CDバカ
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最初にオーディオに目覚めたのは80年代前半。 598スピーカーと798アンプが市場を席捲、物量投入&重量競争の最盛期でした。 社会人になっての寮生活とその後のワンルームマンション生活の10数年は完…

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オーディオ三昧
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持ち家(戸建) / リビング兼用 / オーディオ・シアター兼用ルーム / ~12畳 / 防音なし / スクリーン~80型 / ~2ch
一人暮らしの気ままさゆえ、寝室を除く3部屋にオーディオ機器(新旧とりまぜ)を設置して、 各部屋で音楽を聴きながら好きなことをしています。(引きこもってはいません) メインシステムは2階のLDKに設…
所有製品
  • フォノイコライザー
    ACCUPHASE C-27
  • ADプレーヤー
    YAMAHA GT-2000
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    DENON PMA-S10II
  • ADプレーヤー
    YAMAHA GT-2000X
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    DIATONE DS-1000ZX

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レビュー/コメント

A-65
ACCUPHASE
A-65
¥1,050,000(税込)
発売:2009年4月中旬
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全てのCDがリマスタリングされたかのような効果


1.扱い安さ
セッティングで最初に思ったこと。スピーカー接続端子の扱い易さです。
先日の日記にも軽く触れましたが、これまで使用してアンプでは考えられな
い止め具の太さです。計ったら直径が3.5センチもありました。
しかも端子と端子の間が結構離れているので、まるで棒を握るような感じで
5本の指全体を使って締め付けることが出来ます。こんな経験は初めてでこれ
だけでも感激です。

2.外観。
全面にあるボタンは主電源スイッチのみ。他のメーター切り替えとか、入力切
替(バランス、アンバランス)、ゲイン切り替えとかの一旦セットしたらあと
はほとんどいじらないスイッチ類は、プリアンプと同様、シーリングポケット
内に入っていて実に高級感があります。
大きさは、P-5000と横幅は全く同じで、奥行きが5センチほど増えました。
セッティングボードに普通に乗るサイズで安心しました。
あと、ディジタルメーターについて。
ワット数の数字表示と、昔のカセットデッキのようなドット式のメーター
表示が選択できます。使い勝手上では数字表示が良いです。最高出力値をずっ
と表示したままにすることも、1秒置きにピークホールド値が変わることも
選択可能です。
ドットメーターは非常にチープで、なんか悲しいです。ドットも小さいので
動きがチラチラするだけで見づらいです。
ドットメーターだったら、昔の針式のアナログ表示が良いと思いました。

3.音はどう変わったか
(1)全体結論
P-5000と比べて何が変わったか。全て変わっちゃいました!!
音調(高域とか低域とか)、音像表現、音場表現、全てです。
聴き慣れたCDが全てリマスタリングされて買い直したような感じです。
これまで特に優秀録音と思っていなかったCDは音像がカチっと定位し、リアル
感タップリの優秀録音盤に。
これまでの優秀録音盤は、「定位感」とか「リアルさ」とかの次元を軽くジャン
プアップし、飛び出す絵本と化してしまいました。
以下、聴いたCD毎に変化の感じを書いてみます。

(2)奥村愛「愛のあいさつ」
ヴァイオリンの一音目で、引き手の存在が見えたような錯覚に捉えられました。
音は鮮烈さを増し、聴き慣れた音のはずなのに、「うわ、きれい」と思ってし
まいました。
これまでのグレードアップ効果で、楽器自体の存在を感じるようなリアルな音
像を認識出来るようになっていたので、これ以上の音像の変化はないだろうと
思っていました。まさか、奏者の姿を見せてくれるとは想像外の変化です。
音調面では、このCDの3曲目で、ヴァイリオンの最高音部が奏でられますが、
これまでは非常につらそうに聴こえたのですが、今は、普通の高音部程度のよ
うに余裕しゃくしゃくで鳴っており、つらそうな感じが全く感じられませんで
した。又、全体に音に更に厚みが加わっていてゴージャスさを感じました。

