Auro3D
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伊豆の別荘で マルチチャンネルオーディオ6割 2chオーディオ3割 ホームシアター1割 という週末を過ごしています。 私のオーディオに対するスタンスは、「原音再生は求めず、<オーディオ再…

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Auro3DとAtmosと5.1chマルチと2chとを共存させています
Auro3DとAtmosと5.1chマルチと2chとを共存させています
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【サラウンドスピーカー四変化】(2022年7月末更新) 最新は、こちら↓ https://philm-community.com/Archive/my-room/auro3d/7814/ …
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日記

入交邸潜入記−さらなるセッティングアドバイスとプロのご自宅の音体験

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2022年09月29日

実はひょんなきっかけで、WOWOW技術局エクゼクティブ・クリエイターで、日本のAuro-3D録音の第一人者のお一人である、入交氏のお宅にお邪魔してしまいました。過日、拙宅にお見えになった際に、Discをお忘れになられ、ご自宅が私の伊豆の別宅から東京に戻る途上にあるため、伊豆から東京への帰りにお寄りしてお届けにあがったのです。

再会してすぐ、「Online会議と会議の隙間時間が空いているので、ちょっと聴いていかれますか?」と言われたら、NOと言うはずはありません(笑)。ただ予期していなかったので、手土産も持たず、オフ会用Reference音源も持たずに突然上がり込ませていただきました(汗)。

ベランダから熱海の海が見渡せるリゾートマンション最上階のお部屋で、まずは入交さん自ら丁寧にドリップしていただいた、とても味わい深いコーヒーをいただきました。何でも、山梨は都留市にある、全国のコーヒー職人が飲みに来るという、知る人ぞ知るお店の豆を取り寄せておられるとのことで、こういうところにも職人というかエンジニア気質が伺えます(笑)。

コーヒーをいただきながら、前回拙宅にていただいたアドバイスに従い、セッティングの見直しを始めている最中の私は、いくつか実践上の疑問があったので伺ってみました。


1. LRとサラウンドSPの位置関係について
定位感に関しては、人間は前からの音には敏感で、横や後ろからの音には鈍感である。いうまでもなく、一般にスピーカー間の開き角が狭いほど定位感ははっきりするが、60度を超えると人間の耳では定位感が薄れることが知られている。Cが使える環境であれば、LCRは30度ずつ開き角をとるのがベストで、LRからさらに60度開いた位置(=90度)にサラウンドを置く。前述の通り、それ以上開くとLRとSLR間の定位感が曖昧になってくる。サラウンドをLRから60度未満に置けば(いわゆる「かないまる式」)定位感はしっかりしてくるので、後ろからの直接音が無いようなタイプの音楽再生の場合は、その方が良い場合も多いだろう。ただ、サラウンドバックがない場合、または5.1ch再生をする場合で、特に映画音響によくある、後ろから驚かせるような効果を狙う音を正しく再生するには、サラウンドの位置は90度以上開いている必要がある。

2. サラウンドバック・サラウンドハイトの位置について
人間は後ろの音の定位感は鈍感であるため、この両者についてはAuro-3Dで定義されているほどの厳格な位置(開き角度、仰角とも)でなくてもよい。

3. ハイトスピーカー群のスピーカーについて
Auro-3Dによる音楽再生の場合は、基音はフロアのスピーカー群で出し、ハイトスピーカー群にはアンビエント音を振ってあるので、ある程度音色が揃っているものであれば、特にサラウンドハイトやVOGは、必ずしも同じSP、同じブランド・シリーズのものである必要はない(その方がBetterであることは言うまでもないが)。

4. センターSP(ハイト含む)の形状について
私はAuro-3Dは音楽再生に適したフォーマットと考えているので、センターSPは重要で不可欠なものであると考えている。前述したように、LRが60度開いているとすると、Cが入ることでSP間の角度が30度となり、人間が音像定位に敏感なフロントに、より正確に各種音像を配置することができる。オーケストラで言えば、例えば、6台ある第一バイオリンの一台一台を個別に定位させることが可能になる。これがLRだけだと、「第一バイオリン群」としか表現できない。そしてこのような正確な前方の定位感を表現するためには、センタースピーカーにLRと同じものを使わなければダメである。そして前回も申し上げたように、センターだけバッフル面を横長とするような設置法は、音楽用としては使えない。バッフル面の影響で音波の広がり方が異なってくるので、LC間、CR間の音像定位が正しく形成されないからである。各メーカーが出しているセンタースピーカーが横置きの形状となっているのは、スクリーンやテレビモニターをLRの間に置く使い方を想定せざるを得ないからで、各メーカーも音楽再生用としてはふさわしい形状でないことはよく理解しているが、映画の場合はセリフを明確にするという機能があるので、映画用の「必要悪」としてやむを得ず作っているだけである。こうしたユーザーの利用形態を理解している映画音響を制作するエンジニアは、スタジオのセンターSPにこの「必要悪」のSPを入れている場合もある。

5. 前方の6台のSPの重要性について
2chや5.1chソースをAuro-Maticという技術を使って「Auro-3D化」すると低域が増強される感じがすると思うが、これはAuro-3D(Matic)は低域をブーストしているからではなく、前方からの「平面波」を創出できているからである。通常、一台一台のSPは球面波と呼ばれる音波を形成し、特に低域は後ろに回り込む性質が強いために、SP前面における低域のパワーはかなり減衰している。これに対し、Auro-3Dが前方に6台(LCR上下)のSPを規定しているのは、SP間の音波の相互干渉作用を利用して、低域から高域までの「平面波」を作り出し、低域のパワーを後方へ逃がさないことを狙っているからである。ATMOSではセンターハイトがないため、この「平面波」を完璧には作ることができていない。またセンターレスでファントム運用している場合も同様である。前方に正しく6台が設置されていれば、SWなど無くても、十分な(超)低音を出せる点が、Auro-3Dの音響的特徴の一つである。ゆえにここがAuro-3Dの肝だと私は考えている。

とまあ、このようなお話を、コーヒーをいただきながら(もちろん、その後の音楽を聴きながらも五月雨式に伺ったのであるが、読者の利便を考え、先にひとまとめにした)伺った後で、さて、お楽しみの入交邸のサウンドである。

まず、この写真を見ていただくとお分かりのように、実はここはリビング兼仕事場になっています。いくつかのアルバムなどは、「スタジオに行かずにほとんどここで仕上げた」そうです。窓の外の海を見ながらの音響制作の仕事、いかにも綺麗でたおやかな音になりそうですよね(笑)。

