日記
初めてのX1おやじ邸訪問
2021年09月20日
8月のお盆明けにかねてからお伺いしたいと思っていたX1おやじ邸を訪問することが出来ました。今回は私にとって初の(ファイルウエブ コミュニティでの)訪問です。
こちらの参加者はいつも仲良くしてしているオーディオ仲間4人で、X1おやじさんも含めコロナワクチン接種も無事に終了し抗体も出来た頃を選んで日程調整を行いました。X1おやじさんのご厚意で2日間の視聴をすることができました。
仙台からは訳があってEさんの購入したての軽自動車で新潟まで、休憩も含め5時間でX1おやじ邸に無事に到着、軽自動車から降りた我々をX1おやじさんは当初怪訝そうに見てましたが、すぐに笑顔で宅内の巨大オーディオルームに招いてくれました。
X1おやじさんとは以前からお気に入りのユーザー登録をしてメール等で連絡をとり齢が近いことは知っておりましたが、お会いしてお若いのにびっくりしました。(オーディオとは関係ないですが廊下に飾ってあるスキーの写真もかなり格好いいです)
今回、X1おやじさんとは一部共通の装置(esotericC1x,M1,G1,K1x(当方は前のバージョンのK1)、B&W800D3、Thorens Prestige,SMEシリーズⅤ、プロジェクターV9R等)があり、特に800D3がどのような音で鳴っているのかと170インチ(スチュワート)での映像の違いを見るべく訪問した次第であります。
まず、始めに鬼太鼓座の「伝説(Legend)」(たぶん)のCDのかけ始めてすぐの、いきなりの大太鼓の低音に衝撃を受けました。わが家の800D3が実は804D3ではなかったのかというくらい低音の出方が違いすぎて思わず笑ってしまうしかなかったのでした。こんな低音今までライブも含め経験したことがないし、この同じ800D3というスピーカーがこんな能力を発揮するとは正直参ってしまいました。単に800D3をマルチで駆動すれば良いということ(拙宅ではM1mono二台)ではないし、ましてや電源強化したK1xとの違いだけでもない。
これは、何と言ってもどなたかが言っていたように40畳、5.5mの広大な空間と強力な電源、砂箱や前田製管を使用した土台や強化した床、全てが合わさっての成果でしょう。
さらに、X1おやじさんのオーディオにかける情熱と努力にも敬服いたしました。
機械の設置、配線、金属たわし仮想アースの利用などすべてにX1おやじさんの手がかかっております。
右手側のALEXX+やGEMTS208+,esotericP1x,D1x、も聴かせていただきました。多くの訪問記に驚きや感想が書いてあり、私も同じような感じで聴くことができました。ただ、Prestigeからこんな力強い音が出るとは。またまた驚きました。恐らく足元の強化と設置の違いだろうと思われます。
映像とAVでの音であるが、同じプロジェクターを使用しているが出てくる映像は全く違っていました。X1おやじ邸では本人もブログに記載していたようにスクリーンに170インチのスチュワートを使用し、かつて愛用していた三菅のバルコのCINEMAXによせた非常に濃密でメリハリのある西洋画のような絵であるのに対し拙宅はOSの140インチサウンドスクリーンでゲインがやや低いこともあり、例えが悪いが高精度の写真のようなやや淡い色の感じになっています。好みの違いが少しあるかもしれません。
また、AV時の音であるが、Xi邸はオールウィルソンで統一された7.1チャンネルをプリにセータのカサブランカⅢを使用し強力なアンプ群でコントロールした迫力のある音で今回は歌劇の動画を見させていただきました。歌劇場の中にいてまるで本物の歌い手がすぐ前で歌ったり、踊ったりしているようであった。
拙宅では昨年から導入したデンオンAVC-A110での15本のスピーカーによる13.2チャンネルのイマーシブオーディオを実践している(つもり)だが残念ながら、特殊なauro3Dや多チャンネルのソフト等以外は完全に分が悪い感じであった。
最後にファイル再生だがX1邸のMFPC Diretta仕様と拙宅のDELA N1ZS20/2A DELA S-100(光ケーブル使用)、N-01XD、C1xでの電流伝送でのネットワーク再生での音の優劣は残念ながら正直よくわからなかった。
2日間にわたり素晴らしい音と映像を拝聴させていただき、X1おやじさんのオーディオに対する情熱と信念を教えていただきました。
お土産に新潟の美味しいお酒までいただき、ありがとうございました。
家内が美味しいと一人で飲んでしまいました。
次は宮城で待っております。
レス一覧
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M1おんちゃんさん
初めまして。Auro3Dと申します。
あいにくまだ訪問させていただく機会はありませんが、私も常々「X1おやじ」邸はチェックしていますので、思わず読み入ってしまいました。
それにしても、M1おんちゃんさんのところのシステムも、「マイルーム」拝見させていただきましたが、負けず劣らず「弩級」ですねぇ!思わず、先ごろ訪問させていただいた、グランドスラム邸(会津)と合わせて、Phileweb界の「奥羽越列藩同盟」と勝手に命名したくなりました(笑)。このメンツなら「薩長」には負けなかったかも(「薩長」のオーディオファイルの方、バカ言ってすみません=爆)。
よた話は置いといて(汗)、このレスを差し上げたくなったのは、M1おんちゃんさんが、Auro3Dもたしなんでおられると「マイルーム」に書いておられるのに、反応したからです。
本日記の本題からそれるので恐縮ですが、Auro3Dではどのようなソフトがお好きでしょうか?スピーカー配置は、Voice of Godも設置されておられるのでしょうか?(実は、X1おやじさん、グランドスラムさんともども、Auro3Dへのご関心はあるようです)