(3)藤田恵美「カモミールベスト」
最初の楽器の音で先ず飛び出す絵本状態になりました。
そしてボーカル。これまでも、ボーカルは飛び出す絵本状態になっていたので
すが、今度は歌っている顔の表情が見える感じに錯覚してしまいました。

(4)「鳥の楽園セイシェル」(古いCDで恐縮です)
波の動き、囀る鳥達の遠近がリアルに感じます。
又、これまで出だし5分ほど続く右チャンネルからの鳥の鳴き声が非常に鋭い
感じで、ボリュームを落としたくなっていたのが、ごく自然な泣き声となり、
ボリュームを落としたい感じは全くなくなりました。
鳥の声の大きさはこれまで小さい声と大きい声で、遠近を想像していましたが、
今回は想像しなくても、声の大きさは大小ではなく、遠近を直接見せてくれる
ようになりました。
最後の方で小さくかすかに鳴り響く教会の鐘の音も、遠くの森にある存在感を
直接感じさせてくれるようになりました。

(5)ロック系
ロック系も聴いてみました。楽器の定位、ボーカルの定位が本当に素晴らしい
です。これまでは素晴らしいとまでは感じられませんでした。
又、特に低域の音がすごいようで、ベースが奏でる音階がはっきりと自然に
聴こえるのです。ベースの音階が意識しなくとも、当たり前のように演奏中ず
っと聴こえているというのは初めてです。

(6)総括
クラシックもポップスもロックも全体に感じるもう一つの大きな変化は、音
全体にゴージャス感が加わったように聴こえます。キラキラした感じは全く
ないし、エコー感が加わったような感じでもないのに、音が豪華なのです。
コーラスものではてきめんでした。人数が増えたような豪華感です。
何の効果なのかは分かりません。
全てに言える変化なのです。音楽を聴いていて楽しさが増しています。
試しに、オーディオチェックCDで重低音のチェックをしてみました。
60H以下の低音が音量を上げなくてもしっかりと奏でられるようになりまし
た。明らかな変化です。
CDによっては、コンペンセンター(ラウドネス)を入れていたかなと確認
をしてしまうほどです。
なるほど、これがAクラスアンプの実力(のほんの一端)なのかと交換効果を
実感し、感激を味わった1日でした。
購入してまだ2日目。これがエージングによって熟成・覚醒を迎えたらどんな
音になるのか、本当に楽しみです。

こうした変化をパワーアンプの交換だけで感じることが出来たということは
本当に驚きでした。まるでスピーカー自体を変えたかのような変化とも感じ
ました。
P-5000はS-1EXを鳴らし切っていなかったのだと思いました。
逆にS-1EXの懐の深さにも改めて感心した次第です。
以上です。

レス一覧

  1. by渡辺 at2009-04-20 19:47

    CDバカさん、こんばんは、
    思わず、欲しくなってしまいました。
    A-45と思っていましたが、65にいきたいです。

  2. byCDバカ at2009-04-20 20:37

    taka002 さん、こんばんは、はじまして。
    お祝いのお言葉ありがとうございます。
    「羨ましい」などと言って頂き、恐縮です。
    私は逆に、A-45ユーザの方を羨ましく思っていましたので、今回はその反動
    も手伝って、どうせならという気持ちもあってA-65に踏み切った次第です。
    A-45とA-65の聴き比べ、非常に興味がありますよね。
    ショップの試聴会ではこういう比較試聴を実施してくれれば良いのにと思います。
    今回の私の交換効果の感想は、ABクラスパワーP-5000からの交換なので、変化
    をより大きく感じたのだと思います。
    G2000とA-65の組合せなら、どこかのショップで聴かせてくれそうな気がします。
    その際には是非感想などをお聞かせ下さい。
    今後ともよろしくお願いします。