<写真>

お部屋は普通のマンションで、特段の工事はしておられないそう。天井の高さも2.5M弱ぐらいで、ごく普通です。床は音響用の吸音カーペットをフローリングの上に敷いておられ、リビングの広さは、20畳ほどだとおもいますが、後方に続き部屋になっている和室があり、その襖をすべて取り払って空間を同じにしているので、もう少し広い感じです。電源なども特段の工事はしておられず、パワーアンプなどもやや古い(笑)AVアンプのパワー部を利用するなど、Philewebの猛者の方々からみれば、拍子抜けするようなシステムかもしれません(汗)。

しかし、Auro-3Dを編集するプロのこだわりはスピーカーにあります(もちろん、プロ用のミキシング機器・録音機器などは山のように右サイドにありますが、写真は遠慮=企業秘密?)。

まず、フロア層には、LCRを含めた7台のGenelecのパワードモニタースピーカー(2Way)とSW1台。もちろんすべて縦おき配置です(笑)。
<写真>
さらに、Eclipseの「目玉のおやじ」の500シリーズを同じくフロア層に7台、ハイトが5台、トップに1台(これだけは一回り小さかったです)。
<写真>
フロア層の7台は、スイッチ一つで切り替えることができ、f特の広いGenelecと、フルレンジで位相が完璧に揃っているEclipseとで、音質チェックには前者を、音場チェックには後者を使うそうです。さすがプロですね。

何曲か、聴かせていただきました。音源は入交さんが録音・編集されたAuro-3Dソフトばかりで、一部市販のものもありましたが、ここで聴かせていただいたのはすべてマスタリング音源のため、市販のものより断然クオリティが高いのです。Auroでは、市販のものは11chまでは96Khz、13chは48Khzのサンプリング周波数が事実上の上限になっているそうです。おそらくBDやダウンロード販売する時のファイルサイズの問題からの上限設定だろうと思うのですが、フォーマット的には192Khzでも制作できるため、マスタリング音源は、13ch・192Khzで作られているそうです(これ、売ってくれないかなあ・・・民生用のAVプリでは再生不可?)。

さて、試聴。そりゃ、まあ、ウチとは差があるわな(イジけるワタシ=爆)。

やはりGenelecと「目玉のおやじ」の組み合わせの方が、音楽的・オーディオ的な快感はより得られます。中低音が充実しているというのは、オーディオ的にはMustですものね。しかもそれが先にお話を伺った「平面波」として迫ってくるので、はっきり言ってウチの方がいいスピーカー、いいアンプを使っているのですが(SWも4台もあるし=笑)、勝るとも劣らない迫力です。圧倒的にウチより上回っているなあ、と思ったのが、上下とも「目玉のおやじ」にしたときの空間感で、広がりと定位。特に音が散りばめられていない空間の静けさの表現は、夜空の星を眺めているときの、星と星の間の、漆黒の闇のようなイメージです。これはまさしく、先に教えていただいた文法通りにセッティングされているスピーカー位置(バッフル面の少ない形状も)と、原理的に位相が狂いようのないフルレンジSPが13台というシステム構成の賜物でしょう。

ほとんどがオリジナル音源だったのですが、二つだけ、拙宅でも再生したことのある音源を聴かせていただきましたので、もう少し具体的に書くと:

<南佳孝 『Dear My Generation』の中の、「柔らかな雨」>

これはいうまでもなく入交さんが録音エンジニアとして関わられたアルバムで、e-onkyoのダウンロード販売では、5.1chソフトとして売られていますが、実は「隠れAuro-3D」となっており、Auro-3Dとしては96Khz/9chとデコードされます(ただし前述のようにここでお聴かせいただいたのは、マスターの192Khz/13ch 版)

この曲は、センターのみにボーカルが入っています。こういう録音は5.1chも含め非常に少ないのですが、LRによるファントムセンター定位とは実体感は比べ物になりません。そこに「口」が一つだけありますから。これはモノラルレコードを楽しんでおられる方なら、よくご存知のことと思います。ではなぜ、市販のマルチソフトにはこのような録音のものがほとんどないのかと伺うと、「先に述べたように、一般のマルチシステムは、センターがLRとは異なるSPを使っているのが普通で、音色が違うことが多いのを録音エンジニアが知っているから」だそうです。つまり本当はCにだけ音声を入れた方が実体感のあるボーカルサウンドになるのに、それを再生する側の多くがセンターレスか、横置きセンタースピーカー(しかも往々にして、LRがバスレフなのに、Cだけ密閉というセットも少なくないです。これではたとえ同じユニットを使っていたとしても、音色が違ってきてしまいますね)なので、多くのエンジニアは、「100点」を諦めて「80点」を狙うため、Cに積極的に音を入れないのだそうです。私のようにLCRを苦労して(汗)、同じもので揃えている者にとっては残念なお話でした(泣)。

<Nakura Makoto 『Bach Parallels』の中の、「Passacaglia in C Minor, BWV 582 for six percussionists」>

これも同様にe-onkyoで販売されている、入交さん制作の「隠れAuro-3Dソフト」です。

この曲は、Genelec+目玉の親父ペアより、目玉の親父Onlyの方が断然良かったです(先の南さんのボーカル曲は、Genelecが入っている方が、肉感的な感じがよく出ており、「音楽」として好ましかったが)。マリンバの響きが空間(教会録音でしょうか?)にこだまして、得も言われぬハーモニーを醸し出す曲なのですが、やはりこのような空間感が重要な要素となる曲は、完璧に位相が揃っているシステムのほうが広がりとともに、くっきり感も同時に出せて、優れていますね。

いやあ、これが、ムジークの超強力・ハイレゾ同軸型モニターSP13台によって、100%本気の配置(先のスタジオ見学の際は、80%… )をされたWOWOWスタジオでは、どのような音で鳴るのか、今から来月に予定されているプライベートなスタジオ見学が楽しみで楽しみで仕方ありません(笑)。

最後に、この場をお借りして、入交さんにお礼を申し上げます。先日は、そしてまた今度も、さらに次の機会も、ありがとうございました。最近、すっかりAuro-3Dづいてしまって、ようやく、「Auro-3D友の会会長(自称=笑)」に多少は相応しい覚悟が出てまいりました(爆)。ここまで来たら、まあ、行けるところまで行ってみますので(汗)、今後ともご指導よろしくお願いします。

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レス一覧

  1. Auro3Dさん おはようございます 大作ですね(⁠^⁠^⁠)

    でも脂の質が良いのか朝から胸焼けする事もなく、スルッといけました。
    (文書の感想を食べ物で表現してみた感じ)

    昨日の私の自爆レス以降、戦々恐々としていましたが、自己採点では何とかセーフで?肩をなでおろしているところです(⁠^⁠^⁠)。先日、質問してもらいましたDanteのようなネットワーク?な製品は入交氏が現場で使用されている情報も存在していたので自宅もあるいは世間の『逸般の誤家庭』すら飛び越えたものになっているのではないかという懸念があったわけです。まさか伝送に光ファイバー使ったりとか?

