Auro3D
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伊豆の別荘で マルチチャンネルオーディオ6割 2chオーディオ3割 ホームシアター1割 という週末を過ごしています。 私のオーディオに対するスタンスは、「原音再生は求めず、<オーディオ再…

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Auro3DとAtmosと5.1chマルチと2chとを共存させています
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日記

マルチチャンネルによる<音楽再生>における、センタースピーカーの機能と役割検証

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2022年11月03日

これは、恐らく、ここPhilewebコミュニティにおける、私の「問題提起系(笑)テストレポート」の掉尾を飾ることとなろう。

今回、提起したいテーマは、「マルチチャンネルにおける<音楽再生>において、センタースピーカーはどうあるべきか」というものである。

センターSPの必要性については、多くの議論がなされてきたのはご存じのとおりであるが、往々にしてそれはLRの間に来る、スクリーンやTVとの関係で語られてきた。つまり、「AVにおけるセンターSPの位置づけに関する議論」である。しかし、ここでは、この「V」は除いて考えることとしたい。つまり、<純粋に音楽再生だけを考えた場合のセンターSPの役割>を整理・検証する。

このような問題意識に改めて取り組もうと思ったきっかけは、先に、WOWOWのエグゼクティブディレクターで、Auro-3Dを含めたマルチチャンネルの録音に関しては日本におけるトップランナーのお一人である、入交博士に何度となくお話を伺う機会があったからである。これらは既報であるので、ここで詳しくは書かないが、マルチチャンネル(これはAuro-3Dのみならず、Atmosや5.1chなども含む)を<音楽再生>フォーマットとして楽しむ場合、博士の主張は二つ。

1.センタースピーカーは最も重要で、センターレスはあり得ない(ソースによっては異論あり。後述)

2.そのセンターSPは、横長のものではなく、LRと同様の縦長のものが必要で、できれば同一が望ましい(100%同意。後述)

この<プロ中のプロ>による助言を受け、私も東京の書斎のセンターSPの入れ替えに着手しているのだが、この機会に、すでにLCR同一縦型SPを実現している伊豆の別荘の事例も含め、様々な形でのセンターSPの機能を検証してみた。

【センタースピーカー役割類型整理】

まず、マルチチャンネルにおけるセンターSPの「在り方」を、定型的に整理してみよう。

A) センターレス (これは以下の実験では、センターを「オフ」にし、出力側で「Stereoモード」=センターに入っている音情報を、LRに振る=ことで実証している)

B) 横置きセンター・高さ違い (これはテレビやスクリーンの上下に横長の、いわゆる「センタースピーカー」としてメーカーが作っているものを置いている場合によくみられる形態。<ツイーターの高さが揃っていない>のが識別上のポイント)
C) 横置きセンター・高さ同一 (これは、スクリーンやテレビを排除するか、またはよほどLRも含め上下のどちらかに寄せた構成の場合に見られる形態。<ツイーターの高さが揃っている>のが識別上のポイント)
D) 縦型センター・高さ違い(今回の検証では、センターがLRより<高い>事例を取り上げたが、普通は、センターのみがLRより<低い>ケースの方が多いであろう)
E) LCR同一縦型SP (これは概念的には、LRより一回り小型の縦型SPをセンターにしている場合も含まれるが、今回は検証対象にしていない。ただしこの場合も、<ツイーターの高さが揃っている>ことが、このカテゴリーに入る条件)

【実験の概要】

今回は、使用する機器(アンプ類、SPなど)がバラバラであるため、「音質」の比較はしていない(比較の対称性が崩れているため、音質における、<センタースピーカーが果たしている役割>だけを弁別することはできなかった)。

ゆえに、今回の比較試聴の着目点は、「定位感・実体感」のみである。ソースとしては、定位感・実体感を見るのに最もふさわしい「ボーカル」とし、以下のソフトを使用した。

『ユーミン万歳!』 Apple Music  Atmos音源から (これはシバンニさんに紹介していただいたもの)

① 「中央フリーウェイ」 

② 「青いエアメイル」 

Norah Jones “Come away with me” SACD 5.1ch から

③ Don’t know why

この三曲を選んだのは、すべてマルチ録音ではあるが、センターSPの使い方が以下のごとく大きく異なっているからである。

①は  センターに70%、LRが30%ぐらいの割合に、ボーカルが「LCRに分散されて入っている」
②は  ボーカルがセンター「のみ」に入っていて、「LRには全く入っていない」
③は  ボーカルが「センターには全く入っておらず」、LR「のみ」に振られている


さて、検証報告を始める前に、今回の実験には含まれていないが、「LCRすべて<横長>」の場合の音場感について、言及しておきたい。

現在は入交博士の助言を受け、すべて縦型のSPに入れ替えてしまったが、伊豆の拙宅でかつて、「映画用に」スクリーン上部にLCRを3台とも「横置き設置」にしていたことがある。<写真>

なかなか稀有な例(恐らく、残りの人生で二度と聴くことは出来まい=笑)だと思うので、過日、取り外す前にこれらの<横置きLCRのみ>でマルチの音楽再生をしてみた(残念なことに、上記①~③の音源ではない)。

