MagicDragon
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「音楽をおもちゃにしない」。音楽を置き忘れたオーディオはやりません。

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全ては音楽の為
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持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~12畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~5.1ch
基本的に自然で耳障りの良い音が好みなので、機器選びもそれなりです。2チャンネルとマルチチャンネルのシステムを2系統構築していて、主にクラシック音楽を中心に聴いています。マルチチャンネルの表現力…
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elipsa
SONUS FABER
elipsa
¥2,625,000(税込)
発売:-
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楽器のようなスピーカー


リビングルームで愛用していたAllison Acousticsのスピーカーが今年で27年を迎え、もうそろそろ買い換えても良いでしょう、という事で2チャンネル用スピーカーを物色し始めたのが今年の6月の終わり頃。2ヶ月ほどじっくり考えて、最後まで残った候補はSonus faber Elipsa、Sonus faber Cremona M、そして英国のB&Wの某主力機種でした。B&Wはハイエンドのスタンダードのようなモデルで、その音質は素晴らしいものがあります。ただ時間を掛けて聴くうちに、B&Wの音作りは音楽を聴く為と言うよりも音に執着する為のスピーカーという印象を抱いてしまい、候補から外してしまいました。

対するSonus faber Elipsa、そしてCremona Mは絶対的な音質ではB&W程ハイファイではありませんが、もっと血の通った温もりを持っています。特に生楽器の音の再生が魅力的で、木の匂いを感じさせるその独特の響きは飽きの来ない、魅力的な「音の雰囲気」を提供してくれるスピーカーです。クラシック音楽を主に聴く私にとって、生演奏の雰囲気を想像できる鳴り方をする機器は絶対条件でした。

残ったElipsaとCremona Mですが、お互い似たようなユニットを使っている為に「音質」はかなり似ています。でも決定的に違うのはそのキャビネットの設計思想で、この違いにより両者の「鳴り方」は随分と性格の違うものになっています。

スピーカーにおけるバッフルの役割というのは音の性質を決定付ける最重要要素のひとつで、同じユニットを使っていてもバッフルデザインが変われば根本的に音の鳴り方が変わります。Cremona Mのように狭いバッフルの場合は比較的音の指向性が高くなり、セッティングをきちんと行い最適な場所から聴くと抜群の定位感を実現する事ができます。反面、部屋の壁の影響を受けやすく、背後・左右の壁から適度に距離を置かないとなかなかその性能をフルに発揮できないばかりか、聴く位置によって音の傾向がコロコロ変わってしまいます。

Elipsaのバッフルは幅の広い曲面となっていて、これが上から見るとラグビーボール型にぐるりと一周したデザインとなっています。これをSonus faberでは「仮想無限大バッフル」などとたいそうな呼称を与えていますが、このバッフルの利点は本物の楽器のように音がキャビネットに回り込みながら360度放射・拡散するような鳴り方をする事です。バイオリン等の表板と同じ原理です。この方式のキャビネットは周りの壁の影響を比較的受けにくく、セッティングにそれ程シビアにならなくても良い事と、割とどの位置から聴いても音が安定している事が特徴です。

Cremona Mと比較して、小音量でも音のバランスが壊れず痩せないこと、低域がより伸びること、そしてスピーカーが消えるような自然な鳴り方をする事がElipsaに決めた主な理由です。楕円のバッフルから放射される音は、まるで本物の楽器が出す音のように自然で、このスピーカーの最大の特徴であって美点だと思います。

私は真空管アンプとの組み合わせで聴いています。石のアンプでもかなり聴きましたが、弦の鳴り方と音の陰影の出方が美しかった為に真空管アンプ「McIntosh MC275」を二台導入して鳴らしています。真空管とSonus faber、いわゆる「ハイファイ」とは随分離れたところに私の好みはありますが、この組み合わせはかなりツボにはまっています。

「スピーカーは楽器だ」と言われる事がありますが、Sonus faber Elipsaのチェロを彷彿とさせるデザインと鳴り方は楽器そのもののような気がします。

レス一覧

  1. bybalance at2009-09-27 10:42

    お久しぶりです。
    何よりもお部屋が素敵過ぎて羨ましいです(笑)
    高価なものなのに物としてあまり評価されない
    オーディオを物として価値を引き上げてくれてる
    感じがします。
    この空間ならCremonaよりElipsaのほうがぴったりですね。

  2. byMagicDragon at2009-09-28 13:44

    balanceさん、コメントありがとうございます。
    ゆったり聴くならElipsaが適していると思いますが、
    Cremona Mもとても素敵なスピーカーです。
    この部屋は天井がとても高いのでスケールの大きい
    スピーカーじゃないと音が広がらないんですよね。

