日記
SA-XR55の音質
2011年10月08日
あまり使っていなかったPanasonicのAVアンプ SA-XR55を出してきて試聴してました。
目的は本機の同軸デジタル入力の音を試すためです。以前比較試聴したときは光デジタルを使いましたから。
PCのサウンドカード(ASUS Xonar Essence STX)には同軸デジタル出力があるので、そこから繋いでみました。
光デジタル入力で繋いだ時よりも良い感じです。
音の厚みが向上しています。
それに、音場感もアップしています。
音場がやや広くなり、奥行きも大きくなりました。
SA-XR55を①とします。
主に使っているアンプ(SONY TAE-S1+ALESIS RA150)とも比較してみました。こちらにはサウンドカードのアナログ出力を。
この組み合わせを②とします。
レンジの広さは互角。
解像度、分解能は同程度に聞こえますが、②の方が分離が良いです。
音質について
低域の伸びは同等です。ALESIS RA150は、低域の伸びはいまいちだと感じていましたが、プリアンプ追加、使う前には数時間ウォーミングアップすることで改善できました。
低域の締まりはどちらも素晴らしいです。
ヴォーカルは、どちらも定位はいいですが、②の方が表現力で上回ります。
生々しい感じです。
高域の質感は、①は同軸デジタルにしたことで、光デジタルのときに感じられた単調な感じが改善されました。しかし、②だと、同等の鮮明さがありながら、滑らかさも兼ね備えています。
音場について
①は同軸デジタル入力を使うことで、定位が良くなり、この点に関しては②と遜色なくなりました。
ただ、音場の明確さも向上したとはいえ、やはりこの組み合わせには劣ります。
②の方が、音場の奥行きがさらに大きく、空間表現に長けています。
TAE-S1+RA150の方が好みの音とはいえ、SA-XR55は同軸デジタル入力を使うことで良くなったので、一時期は手放そうと思っていましたが手放すのが惜しくなりました…
単体DACを持っていないため、デジタルソースを聴くにはあった方がいいという事も考えるとSA-XR55は置いておくべきかw