全体的な印象としては、②のような、センターのみにボーカルが振ってあるもの以外は、定位は甘い。音場感は(見た目の印象による影響は否定しないが)、やはり左右よりは上下に広がり、ある意味部屋全体に程よく広がるBGM的な音場となる。恐らく、喫茶店やホテルのロビーのような場で、静かに音楽を流すのであれば、このような配置が良いのではないだろうか。

本題に戻る。

【検証結果】

まずAであるが、これは①~③とも、定位感という点では大きな違和感はなかった。ただし、①と②のソースでは、後述するEに比せば、ボーカルの実体感・実在感は落ちる(私の耳には、いわゆる「ホログラフィック」なボーカルというのは、人工的(非実在的)に感じる。音離れのいい、フルレンジの小型SPのモノーラル=つまり人間の口を切り取って置いたかのような状態=のボーカルが、私の基準では、最も実体感・実在感がある。このような「耳の持ち主」の判断であることをお断りしておく)。

次にBであるが、これは③以外は、聴感上違和感のあるボーカル定位となる。①ではユーミンが巨大化し(笑)、壁全体が歌っているような感覚に襲われる。②は、「なぜ、あなたは座って歌っているの?」感が拭えない(笑)。

Cは上記Bの②の状態は改善されており、②や③のような音源であれば、定位感については良好である。ただし、①の音源では、口の動きが見えない。これは恐らく、LRが結ぶ30%の「音像」と、センターSPが単独で形成する70%の「音像」が、<不一致>であるためではないだろうか。また、後述するEに比して、センターSPが悪目立ちをしてしまう。バッフル面が横になっている影響なのか、音離れが悪く、「このスピーカーから音が出てます」感が拭えない。

Dに関しては、①において、口の動きははっきりとはみえないものの、音離れはよく、あまりスピーカーの存在を感じさせない音像となっていた。②では、Eに比してやはり高さ感の違いがもたらす違和感は残った。③は、意外と好結果であった。このようなソースでは、センターにはボーカルのみならず、楽器なども単独で音が割り当てられていることはなく、あくまでも、LRが形成する「ホログラフィックな」音像の<サポート役>となっているためであろう。何も知らずに聴かされたら、「センターからは音が出ていない」と思う人も多いと思う。Cの横位置と異なり、縦位置のSPは存在感を消せるようである。

Eについては、教科書通りのセッティングであり、①~③まで、すべて良好な定位感、ボーカルの実体感が表現されていた。口の動きははっきり見える。特に①のような音源では、センターSPが表現する「実体感と定位感」に、LRがホログラフィックな「奥行き感」を加える感覚があり、試しにLRをオフにするとすこし「ユーミンが痩せた」感じがするのが興味深かった。3台あるスピーカーすべての存在感が消える印象があり、これはLRが形成する30%の音像と、センターSPが形成する70%の音像が、<ぴったり一致している>ことが成せる技であろう。

【結論】

マルチで「音楽」を聴く場合(特にボーカルもの。恐らくオーケストラ系はここまでシビアな差は出ないと思われる)、センターSPを入れるのなら、<縦置き・LRと同じ高さ>―という2点には拘るべきである。もし、いずれかの条件でも満たせない場合は、むしろよくセッティングされたLR2chだけの方が、違和感のないボーカル再生ができると思われる。

ただし、聴くソフトが、すべて②か③系のものであれば話は別になる。③のような「センターに重要な音を振らない」録音は、かつてのSACDなどでは多かったようで、これは以前、入交博士が、「一般ユーザーのシステムにおいて、センターが「ITU的に<正しく>設置されていることが<ほとんどない>ことを録音エンジニアも知っているため、そのデメリットを回避するための苦肉の策。本当はセンターを中心に使った方が実在感・定位感が高まるのだが。つまり、ITU配置を前提に録音をしたものを、ITU配置のSPで再生する音を100点とすると、これはセンターがどのような状態でも80点の効果を狙おうという録音の仕方」と説明しておられた。

しかし、最近はイマーシブオーディオが流行し始めているようで、今回取り扱ったユーミンの最新作のように、ボーカルをセンター中心に編集し、その他のSPに効果音を振るといった、「映画的なつくり」の音源は今後、増えるものと予想している。このような音楽ソースが、本当に映画同様に②のスタイルで録音されているならまだしも、①のようなLCRにボーカルを分散させる音作りの場合(そのメリットは既に書いた通り)、LCRが同一SPである<べき>なのは、2chにおいて、「左右のSPは同一である<べき>」と誰しもが断言するのと、少なくとも「べき論」レベルでは全く同様であることに異論の入る余地はない。

【おまけ】

今回の実験に際し、Apple Musicが提供しているユーミンの最新版のAtmos版をすべて聴いてみたところ、再編集の段階で特にボーカルにいろいろなエフェクトをかけてあることが面白かったのだが、その中で「Call me back」という曲は、ボーカルが「フロントワイド」にも振ってある(しかもほんの少しDelayをかけたか、<ユーミンが3人で合唱>しているような効果を演出している)箇所があることに気がついた。「フロントワイド」SPというのは、Auro-3Dでは定義がなく、Atmosならではのチャンネルなのだが、これを設置している方は多くはないだろう。だから1Fが7chの方にはオリジナルがFWに振られていること自体に気がつかない(恐らくAVアンプの方でサラウンドに振るだろうが、これだと「前に3人」というDirector’s intention通りのイメージにはならないはず)と思う。もしFW込みの9chを設置している方は「フロントワイドの存在感」を感じられる稀有なソースなので、是非、聴いてみてください。



