<Sonusにはマッキン>が定番化していますが、これは両ブランドの販売ルートがアメリカでは同じだという、主にマーケティング上の理由からです」

なるほど、そういわれてみると、最近TANNOYとの組み合わせでよくショップやショーなどで見るのは、エソテリックとの組み合わせだが、これは「マーケティング上の理由」からということか。いわれてみれば、他にも、Focal とLuxmanなんかもそうだ。

しかし、そう考えると逆に、「大人の事情」とは関係なく「定番化」している、<JBL+マッキン>、<Sonus+Octave>、<B&W+アキュ>というのは、なぜなのか?オーディオは多様な聴き方・楽しみ方があり、ユーザー側の好みの音楽も、好みの音色も、部屋やその他の機材も全く別々だというのに、Majorityの組みあわせがあるということは何を意味するのか?

先の例に戻せば、genmiさんという方は、敢えてかどうかは知る由もないが、この「定番」からは外れておられる組み合わせだ。アンプをアキュにするか、スピーカーをSonusにすれば、「定番」なのだが。逆に、私は「定番中の定番」を選んでしまった(笑)。これまでも何度も書いているが、私はオーディオ雑誌などをほとんど読まない、「ライトユーザー」なので、この二つのメーカーの組み合わせが「定番」であることすら知らなかった。もちろん、同時に購入したわけではなく、先にスピーカーを物色し、音色から、Sonusを選んだ。相棒として当初は、手持ちのLuxmanのアンプを組み合わせていた。その後、他の機器のグレードアップが一巡して、なんとなくこちらもテコ入れがしたくなり、アンプの入れ替えをしたわけだが、その際には数多くのアンプを試聴させていただいた。しかもブラインドで(詳しくは拙日記にある)。

だから、私は最初から、Amator IIIの相方としてOctaveに目を付けていたわけではない(そもそも、この組み合わせが<定番>であることすら知らなかったわけだから)。

実は、Octave購入後、この二つのブランドの組みあわせが「定番」だと知らされて、天邪鬼な私は(笑)、「同じくらい気に入って迷った、Chord のUltima 6にしておけばよかったかな?」とちょっと思った。だって、その方が「通」っぽいでしょ?(笑)。この組み合わせだと、「どうせ、雑誌や店員の情報を鵜呑みにして買ったんだろ、素人め!!!」と疑われかねない(爆)。

まあ、一般に、オーディオ機器の組み合わせを考える時のフィロソフィーには、二通りあって、ひとつは、「長所を伸ばそう」というもの。これは例えば、高音の澄んだ音が気に入ったSPに対して、さらに透徹したような清々しさを与えることのできるアンプを組み合わせるような。もう一つは、「短所を補ってオールラウンダーにしよう」というもの。これは例えば、低域だけが今一つのSPに対して、豊かな低音再生能力を持ったアンプをあてがおうという感じ。

で、ここまで来て提示する本日のお題は、「定番の組み合わせ」とは、このどちらの戦略を取っている組み合わせなのか?というものです。

他の人が選んだ理由は知らず、ただ、私がAmator IIIの相棒に、V70 Class Aを選んだのは、「長所を伸ばす」(実は、これ、私の教育上の方針=笑)ためです。皆さんはいかがでしょうか?なぜ、今のSPとの組み合わせに、このアンプを選んだのか、後学のために良かったらお聞かせください。

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レス一覧

  1. Auro3Dさん、こんばんは。
    お尋ねの件とは関係ありませんが、マッキントッシュとソナスは同じグループ会社です。
    6/22(水) 13:00配信
    —————————-
    マッキントッシュが米国の民間投資会社に買収された。
     米国の民間投資会社「Highlander Partners」が、マッキントッシュグループを買収したことが明らかになった。マッキントッシュグループには真空管アンプでよく知られている「McIntosh」と高級スピーカーの「Sonus Faber」が含まれる
    —————————

    byミネルヴァ at2022-06-25 19:13

  2. Auro3Dさん、こんばんは。
    明日は月例なので早く寝ようと思いましたが、面白そうな話題なので少しだけ参戦を。

    私が地方のオーディオ店でアルバイトをしていた時代なので、今から40年ほど前ですが、お客様のほとんどはJBL+マッキンでしたね。というのも、その当時は大型スピーカーといえばJBLかタンノイだけでした。エレボイやウーレイもありましたが、家庭用となると、やはり、JBLかタンノイでしたね。