私はここのコミュニティに入ってまだ1年ほどの駆け出しですが、「Auro3D談義」ができる方を探し続けておりますので、是非、今後とも情報交換をさせて頂ければと存じます。
勝手ながらお気に入り登録させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
byAuro3D at2021-09-20 13:46
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M1おんちゃんさん こんばんは
視聴日記 あげて下さり,ありがとうございます。
あの真新しい軽自動車は インパクトがありましたね。300KM
余りの距離を大人4人で 乗ってこられたのですから,ビックリしますよね。
800D3は 最近になって やっと うまく鳴るようになりました。難しいSPですよね。
ALEXXのほうは フルGrandiosoですが 鳴り方のイメージが 大分ネ違ったかもですね。
プレステージは 良いところを残しつつ,高忠実,解像度,重視にしてあります。
JVCのV9RBは 調整当初は 全く満足いかなかったのですが 真鍮とステンレスのタワシアースを繋いだら,激変してくれて,とっても バルコ風な色合いで 満足してます。オーディオ機器は 使い方で かなり変化してくれますので 難ししいですが 楽しいですよね。
仙台詣で 楽しみにしております。
byX1おやじ at2021-09-21 21:10
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Auro3Dさん
初めましてM1おんちゃんと申します。
X1おやじ邸訪問、読んでいただいてありがとうございます。当方、こちらに日記を揚げるのは初めてなのでどの様に書いたら良いか非常に悩みました。
最近の日記ではkanataさんの記事があまりにも秀逸でX1おやじ邸の全てを語られているのではと。もうあれ以上は…
とは言え、まあ自分なりに感じた事を書いてみました。ところで、Auro3Dさん、Phileweb界の「奥羽越列藩同盟」には笑ってしまいました。むしろ、M1おやじさんの地元長岡といえば連合艦隊司令長官山本五十六が有名で仙台出身の最後の海軍大将である井上成美と岩手出身の米内光政、3人で米英との開戦に反対したことを思い出しました。(阿川弘之の著書より)
岩手のどなたか待ってます。
あっ、こちらも余計な話しを、ごめんなさい。
話しをオーディオに戻して、
実はAuro3Dさん、前から日記等を読ませていただいておりました。Auro3DさんのAuro3Dにかける熱もこちらに伝わっております。
紹介していたAuro3Dを楽しめるソフトも(2L)、ニューイヤーズシリーズはすぐに購入しました。(Auro3Dの必需品です。)
Auro3Dさんはスピーカーの設置をかなり工夫しておられるようですね。こちらはR,C,L,SR,SL床面のスピーカーが同一のJBL SVA-2100(今では古くなりましたが)5本で幸いサウンドスクリーンなのでセンターをスクリーンの下におく(少し前に論争がありましたね。もちろんセンタースピーカー支持。)必要もありません。リアの2本(BOSE301V)はスペースの都合で高い位置に設置してます。
AVC-A110導入にあたり(勿論、Auro3Dを楽しむため)スピーカーの設置を調べましたが、最終的には取説を参考にAuro3D、Atmosどちらにも対応できるようにハイトスピーカーを8本(しょぼいBOSE101Mですが)設置しております。
今も悩んでいるのが例のトップスピーカーの高さです。本当にハイトスピーカーの更に上に設置しなくてはならないのか現在は取り敢えずハイトスピーカーと同じ高さになっております。
こちらこそ情報交換させていただきたいと願っております。
宜しくお願い致します。
byM1おんちゃん at2021-09-21 22:11
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M1おんちゃんさん
応レス、ありがとうございました。
うーむ、「太平洋戦争反対同盟」ですか(笑)。なかなかやりますね(笑)。もしお会いできる機会があれば、この手の話で盛り上がりましょう!
さて(笑)、「前から日記等を読ませていただいておりました」とは、汗顔の至りです。すでにソフトもかなりお持ちの様子ですので、いずれ是非その感想を書くなりして(もちろん褒めて=笑)、援護射撃をお願いできれば嬉しいです。仲間を発見できて心強いです。
ベースレイヤーの基本の5chをすべて同じSPを使っておられるんですね!これは凄い。私の知る限り(少ないですが=汗)、M1おんちゃん邸が初めてです。私を悩ませた「位相」の問題もなく、つながりの良い、素晴らしい音場が得られていると想像します。それ以外はBOSEとのことで、「アメリカ連合」で音色も合っているだろうと予想します。ちょっと遠いですが(笑)、いずれ相互訪問したいですね。
「今も悩んでいるのが例のトップスピーカーの高さです。本当にハイトスピーカーの更に上に設置しなくてはならないのか」ですが、「高さ」とはつまり距離ですが、より重要なのは「位置」だと理解しております。頭上近くにあるのであれば(これが大変ですが=As you know!)、距離はDelayで補正が効くからです。お使いの「AVC-A110」(評判のいいモデルですね)が、同じデノ・マラなので私が昔使っていた8805と同じ機能があるとすれば、マニュアルでスピーカーとの距離を設定できるはずです。それを実測値より少し多めに変更すれば、Virtualで「高さ」は出るはずです。お試しあれ。
byAuro3D at2021-09-22 08:50