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HELICON 800
DALI
HELICON 800
¥504,000(税込)
発売:2004年
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最も不満の少ないスピーカー

ヘリコン800の前は、ノーチラス804とシグニチャー805を使ってました。B&Wはとても部屋の影響を受けやすく、私の技量ではなかなか鑑賞できるサウンドまで到達できないでいました。
しかし、たまたま行ったお店で、自分と同じアンプにつながれていたヘリコン800の音が忘れられず、半年ぐらいして買い替えました。このスピーカーはB&Wと違い、セッティングに対して大らかな面があり、ポン置きでも7~8割ぐらいの能力を発揮する扱い易さがあります。サウンドはもう、B&Wの比ではありません(あくまで、個人的な好みの話しです)。特に解像度に関してはシグ805を凌ぐSPはそう無いだろうと当時思ってましたが、情報量からして比較の対象ではありませんでした。
私はこのスピーカーが大好きになりましたので、一番良い状態で鳴らしてあげようと考えるようになりました。ケーブルは当初、スープラ社のスウォードをバイ接続してました。しかしテレオンの試聴会では、昔はよくキンバーセレクトを使って試聴会をしていた時期があり、セレクトを使っているときとそうでないでは、試聴会の感動のレベルが大違いであるのに気がつきました。その後、テレオンにキンセレのラインケーブルを買いに行ったついでに、スウォードとセレクトのKS3033を比較させてもらいました。以前、カルダスの切り売りケーブルから、スウォードに替えた時は、今まで聞えていなかった微細な音が出るようになって驚きましたが、セレクトの音は、この繊細なサウンドを二回り程太くした感じでキンバーらしい広がりのある「あの」音がしました。セレクトには、銅、銅+銀、銀と3種類のケーブルがあり、サウンドもしっかり差別化されていました。銅線のサウンドはCDの音、銀線はSACDの音といえると思います。要するに銅線はゴリゴリ感があり、ヴォーカルやギターのカッティングなどはカッチリ感があり、JAZZやROCKに適してると感じました。対して銀線は銅線のようなカッチリ感は無く、音が止まった瞬間の空気感や、ハイビジョンのような圧倒的情報量、全体的にやや明るめのサウンドは、銅線にはない魅力がありました。では銅+銀のハイブリットはアナログレコードかというとそうともならず、銅線のある意味抜けの悪さと、銀線の音の細さをあわせもってしまった悪いとこの寄せ集めケーブルといった印象でした(あくまで個人の好み)。試聴の結果、銀線の3038(1.2m)を選択して、さすがに3038のバイ接続とはいかないので9038のジャンパー線で行くことにしました。しかし、これが失敗で、3038は結果的にはヘリ800を豹変させて大満足なのですが、
銀線のジャンパー9038をどこに接続しても、サウンドキャラクターは変化しますが、3038+スウォードのバイ接続には全く敵いませんでした。話は変わりますが、昨年JBLから60周年記念モデルのDD66000が発売して聴かれた方も多いと思いますが、このSPほど、シングルワイヤーとバイワイヤーの違いを表すモデルもないな~と感じました。初めて聴いたのは横浜で、菅野氏とSS誌の小野寺編集長の対談の合間にデモをしてました。ハルクロでドライブしてましたが、このアンプからは2本のSPケーブルしかでてなく、当然シングル接続で非常に抜けの悪い音でナンダ~と思ってしまいましたが、その後有楽町で行われたオーディオショウのアキュブースや、テレオンの試聴会では、バイ接続されてましたが、当然シングル接続とは比較にならない素晴らしいサウンドでした。DD66000は、38cmのウーファーを1本でも十分大型なのに、2本もあるため逆起電力の悪影響は、市販スピーカー最強ではないでしょうか。エベレスト程ではないですが、ヘリコンもとても悪影響を受けるので、ヘリコンユーザーは、安価なケーブルでもいいので、バイ接続を強くお薦めします。
さて、ケーブルを情報量の多い3038にしたことで、逆起電力の悪影響がより目立つ結果になってしまい、一週間もしないうちにジャンパーを下取りにして、低音用にゴリゴリ感が好印象だった3033(1.2m)を注文しました。しかも1.2mにするとナント、ジャンパーと殆ど変わらない値段でした。ケーブルは、どちらも1.2mなので特別注文扱いになってしまうので両方揃うのに、2ヶ月位かかってしまいましたが、キンセレのバイ接続にしてから、いわゆるヘリコンの音ではなくなってしまいました。ヘリコンはどちらかというとオーディオマニアよりは、音楽好きの人たちに人気があるのではないでしょうか。スピードが揃っているかとか、空間性がどうのこうのといったことは、B&Wや、ウィルソンオーディオに任せておけみたいな印象が自分にはあったのですが、キンセレにして最初に感じたのが、「まるでシステム7みたいだ」ということでした。シス7の恐るべきリアリティは感動というより、恐怖を呼び起こす凄まじさですが、それに比肩するようなとてもシャープな音像が目の前に見えてきました。更に音場や奥行きもキンセレの効果でしょうか、
期待通りに拡大してくれましたが、この広大なホールの中にシス7のように、楽器の位置情報が面白い程、表現してくれます。また、B&Wと比べ高さ表現が苦手なヘリ800でしたが、これも十分な表現力を身につけたようです。キンセレは音が滲むとウェブ等で確認してましたが、自分で使用した限りでは、全くそんなことは無くシャープ過ぎます。

電気的環境の準備が済んだ次は、空間環境の番ですが、これはオーディオで一番重要な部分でしょう。ヘリコンの取り説や他のユーザーは、こぞって内向きにせず正面に向かうように設置するよう推薦してますが、わたしの狭い空間では、正面にすると広がり感が最も自然にでる反面、音の色彩感がどうしても乏しく感じられるため、私の場合、SPを自分の耳に向かうよう内振りにしてます。
ヘリコンを使って一つ気がついたことがありました。音は当然スピーカーが一番の源ですが、実は、
スピーカーの間にある空気をいかにキレイに振動させるかで、立体的になるか平面的な音になるかが分かれるポイントになることでした。そこでスピーカーの間の壁面に、無印良品で売っていた、Wサイズの枕(3000円位)を吊るしてヴォーカルがより迫ってくる音になりました。また現在は、クアドロスパイアの3段ラックを使っていますが、一番上にはなにも置かないほうが、音像がとてもキレイにでてくれるのですが、機器の数から置かなければならず、そこでヘリコンのスパイクの下に東急ハンズで購入した木片で高さを稼いでやっと満足いく音像が出てくれました。現在はとても楽しく音楽を聴いています。

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【SPEC】
●形式:4ウェイ5スピーカー ●ユニット:20cmコーン型×2、16cmコーン型、ソフトドーム、リボン ●周波数特性:28.5〜356kHz(±6dB) ●クロスオーバー:580/3000/12300Hz ●公称インピーダンス:4Ω ●入力感度:89.5dB/2.83V・m ●外形寸法:255W×1126H×493Dmm ●質量:40.9kg