    ■Danteのライバル陣営? AVBやMADI等のキーワード
    https://synthax.jp/user-artists/articles/moonlight_desert.html
    https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/1128071.html

    入交邸がどうだったかは本文中に書いてありますので敢えて重ねては書きませんが、それ以外にもサラッと重要な事(真実というか真理?)が書いてあって単にアッサリしている胃もたれしないだけだなく、下味というか下ごしらえを疎かにしない職人技が垣間見える味でした。薄口は味が薄いのではなくってだな・・・という説明はもう不要ですよね。おいしゅぅございました。 m(_ _)m
    .

    bynightwish_daisu at2022-09-29 09:11

  2. Auro3Dさん、素晴らしい!

    今日は特に予定のない休暇でしたので、最近の日記をまとめて読ませていただきました。飛躍のネタは存分に仕込まれた様子ですね。

    自分は2ch流派なので、これまでAuro-3Dに関心を持って日記を読ませてもらっていたわけではないのですが、WOWOW/donguri邸/入江氏交流の日記から、今後のAuro3D邸の進化が見えるようでした。

    過去からのAuro3Dさんの印象を整理すると、
    ①新参者と言われながら、「Auro-3D最高!」と言われていた時期
    ⇒元気のあるおじいさんがいるな・・・という印象(なんて、後に同い歳であることを知ったのですが・・・)

    ②「Dirac Liveで調整しているので、細かな調整は不要」といわれていた時期⇒フ・フ・フ・・・という印象

    ③そして今回のネタ仕込み
    ⇒やられる・・・(変な意味ではなく、どうだ参ったか!→参りました、の図が見えると言う意味です)

    自分は2ch流儀で、部屋をつかって鳴らす派です。(これに至るには、ステレオで進むか、マルチサラウンドに移行するかを相当悩みました)2chでも部屋をつかえば立体音響は可能との結論に至ったからです。

    ですが、一連の日記からマルチチャンネルのポテンシャルの高さをしみじみと感じさせてもらいました。Auro-3D邸がリフォームしてから1年、ここが勝負の時期かと感じた次第です。

    <追記>
    一連の日記+αからの自分の考察
    ・Auro-3D(含むAuro-Matic)はスピーカーからの出音勝負なので、部屋による音への影響はそれほど大きくない。小型スピーカーを使い、理想的な配置とすることが重要
    ・2ch再生での立体音響は部屋を使って鳴らすので、部屋が大事になる
    ・Auro-3Dはシステムを組むことに費用がかかるが、2ch再生は部屋に費用がかかる
    ・同程度の音を求めるのであれば、Auro-3D(含むAuro-Matic)がリーズナブルとなりそう(加えて職人技も不要)
    ・労せずよき再生を求めるならAuro-3Dに格段の利がある。
    ・ただし、専用ソフトが少ない観点からは「Director’s intention」には成り得ず、「Listener’s intention」となる
    ・ですが、2ch再生も部屋をつかって鳴らす時点で「Listener’s intention」である
    ・ただ、2ch再生における修行僧のような追い込みと成果を出したときの満ち溢れた感覚を味わうことは別次元の楽しみでもある

    byヒジヤン at2022-09-29 12:12

  3. Nightさん

    面白い譬え話でのご感想、興味深く拝読しました。

    ご存知の通り(汗)、私はメカニズム方面には弱いし興味がないので、聞いてもいないのですが(笑)、言われてみるともしかするとDANTEとかMADIとかいう技術はあのお部屋でもお使いになっているかもしれませんよ。写真には撮りませんでしたが、Deskの右サイドの壁は本当にハイテクプロ用機器の山でして、こういうのがお好きな方は一つ一つお尋ねになるんでしょうけど、私は一瞥しただけでスルー(笑)。

    でも興味深かったのは、最近自分も検討していたのでこれだけは質問したのですが、「電源工事」とかされていないんですよね。マンションなのに。じっくりみてませんが、「蓄電器」とか、「トランス」とか「クリーン電源」といった、このコミュニティに来てからはどなたのところへOff会に行っても大抵見かける機器も無かったような気がします。

    まあ、オーディオマニアは、「いい音」を追求しているわけですが、このようなエンジニアの方というのは(入交さんの場合、先の菅野さんの時代と異なり、ほとんどここは仕事場です)、「音像・定位・音場」が意図通りに出ているかをチェックすることが重要で、「音質」は再生機器のクオリティによって変わるからユーザーにお任せ、という感じなんでしょうかね?確かに、B&WとSonusでは、同じ「音像・定位・音場」は再現できても、「音質」は大きく異なるわけで、どうしてもDirectorが制作時に聴いている「音質」まで再現したければ、Genelecやムジークのようなプロ用モニターをアマチュアもこぞって求めるはずですが、この2年間でお邪魔したお宅で、このようなスタジオ用モニターをお使いになっておられる方はこのPhilewebには一人もおられませんでしたから、皆さん、「音質」だけはListener’s Intentionでいいんだ、と思っておられるようですね。

    byAuro3D at2022-09-29 17:24

  4. ヒジヤンさん

    私が書く記事は、はっきり言って2ch派の方や、5.1ch派の方にはほとんど役にたたない情報しか入ってないにもかかわらず(汗)、いつも目配りいただき、ありがとうございます。

    ベルウッドさんもそうですが、2ch道を極めておられる方にたまに頂くコメントは、3Dオーディオ仲間の間では、時に的外れだな・全くわかってないな、と思う時もありますが(笑)、やはり原理的には2からが「複数=マルチ」ですので、シングルSPのモノオーディオ派の方よりは共通項があり、学べるポイントもありますが、実は告白すれば私自身は2ch派や5.1ch派の書く記事は殆ど読んでいません(爆)。私の理解力不足で、よくわからないからです(汗)。

    ヒジヤンさんは、2chや5.1chの原理主義的な方の一部には3Dオーディオを邪道として「攻撃」される方もいる中で(泣)、虚心坦懐に「良いものはいい」という素直なスタンスを持っておられることに対して、敬服しますね。それゆえ、<追記>でいただいた考察は同意できる部分も多いです。私は本コミュニティでは数少ない3Dオーディオ派として2年前に「デビュー」させていただきましたが、ヒジヤンさんも含めた多くの方々の「音」とアドバイスのおかげで、3Dオーディオの強みや弱み、またその勘所といった、3Dオーディオの経験値をかなり上げることができたと思っております。