    これは、商品に魅力があるかどうかではなく、そのお店がそれしか置いていないので、その中から選ぶしかないからです。タンノイはクラシック向けというのが定番で、ジャズやポップスも聴きたいとなれば、JBLしかなかったですね。それも、4343か4344という定番のモデルです。

    私がバイトをし始めたころは、確か4343Bから4344に切り替わったころで、4343から4343Bに切り替わるころは、週に1セットの割で納品だったと聞いていました。4344になってからは2~3か月に1セットぐらいの納品だったでしょうか。

    以下アンプ編へ続く。

    byグランドスラム at2022-06-26 00:21

  3. 前レスから続く。

    アンプの方はというと、海外ブランドのパワーアンプは、レビンソンかマッキンかの2択でした。レビンソンは機種が少なく、値段もかなり高かったので、販売数は少なかったように思います。それに対して、マッキンは、機種が多くてJBLと組み合わせてジャズを鳴らすと、これぞアメリカンハイエンド!と思わせるような豪快が音が出せるので分かりやすかったのでしょうね。現在主流になっているステレオイメージなどという観念は、ほとんどなかった時代ですから、音が濃くてバリ鳴ればそれで十分だったのでしょうね(笑)

    店員さんもそれほど知識がなく、自分の思い込みで売っている状態でした。そりゃあそうですよね、扱っていない商品なんか聴いたこともないですから。

    そのお店では当時アキュフェーズを扱っていなかったのですが、お客さんから「アキュフェーズはどうですかね?」と聞かれても、「あんなアンプろくな音がしませんから止めておいた方が良いですよ。しょせん国産ですから」と聴いたこともないのに、頭から否定していました(笑)

    今のように情報がたくさんある時代とは違い、試聴記事はステレオサウンドにしかなく、その他の情報といえば、店員に聞くしかない時代でした。そこから40年近くたちましたが、今でも変わっていない地方はあると思いますよ。

    という訳で、JBLやタンノイとマッキンの組み合わせが多いのは、オーディオショップでそのブランドしか扱っていないからというのが私の考察です。私がバイトしていたのは地方の有力なオーディオショップですから、全国的にみてもこの傾向は同じだと思いますがいかがでしょうか?

    <Sonus+Octave>、<B&W+アキュ>については、また明日にでも。さあ、明日の月例はがんばるぞ!

    byグランドスラム at2022-06-26 00:25

  4. ミネルヴァさん

    いつもレス、ありがとうございます。

    その情報は、ダイナのSさんからも伺ったことがあります。だから、アメリカのショールームに行くと、Sonusとマッキンの組み合わせばかりだと。

    でも、不思議なんですけど、日本では輸入代理店が別々で、それゆえこのアメリカにおける「定番」の組み合わせはなかなかお目にかかれないですよね。昨年のインターナショナルオーディオショーでも、Sonusのブースは、アンプはブルメスターでしたから。

    byAuro3D at2022-06-26 05:55

  5. グランドスラムさん

    月例前日に(笑)、ありがとうございます。今日は暑くなりそうですから、気を付けてください!

    さすが、日本のオーディオ史とともに歩んできた(?)グランドスラムさんですね!なるほど、地方オーディオショップのボトルネック説ですか。確かに、私が高校生の頃、よく入り浸っていた名古屋の栄電社という電気屋さんのオーディオフロアには、「別室」があって、そこには<パラゴン>とか<4343>とか、<オートグラフ>なんかが置いてありましたが、この「別室」内ではこの二つのメーカー以外のスピーカーの記憶はほとんどありません。

    アンプも確かにその二つのブランドがこれ見よがしに置いてあって、マーク・レビンソンのプリアンプ、マッキンのパワーアンプ(ブルーアイズ)の組み合わせをよく見た気がします。名古屋ですから、そこまで田舎ではないと思うのですが、それでも数十年前はこの程度でしたねぇ。

