日記
[第1幕] メインシアター Rouge/Noir の音響面(1) <音響の初期構築時のコンセプト>
2007年04月05日
現在の地下メインシアターRouge/Noirは、
2005年6月に新築、杮(こけら)落としを
行いました。
そのときの上映作品は、スターウォーズ/
1,2,4,5,6の一挙上映でした。
(某放送局的ですが、当時はEPⅢ公開直
前だったので、我が家でおさらいをして、
気分を多いに盛り上げてからEPⅢを映画
館に見に行ったのを覚えています。)
※この写真は、わがメインシアターの配置
図面です。ちなみに、設計/デザインから
図面作成まで全て自分でやったんですよ。
----------------------------
1.音響面の全体コンセプト
----------------------------
メインシアターの音響面を考えるにあたり、
★きっちりした音で映画をマルチチャネルで楽めること。
★オールジャンルの音楽で、一定以上のクオリティを出すこと。
という2点をコンセプトとして、音響システムの構成を決めていくことにしました。
-------------------------
2.アンプシステム
-------------------------
まずは、アンプシステムの選定ですが、その当時(2005年2月)それまでのAVアンプのクオリティの常識とパワーを超えた上、映像も含めた入力の多様さという観点から考えると、DENON AVC-A1XV しか該当する機種は見当たりませんでした。(それまでは、YAMAHAのDSP-Z9を使用していました。)
また、
★DENON LINKを使って、DVD-A1XVと組み合わせて、DVDオーディオ/SACDといったマルチチャネルな音声を高品位でAVアンプまでデジタル出力できること。
★パワーアンプを10ch分内蔵しており、パワーとクオリティが必要なスピーカ向けにはバイアンプ接続が可能なこと。
という仕様が、選定上、ぐぐっと来たのはいうまでもありません。
-------------------------
3.スピーカシステム
-------------------------
スピーカシステムの選定においては、
★それ以前の家のリビングで、使っていたスピーカーの一部(以下)をうまく活用できること。
・フロント(LR): B&W CDM-9NT x2
・リア(LR) : B&W CDM-SNT x2
★スピーカごとの特性バラつきをできるだけなくし、均質な音声を目標として構築していくこと。
⇒ スピーカメーカ & ツイータ特性の統一化
⇒ B&W で ノーチラスツイータを使用したものを採用。
★音楽用として、ITU-R 5.1chのモデル構成を組むこと。
⇒ つながりをよくするため、ツイータの高さをできるだけ揃える。
⇒ トールボーイ5本で構成。
★映画用として、THXの7.1chのモデル構成を組むこと。
⇒ サイドサラウンドは、できればダイポールスピーカで視聴位置の横の天井に近い位置に配置。
⇒ サラウンドバックは、視聴位置の真後ろの天井に近い位置に配置。
★将来のアップグレードを考慮した構成とすること。
を条件として決定していきました。その結果、
・フロント(LR): N804 x2 (AVAC新宿店より現品処分品を購入)
・フロント(センター): CDM-9NT x1 (テレオンに1本だけあった現品を購入)
・音楽用サラウンド(LR):CDM-9NT x2 (これまで使用していたものを流用)
・映画用サラウンド(LR):DS7 x2 (AVACの新古処分品を購入)
・サラウンドバック(LR):CDM-SNT x2 (これまで使用していたものを流用)
・サブウーハー :ASW-800 x2 (ダイナ原宿店にて中古品を購入)
とすることに相成りました。(全てB&W製)
今日は、ここまで。
続きは明日以降・・・ ^^;;;