    そして今、画竜に点睛を入れるが如き3Dオーディオの現場の方との出会いがあり、私の「Listener’s intention」を具現化するシステムが、一旦は完成しそうだな、という手応えを持てるようになりました。来たるべく電源工事やリフォーム、少々の機器の入れ替えとセッティングの見直しを経れば、自分なりには一旦「あがり」だと思っておりますので、もしまだAuro-3Dにご関心をお持ちでしたら、その節にまたお越しください。

    byAuro3D at2022-09-29 18:59

  5. Auro3D様、お早うございます、

     たぶんオーディオ専門誌でも実現できなかった「作る側」ご自宅の訪問記・・とても価値ある記事で一気に読み進んでしまいました。

     社内向けですが、私も作る側と言うか送出側に身を置いていまして、ほぼスタジオ級の機材が用いられています。

     受け取る(聴く)側ではデジタルとアナログの電源を分離されたりしてますが、送り出す方の機材は、そもそもデジ/アナでコンセントを分けないと支障ある機材は欠陥品ですからデジ/アナ混ぜこぜです。

     また、聴く側では振動や共鳴対策をしっかりされてますが送出側ではキンキンに響く頑丈なスチールラックに無造作に機材をネジ止めするだけで大きな地震で機材が移動さえしなければ・・てな感じです。

     線材も大量に使いますから単価の安い線材を最短距離でつなぎコネクター処理は制作ものです。(さすがにXLR端子でアナログ信号が流れる区間はCanareのケーブルが使われていますけど・・)

     皮肉なことにオーディオ的に特別な事やってない所でオーディオ的に特別な楽曲が制作されたりする一方、最新スタジオではオーディオマニアのセオリーどおり電源や振動対策を施してアニメやアイドルの楽曲を量産‥(以下、省略しますがアニメやアイドルも好きです。)

     おそらくオーディオ的に特別な対策は費用対効果が少ないことから、それらに振り向ける予算は費用対効果の大きい方に回しているのかと思います。(ちょっと身も蓋もないコメントで申し訳ありません。)

    byたかけん at2022-09-30 07:22

  6. たかけんさん

    そうだったんですか、そっち系のお仕事をされているんですね。単なるバイク好きの普通のサラリーマンの方と思ってました(笑)。

    >オーディオマニアのセオリーどおり電源や振動対策

    確かに、このプロの方は、拙宅にお見えになっておられるわけですが、ぐるっと部屋を見渡して、その上で様々なテスト音源や音楽を再生された上で、色々なアドバイスを頂いたことは先に記事にしたとおりですが、言われてみると、これまで「オフ会」で多くの猛者の方々に指摘された、「スピーカーの足元」(なんといってもキャスターですから!=でも彼はスルーでした)や、「アンプ類の足元」についての<ご注意>は、全く言われませんでしたね。電源に関しても、うちなんか市販のタコ足配線になっているところがあちこちにあるのですが、気にもされていないようでした(笑)。ただ、MQAの三上さんから、「どこかからかすかに高周波ノイズが聞こえる」とのご指摘はありましたが。

    逆に、これまでお見えになった猛者の、どなたからも指摘を受けたことのなかった、スピーカーの横置きとか向きとか、リスニングポイントからの角度とかに、細かい「ダメ出し」がなされましたね。

    つまり、これ一つとっても、もしかすると作る側が聴いている音(気にしている部分)と、消費者側が聴いている音(気にしている部分)は、随分違うのかもしれませんね。まさに、Director’s intention≠Listener’s intention の証拠の一つと言えるかも(笑)。

    byAuro3D at2022-09-30 08:23

  7. Auro3Dさん、こんにちは。
    レコード大賞の受賞経験のある録音エンジニアの方ですが、録音スタジオでは、オーディオアクセサリーにはこだわっておられます。
    https://www.youtube.com/watch?v=NLMc4n0_A6M
    ブラインドでテストして確かな効果を確認したものしか使用していないそうです。
    こんなにアクセサリーを使って録音すると、一般ユーザーのオーディオシステムの再生と乖離しませんか?という問いに対して、まず録音そのものを良くしておけば、その影響はどんなオーディオシステムにも恩恵がある、とのことでした。

    byミネルヴァ at2022-09-30 09:46

  8. Auro3Dさん

    的外れで何もわかっていないレスを繰り返すようで恐縮です。

    ■サラウンドでもフロントが大事
    ■センタースピーカーにLRと同じものを使わなければダメ
    ■バッフル面横長のセンターは、音楽用としては使えない
    ■横長センターは映画用の「必要悪」

    以上は、私が他人様のサラウンドをいくつか聴いてきたうえで感得していた考えとまったく一致します。それを正直に言ってコミュではずいぶんお騒がせしましたが。


    ■(Auro-3Dの前方に6台SPは)低域のパワーを後方へ逃がさないことを狙っている
    ■前方に正しく6台が設置されていれば、SWなど無くても、十分な(超)低音を出せる

    ここは、「そうだったのか!」的な目からウロコです。Auro-3Dを含めたサラウンド愛好家には今後の論議を呼ぶところではないでしょうか。


    最後のセンターにのみボーカルを入れたソフトをめぐる議論も、モノーラル再生(スピーカー1本のみかステレオ兼用の2本再生か)、センターレスの是非(横長センターor小型センター vs センターファントム)という大テーマをはらんでいます。ここではセンターにLRと同じものを使うという前提ありきの話しなのでさらっと読めてしまいますが、けっこう熱い議論になるのではないでしょうか。さらには、AVと兼用できない音楽再生専用ならサラウンドシステムは不要ではないのか、ソフトの供給サイドの本音も含めてAuro-3Dに音楽再生の居場所はあるのか、といった議論にも波及するでしょうね。

    私も、サラウンドやAVの記事は興味がなくほとんど読んでいません。今回、“listener's intention”というヘッドラインに誘い出され、つい心がざわついてしまい、門外漢の口出しをしてしまいました。今回の記事の内容も相当に心がざわつくもので、かなり胃がもたれそうです。さすがAuro3Dさんですね。

    Auro3Dさんはこれから何処へ向かわれるのでしょうか。Auro3Dさんが2ch再生に全く関心がないことは拙宅においでいただいた時によくわかりました。たぶん私もこれ以上領空侵犯のレスはしないと思います。今後のAuro3Dさんの躍進を祈念いたしております。

    byベルウッド at2022-09-30 14:38

  9. Auro3Dさん こんばんは〜♪

    本日記。理想はこう。現実はこう。答えは明確に指し示されているので、従前からの議論を収束させる効果はあれど、ここから熱い議論が沸き起こるとはとても思えない。そんな風に ”nightwish_daisukiは” 日記から読み取っています。