最後に。Auro-3Dを含めたマルチチャンネルオーディオに関心のある方で、これまで私が書いてきた程度のレベル(私は社会科学を専門としており、電気・電子・音響工学系は全くの門外漢)のものでよろしければ、今後は下記で、お互い、気が向いた時に(笑)。

http://koutarou.way-nifty.com/auro3d/

(Phil-Mはアーカイブとしては利用させていただきますが、新規記事の投稿はしません)

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レス一覧

  1.  
     Auro-3Dさん

     今回この記事を読んで センターSPをLRと同じ高さで
     どの位違いあるのか試してみました。
     LRのSPはBS 314 CはBS312で同じでは無いので
     Cの高さ差19cm低いと言う違いだけですが…

     直ぐ 気づいたのは 低音の位相が ピタリ一致したかの様に
     引き締まり 量感が増えて低域の雰囲気変わりましたね!
     元の 低音は ふんわりモヤッとした感じです
     ツィーターの位置が揃ったので 解像度が少し上がりました
     低域の締まりもこの結果だと思います。
     あくまでも 仮の高さ調整だったので土台による
     音の質感は悪くトータルでは 元の方が良いです。
     土台にをキチンとセッティングして 高さを揃えれば
     相当良くなると思いましたが その為にはスクリーンを
     19cm上げなければならないのと 土台をどうするのか…
     今後の課題が出来ました!

     来年の春先…DENONの発売が 待ち遠しくて
     たまりません♬
     その時は 一度 視聴して頂く機会が有ればと思います!
     いつも 役に立つ情報色々とありがとうございました。
     

     

    byUrara at2022-11-03 16:34

  2. Auro3Dさん
    こんにちは。

    >1.センタースピーカーは最も重要で、センターレスはあり得ない

    >2.そのセンターSPは、横長のものではなく、LRと同様の縦長のものが必要で、できれば同一が望ましい

    映画も全く同じです。
    映画はサウンドスクリーンを前提に音作りしているのでTVやスクリーンの下にスピーカーは論外ですね。
    映画音響はセンター以外は単なるセンター補完スピーカーに過ぎません。

    byHD105cinema at2022-11-03 16:44

  3. Uraraさん

    拙論に対して、反応していただき、ありがとうございます。

    Uraraさんは、知的に開かれている方なんですね。ほとんどの方は、大体こういうのって、読むだけ読んで、「まあ、そういわれてもなあ…」と心を閉ざすものなんですよ(笑)。それを「じゃあ、やってみるか」と動かれる方は、好奇心と行動力が連動している、知的でアクティブな方。これは少数派で(かくいう私も入交さんのお話を聞いて、来年のリフォームを待つことができませんでした=汗)、普通はある一定以上のお歳になると(Uraraさんのお歳は存じませんが=笑)、自分の経験と自負が好奇心を打ち消し、「現状維持」を選ぶものです(笑)。

    ということで、早速<実験>していただいて、実証していただいたのはありがたいことです。

    >高さ差19cm低いと言う違いだけですが…

    いや、これ、ツイーターの高さですか?だとすると、19センチは、全然「だけ」じゃないレベルのような・・・(笑)。今回は5センチ差で実験しましたが、それでもこの結果ですから。

    >土台にをキチンとセッティングして 高さを揃えれば相当良くなると思いましたが その為にはスクリーンを19cm上げなければならないのと 土台をどうするのか…今後の課題が出来ました!

    リセッティングの効果を知ってしまえば、Why not?という気持ちが抑えられませんよね、普通。何とか工夫してみてください!

    >来年の春先…DENONの発売が 待ち遠しくてたまりません♬

    これは、先日のTIASで、最終日の終了間際にDenonブースに駆け込んで、見るだけはみてきましたよ。そこでDirac Liveの導入見通しについて担当者に聞いた話をブログ( http://koutarou.way-nifty.com/auro3d/ )に載せておきましたので、ご関心があれば覗いてみてください。これを導入された暁には、「Auro-3D友の会」の会長(笑)としては、九州出張です!

    byAuro3D at2022-11-03 16:53

  4. HD105cinema さん

    コメントありがとうございます。

    映画というのは、今回のソースで言えば、② の「青いエアメイル」状態で、 セリフは、普通センター「のみ」に入っていて、「LRには全く入っていない」ですよね。

    それゆえに、このレポートでもあるように、映画の場合は、「横置きのセンターSP」でも特に問題はなく、センターが「ある」こと自体が重要ですよね。もちろん、その位置は重要で、理想はサウンドスクリーンの中央なんでしょうか?私は映画はほとんど見ないので、スクリーンにはそこまでおカネをかけてきていませんが、将来的にお金に余裕ができて、もうこれ以上Auro-3D関連で手を入れるところがない、となったら、サウンドスクリーンにしてみたいなとは思っております。

