日記
アキュフェーズ DC-1000 試聴
2021年08月27日
気になっているアキュフェーズ DC-1000 の試聴をしてきました。
CDプレーヤー「DP-1000」とセットでの試聴は以前にしていましたが、フラッグシップ機と呼ぶに相応しい改良がなされていて、その違いは一聴してすぐに分かるぐらいに進化していました。
が、果たして DP-950 & DC-950 から乗り換えたい!…と思えるだけのインパクトがあるか?と問われれば「微妙…」な感じではありました。
余裕資金があれば別ですが、無理してまで換える必要もないか…と諦めがつくレベルです。
ただ、ネットワークオーディオをメインとしている私にとっては、DC-1000 の性能がとても気になっていたので、懇意にしているショップにほとんど無理矢理にお願いをしてハイレゾ音源で DC-950 と DC-1000 の力比べをしてみました。
機器構成は、
・PLAYER & NAS:IODATA fidata HFAS1-XS20
・USBブリッジ :SPEC RMP-UB1
・USB-DAC :Accuphase DC-950 または DC-1000
・プリアンプ :Accuphase C-3900
・パワーアンプ :Accuphase A-75
・スピーカー :B&W 802 Diamond
音源は、DSD5.6MHz や FLAC192KHz のハイレゾ音源
本当は DSD11.2MHz で比較したかったのですが、DC-1000 は DSD11.2MHz 音源を受け付けてくれませんでした。DC-950では問題無く再生できていたのに何故?…謎です。
果たして DC-1000 の実力はいかに?
その結果を一言で言えば、
「これはヤバい!!」
です。
ハイレゾ音源…特に DSD 音源の再生は驚きの音質改善です。
ハイレゾ音源に元々記録されている豊富な情報をより正確に漏れなく再生していると言えばよいのでしょうか、とにかく音楽の表情がガラリと変わります。
このぐらい違いがあると DC-950 の立場が無くなってしまいます。
いや、DC-950 だって普通に考えて充分にイイんですけどね。
DC-1000 はハイレゾ音源こそがより大きな恩恵を受けられると思うのだが、アキュフェーズはそんな事は一言も宣伝してませんね。
もっと PR してもよいのに…と思ったが、アキュフェーズはネットワークオーディオに取り組んでいないんですよね。
ハイレゾ音源には興味がないのでしょうか?