    ソルマック日記、ありがとうございます!
    .

    bynightwish_daisu at2022-09-30 18:31

  10. ミネルヴァさん

    情報ありがとうございます。録音エンジニアにもいろいろな考えの方が居るのかもしれませんね。

    ただ、私は技術面には暗いので以下、的はずれなことを言っているかもしれませんが、少なくとも、入交さんのここのご自宅兼仕事場でやっておられる作業は、すでに「録音スタジオ」で収録してきたデジタルデータの編集だと思います。

    で、ノイズが混入して困るのは、彼の仕事では、再生時ではなく、編集時ですよね。つまり「商品」にです。私の拙い知識では、ノイズが最も混入しやすいところは、A→Dの部分、つまり録音現場であり、ここのマイクなり、録音機器なりは、相当高性能なものを使っているのではないでしょうか。

    その後の編集作業は、菅野さんの時代はともかく、現代はすべてデジタルデータで行うので、D→D→D→Dという感じで、ミキシングをしたり、f特をいじったり、エフェクトを掛けたりしているのだろうと想像します。そして、ご存知のように、デジタルデータにおけるノイズとは、データの欠損か改変が起きた時ですが、理論的にはデジタル機器にアナログ的なノイズ除去をしても、ほとんど意味がないはずです。A→DおよびD→Aの部分(もちろんA→Aもですが)で、最もノイズが入り込みやすいので、この二つの段階の機器には電源も含めて高い性能のものが必要ですが、途中のD→Dの段階(つまり入交さんがご自宅でやられている作業)では、それほどの電源装置などは不要(もちろん、お使いの編集用デジタル機器自体はプロ用ですから、ノイズの混入リスクはゼロに近いでしょう)なのだろうな、と私は拝見していました。

    そして彼の仕事場での再生時に混入するノイズは、「商品」に混入しているのではないから気にされないのではないかと(笑)。

    byAuro3D at2022-09-30 22:17

  11. ベルウッドさん

    拙い記事の概要を取りまとめ下さりまして(笑)、ありがとうございました。

    実は私も、今回入交さんにお話を聞いて、最も驚き、そして合点がいったのが、「平面波」のお話でした。ここのお詳しい皆さんには既知の常識かもしれませんが、私にとっては初めて聞く言葉でしたので、少し調べてみましたが、確かに波が複数点で発生しそれが複合すると、「丸く」ではなく、「まっすぐ」に近い形の波が形成されるという現象のようですね。

    私は聴感上、同じ音源なのに、Auro-3D(Matic)にすると、低音が増強されることは前々から気づいており、拙宅に試聴にお見えになるお客さんにもお伝えしてきたのですが、自分ではこれは単に、「SP数が増えているからだろう」ぐらいにしか思っておりませんでした。

    確かに、先日WOWOWのスタジオにお邪魔した際も、教会録音(もちろんAuro-3D)のオルガン曲の低音が、表現できないぐらいの迫力で全身に響いたのですが、私はてっきりムジークの2台あるSWのお陰だろうと思っていたのです。後に入交さんに、「あの録音は、13.0ch録音で、LFEは使っていないし、スタジオではBass Managementはしていないので、SWからは音が出ていませんよ」と聞かされて、心底驚きました。

    それが、フロントの6台のムジークで形成されている「平面波」のお陰であると知り、改めて、「Auro-3Dフォーマット、侮りがたし」と惚れ直したところです(笑)。

    このコミュニティがもうじき閉鎖されれば、皆様との接点は無くなりますが、ベルウッドさんも益々のご活躍を!

    byAuro3D at2022-09-30 22:35

  12. Auro3Dさん、おはようございます。

    実は私もAuro3Dさんの日記を拝見して一番気に留まったのが「平面波」のお話でした。

    >「Auro-3D化」すると低域が増強される感じがすると思うが、これはAuro-3D(Matic)は低域をブーストしているからではなく、前方からの「平面波」を創出できているからである。通常、一台一台のSPは球面波と呼ばれる音波を形成し、特に低域は後ろに回り込む性質が強いために、SP前面における低域のパワーはかなり減衰している。これに対し、Auro-3Dが前方に6台(LCR上下)のSPを規定しているのは、SP間の音波の相互干渉作用を利用して、低域から高域までの「平面波」を作り出し、低域のパワーを後方へ逃がさないことを狙っているからである。

    この部分
    気になったので調べてみると、音響工学では普通に扱われている事象のようですね。

    ホイヘンスの原理・・・理系ラボ:ホイヘンスの原理で検索するとわかりやすく解説されています。

    ですが、この平面波は壁面を使って作り出すことも出来るようです。
    http://www.wakariyasui.sakura.ne.jp/p/wave/gennri/hoihennsu.html

    職人オーディオの自分が感覚的に書き込んだことも、大外れではなかったようです。
    ・スピーカーからの出音勝負のAuro-3D
    ・部屋をつかって鳴らす2ch再生

    風呂場で検証してみました。確かにそうなります。

    ですが風呂場は2次元、3次元空間では上下方向に逃げてしまうので、Auro-3Dでは第1層と第2層で上下逃がさず前後に進む平面波になるんですね。したがい、この面からも前方6本のスピーカーは同一であることが好ましい。・・・のだと想像しました。

    平面波を形成するに当たり、サブウーファーを壁面近くに設置することを推奨されるのも同じ理由かと思いました。

    その他の事例
    ・GRF邸で部屋のコーナーに設置するGRFを聴かせてもらった時に、その前から自分に迫ってくるような音に驚いたことが思い起こされました。

    byヒジヤン at2022-10-01 08:17

  13. ヒジヤンさん

    ほほう、ベルウッドさんとヒジヤンさんという、2ch大家のお二人が口を揃えて「平面波のことは初めて知った」、というのに驚きました(笑)。

    関連でふと気づきがあったのですが、この夏、グランドスラムさんのお導きで、浜松と東京郊外の「ド級オーディオマニア」のご自宅にお邪魔する機会を得たのですが、そのうちの2軒に、アンプで有名なマークレビンソンさんが監修(?)したとかいう、天にも届くか(笑)というようなスピーカーが置いてあり、それを聴くという僥倖に恵まれたのです。

    詳しくは、グランドスラムさんの日記、『THE BIG SOUND(凧さん邸訪問記)』にありますが、高さ2.5Mぐらいあるんじゃないかという超トールボーイの筐体に、ツィーターとスコーカーが、縦に10Units以上(恐らく=汗)並んでいるのです。ウーファーも下の方にはあったような気もしますが間違いなくJBLなどに比べればそこまで大きなものではなく、そしてUnit数も少なかったはずです。