    音楽の場合は、センターが「ある」だけではダメですよ、というのが、この論考のポイントです。音楽と映画を両立したい方は、サウンドスクリーン一択ですね(笑)。

    byAuro3D at2022-11-03 17:02

  5. Auro3Dさん、やってますね。

    センタースピーカーの要否は、以前からコミュ内でも活発に議論されていますが、自分は「入交邸潜入記−さらなるセッティングアドバイスとプロのご自宅の音体験」の中で語られた、

    『LRが60度開いているとすると、Cが入ることでSP間の角度が30度となり、人間が音像定位に敏感なフロントに、より正確に各種音像を配置することができる。オーケストラで言えば、例えば、6台ある第一バイオリンの一台一台を個別に定位させることが可能になる。これがLRだけだと、「第一バイオリン群」としか表現できない。』

    この部分に参りました。ソフトの作り手がそう言うのだから間違えないのだろうと・・・
    ですが、これは再生する側が作り手の狙いを完璧とは言わないまでもかなりの精度で具現化(再生)した場合においてのことですね。

    更にAuro-3Dは、このLCRが上下2段あるのですから、そのポテンシャルは相当に高いのだろうと想像できます。

    第1は、入交氏が語たる「平面波の創出」でしょうか。

    『通常、一台一台のSPは球面波と呼ばれる音波を形成し、特に低域は後ろに回り込む性質が強いために、SP前面における低域のパワーはかなり減衰している。これに対し、Auro-3Dが前方に6台(LCR上下)のSPを規定しているのは、SP間の音波の相互干渉作用を利用して、低域から高域までの「平面波」を作り出し、低域のパワーを後方へ逃がさないことを狙っているからである。・・・前方に正しく6台が設置されていれば、SWなど無くても、十分な(超)低音を出せる点が、Auro-3Dの音響的特徴の一つである。ゆえにここがAuro-3Dの肝だと私は考えている。』

    この「平面波」の創出も活きた活用をするのは容易なことではないと思われますが、高いポテンシャルがあるのは事実なのだろうと感じています。

    ⇒文字列オーバーつづく

    byヒジヤン at2022-11-03 19:46

  6. これまでに先人たちが必死の思いで、「2chのスピーカーセッティング技術」を磨き上げてきたように、Auro3Dでは更なる技術が必要になるであろうと想像しています。

    <2chのスピーカーセッティングの肝>
    ①左右のスピーカーの焦点合わせ
    ②部屋とスピーカーの相対位置の最適化

    Auro-3Dでは、多くのスピーカーからの出音をリスナーに向けて照射するので、②の優先度は低いとしても、①の大事さは変わらないだろうと想像しています。

    ◆Auro3Dさんの渾身のセッティングが完成したら聴かせて下さい。

    自分はステレオで行くか、マルチとするか(1刀流で行くか、2刀流とするか)を1年ほど悩んでステレオを選択したので、簡単に主義を変えることは出来ませんが、Auro3Dさんの信念に向かって突き進む姿には感銘を受けていますし、技術的なことにも興味津々です。

    ゆえに、Auro-3D友の会の活動からは目が離せません。

    byヒジヤン at2022-11-03 19:47

  7. ヒジヤンさん

    「Auro-3D(マルチ)陣営」への目配り(笑)、ありがとうございます。2ch派の方にとっては、「センターSP」なんて議論は<どうでもいい>はずですが(笑)、マルチ派にとっては、「SPのセッティングのコツ」などは、2chの実践から大いに学ぶものがあることは言うまでもありません。

    ただ、難しいのは、往々にして、最初に「立派な2ch」を構築してから、後にSPを追加購入していってマルチ「も」始める方が多いので、この場合はどうしても「LCRに同じものを!」などというマルチ界の「原理原則」が、いきなり非常に高いハードルとして立ちはだかってしまいます。また、同様に、Auro-3DやAtmosによる「音楽再生」に目覚め始めている方も、最初は「立派な映画用のシステム」を構築してから、後にイマーシブオーディオに興味を持った方が多いため、どうしてもセンターSPが横置きのものを使っている方が圧倒的に多いです。この場合は、スクリーンやモニターTVの関係で、「縦置きのセンターSP」を置くのが難しいケースが多く、同様に先の「原理原則」が立ちはだかります(伊豆の拙宅は、最初は母親用の映画目的だったのですが、その時に設置したSP群が偶然、今のAuro-3Dで言うところの「2F群」の位置だったので、その後、「音楽用マルチ」へ進むのは幸い比較的ハードルが低く、すぐに横置きセンタースピーカーを縦置きに変えることができました)。

    <続く>

    byAuro3D at2022-11-04 07:30

  8. <続き>

    マルチの場合は、「AVアンプによる補正」という<反則技>(笑)があるので、2chよりセッティングがアバウトでよいと、私自身もついこの前まで信じていましたが(汗)、Atmosはともかく、Auro-3Dの再生に際しては、<SP位置はマニュアル通りでなければDirector’s intentionを再現できない>という、「チャンネルベース」ならではの高いハードルがあることに今さら気がついたところです。

    ゆえに、2chの方のように、「足元が」とか、「スピーカーケーブルが」などということの<さらに前の段階として>、規定された数のSPを、規定された位置(開き角と仰角)に置けるかが、Auro-3Dの場合はセッティング上の最初で最大のハードルです。これは2chでいえば、「スピーカーを2台揃えられるか?」と、「ちゃんと正三角形・二等辺三角形の頂点にリスニングポイントを置けるか?」というのと同じことで、そちらでは全然低いハードルですよね(笑)。