    昨晩、拙宅にお見えになったお客さんともこの話になったのですが、<JBL+マッキン>は、「お互いの長所を伸ばす」組み合わせですよね。「らしさ」がより引き立つというか。

    「生き字引」(笑)のグランドスラムさんに伺いたいのですが、では、当時、<TANNOYにマッキン>という組み合わせは、どうだったんでしょうか?私の数少ない経験では、この組み合わせのシステムを見た記憶がないのですが(笑)。TANNOYを買われる方は、やはり真空管アンプ(自作を含め)を組み合わせておられたんでしょうか?実はこれも、お客さんとの話題に出たのですが、日本では今、TANNOYの輸入元となっているエソテリックですが、意外に<TANNOYにエソテリック>を組み合わせて使っている一般ユーザーの人は少なくないですか?(オーディオショーぐらいでしか見かけない気が…) これはなぜなんでしょうかね???

    byAuro3D at2022-06-26 06:19

  6. Auro3Dさん

    私も以前sonus faber guarneri homageを使用していました。
    アンプはプリメインアンプでbow technologies zz-one というアンプです。
    https://audio-heritage.jp/BOWTECHNOLOGIES/amp/zz-one.html

    確かこの当時、代理店(NOAH)が一緒だったと思います。
    スピーカーの特徴はご存じの通りと思いますが、このアンプを使うと濃厚かつマッシブな音になった印象でした。芳醇ではなかったような?そういう意味では短所を補っていたんでしょうか?

    TANNNOY GRFにBOWTECHNOLOGIESを使用しても同じくマッシブな音になっています。DEVIALETの方が合っている気がしました。

    ちなみにセンモニにはYAMAHAのC2-aとB-5でした。一時期LUXMANのプリメインで鳴らしていましたが、センモニがLUXMANの音になり、戸惑いました。

    私の通っているお店(グランドスラムさんの系列店)ですとTANNNOYにOCTAVEはよくある組み合わせとのことで、実際使っている方も居られますし、私も憧れています(笑)

    今はDEVIALET一筋ですが、どうもJBLには合わないかもしれません。まだまだ鳴らし込みが足りないのか?JBLが小綺麗な音で鳴っていて戸惑うばかりです(笑)そういえば以前もJBLにGOLDMUNDとかmarantzとか無理な組み合わせを押し付けていたような…。

    短所を補うのはすごく難しいことなのかも?私個人の少ない経験では上手くいった試しがありません。

    by軽男GT4 at2022-06-26 13:13

  7. 軽男GT4 さん

    コメントありがとうございます。ガルネリオマージュですか、お目が(お耳が)高いですね!十分、いろいろ多くの組み合わせのご経験をお持ちと拝見しましたが、「短所を補うのはすごく難しいことなのかも?」という結論は、私のようなレベルのものでも、かなり納得できる一種のオーディオ界の「定説」かもしれませんね。

    本日、拙宅にベテランのPhilewebメンバーの方がお二人見えたのですが、やはり同じようなことをおっしゃっておられました。ただ、私が記事に書いた中で、<B&W+アキュ>はどうか?とは言われましたが(笑)。私的には、この組み合わせでショップ、オーディオショーなどで、数回聴いたことがあるのですが、「微細な音を正確に表現する」という両者の持ち味(ただし、これは私の駄耳によるものです=汗)を引き出しあっているマリアージュという感じはしていました。

    軽男GT4 さんは、最近いろいろと買い込んでおられるご様子ですが(笑)、アンプをDevialetに決めたのであれば、「逆算」して、このアンプと長所を共有するSPを探す、という手もあるかもしれませんよ。軽男GT4 さんが、Devialetにほれ込んだのはどのような美点でしたか?

    byAuro3D at2022-06-26 17:16

  8. Auro3Dさん

    B&W+アキュは確かによくある組み合わせのようですが、802D4での組み合わせでは奥行き表現が出辛いのとスピーカーが新品だったせいか少しやかましく感じました。

    それをDEVIALETにするとフォーカスがぴったり合い、華美になりすぎることなく聴かせてくれたのでこれしかない!と思いました。
    あと、単純にこれがあればプレーヤーやアンプ選びで悩まされることがなくなると思ったからです(笑)

