日記
ぼくのオーディオこと始め
2020年10月17日
今や音楽を聴くのはコードレスイヤフォンで、圧縮されたデジタル音源というのが当たり前。でも、今から30~40年くらい前、ウォークマンが世の中に出る前の昭和の時代は、ステレオコンポの前で正座して音楽を聴くスタイルが一般的でした(嘘)。
当時はいたいけな小中学生を相手に、オーディオへ引っ張り込むためのレールがじつに巧妙に敷いてあったような気がします。
僕らの世代はまずBCLという、今にして思えばじつに不思議なムーブメントの洗礼を受けたのでした。
海外短波放送が聴ける専用のラジオを国内メーカーがこぞって発売、当時の小中学生を釣りまくりました。でも、海外短波放送なんて、聴けたか聴けないかだけが問題で、実際に聴いてみると内容はたいして面白くないのでした。
それに気づいた連中は、ある者はオールナイトニッポンなどのAM放送に走ってはがき職人と化し、ある者はFMを聴いて知らず知らずのうちにオーディオという泥沼への道を歩くことになるのです。
僕はオールナイトニッポンももちろん聴きましたが、やがてFMを聴くようになりました。BCLラジオのナショナルクーガ2200で。
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短波ラジオで聞いてもFMの音の良さはガキにもわかります。
次第にせっかくステレオで放送してるんだから、ステレオで聞いてみたい、ということになります。そんな僕らを待ち受けていたのが、ラジカセブームでした。
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続く
レス一覧
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私はスカイセンサー5900でした。 (笑)
海外短波と言っても そんなに聞いていた記憶がありませんね。 使い方も 小~中坊には 難しい内容で・・ (泣)
私は ステレオラジカセ買って(もらって) FMエアテックから レコード再生 今に至る! 端折り過ぎ(笑)
byアコスの住人 at2020-10-19 13:47
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5150さん、
私の家はラジカセもなければ、ポータブルのレコードプレーヤーすらございませんでした。音楽が好きだったのでステレオを買って欲しいと親に言ったら、海外向けに家の工場で作っていたレシーバー(アンプとチューナーがついた物)を与えれました。それから自作のスピーカーを作ったり、安物のレコードプレーヤーやカセットデッキを購入したりして始めたのがオーディオでした。当時はまだそういう形態でオーディオをやられている方は周りにほとんどいませんでしたので、いろいろ勉強してそれが今の私のベースになっています。
5150さんと生い立ちは少し違うかもしれませんが、いろいろな物が過渡期にある時代で、安物でもそれはそれで楽しかったです。
byHarubaru at2020-10-19 21:50
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アコスの住人様
スカイセンサー5900、懐かしいです。クーガー2200とどちらにするか悩んだ記憶があります。あとは東芝のトライエックスだったかな。
アコスの住人様のオーディオルームを見るにつけ、いったいどういう経緯を経て、これだけのものが集積したのかと、とても興味があります。
Harubaru様
高校生時代がオーディオクラブとは生え抜きですね。
それに自作にも手を染めていらっしゃる。
私は電気の仕組みがからっきしダメで、電圧と電流などの関係すらきちんと整理できていません。
というわけで、自作する方はひたすら尊敬の対象です。
仕組みがわかるともっと楽しんだろうなぁ、と夢想しております。
by5150 at2020-10-20 11:36
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5150さん こんばんは 私もスカイセンサー5800でした。当時ブームになりました。クーガなつかしいですね。まだ中学生でしたから
海外のラジオ局といっても難しくてできませんでした。エアチェックに目覚め夢中になりました。
byELVIS at2020-10-20 19:22
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ELVIS様
クリスタルマーカーだのなんだのを駆使して、周波数を「直読」してチューニングしていたような記憶があります。
あの頃聞けたのはHCJB、ラジオオーストラリアとかがポピュラーだったのかなぁ。アルゼンチンの声(うろ覚え)がめったに聞けない放送局として知られていました。地球の裏側ですもんね。
ベリカードを集めていたのですが、今やどこに行ったのか…
by5150 at2020-10-22 11:12