    その意味では、「これまでに先人たちが必死の思いで、「2chのスピーカーセッティング技術」を磨き上げてきたように、Auro3Dでは更なる技術が必要」とおっしゃる、その最初の「技術」は、1.追加するSPをどう選ぶか2.SPをどうやって正しい角度、高さに吊るすか?-のテクニックで、今、我々はその方法を模索している段階です。

    byAuro3D at2022-11-04 07:31

  9. なるほど、
    2chとAuro-3Dがかけ離れているから、自分には話が受け入れやすいのかもしれないですね。

    これに対して、
    ご高齢の方は、自分が今まで得てきた知識との乖離に反発し、
    マルチ派の方は、自分の現状のシステムとの乖離に反発する

    新しいことを提唱する時には、必ずこのような反発にあうものです。

    そして、Auro-3Dの再生技術はまだ発展途上で、例えて言えば「5合目付近まで登って来た段階」ということですね。山頂までは、まだまだ長い道のりがあるかと思いますが頑張ってください。

    byヒジヤン at2022-11-04 08:50

  10. Auro3Dさん、こんにちは

    このコミュニティの最後になるかもしれない日記拝読しました。Auro3Dさんのお考えだと、縦置きのSPを同じ高さでLCRにしないのなら、ファントムセンターがその次に良い・・ということのようですが、そうですか?同じ高さで縦置きLCRだと、Auro3Dさんの伊豆邸のようにSP位置を変えない限り、映画鑑賞にはサウンドスクリーンが必須になりますよね!センターにブックシェルフを縦置きにしても、高さを揃えると、サウンドスクリーンしかチョイスがないです(今回の日記は音楽鑑賞限定なので、この問題は度外視でしょうけど)。

    困った(笑)!
    マルチをされている方で映画鑑賞をされない方はほとんどいないと思います。
    拙宅の広さだと、サウンドスクリーンにすると、試聴位置が後方の壁近くにまで後退せざるを得ず、かなり、厳しいです。Auro-3D友の会会長として、一般的な10−12畳くらいまでの試聴室の場合、どのような配置を推薦されますか?ファントムセンター???(映画は見るなは無しとして、ですよ、爆)

    拙宅の現状は、ご存じのようにセンターSPは横置きで、ミッドレンジが5cmほど、LRよりも下の配置です(センターSPのTWはミッドレンジの下にあるので、TWはもっと離れてます)。Auro3Dさんが訪問された時よりは、5cmほど上の配置にしています。これだとなんとか、通常のスクリーンを上目に設置して、映画鑑賞が可能なので我慢している状況です。どうすべきか悩みますね(汗、笑)。映画を見るなら、もっとスクリーン下にせんと、あかんやろ・・・、音楽鑑賞ならLCR同じにせんとあかんし・・・でどっちつかずなんですけど(笑)。Suggestionがあればお願いします。

    byTomy at2022-11-04 13:00

  11. Auro3Dさん
    映画は画面に映ってる範囲の音が全てセンタースピーカーから出力されてます画面外の音がLRやサラウンドスピーカーから出力されてます。
    画面外の台詞はセンター以外から出力されます。

    byHD105cinema at2022-11-04 13:05

  12. Tomyさん

    >10−12畳くらいまでの試聴室の場合、どのような配置を推薦されますか?

    せっかく、最後と思って「論文ライク」なスタイルで書いたのに、なんというプラクティカルなご質問・・・(笑)。

    ちなみに、こういう「実証レポート的なもの」はここではこれで最後にしますが、恐らく、今度のTomyさんご訪問に備えて今取り組んでいる作業が終了した段階で、「ここまで来ました」的な記事を書いて、締めくくるつもりです。

    さて、ご下問の件ですが、まず、ここは譲れないところなので再度強調しておきますが(汗)、私はAuro-3Dは「音楽」を聴くためのフォーマットだと思っており、この記事にもはっきりと「映画用」の話ではない、と書いてあります(笑)。

    まあ、でも、LRの間にTVやスクリーンを置いている人は実際には多いですよね。で、スクリーンに掛からないセンターSPの置き方はどうするのがベストか、という話ですね。

    まず、スクリーンの場合であれば、拙宅のように、スクリーンの降りる位置をスピーカーより手前に設定すれば、映画を観る際にはファントムで、音楽を聴く際にはスクリーンをあげてLCRでOK。この場合、サウンドスクリーンという手もありますが、これは視聴距離が近いとサウンドスクリーンの穴が目立つ場合があると、AVACの方がおっしゃっておられました。曰く「100インチ以下の場合は、サウンドスクリーンはお勧めしません」とのことです。

    テレビの場合はファントムしかないでしょうね。または拙宅のように上下に同じセンターSPを置くか(しかし、バーチカルツインをうまく調整するのは難しいです)。ただし、ファントムの場合、音楽メインの場合はテレビ画面よりかなり手前にSPを置かないと、ファントム定位がきれいに形成されません。テレビとツライチでSPを置くと、画面が音を反射して「口」が見えなくなります。ただし、映画やライブ映像などは、「画像」に脳がほとんど支配されるので、音は正直出ていればいいのではないかと私は思っています(笑)。