    ただ、前述した通り、JBLにDEVIALETは合わないなぁといった印象です。勝手な思い込みかもしれませんが…。
    今思えば、映画を見るためとはいえなぜJBLを買ったんだろう(笑)

    by軽男GT4 at2022-06-26 19:41

  9. 軽男GT4さん

    なるほど、「フォーカスの合う音」というのは、私がDevialetを聴いた印象と同じです。あれは「デジアン」アレルギーの方に一度は聴いてみていただきたいものですよね。21世紀デジアンの最高峰の一つだと私は思っています。

    しかし、あれをもってしても、JBLとは相性が悪かったですか(笑)。SAMは使えたのでしょうか?それでも?

    あのSAMというのは、ショップで説明を聞いただけで、電子工学には暗い私でも「これはすごいに違いない」と直感するぐらいの発想ですが、それでもやはり「JBLらしさ」は残って、Devialetだけの世界に完全には引きずり込めないんですね。まあ、ある意味、安心しますが(さもないと、Devialetさえ購入すれば、SPはどんな安物でもいいということになってしまう…)。

    あのDevialetのフォーカス感は「手術用ナイフ」ぐらいのものすごい鋭利なものですから、JBLの「ナタでたたっ切る」世界の音(笑)とは相いれないのも、分かるような気はします。Dynaudioとか、どうですか?(実は、今日、Confidence C4を聴いてきたばかりなので=笑。でも絶対合いそう)

    アキュとB&Wは、800D3とプリに3900(パワーアンプは忘れました=汗)の組みわせの音には、ちょっと心動かされた個人的な経験があります。まあ、セッティングとかお部屋とかのファクターもありますから一概には言えないかもしれませんね。

    byAuro3D at2022-06-26 21:16

  10. Auro3Dさん、こんばんは。
    月例終わりのグランドスラムです。

    今日は天気も良く、風もほとんどなく、途中雨に降られましたが、39、39の78でした。先週が74だったので、調子は上々です。静岡か新潟?でご一緒できるのを楽しみにしております(笑)

    >「生き字引」(笑)のグランドスラムさんに伺いたいのですが、で>は、当時、<TANNOYにマッキン>という組み合わせは、どうだった>んでしょうか?

    「生き字引」ではありませんが(笑)、他の方よりも多少この業界に詳しいだけです。といっても、アコスさんのように実際には働いていたわけではありませんので、あくまでも個人の感想です(笑)

    さて、当時(40年前)販売していたタンノイの機種は、オートグラフやウエストミンスター、アーデン、スーパーレッドモニターあたりだったでしょうか。販売店やお客さんの間では、聴くジャンルによって、JBLはジャズやポップス(当時はポップスという感覚はなく、ジャズから派生した女性ボーカルかな)がメイン、タンノイはクラシックがメインと分けられていたようです。販売店でかけられていた試聴ソフトが、クラシックだとフリップス系のレーベルやカンターテドミノ、ジャズだとマイルスやコルトレーン、ポップスだとボブ・ジェームスやマリーンあたりが多かったような気がします。

    これらの曲を使って、タンノイとマッキンの組み合わせで聴くと、音像は肥大化し、低域はかなり甘くなってしまいます。タンノイを選ぶ人は、もともとクラシックを聴く方が多かったので、もう少し細かい音が聴こえる方が良いと言われることが多かったようです。柔らかい音と言い換えてもいいかな。

    ということで、タンノイにはウエスギやラックスのアンプを組み合わせている方が多かったように思います。現代の組み合わせでは、<SonusとOctave>なのでしょうか。

    以下、<B&W+アキュ>編に続く。

    byグランドスラム at2022-06-26 22:39

  11. 前レスから続く。

    <B&W+アキュ>については、多分、Auro3Dさんが聴かれたのは、小型の805か804系かと思われますが、確かに、理知的な理詰めで作られた音になりますね。この組み合わせであれば、特に問題もなく、テストで常に90点以上取るような、まさに優等生的な組み合わせです。まあ、マランツを扱っているお店は、アキュフェーズも扱っている場合が多いので、必然的に805や804系と組み合わせる場合は、アンプの格からいっても、アキュフェーズがコストパフォーマンス的に最上位に来るのかなあとは思います。