  3. byCDバカ at2009-04-20 20:48

    渡辺さん、お久しぶりです。
    レスありがとうございます。
    アンプのグレードアップを画策されていたのですね。
    E-530からの交換だと、なまじのセパレートでは交換効果を実感するのが難し
    かもしれませんね。
    でも、E-530だと、AAVAは未装備のはず。AAVAの魅力も非常に大きかったです
    ので、ここは、プリかパワーか思いっきり悩ましい選択になりそうですね。
    思いっきり悩んで下さい。(余計なことを言っちゃったらすみません)
    A-45かA-65ということですが、私の感想はあくまで、P-5000からの交換によ
    るものですので、A-45だったとしてもかなりの交換効果を感じたかも知れま
    せん。その辺、誤解の無きようお願い致します。

  4. byアコスの住人 at2009-04-20 21:27

    CDおバカさん  コチラにもお邪魔しますね  (^o^)丿

     惚れましたね !(^^)!  良い結果です。


     共通点が多い A-60ユーザーといたしましては 「フムフム」と納得しながら読ませて頂きました。

     1).  スピーカー端子・・・

     コレいいですよね  (^_^)v   どんなんでも持ってこいやァ-!って感じの造りで・・・ シッカリと締まりまっせ。  直付け派のワタシとしては嬉しい限りです。   ただし 貧乏なワタシですから 高価なケーブルが用いれなくて チョッと持て余している様な気がしています  (-_-;)    ただし 色々なアンプを使ってきていますが あのスピーカー端子は最強ですね。

     2).  フロントパネル・・・

     アナログ世代の私ですが あのデジタルメーターは かっこエェ~~と思っています。  設置位置の関係で 視聴時には余り目には入らないのですが(視線を落すと見れる)・・・  ホールド時間が もうチョッとあるのがあれば いいなァ~~なんて思っています。    一方 LEDのメーターは頂けないなァ~~ ウチでアレを選択すると 単なる「横赤棒」で・・・  動く範囲が狭いんだよね。    無くても・・・ ((+_+))

     因みに A-60には シーリングパネルは無いんですよね。  私は バランス入力(CDPから)と アンバランス入力(AVampから)の切り替えを頻繁に行いますし 電源のon/offは ゲインを下げてから操作する癖が付いちゃっていますので 私にとって「蓋」は不要なのですが・・・  蓋がある A-65のフロントは精悍な面構えで惚れてしまいそうですね。


     音は・・・(肝心なトコロなのですが) まァ- ここは好みの世界ですから・・・  でも CDおバカさんも お気に召されている様ですから「良し」ですよね。  エージングが進むにつれ 益々変貌して行く事でしょう。  ヽ(^o^)丿   S-1EXの潜在能力がドンドン引き出されてきそうですね。

  5. byCDバカ at2009-04-20 21:49

    taka002さん、再レスありがとうございます。
    A-65を借り受けられるならそれがベストですね。
    でも、でもです。
    重いですよ~、43キロ。
    P-5000は私も一人で二階に担ぎ上げて普通にセッティング出来ましたが、
    A-65は駄目でした。ショップの方もギブアップされ、二人がかりでもちあ
    げました。「一人で持てる重さ」なんていう高松常務の言葉は絶対にウソです。
    持てません。
    セッティングの際にはお気をつけ下さい。10キロプラスは半端じゃないです。
    改めまして、こちらこそよろしくお願いします。

  6. byCDバカ at2009-04-20 21:55

    アコスさん、いらっしゃいませ。こちらのコーナーにもお立ち寄り頂きあり
    がとうございます。
    色々共感を頂き、嬉しいです。
    本当、あの端子は絶品ですよね。惚れ惚れです。
    エージングの進行と、これまでの経験での「ある日突然の激変」、これを心待ち
    にしています。
    スピーカーにも惚れ直しました。
    ボーカルなんて本当に、マイクに向かっている雰囲気まで見えてくる感じの生々
    しさなんです。
    「いつかはアヴァロン」と思ってましたが、S-1EXをとことん使い込んでやろうと
    思い直しました。
    大変丁寧なレス、ありがとうございました。

  7. byニャンタ at2009-04-22 06:54

    CDバカさん、おはようございます。
    遅レスで失礼致します。

    レビューを拝見すると感覚的にやはりA-65はA-60の性格・特徴を色濃く発展させたもののようですね。
    アンプを替えると自分のスピーカーにまだこんな音が隠されていたのかとハッ!とさせられる思いがしたのは自分も同じでした。
    アコスさんもおっしゃってますが、最後は好みの世界ですからドンピシャだったようでお喜び申し上げます。
    これから夏場に向けてA級は熱くなりますがお気をつけくださいネッ!