    <続く>

    byAuro3D at2022-11-04 18:45

  13. <続き>

    最後に奥の手を紹介します。これはWOWOWのスタジオで見たのですが、センターSPを上下に動かせる仕掛けをするという手があります。つまり、テレビやスクリーンを観る際には下げて。音楽を聴く場合はLRと同じ高さまで上げる。これ、きょやさんが興味を示して、自分も特注するとおっしゃっておりましたが、その後どうなりましたかね?(笑)

    最後に、実験精神の旺盛なTomyさんに是非、やってみていただきたいことがあります。それはセンターSPを「縦置き」にして聴いてみていただきたいのです。拙宅のKEFは、サイド面がラウンドしているので、立てることができないので、実験したくてもできないのです。

    もちろん、ツイーターの高さはかなりLRより低くなるとは思います。横長のセンターSPは普通、ツイーターがセンターにありますからね。でも、私の実験の<D) 縦型センター・高さ違い>の結果が悪くなかったので、横長でツイーターの高さを合わせるより、それを縦置きにした方が、音離れが良くなってオーディオ的にはいい音になるんじゃないか、という仮説を立てています。是非、実験に協力して、こちらにご報告ください!!!

    byAuro3D at2022-11-04 18:46

  14. Auro3Dさん、こんばんは

    先ほどの続きです。
    ごちゃごちゃ、文句言わんと、できる事をしようとプラス思考で考え、センターSPを今よりも3cm上げることにしました。これで、LRとCのミットレンジユニットは同じ高さです。スクリーンの下側スレスレまで上げたという寸法です。幸い、拙宅のセンターSPは変わり種で、ミッドレンジとTWが縦に並んでいるので、仮想縦置き(??、ミッドが上側でTWが下側なんですけど)、当面これで良しとしました(笑)。夕食後に、音が変わったかどうか聞いてみます。

    Auro3Dさんの日記にはいつも触発されてます!感謝!

    byTomy at2022-11-04 18:48

  15. Audo3Dさん、

    すれ違いだったのか、応レス見逃していました。
    拙宅のセンターを立てるのは、ちょっと無理です。サイドが曲面なので。それと、上で書きましたが、280Hzから2.5kHzを受け持つミッドとツイーターは縦配置なので、ウーハーを無視すれば問題ないのかもしれません。入交さんが横置きのセンターSPがだめであると仰った、真の理由によりますね。バッフル形状なのかユニット配置なのか・・・?

    これから、実験してみます。問題はLCRを同じ縦型にしたときの音が聞けないので、真の比較にならないところが痛いところです。

    byTomy at2022-11-04 19:57

  16. Tomyさん

    ほぼ、同時にレスを入れていたようで、かみ合いませんでしたね(笑)。

    そうですか、Tomyさんのセンターもサイドがラウンドしているのですか。では、立てるのは難しいですね。

    入交さんとお話をした記憶では、縦のSPが望ましい理由は、バッフル面の影響のようでした。つまり、バッフル面が左右に長い「横置き」の場合、「音波の横への広がり・拡散が制限される」(遠くの人に声を届けたい場合に、口に手を添えるのと同じ論理)ため、LとC、CとR間の音波の合成・干渉が損なわれる、という論理のようです。私は完全に納得しました。いわゆる「ホログラフィックな」音像とは、2か所から出る音波の「正しい」合成によって形成されるからです。横置きSPでは、縦型SPとは「正しく」音波が合成されません。

    TomyさんもUraraさん同様、拙文を呼んで「ふーん」で閉じずに、「ほんとかよ、やってみよう!」となるところが、Activeな知性の持ち主ですよね。特に「追試」の重要性を理解しておられるところが、アカデミズムの空気を共有する「科学的態度」で、ありがたいと思っております。

    もうひと肌、脱いでくださいな!!!

    byAuro3D at2022-11-04 20:12

  17. Auro3Dさん

     マルチも好きなアコスです。  ステレオで放送されていた映画をVHSに録って楽しみ出したのがスタートでした。  2ch環境からの発展型で…30年くらい前でしょうね。 (笑)

     LDでAC3を体感してから本格的に始めていますが 一番の難題はスペースでした。 6畳から8畳弱へと変わる頃でしたが もうスピーカーだらけで(笑) 定位とか言える感じではなかったですね。  ただ包まれる感じや移動感が味わえるのが楽しかった…。


     余計な事をスミマセン。   私は映画は見ますが ステージ物やライブやコンサートのサラウンド物は好きになれなくて。。。   映画は視覚と音場が連動していますが… 音楽系のサラウンドソフトの多くは映像(カメラアングル)は変わっても 音声(音場)は変わりませんよね。  