    我が家でも、以前に、805Sigをジェフのモデル9で鳴らしたことがありますが、低域をサブウーファーのウオッチドッグに任せて鳴らすと、グランドスラムの8割ぐらいの音になります。聴いた人は皆さん、グランドスラムの音と間違えましたから。本来805系はそのぐらいのポテンシャルを持っているはずなので、必ずしもアキュフェーズがふさわしいわけではないのですが、この辺りの好みや使いこなしは、なかなか難しいですね。

    でも、805Sigにモデル9を組み合わせるなんて、普通はやらないか(笑)

    byグランドスラム at2022-06-26 22:42

  12. グランドスラムさん

    上々の出来だったようで、何よりです。しかし、オーディオ以上に(笑)レベル違いで、一緒にラウンドするのは恐れ多いなあ(笑)。

    さて、話をこのコミュニティモードに戻して(汗)、やっぱり、その頃の日本の売り方だと、TANNOYはLuxman かUesugiだったんですね。ダイナのSさんが言っておられた通りですね。マッキンとの組み合わせは、なるほど、低域と音像がダメでしたか。結局、「定番」というのは、多くの方が聴き込んで、予定調和的に収れんしていく場合もあるんでしょうね。でも、TANNOYではJazzは聴けない、とか、JBLではClassicは聴けない、というのはいわゆる「ステレオタイプ」という奴で、メディアなどを通じて再生産されてはいますが、必ずしも正しくないというか例外はあると思っています(以前、バズケロ邸のJBLで聴かせていただいたClassicはなかなか素敵でしたから)。

    <B&Wとアキュ>は、まあ、日本では、いわば「スター同士の結婚」みたいなものですよね。どちらもその世界では自他ともに認めるトップランナーで(私の知っている方は、「リセールバリューが他よりも落ちないから」という理由で、この二つのブランドを買いつないでいる方もいます。「音よりカネかよ」、とからかってやりましたが=爆)、これらを揃えておけば、「取り敢えず、誰からも批判はされない」という安心感はある組み合わせですよね(笑)。もちろん、先ほど書いたように、多くの方のシビアな耳で選ばれてきて、収れんしてきている「誰もが認める、音のいい組み合わせ」ということであるとは思います。

    805にJeffですか。今日お会いしたX1おやじ邸は、ご存知のように800D3とJeffの組み合わせですよね。X1おやじさんは、「昔のJeffと、自分が持っている最新のJeffではずいぶん音が違ってきている」とおっしゃっていましたから、「定番」というのも本来、変化・変遷しないとおかしいのですが、「JBLにマッキン」のような鉄板が何十年も続いているのは、多少は「ステレオタイプ」的な心理作用が働いているような気もしますね。JBLもマッキンも音を変えてきているはずなのだから、ベストの相手が変わってもいいはずなんですが。

    byAuro3D at2022-06-26 23:30

  13. Auro3Dさん、こんにちは。

    タンノイとマッキンの組み合わせで聞いていた有名な方を思いだしました。
    昭和55年に亡くなった時代小説家の五味康祐氏です。
    タンノイGRFオートグラフは彼が個人輸入したもので、日本初でした。
    組み合わせたマッキンはプリアンプがC22,メインアンプがMC275でした。

    五味氏には「オーディオ巡礼」「西方の音」などのオーディオ関係の著作があります。
    「西方の音」の表紙はカートリッジのEMT TSD15で当時最も高価なカートリッジでした。
    またオーディオ誌にもよく寄稿しており、その記事を参考にしているファンも多かったようです。
    五味氏のファンの方の中にはその時代、タンノイ+マッキンの組み合わせで聞いていた方も少なからずいたことでしょう。

    byミネルヴァ at2022-06-27 10:33

  14. ミネルヴァさん

    えっ、そうだったんですか!!!

    かの五味さんが、我が国におけるTANNOYの「伝道師」であられた、というのは、さすがに私のようなレベルのものでも耳にしておりましたが、その彼のシステムのアンプは、マッキンだったんですか!!!