               ニャンタでした。

  8. byCDバカ at2009-04-22 21:07

    ニャンタさんこんばんは。
    前回の日記へのレスに引き続き、レスを頂きありがとうございます。
    又暖かいお言葉もありがとうございます。
    仰る通り、A-65がもたらしてくれた音質変化は本当にドンピシャだと思います。
    タイトな音像と広がる音場、そして本当の低域を土台とした誇張感のない音全体
    の分厚さとふくよかさ。そしてキツサを全く感じさせない優しさすら感じる最高音部。
    本当にドツボです。
    これ以上の変化なんてあるんだろうかと思ってしまってます。
    まだ4日目ですが本当に絶好調な感じです。
    このアンプの性能をちゃんと受け止めているスピーカーにも感謝です。
    ちなみに、暑さも絶好調です。でもなんとなく心地よいです。

  9. byクイント at2009-04-22 23:30

    こんばんは。
    レビューとても参考になりました。
    S-1EXの懐の深さを再認識されたってことは、
    大幅なグレードアップだったって事なんでしょうね。

    セッティングお疲れ様でした。
    P-5000の30kgちょっとなら一人で持てそうですが、
    40kgオーバーのA-65は厳しそうですね。
    そういえば試聴会で、廃熱フィンの間隔は大人の指が入る間隔で、
    なんて発言を思い出してしまいました。

    今後のエージングでの変化も楽しみで羨ましい限りです。

  10. byCDバカ at2009-04-24 20:44

    クイントさん、こんばんは。レスありがとうございます。
    昨日は徹夜仕事で帰宅できず、返信が出来ませんでした。申し訳ありません。
    クイントさんのご推察通り、本当に大幅なグレードアップになったと思っていま
    す。全ての面でP-5000で聴いていた音を好度なレベルで凌駕しているという感じ
    で、買って良かったと満足感一杯です。
    セッティングはとにかく重いです。放熱フィンに指を通して持つと非常に持ち
    安かったです。この辺はアイディアなんでしょうね。細かな気配りだと思います。
    エージング完了後の音は本当に想像が付きません。
    これ以上のグレードアップのイメージがまだわいてきません。
    どのような変化を見せてくれるのか、本当に楽しみです。

  11. byスピノル at2009-05-02 23:19

    セイシェルに反応したスピノルです。

    > (4)「鳥の楽園セイシェル」(古いCDで恐縮です)
    > 波の動き、囀る鳥達の遠近がリアルに感じます。

    私も、評価用・エージング用に使っています。

    以前に、
    > 波が砕けて出来るゴボゴボという音が、DP-700では
    > ちゃんと水の「ゴボゴボ」音として認識できたのに、
    というのを拝見して、もしやと思いました。

  12. byCDバカ at2009-05-03 07:44

    スピノルさん、 お早うございます。
    「セイシェル」に反応いただきありがとうございます。
    昔々、長岡鉄男氏が雑誌で機器レビュー用のCDとして使用されていたので、
    私もずっと使ってました。他、このシリーズで「梵鐘」とか、「オータム・
    ナイト・ファンタジー」なんかも使っています。やはり長岡物です。
    最近はもっぱら「セイシェル」ばかりですけど。

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【SPEC】●定格連続平均出力(20Hz〜20kHz間):60W/ch(8Ω)、120W/ch(4Ω)、240W/ch(2Ω)、480W/ch(1Ω) ●全高調波歪率:0.07%(2Ω、ステレオ時) ●周波数特性:20Hz〜20kHz(+0/-0.2dB) ●ダンピングファクター:400 ●S/N比:115dB(ゲインスイッチMAX) ●消費電力:530W(無入力時 280W・8Ω負荷定格出力時 380W) ●最大外形寸法:465W×238H×515Dmm ●質量:43.0kg