    その出音については彼の記事にコメントを入れましたが、記憶を呼び起こすと低音もものすごくしっかりした音が出ていたと思います。私はその時、「でもなんで、こんな天井近くまで=もしかすると普通の日本家屋では入らないかも?=(笑) スピーカーユニットを並べる必要があるんだろう???」という疑問が拭えませんでした。オーナーはもちろん設計者ではないので、こんな質問をされても答えられないだろうと思い、伺うことはしませんでしたが、これって、もしかすると、「平面波」を作り出すための仕掛けだったのでは?と今は思っているのです。

    この方法ならマルチのAVアンプなどの助けはいらないので、普通の2chアンプで対応できるし、天井や壁にスピーカーを取り付けて無粋なスピーカーケーブルを天井や壁に這わせる必要もありません。

    ヒジヤンさんがおっしゃるとおり、あとはうまく壁を利用すれば、「フロントSP6台によるAuro-3Dの平面波」と同じようなレベルの音が出せるのではないかと。

    byAuro3D at2022-10-01 08:56

  14. Auro3Dさん

    Auro-3D派か2ch派かマルチサラウンド派かの話は横に置いておいての話です。

    自分が平面波に感心を寄せたのは低域再生についてです。

    >特に低域は後ろに回り込む性質が強いために、SP前面における低域のパワーはかなり減衰している。・・・「平面波」を作り出し、低域のパワーを後方へ逃がさないことを狙っているからである。

    この部分です。

    高域ユニットを数多く積み上げるスピーカーは、McIntoshなど有名で聴いたこともありますが、特にピーンとはきませんでした。

    この先は原理的にですが、低域/中域/高域で音の振る舞いが異なることはご存知の通りかと思います。

    低域・・・指向性が広く、壁の凹凸は無視され入力方向に反射される
    中域・・・指向性は中間で、壁の傾斜方向に反射されやすい
    高域・・・指向性が狭く、壁の凹凸で拡散される
    ◇このページが参考になります。
    https://pro.miroc.co.jp/2010/01/20/build_up_your_studio/#.YzdvUz3P3tQ

    したがい、平面波の活用は低域が魅力的なのです。(本文の記述にもある通り:特に低域は後ろに回り込む性質が強いために、SP前面における低域のパワーはかなり減衰している。)・・・低域の弱点を補う目的

    高域の弱点を補う方法は様々あります。
    ・部屋の凹凸で拡散させる
    ・ツイーターを後方や様々な方向に向ける
    ・無指向性とする

    Auro-3Dが技術的に優れ、2chでは歯が立たないと思ったのは、下記の記述です。

    >私はAuro-3Dは音楽再生に適したフォーマットと考えているので、センターSPは重要で不可欠なものであると考えている。・・・例えば、6台ある第一バイオリンの一台一台を個別に定位させることが可能になる。これがLRだけだと、「第一バイオリン群」としか表現できない。

    参りました!と思いました。

    しかるに現状のAuro3D邸では、このような再生は・・・

    なので、リフォームが終わりテコ入れが完成しましたら、また聴かせて下さい。

    byヒジヤン at2022-10-01 10:02

  15. 文字列オーバーでしたので、追記です。

    コミュニティのように多くの人が集まると、様々なタイプがいて、思考も行動も違うので楽しくも勉強にもなります。

    職人オーディオ・・・自分のことです
    情報オーディオ・・・Auro3Dさんが代表的かな?
    理論オーディオ・・・沢山いらっしゃいますね。
    nightさんは、情報オーディオと理論オーディオの中間ですかね?

    なので、オーディオの再生手法は違えど諸々勉強になります。
    追伸となりますが、○○○○○さんと私を同じ括りにして記述することは止めて欲しいです。

    byヒジヤン at2022-10-01 10:05

  16. Auro3Dさん、こんにちは。

    1.ノイズには音楽信号とは無関係なピーとかブーとかいうノイズと、音楽信号に関連した高調波ノイズがあり、後者は音がひずむことによって付加されるノイズです。デジタルオーディオにおいて、0,1のデータの欠損や改変はまず起こらず、万が一起こっても1/44100秒のことで、どこで起こったかは人には判別できません。従ってノイズにはなりません。0,1のデータが安定しているのは、銀行業務のコンピュータ処理やパソコンのExcel操作などで明らかです。

    2.デジタルオーディオには二つの構成要素があり、一つは安定した0,1のデータ、もう一つは、0,1の信号の時間的長さで、これは純然たるアナログ値ですので、アナログ的なケアが有効です。1万円のDVDプレーヤーでCDを再生して光出力されるデジタルデータと200万円のCDトランスポートで出力されるデジタルデータは1ビットの違いもありません。違うのはこの時間的長さの精度で、これが音質に影響を与えます。人の耳は時間軸方向に対して非常に敏感です。耳殻で反射した音と耳穴に直接入ってくる音の時間差で音源の方向を瞬時に判断しています。

    3.デジタルオーディオの編集作業でもモニタースピーカーで聴いて判断し、それによりどのような変更を加えるか判断していますので、モニタースピーカーに出力するためのアナログ変換とアナログ情報が重要で、良質なオーディオアクセサリに意味があります。

    4.入交氏が2.について知っているうえで、オーディオアクセサリにこだわらないのは、編集・再生システム全体が超高精度クロックで一元管理され、時間的長さの精度問題をクリアーしている、と考えられているのかもしれません。

    byミネルヴァ at2022-10-01 11:02

  17. Auro3Dさん こんにちは ミネルヴァさんのレスに少しだけ補間

    >1万円のDVDプレーヤーでCDを再生して光出力されるデジタルデータと
    >200万円のCDトランスポートで出力されるデジタルデータは1ビットの違いもありません。

      ↑↑↑

    ここは「データ」である事に注意して下さい。Excelのデータや銀行預金と同じ、内部的には数字の羅列(最小単位は0と1)。完全性が担保されており、入交様の編集作業もこの領域で行われていると考えていいです(ケーブルや電源で結果は左右されません。オーディオアクセサリーのつけ入る隙間はどこにもありません。)。

    ミネルヴァさんの書かれましたDVDプレーヤーとかCDトランスポートのデジタル出力は "SPDIF" の事を言っています。
    『同軸』とか『TOSLINK』とか聞く奴ですね。

    これには「データ」に加えて「クロック」が一緒に伝送されてきます。「クロック」が「データ」と "チャンポン" されて一緒に送られてくるというのが難解というか気持ち悪いところです。この "チャンポン" から「クロック」を引き剝がして元の「データ」だけに復元したならば1ビットの違いもありませんけれども、1万円と200万円とでは「クロック」の精度はまったく違うでしょう。