    この情報を受け、実は私が立てていた「仮説」が崩れかけておりまして(私はこっち関係を仕事にしているんです)。つまり、はっきりとは書きませんでしたが、私の「仮説」は、日本が高度成長期に入り、それなりに豊かなライフスタイルを送れるようになったころ、オーディオ界では、雑誌に「JBL+マッキン」を自宅に持つという、高名なオーディオ評論家が頻繁に登場し、その方の影響が絶大でそれがステレオタイプ化し、そのイメージをメディアが再生産し、かつそれを無批判に受け入れているショップやユーザーが実は多いからでは、というものだったのです。同様に、TANNOYも五味さんの影響だろうと睨んでいて(笑)、てっきり彼は真空管を組み合わせていたと「思い込んで」おりました。

    ということは、なぜ、「JBL+マッキン」は今も生き残り、「TANNOY+マッキン」は五味さんという巨大なロールモデルがあったにもかかわらず、廃れていったのか…

    ミネルヴァさんの仮説や如何?

    byAuro3D at2022-06-27 10:50

  15. Auro3Dさん、

    やはりマッキンは「マッキン、JBL,ジャズ」の三位一体の呪縛が強すぎて、「マッキン、タンノイ、クラシック」は確立出来なかったのでしょう。
    代わりに五味氏と同じくタンノイフリークである、上杉佳郎氏率いる上杉研究所が入ってきて、「UESUGI,タンノイ、クラシック」になってしまったのでは?

    オーディオ評論家としても著名だった上杉氏は、大学4年の時に電子機器メーカーの常務取締役技術部長として迎えられ、アンプの設計開発を行っていました。

    byミネルヴァ at2022-06-27 13:00

  16. ミネルヴァさん

    今日は休みでして、伊豆にいてエアコンかけてAuro3Dで本を読みながら室内楽を聴いたりしているので(笑)、とことん、お付き合いさせていただきます(笑)。


    過去をよくご存じのベテランの方の情報は、私のようなものにはとても勉強になります。ウエスギさんは、オーディオ評論家としても有名だったんですか!知りませんでした。そして彼はTANNOY押しだったと。なるほど、つながりました!もしかすると、Luxman の創業者の方も、TANNOY+Classicファンだったりして?

    そういえば、先ほど、とある方からメッセージをいただきまして、「C22もMC275もどちらも真空管アンプであります」とのこと。これが正しいのであれば、少なくとも五味さんは、「TANNOYには真空管アンプ!」というイメージの植え付けにはかなり影響があったかもしれませんね。当時はマッキンも真空管が主力だったのでしょうか?その後トランジスターを主力に据えて、出音が変わって、「マッキンならJBLでJazz」となったのかもしれませんね。

    それにしても、この三者の<呪縛>(笑)というものはすごいものがあるようで、本来は耳が良くてFairな判断をその都度、新製品などに対してすべき「オーディオ評論家」と呼ばれる方々も、この<呪縛>から逃れられていないような感じがします。よく雑誌なんかで、JBLの新製品や、マッキンの新製品を紹介する際に、「さすがJBL、ジャズが良く鳴る」とか、「やはりマッキンとJBLの組み合わせはいい」みたいな書き方をする方が今だにたくさんいらっしゃいますよね。最新のテクノロジーを使って開発したスピーカーやアンプを、もう少し、虚心坦懐に判断できないものかとつくづく思いますもん(笑)。

    byAuro3D at2022-06-27 13:38

  17. Auro3Dさん、

    ラックスマンはもともとの名前は錦水堂で、その後ラックスとなり、今はラックスマンです。
    最初はラジオや出力トランスを作っていましたが、1958年ごろ、真空管式アンプを発売しました。
    私は1967年頃、SQ-301という二代目のトランジスタ式プリメインアンプを使っていました。
    BENDIX社製のパワートランジスタを使っていましたが、二年目で片方のパワートランジスタが死にました。
    修理後も時間経過とともに音に切れがなくなる、という不良を抱えていました。
    SQ-505、507あたりから品質が安定し、良くなったようです。