  3. by善きサマリア人 at2009-09-29 18:32

    はじめまして
    Sonus faberをはじめとして、素敵な音楽環境を構築されて素晴らしいと思いました。
    Elipsaは試聴したことはありませんが、おっしゃる通り特に弦楽器の表現についてはソナスは衝撃的なほどの素晴らしさを感じます。倍音がちょうど良い具合に出ているのでしょうか、たしかに楽器が鳴っているかのように思います。
    私も、所有しているアキュフェーズにグランドピアノドムスを組み合わせてみる予定です。到底、MagicDragonさんのシステムにはおよびませんが、私なりに楽しもうと思います。
    今後も、レビュー楽しみにしています。

  4. byRay at2009-09-29 20:30

    MagicDragonさん 今晩ワ

    やっとアップされましたね。Elipsaを従えたMcIntosh C2300/MC275 x 2を。
    さすがに広いお部屋にマッチしていますね。
    Elipsaが小さく見える様な気が。
    どこぞのショウルームと見間違ってしまう様な雰囲気ですネ。

    真空管から醸し出されるElipsaの音、長い間聴いていても全く疲れを感じない様な。

    リスニングルームでは本格的なマルチも味わえる、
    これはもう至上のオーディオ環境ですね。
    お仕事のお疲れを存分にオーディオで意やして下さい。

  5. byMagicDragon at2009-10-01 00:30

    >善きサマリア人さん

    はじめまして、コメントありがとうございます。
    ソナスは弦が綺麗だという前評判通り、芯があり響きがとても自然で本来の音と比較して違和感の無い音だと思います。グランドピアノドムスも長い時間試聴しましたが好印象でした。どの仕上げをお考えですか?私はドムスシリーズのチークの質感がとても好きです。

    >Rayさん

    いつもコメントありがとうございます。
    このリビングは広いばかりか天井が高いのでCremona Mと比較してステージが圧倒的に大きいElipsaじゃないとうまく鳴らないと思ってElipsaを選んだのですが、間違いではなかったようです。真空管とソナスのマッチングは「ツボ」にはまっていますので、以前使っていたAllison Acousticsのように長い間使えるものと思います。2チャンネル環境はあとSACDプレーヤーの追加で終了です。このシステムを使ってみてやはりマルチの素晴らしさと表現力を改めて実感しましたので、SACDプレーヤーを追加した後は2チャンネルに投資することはもう無いと思います。マルチは将来的にアンプとプレーヤーを更新することになりそうです。

    >ログハウスさん

    こんにちは、コメントありがとうございます。
    Elipsaは威風堂々という表現が似合うデザインだと思います。グラファイト色も見ましたが、グラファイトはもっと威圧感があってダースベイダーのようでした。時計が置いてあるのはここがリビングだからです(笑)ただこの時計はカチカチ音がしないタイプなので大丈夫です。本来リビングはさりげないオーディオを、と心がけていたのですが、Elipsaは全くさりげなくないのでこれ以上オーディオの為に何か、と言うと家内が怒るでしょう(笑)ソナスはクラシックが美しいというのは本当の事です。これから更にエージングが進みどんな風に変身するか楽しみです。

  6. by善きサマリア人 at2009-10-03 10:11

    MagicDragonさん
    ドムスはチークを選択しました。
    楽器と同じで、音だけでなくそのデザイン、色合いなども重要な要素だと思います。木のぬくもりが欲しいという点は、皆さんも多く抱かれている感情ではないでしょうか。
    実は、ラック(クアドラ)も現行のB&Wもウォールナットのデザインであり、全体のバランスを考えると、チークよりもソナスならばamatiなどのレッドヴァイオリンの方がいいのかなと思いました。もしかしたら、ウォールナットは英国人好み、クレモナシリーズの木目やチークはイタリア人好みと微妙に違うのでしょうね。
    MagicDragonさんは明るい木目と緑を配しうまくイタリア風にまとめられていると思いました。もちろん今はこのチークを生かせるようなレイアウトを構築していき楽しもうと思っています。

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【SPEC】●型式:3ウェイバスレフ フロア型システム ●ユニット:軽量アルミマグネシウム合金コーン260mmウーファー、150mm新開発ミッドレンジドライバー、デフューザーつき25mm口径リングラジエーター ●周波数特性:35Hz〜35kHz ●インピーダンス:4Ω ●出力音圧レベル:91dB(2.83V/1m) ●クロスオーバー:250Hz/2.3kHz ●外形寸法:550W×1250H×455Dmm ●質量:48kg