    20年よりも以前?は、この弱いクロックをベースに再生するのが普通だったので音が途切れない安定性は凄いものの、それと引き換えに音質は理想からは離れた面がありました。 それが・・・今を遡ること約10年程前くらいからそのような弱いクロックから解放された非同期転送の "USB" に この時代遅れの "SPDIF" は 駆逐されていく事になったのでした。

    ただ、メーカーも SPDIFの弱点を傍観して手をこまねいた訳ではなくて、高級機ではSPDIFで送られてきたクロックは廃棄して自前のクロックでもって再生したり 今では主流となったESS社のIC の ES9018 etc のように 特許なクロックリカバリー技術(クロックを再生成?)を使ってSPDIFを再生できるようになり、コンシューマーが享受するSPDIFの再生音はここ数十年で向上してきました。


    以 上、 nightwish_daisukiの "主観" に よる補間でした。
    (このあと、少しだけ ティータイムを付け加えます。)

    bynightwish_daisu at2022-10-01 11:51

  18. <ティータイム>
    e-ONKYOなどで売っている音源データや、入交さんの手持ちのデータにはクロックは入っていません。それ故に完全性が担保されています。それ故に1時間のCDも1秒未満でコピーや転送が可能です。  
    逆に "SPDIF" は伝送に実時間かかります。 1時間のCDなら1時間かかります。 クロック(時間)も一緒に送ってくるからと理解すればいいかな? 一口にデジタルと言っても、そういう違いがありますので、分けて考える必要がございます。

    ※以上は nightwish_daisuの主観です。事実とは異なる場合がございます。
     間違っていたらゴメンナサイ。


    【参考情報】:
    new_western_elec様より「SPDIFデータ伝送の仕組みと落とし穴」
    https://nw-electric.way-nifty.com/blog/2013/10/spdif-ff2e.html





    Amazon Musicなどのストリーミングや e-Onkyoなどの音源販売などでは、流通経路に「クロック」は載ってきません。デジタル録音された編集やミキシング待ちの音源データも同じです。銅線のかわりにアルミを使おうが鉄ケーブル使おうが、銀ケーブル を使おうが、高度な誤り検出技術(CRC -巡回冗長検査など)によりデータが変質する事なく "世界各地" に 配信が可能になっていますね(^^。 Auro3Dさんが理解されているように、そこにオーディオアクセサリーの出番はありません。 (オーディオマニアさんにはなかなか信じてもらえないところですけれど。)
    配信されたデータを受け取り? 【クロックはユーザーサイドで各自 用意して再生する】 ← このタイミングが、機器やアクセサリーの出番となります。


    おしまい
    .

    bynightwish_daisu at2022-10-01 12:29

  19. nightwish_daisuさん、こんにちは。

    お久しぶりですね。
    非同期DACというのが昔販売されていました。
    これはCDの0,1データを10秒ほどバッファリングしてから、DAC側のクロックで再生するもので、S/PDIFのクロックを使用していないため、トランスポート側の品質から影響は受けず、どんなトランスポートでも同じ音質になる、といううたい文句でしたが、トランスポートごとに音が違っていました(笑)。

    USBの非同期転送モードもトランスポート側のクロックを使っていないので、トランスポート側に何を使っても音は同じ、USBケーブルに何を使っても音は同じ、と思いきやトランスポートでもケーブルでも音は変わります。

    ESS社のクロックリカバリー技術でも入力にあるクロックジッターの除去は不十分であることは認めており、トランスポートに何を使うかで音は変わります。
    問題は0,1のデータの信号時間の長さ、それに影響を与える0,1の信号のアナログ波形の綺麗さ加減です。

    byミネルヴァ at2022-10-01 12:46

  20. ミネルヴァさん  こんにちは Auro3Dさん少し脱線します

    ミネルヴァさんのいわれるように、デジタルのアナログ波形の綺麗さが重要というのはわかります。世間ではジッターが少ない程よいとされる事項ですよね?

    デジタルで音が変わる変わらない論は、論者の双方の理解度が一致していないと、双方が互いに相手をペテン師呼ばわりして平行線になります。リッピングの行うCDドライブで音がちがうか?という話題もあります。もちろんデータは完全一致していることを前提としても、意見は分かれます。

    なぜ、そのような意見の相違が生まれて、しかも溝が埋まらないのか興味深く見ていくと『實際に音の違いを聞いた』という体験がありました。パイオニアのドライブでリッピングした方が音が良かったとかですね。

    この先は憶測の領域になりますが、その体験(リッピングするドライブでの差異)は間違ってはいません。ミネルヴァさんの書かれた非同期DACについても同じです。実際に音は違ったのでしょう。
    経験的に、ハードディスクドライブに記録されるデータの位置(内周か外周か)によって、耳に聞こえるノイズは異なりましたので、当然、完全に同一条件での比較視聴は不可能で、だからこそ、その先は視聴の順番を入れ替えするなどする科学的な実験の方法を視聴に適用することが重要になってきます。科学的などと小難しい事を書きましたが、私が本当にいいたいのはそこではありません。

    脱線、つづく

    bynightwish_daisu at2022-10-01 13:11

  21. 非同期なのに、トランスポートで音が違うとか、リッピングするドライブで音が違うとか、そのような経験を産む実験環境の問題点と改善方法を書いて、脱線を終わろと思います。一部、憶測も混じります。


    ■非同期なのに、トランスポートで音が違う件
    これは電気的にトランスポートがDACとつながっていることが問題です。たわしアースがおなじみのPhilewebコミュニティメンバー、勘の鋭いメンバー様ならもう気付かれたと思いますが、トランスポート自体が悪の仮想アースになっているのです。しかもAC電源の機器なのでアクティブ型の仮想アース。光、TOSLINKなら差異はちいさくなるでしょうが、コンセントに挿すだけのアクセサリーを見て分かる通り、トランスポートがコンセントにささっていたら、NGです。(直流的に繋がっていなくても交流で結合)

    解決方法は、トランスポートを鉛蓄電池などで駆動して家庭AC100Vからは隔絶させる。トランスポートとDACの接続は光(TOSLINK)として、同軸は絶対に使わない。現代では、SDカードで2テラの保存も可能なほど技術は進歩していますので、5秒のバッファリングといわずCDS1枚丸ごとバッファリングした後にトランスポートの配線を引き抜いて部屋から追い出せば完璧です。そこまでしても、トランスポートによって明らかに音が異なる、バッファリングしたデータにも差異はなくパーフェクトだというのなら、nightwish-daisuが調査をお手伝いしましょう。

    もう少しだけ続く
    .