    五味氏が存命中のころは、マッキントッシュは真空管式アンプしか作っていませんでした。
    私が学生時代に良く通っていた荒神口近くのジャズ喫茶「シアンクレール」もアンプはマッキントッシュの真空管式でした。ターンテーブルはガラード401、カートリッジはShureだったと思います。スピーカーは最初はアルテックだったと思いますが、その後JBLの38cmバックロードホーンスピーカー+ホーンドライバの構成でした。
    この喫茶店で初めてオーディオの爆音を体験しました。またホットコーラなるものもそこで初めて飲みました。

    シアンクレールの女性オーナーは米国の超一流ジャズマンとも懇意で、日本に来た時はアテンドしていたそうです。

    今はもうシアンクレールはありませんので、寂しい限りです。

    byミネルヴァ at2022-06-27 15:00

  18. おおお、「シアンクレール」!!!『二十歳の原点』の世界ですね。ミネルヴァさんは京都の方なんですね。もしかしてこのハンドルネームはあの出版社と関係あるんですか?(知り合いの編集者が…)

    私の学生時代は、「学生運動終焉後」でしたけど、「学生運動」には妙にあこがれて(笑)、高野悦子の日記は読みましたねぇ。京大に友人がいたので、遊びに行ったついでに行きましたよ、「シアンクレール」。これが「思案に暮れる」とのかけ言葉と知ったときは感動しましたね!

    おっと、全然オーディオとは関係のないところで盛り上がってしまった(笑)。私が行ったときはオーディオには全然関心が無かったので気がつきませんでした(そもそも、昼間だったからか、鳴らしていなかったかも。あまり記憶にないので)。

    あそこのマッチがかっこよくて(いかん、また脱線してしまう…)。

    京都はいい喫茶店と、熱心なオーディオマニアがいらっしゃるイメージです。なぜか、篳篥の音と同じくらい、Jazzの似合う街ですよね、京都は。ああ、また行きたくなってきた(笑)。

    byAuro3D at2022-06-27 18:30

  19. Auro3Dさん、こんばんは。

    今思い出しました。「しあんくれーる」でしたね。マッチにもそう書いてありました。

    しあんくれーるは一階に入られたんですね。ジャズ喫茶は二階でした。昼間から大音響でジャズを鳴らしていましたよ。

    数年前にもこちらの日記で京都のジャズ喫茶やクラシック喫茶めぐりを書いた記憶があります。

    学生運動真っ只中で、体育実技の受講者リストには後に北朝鮮に行った者もいましたが、一度も会ったことはありません。
    高校の先輩には赤軍派の幹部もいましたが、私自身は学生運動には無関心で、もっぱら図書館通いをしていました。

    ミネルヴァ書房が京都にありますが、私とは関係ございません(笑)。

    byミネルヴァ at2022-06-27 19:35

  20. Auroさん、こんばんは。

    社会人になったばかりの頃、AcoustikLabのBoleroという小型SPに一聴惚れして購入したことを思い出しました。
    販売店の棚に、何の工夫もこだわりもなくただ置いてあっただけなのですが、明るく艶やかで品のある、それは素晴らしい音でした。鳴らしていたアンプはAuraDesignのVA40。

    その頃の私は、国産の重量級アンプと3Wayスピーカーを使用しており、なんだかお洒落なインテリア程度にしか見えなかったそのシステムに惨敗したことが結構ショックでした。

    購入したBoleroを家で鳴らしてみると実際に良かったことは良かったのですが、販売店で聴いた音には遠く及びませんでした。
    その後、巷で少し有名になったアメリカ製の強力なアンプで鳴らしたり、100万円を超えるD級アンプを借りて鳴らしたりもしたのですが、なんだかそれほどでもなくて。

    そうこうしているうちに、別のスピーカーに浮気してしまったのですが…

    今思うと、VA40とBoleroの組み合わせの相性が素晴らしかったのではないかと思っています。薄くて、軽くて、パーツも安くて、スペックも大したことのないアンプでも、何倍もの価格の製品を組み合わせの良さで超えることがあるのだと勉強になりました。

    JBLとマッキンといえば、学生時代、友人とふと入ったバーに、C33+MC2500と4344が置いてあり、壁に埋め込んであるにもかかわらずスピーカーの後方に広大な空間が再生されていて驚いたことがあります。イコライザでかなり補正がかけられていたのが肝だと思いますが、あれは間違いなく音場型の鳴り方で、一般的なイメージとは対極でした。