     コンサートでは自分は動く事は出来ないので アーティストまでの距離も音場も終始同じですよね。  映像(カメラ)が動かなければ 音の広がり感や 音場感(周りの音)もその場に居る感じは出て来ると思いますが…。  ハンディーカメラでアーティストに寄ったり動く事で その動きと音声はくっついてはいませんよね。  映画だと それが出来ちゃうのですが 一発勝負のライブ盤などでは出来ていませんよね。  それが嫌で私はライブ盤もステレオでの視聴で十分と考えています。   最近では少ないのですが プロ野球中継や大相撲中継でも5.1chがありました。  カメラアングルはちょこちょこ変わるのですが 音の処理が繋がらないんですよね。 ワァ--と言うアンビエンスはあっても 左右の感覚がバラバラ。 ホームからセンターを撮る映像(ピッチャーを撮る)と センターからホームを撮る映像(バッターを撮る)は左右が逆なのだが そのまんまで映像だけがスイッチされてる。  TVのショボいスピーカーで聴くには 左右が変わっても分からないが まともなサラウンド環境で聴くと 気持ちが悪くなる… 

    byアコスの住人 at2022-11-04 20:58

  18.  SACDやDVD-Audioで 音楽のマルチチャンネルソフトが始まりましたよね。 DVD-Auは映像が無いと操作が面倒な点もあってか 既に廃盤に成って仕舞い パナソニックはついに対応機の製造は止めた。 SACDは再生出来ても DVD-Auは非対応とは どーしてなのパナさん!

     これらのソフトは 5chや5.1chが多いですよね。 何枚かは持っているんですが… その聴く位置(録った位置)と言うのが分からなくて好きになれません。   ジャズ喫茶店で録音されたと思われるDVD-Auは 前方にVo.、ベース、ドラムスが居て 左後方にピアノが居ると言う変則構成。 このマルチ収録は まさに その場に居る様な感覚に陥ります。 右の方ではマスターが水割りを作る為に カラカラと音が聞こえたりで… マイクの位置=自分の位置が分かる収録です。  

     例えば 指揮者の位置にマイクを置き 半円の奏者の位置感覚や 後方の観客の様などの音場が収録されていると 素晴らしい盤だと思うんですがね。 これが私の思う 立ち位置です。 


     最後にセンター問題。  5.1chソフトであれば 5本のスピーカーを同心円上に 同じスピーカーを配置するのがベストですね。  隣り合うスピーカーは連携しているので 同じ物じゃないと変です。(笑)  ステレオで違うスピーカー2本で聴くのと同じ事ですから(笑) 

     映画に於いては ピュアなマルチチャンネルと違って センターがメインスピーカーです。(HDさんが力説されてる様に)  ただし 一般的にはセンタースピーカーのセッティングはハードルが高く 大きさや場所は難しいですよね。  そして映画は音が動くわけですから 音がスピーカー間を行き来しています。  その時、音色が違えば違和感は生じますよね。 再生帯域の違い(=大きさ)も違和感でしょうね…。  だからAVアンプにはファントムと言う逃げ道を設けていると思います。  オマケ的な大きさや位置なら 無い方が圧倒的にマシなのでね(映画サラウンドでは‥)

     

    byアコスの住人 at2022-11-04 21:42

  19.  BOSEが以前 ベースボックス+サテライトスピーカーと言う構成で5.1chを出していました。 こいつの出来が素晴らしかったです。 サテライトの大きさはリンゴ大。 専用イコライザーも使い繋がりは完璧!  ただヒット期間は短かった…('_') 

     今どきのサラウンドは 全チャンネルがハイレゾ(=高品位と言う意味) それに応えられるスピーカーがベストだが 3層構造にもなるAuro3Dでは 難しいでしすよね。 小型を用いるのが精いっぱいでしょうから、便宜SWと絡ませるしかないですよね。 知らぬが仏かもしれませんが…(笑)


    プロ(ここで言うプロはdolby社やdts社、Auro社)は 民生機には期待していないのかも?  以前、デモで聴いたのは小型スピーカー(10㎝程度のウーファーを持つ2ウェイ)複数個で囲って再現していた。  そのスピーカーは音が出る程度のグレード(1万円/1本)で決して我々が楽しめるクラスではない。 音場感は得られてもスピーカーのグレードの低さは全体のレベルを下げている。  あー言うデモは感心できない。  

    合わせて10ch以上のパワーを背負って出て来てる今どきのAVアンプ。 なぜに一体型に拘るのでしょうね。 スピーカーはアンプで鳴りが変わる事を知らないエンジニアばかりに成って仕舞ったのでしょうかね? (悲)  50万で2chと11chが存在していて それおかしいでしょ(笑)

    byアコスの住人 at2022-11-04 22:07

  20. Auro3Dさん、

    センターSPの高さ合わせ試聴してみました。結局、4cm上昇させて、ミッドレンジユニットをピッタリと合わせての試聴です。やはり、音像がシャープになり、実態感が増したように感じます。たった4cmですが、されど4cmでした!変化は、ボーカルにも現れますが、その他の周囲に定位する楽器への効果が大きい様に思います。ちなみに、ボーカルは横置きセンターの方が、ファントムセンターより好みでした。

    バッフル面が重要であることはそうだと思います。どのくらい効果があるかは、今月お邪魔する時にじっくり拝聴させて頂くのが一番ですね(笑)。

    byTomy at2022-11-05 00:17

  21. アコスさま

    3連投、ありがとうございます(笑)。HDさんのコメントと合わせ、まとめて拝読させていただきました。

    >ステージ物やライブやコンサートのサラウンド物は好きになれなくて

    これは100%同意です(笑)。私は特にクラシックのコンサートのライブ映像が苦手です。さらに特にオーケストラものの場合です(弦楽四重奏などのライブ映像って、あんまり見た記憶がないなあ・・・)。なぜって、ご指摘の通り、指揮者の顔がよくアップで映るんですが、LRからの音がそのままだからです。フルートを演奏している人の視点(つまり指揮者が見える)からは、第一バイオリンは「右から」聴こえないとおかしいです。これ、むっちゃ違和感があるので(笑)、私はこのようなものを再生するときには映像はオフで「聴きます」(Auro-3Dによる、ウィーンフィルのNew Year’s Concertとか)。