    bynightwish_daisu at2022-10-01 13:41

  22. ■リッピングドライブにより、データは一致するのに音が違う件
    前述のように、データの記録される物理的な位置も影響することから科学的な実験手法を用いれば良いのですが、それだけではまだ不十分です。解決方法は、とにかく、リッピングの作業が終わったら、そのリッピングドライブもACアダプターも取り外してしまう事です。トランスポートの件と同じく、それ自身がオーディオアクセサリーとしても働くからです。安物のドライブは積層セラミックコンデンサーが多用?され、それがそのままシステムに組み込まれている状態での試聴はNGです。そのようなドライブは日常では、取り外ししておく事が肝要です。 もう一方で、高価なドライブはコンデンサーも潤沢で、例えば高周波特性に優れ低ESRな導電性高分子タンタル固体電解コンデンサ(POSCAP)なんかも投入されているかもしれず?リッピング作業時以外にも接続していると、逆に、周囲に良い影響を与えかねません。 接続した状態では、比較試聴をしてはいけない。
    まとめると、試聴では科学的な実験手法を用いる、リッピングが終わったら直ちにリッピングドライブおよびACアダブターを抜く、です。それでもなお、リッピングドライブによって決定的に音質が異なっていて、データをUSBに入れたりクラウドにアップロードしても、その音質が引き継がれていく(しかも何回比較してもデータはバイナリで完全一致しており差異は認められない)という現象が観測され、それをいつでも再現出来るとゆー猛者が現れたら、nightwish-daisuを呼んで下さい。カラクリを解くお手伝いをして差し上げます。


    脱線、おわり
    .

    bynightwish_daisu at2022-10-01 19:54

  23. ヒジヤンさん

    重ねてのコメント、ありがとうございます。ご紹介いただいたサイト、拝見しましたが、ちょっと私レベルには難しかったです(汗)。でもなんとなくは分かりました(笑)。

    さて、「6台ある第一バイオリンの一台一台を個別に定位させることが可能になる」というのは、別にAuro-3Dではなくても、普通の5chでもセンターさえLRと同じものを揃えれば実現可能なような気はします。ただ、先に「平面波」という言葉が出たので、「平面」という語感から、Auro-3Dの音は「平面的」で、立体性がないのかなと勘違いされている方がいるといけませんので、慌てて追記しますが(笑)、ヒジヤンさんが拙宅にお見えになった時は今とは相当違うシステムでしたので(ソース機器とプリアンプの電源を蓄電池利用とし、またパワーアンプは総入れ替えしています)、どうお感じになったかは分かりませんが、先般、CENYAさんと並ぶ2chボーカル派のtaketoさんがお見えになった時に、「Auro-3D(Matic)にすると、上下だけではなく前後にも立体感が出るのに驚いた」という趣旨の感想を述べられました(事実、その後彼はご自宅にAuro-3D環境を構築中と伺っています)。

    つまり、Auro化すると、第一バイオリン群の一列目と二列目の音像の違いがくっきりする可能性はあるということは言えると思います。

    byAuro3D at2022-10-01 20:01

  24. ミネルヴァさん、Nightさん

    ミネルヴァさんの最初のレスだけは、少しわかりました(が、後はすみません・・・笑)。

    なるほど、皆さんが「クロック、クロック」と騒がれる意味が少しだけ、分かったような気がします(汗)。「外部クロック」とかって、「はあ、時計?」(爆)というレベルでしたので。

    そこにおカネをかけて、とても正確なものにすればするほど、音が良くなるのだ、という単純な因果関係だけ、いただきました(笑)。わたしの手持ちの機器は外部クロックをつけられるような機能を持つほどの高級機は一つもないのですが、勉強になりました。

    byAuro3D at2022-10-01 20:07

  25. Auro3Dさん

    >お二人が口を揃えて「平面波のことは初めて知った」、というのに驚きました(笑)


    私は、○○○○さんなんかと口をそろえてものを言うなんてことはしてませんよ。同列に扱うのはやめてください(笑)。


    私は、Auro-3Dのサブスピーカー群は、あくまでも立体音場、特に高さの演出のためだと思っていたので、そうではなく低音再生のためだというお話しなので、意外に思ったということです。

    Dolby-Atomsも、確か同じようにサラウンド効果を高めるためとか、高さが出るのが楽しいとか、コミュ内ではそういう発言ばかりだったと記憶しています。

    それが多スピーカーによる仮想面によって低音を押し出すためだとは…!それで目からウロコだったわけです。



    以下は蛇足です。

    いつぞや「トップガン/マーヴェリック」をIMAXレーザーで見ました。画質は良かったですがサウンドはたいしたことないと思いました。低音もたいして出ていない。それに懲りて、「ブレット・トレイン」はドルビー・アトモスで見ました。スクリーンは小ぶりでしたが、こちらの方が断然サウンドは上でした。低音も誇張のないハイスピードだという印象を受けました。

    byベルウッド at2022-10-02 00:50

  26. ベルウッドさん

    >Auro-3Dのサブスピーカー群は、あくまでも立体音場、特に高さの演出のためだと思っていた

    取り組んでいる本人もそう思っていたのですから(笑)。もちろん、ハイトスピーカー群が高さ感の演出に効果がないわけではないですが、前から気がついていた「Auro-3D(Matic)はいい低音を出すなあ」という現象が、6台のSPをフロントに張り付けることによる「平面波」の創出という音響工学的な論理で説明できるというのは、Scientific-mindを共有すると思っているベルウッドさん同様、私も「目からうろこ」が落ちました(笑)。

    映画音響に触れられていますが、ベルウッドさんは日本全国オーディオ行脚(笑)をされているようですから、もし福島に行かれる機会があったら、小名浜のポレポレシネマズという映画館に行ってみてください。ここは何でも日本で唯一のAuro-Max(Auro-3Dの映画館用フォーマット)を装備しているところだそうです。「平面波」が形成されていて、ものすごい低音を楽しめるかも(笑)。私も一度は行こうと機会を伺っています。

    最後に、『サロンとサラウンド ー「Composer’s intention」と「元音」』の方にも顔を出してくださいよ!ベルウッドさんのアドバンテージを活かせる話題かと(笑)。

    byAuro3D at2022-10-02 06:25

  27. Auro3Dさん、横から失礼します。

    nightwish_daisuさん、
    そう考えられるのはごもっともです。
    私も7年くらい前までは同じ考えでした。

    しかしその考え方では説明できない事例に多数遭遇しましたので、宗旨替えしました。

    ハードディスク、USBメモリやバッファメモリに、0,1のデータのアナログ的な波形の綺麗さ加減が記憶される、と考えれば全て説明可能であることに気付きました。

    byミネルヴァ at2022-10-02 08:29