    ただ、上の経験も他者が聴いたら全く異なる感想になるかもしれません。
    相性に関しては”自分の耳で確かめるしかない”とありきたりですが結論付けています。

    bytaketo at2022-06-27 23:55

  21. taketoさん

    レスありがとうございます。なかなか渋い機器とご縁があったのですね。私のようなレベルのものではさっぱり、聞いたこともないブランドです(汗)。

    >相性に関しては”自分の耳で確かめるしかない”

    これは間違いなく、「王道中の王道、正道中の正道」なんですが、ここで考えたいのは、「果たして、すべての人が、メディアやオーディオショップの情報に一切影響されずに、虚心坦懐に自分の耳だけで(できればブラインドで)、購入機器を決めているのか?」という点です。もしオーディオを購入する人が皆さんこのような態度で臨まれていて、その結果として、<JBL+マッキン>とか、<Sonus+Octave>などを選ぶ人が多いのであれば、これらの組み合わせに文句(笑)はありません。

    私が疑っているのは、メディアを中心として、これらの組み合わせを「鉄板」とする言説が形成され、それに影響を大きく受けているショップ店員と購入希望者がいるのではないか、ということなんです(笑)。「あの、XX先生が推薦しているのだから」「あの雑誌のOOでベストバイに選ばれていたから」というメディア言説の影響は全くないと言い切れるのか、むしろ、このようなメディアが形成する「鉄板の組み合わせ」というステレオタイプ的イメージが先行し、定着している結果、皆さんがこれを選ぶので、結果的に売れ筋の組み合わせになっているのではないか???(笑)

    ある意味、オーディオ評論家のレゾンデートルはここにあるのかも(爆)。オーディオ機器に、未来永劫続くステレオタイプを植え付けられる評論家が一流?

    byAuro3D at2022-06-28 03:31

  22. Auroさん、この趣味における一般的な傾向ということですね。
    勿論それは、世代や収入によって異なってくるとは思います。
    ただ、この業界に限らず、ネットの普及により世の中が玉石混交の評論家だらけになったので、旧来の評論家が持っていた地位は明らかに下がったと思います。(雑誌が売れなくなった原因ですね)
    聴かずに決める時代から聴いて決める時代にシフトしているため、鉄板というイメージで決める人は少なくなったのではないでしょうか。
    もし、鉄板があったとしても、寧ろアマチュアがそれを作り上げているのではないかと思います。

    bytaketo at2022-06-28 12:33

  23. taketoさん

    もう誰も読んでおられないと思いますので、少々突っ込みますね(笑)。

    >ネットの普及により世の中が玉石混交の評論家だらけになったので、旧来の評論家が持っていた地位は明らかに下がった

    これは、私の専門に近い議論ですが(汗)、例えばニュースの世界でも、ネットの普及で誰でも「ニュース」を提供することができるようになったのは事実ですが、それが逆に既存のニュースメディアの価値をむしろ、「上げている」部分もあるという議論があります。つまり、「信頼度」の違いです。

    例えばNewYork Timesはネット時代になって、返ってネットの有料購読者を増やしたことが証拠の一つです。ただし、これはSound Jounalismを実践している場合に信頼度が益々上がるというわけで、日本のオーディオJournalismがSoundかというと…(笑)

    >鉄板があったとしても、寧ろアマチュアがそれを作り上げている

    もしそうであれば、オーディオの世界には健全な「公共圏」が形成されていると学問的には言えますが、そうでしょうか?アマチュア(典型的なのはここのコミュニティ)が主体的に、批判的に議論を重ねて、「鉄板」をマスメディアとは全く独立的に認定していると思われます?

    前にも書いたのですが、ダイナのSさんによると、ブラインドテストをして購入するお客さんは少ないし、仮にそれをやっても、自分の耳で選んだものより、結局最後は<ブランド>で購入される方の方が多い、と嘆いておられました(笑)。つまり購入者は「主体的に」選択しているというよりは、「誰かに背中を押されて」選んでいる傾向が強いということです。この背中を押しているのは、ショップ店員であり、オーディオ雑誌・サイトではないでしょうか?

    byAuro3D at2022-06-28 16:27

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