    HDさんによると、映画の場合は、LCRに分散してセリフなどが入ることはないようですが、音楽の場合は、ボーカル(ソロでも)がLCRに分散して録音されていることがあります。今回、実験しそこなったなあと思っているのですが、実は、今回取り上げた3パターンの他に、もう1パターンあって、それはボーカルがLRに70%、Cに30%ぐらいの感じで振ってあるソースもあるのです。

    この場合のDirector’s intentionは恐らく、LRでホログラフィックなボーカルを演出しておいて、その定位感や実体感をセンターで補強させようというものだと思います。このようなLCRの3チャンネルを使って一人のボーカルが収録されているソフトは、LCRに同一のSPを使っていなければ、100%の再生はできないので、とても再生側のハードルが高いソフトですが、100%再生できれば、その効果は素晴らしいものです。

    アコスさんは、音楽は2ch派と伺っておりますが、もしこのような音楽ソフトをお持ちでしたら、アコス邸のシステムではどのように聴こえるのか、レポートしていただけると嬉しいです。アコス邸はLCRともスタックですので、「センター」は、水平だけでなく垂直にもシビアにポイントが限定されると思いますが、そのピンポイントで聴くボーカルの口の小ささや実体感は如何ほどかと。

    <続く>

    byAuro3D at2022-11-05 01:07

  22. <続き>

    そういえば、最近、サウンドスクリーンを導入されたとか。興味深く拝見はしていたのですが、映画メインではない小生がコメントするのもと躊躇していたのですが(汗)、こちらに来ていただいたので、この際伺いたいことがあります(笑)。

    それは、スクリーンの有無で、センターからの音はどの程度変わるか、という質問です。一般的には、サウンドスクリーンといえども、多少は広域がロールオフするので、すこしイコライザーで持ち上げたほうがいい、とAVACなどでは説明されるのですが、いかがでしょうか?

    上にある、Tomyさんの質問にもありますが、音楽と映像(スクリーン&プロジェクター)を両立する最も有効な手段は、サウンドスクリーンであることは自明ですから、Live映像好きの皆さんは結構この点は気になると思うんです。サウンドスクリーンであれば、LCRともスクリーンの後ろに隠せますから、LCR同一SPはもちろんのこと、LRの位置を壁から離すという、オーディオ的には「基本中の基本」の音質改善技を駆使できるわけですから、「マルチは音楽中心。映像はサブ」という方ほど、実はサウンドスクリーンを導入したほうがいいのです(その方がスクリーンにお金がかかってしまうという、矛盾をはらんでますが=汗)。

    でもそれに二の足を踏む理由は、1.画質が落ちるのでは?(輝度が下がる)2.音質が落ちるのでは?−という2点にあることはよくご存知と思います。しかし、アコスレポートによると、1は全く問題なし(まあ、スチュワートだから、というのもありますが=笑)ということなので、じゃあ2は?と。いかがでしょうか?

    byAuro3D at2022-11-05 01:09

  23. Tomyさん

    またまた、ほぼ同時にコメントを入れたようで、危うく見過ごすところでした(笑)。なんか、シンクロしてますね、今日は。私は普段は早寝早起きの人なのですが、今日は夕寝してしまって(笑)、珍しくこんな時間まで起きてます(明日は休みだし)。

    早速の追試レポート、感謝です!

    >たった4cmですが、されど4cmでした!変化は、ボーカルにも現れますが、その他の周囲に定位する楽器への効果が大きい様に思います。

    そうでしたか、私は今回は伊豆で少し忙しかったこともあって、ボーカルのみに注目したのですが(正直言って、ユーミンのAtmosは他の楽器の定位はむちゃくちゃで、はっきり言って、エンジニアが「遊んでいる」んですよ、あれ=笑)、そのような効果もあるんですね。まあ、想像は付きましたが。私の東京の書斎も、センターが突出して背が高くなってしまったので、今、どうやってLRを嵩上げしようか、頭を抱えているところです。でも高さを揃える効果のレポートは、「やる気」にさせられます。ありがとうございます(笑)。

    >ちなみに、ボーカルは横置きセンターの方が、ファントムセンターより好みでした

    こういう方は、恐らく私と同様に、「ホログラフィックな音像」が嘘くさく感じる方でしょう(笑)。センターSPから出る、「実体感」のあるボーカルのほうが好き、というのは全く同じです。

    >どのくらい効果があるかは、今月お邪魔する時にじっくり拝聴させて頂く

    是非、お手持ちのJazzボーカルのマルチ音源の中で、LCR全てにソロボーカルの入っているものを探して、それをTomyさんのシステムで聴き込んでから、拙宅にお持ちください。LCR同一SPの威力が最も発揮されるソースですので。お楽しみに!!!

    byAuro3D at2022-11-05 01:36