JFSoundsのスピーカーケーブルを使ってみました。
http://www.jpfs.co.jp/product/jfsounds.html
現在、ネット販売のみ(下記サイト参照)で販売されています。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/jfsounds/ms227c.html
写真のようにシリカゲルで湿気を防止し、撮影のために開梱しましたが、これをビニールで密封して丁寧に配送されてきました。

ケーブル芯材は純マグネシウムの周りに6本のPC-Triple Cが配され、マグネシウムの振動減衰能が高いため、床からの振動や音圧によるケーブルの2次振動が抑えられ、音楽信号以外の振動起因の誘導電流が発生しにくくなるため、音が良くなるようです。

音の印象です。
1.音が平面的にならず、奥行きも含め上下左右の立体感があります。
2.生き生きとして躍動感のある音調で、聴いていて楽しくなります。
3.S/Nが非常に良く、楽音の消え入るところまで綺麗に表現できています。
S/Nが良いのは、マグネシウムによる制振の効果の可能性が考えられます。
昔試したゴム等の防振とは違い、音が痩せていない所が素晴らしいです。
4.音量を普段より1目盛り上げても、聴いていて五月蠅く感じないため、
歪が少ないと思われます。
5.締まりある力強い低音が出ています。
6.ボーカルの定位も良好です。
最初、高域が強めかなと感じましたが、何日か聴いているうちに、上記のように良好な音となり、いつまでもずっと聴いていたいと思えました。
最も印象的だったのは、スピーカーケーブルで奥行き感がこれだけ出るものは初めてだったことで、音が3次元的に広がる様が圧巻です。
これまで、同じ材質(PC-Triple C)を使ったアコリバのスピーカーケーブルSPC-REFERENCE-tripleCを(PC-OCC AのSPC-REFERENCEに替えて引き続き)気に入って使っていましたが、これを圧倒する表現力でした。
システム構成は以下になります。
CD :デノン DCD-S1(イケオン改)
PAD MIZUNOSEI RCA(インターコネクタケーブル)
PRE :マッキントシュ C-40
PAD MIZUNOSEI RCA(インターコネクタケーブル)
POWER:マークレビンソン No.334L
JFSOUNDS SIN-KAI MS227C(本スピーカーケーブル)
SP :インフィニティ Renaissance 90
ムラタ ES103 A(スーパーツィーター)